cvmontoの日記: MIT、ワイヤレスで電力転送に成功 44
日記 by
cvmonto
Slashdot本家に
MIT Wirelessly Powers a Lightbulbという衝撃的記事が載っている。
この技術はWiTricityと呼ばれるようで、レーザーのようなものとは違う仕組みのようだ。
電力まで無線の時代になるとモバイルシーンも随分と様変わりしそうだ。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
終わったな (スコア:1)
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
正しく届くの? (スコア:1, おもしろおかしい)
俺の電気返してくれーとか。
二次元じゃない! (スコア:1)
一体、どの部分が目新しいのだろう?
コイルを作って遊んでいたら、たまたま数十Wの電力伝送ができた、という感じだか。
高周波誘導点灯の蛍光灯とどこが違うんだろう?
今になって思うのは、周波数が40MHzくらいだったから、一次側のコイルは二次元状と勝手に思い込んでいたかも。
さすがに、周波数が低くなると、コイルの形状が目立ってしまっただけかも。
もしかして、電力伝送の効率と、コイルの形状は密接な関係があるのか?
周波数が決まると最適解は一つしかないのか?
教えて、アンテナ名人。
Re:二次元じゃない! (スコア:3, 参考になる)
コイル -> 電磁波の輻射 -> 別のコイルによる電磁波の吸収 ->電力
受け側コイルと異なる方向に飛んで行った電磁波の輻射は無駄になる。
今回のは2個のコイルとその中間の電磁場が結合して単一の系をなしている。
だから電磁波として輻射されているわけではない。そのため伝送効率は高い。
周波数が上がると伝達距離は短くなる。
(波長より有意に長い距離では単なる電磁波の輻射となってしまうため)
実現 (スコア:1)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0401/uocchi/802.htm [impress.co.jp]
まさか実現する日が来るなんて……。
違いがわからん (スコア:1)
Re:違いがわからん (スコア:2, 参考になる)
これは単に放射された電磁波によるもの.
今回のものは電磁波として放射はされない.それだけの違い.
放射されると他の方向に飛んで行ったのは無駄になるが,放射じゃなければその分の無駄はない.
Re:違いがわからん (スコア:1)
the.ACount
Re:違いがわからん (スコア:1)
一応電磁波だと思いますよ。
英語の訳し間違いかもしれないですけど、磁場を照射して二次コイルで受けるわけですから、無駄もかなり出てきます。
人間に影響が出ないように考慮した結果の磁場なんでしょう。
しかし、低周波で共振が可能なら送電線からも電力を受電できるかもしれないですね:-P
但し (スコア:0)
Re:但し (スコア:5, 参考になる)
もし体の中にその周波数で共振するものがあればQ次第で影響はあるだろうけど。
共振状態にある並列共振回路は理論的には電力を全く消費しない。
これは外部に影響を及ぼし得ない事を意味する。外部に影響があるのならその分電力を消費するはずだからね。
で、こいつの近くに同じ周波数で共振する並列共振回路を持ってくると、持ってきた方の回路も共振するようになる。
これがテスラコイル。
でもやっぱり電力は消費されない。追加した回路(二次側)も電力を消費しないから。
そして共振している回路以外に関しては最初と同じで影響は受けない。
理由も回路一つの場合と同じで系が電力を消費しないから。
で、このままだと電力の伝送にはならないので二次側に負荷を繋いでやる。
Qが下がって結合が浅くなるけど系で消費する電力は負荷で消費した電力以上にはならない。
つまり外部への影響はない。理論的には。
技術的には理論的回路からの乖離がキモだろう。
無電源型〜 (スコア:1)
だけど、この技術って、受電部が小さくて済むなら
体内埋め込み型の機器の電力供給に大いに活用できるので
人体への影響は誰かが調べるんじゃないでしょうかね?
# 携帯電話使ってる方が余程影響あるよっ、ていうような結果がでちゃうのかな・・・
Re:但し (スコア:0)
Re:但し (スコア:0)
Re:但し (スコア:0)
月はでているか? (スコア:0)
Re:月はでているか? (スコア:4, 参考になる)
これって要するにテスラコイルなトランス。原理や振舞いがとぉーーーくに知れ渡っているのでジャンル的には研究って言うより開発な気がする。
Re:月はでているか? (スコア:0)
Re:月はでているか? (スコア:0)
それでは (スコア:0)
#タックルどこ行ったんや~
モバイルにはちょっと (スコア:0)
ちときついかね。
アンテナのサイズは物理法則が決める場合が多いので、
技術が進むにしたがって小型化があまり期待できなさそう。
効率40%っても残念だがこれは改善の余地があるかも。
Re:モバイルにはちょっと (スコア:3, すばらしい洞察)
それ以前の段階の話であって。
こういう人は先行投資とかしないし、基礎研究なのに失敗すると、怒りまくる人だ・・・。
スルーカ0 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:モバイルにはちょっと (スコア:1)
現状で効率40%ということは、60Wのエネルギーを受け取る場合に120Wのエネルギーが無駄に熱となって消えているということで地球環境の面ではやさしくないですね。
電波を使う場合、エネルギーは距離の二乗に反比例でしたっけ?
素人考えではこの辺をクリアするためには周波数を高くしてビームを鋭くするという方向しかないような気がするんですが、だとするとそれ以外の方法という面でのなんらかのブレークスルーがないと実用化は厳しそうですよね。
研究途中で「より効率のよい電磁兵器」とかが出てきそう(笑)。
Re:モバイルにはちょっと (スコア:1)
むしろアンテナにはならないようにするとか、共振回路のQを上げるのとか、共振周波数を一致させるとかが効率改善の鍵。たぶん。
# 負荷があるから理論的に効率100%はないかもしれない。
Re:モバイルにはちょっと (スコア:1)
アンテナもいかに同調を取るかがポイントですから。
きっちり調整されたダイポールはまともに調整していない2エレ八木より性能よかったりしますし。
それと今時の無線機は自動同調回路を持っているらしいですね。
最もこれは送信の効率を上げるためのようですが。
Re:モバイルにはちょっと (スコア:2, 参考になる)
電波を放射しちゃうとその分だけ損失になるので放射しないようにしているはず。
Re:モバイルにはちょっと (スコア:0)
それだと効率33.3%じゃない?
Re:モバイルにはちょっと (スコア:1)
この分は私の頭の能力が一般人の7%しかないということで勘弁してください
Re:モバイルにはちょっと (スコア:0)
Re:モバイルにはちょっと (スコア:1)
三乗にするとあまりに効率が悪すぎますんで、天下のMITがそのようなものを胸はって発表するはずはないだろうと(笑)。
けど、あまりに鋭いビームで5cm動いたら使えない、という事はないよね?、多分。
AMラジオの電波 (スコア:0)
エレホビーな人は思い起こすのであった。
#ニュースでAM電波が引き起こすトラブルはまれに聞きますけどさ。
Re:AMラジオの電波 (スコア:1)
あとはSuicaとかのICカードも電磁波を電圧に変換してますし。
Re:AMラジオの電波 (スコア:0)
Re:AMラジオの電波 (スコア:0)
『「ワイヤレス充電」実現へ前進』って (スコア:0)
もう少し見出しのタイトルには気を使ったほうがよくないかね、ITmediaさんは。
Re:『「ワイヤレス充電」実現へ前進』って (スコア:1)
むしろ「充電」が短絡的で無神経と思います。「電源供給」とか「送電」とかのほうが、まだましかな?
Re:『「ワイヤレス充電」実現へ前進』って (スコア:0)
概念がどうこうじゃなくて、見た人が勘違いしやすいって話でしょ。
温室効果ガス削減 (スコア:0)
転送の時点で半分以上のエネルギーを捨ててしまうのは、厳しいなぁ。
宇宙太陽光発電に有効か?! (スコア:0)
無理です (スコア:0)
宇宙の発電所 (スコア:0)
太陽の近くの宇宙発電所から電波で電力供給している
未来の話