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日記

jmz-yamの日記: 富士山に登ってきたよ 2

日記 by jmz-yam

オイラが所属している自転車チームDot3は何とも緩い繋がりでありながら、各人突出した分野を持っていて興味深い人達ばかり。
そんななか、チーム発起人というか調査担当者が最近目を付けたのは登山。アウトドアグッズがガジェッターの心に響いたらしい。彼は自転車に乗れない日々だっただけに、スイッチが入ってからというもの、1人近所の山へ通い、いろいろ調査していたようだ。

そしてチームへ「富士山に登らないか」と告知があった。
新し物好きのメンバーが集まり3人で富士山へ登る事となった。

まぁ、だいたい自転車関係のウエアや遠征グッズで何とかなるだろうと、ゴアテックスの防水シューズを買ったぐらいで、テストとして低山登山を実施した。
それなりに爽やかな森の中を縦走して20km程度歩いて感じをつかんだ。うん、登山用のズボンを買おう。自転車で使っていた膝丈ズボンは脚にまとわりついてダメだ。
他のグッズは昔1人で関東平野を走り回っていた時に使っていたハイドレーションや遠征用ザック、ファイントラックのドライインナーなど、優秀なものばかり。

ズボンは、ファイントラックのカミノパンツを購入してすっきり解決。軽いし、伸びるし、濡れても平気なので、普段使いしている。

そんなこんなで準備をしているようでしていないまま予定していた登山日となりました。
計画としては人が少ない御殿場ルートで、さらに平日に登り、山小屋へ一泊。御来光を頂上で見て下山&温泉の計画でした。

御殿場ルートは、まあ長い分には体力馬鹿ばかりだし、人が多くてうんざりしたのは縦走のゴール地点で味わっているので、「人が少ない」は第一条件となったので、こうなりました。

早朝に集合し、車で御殿場5合目まで。人気が無いのでマイカー規制もありません。
早速帽子を忘れたメンバー1、登山靴を忘れた(途中で無事回収した)メンバー2、そしてロギング用のGPSを忘れたオイラと、まぁ、まんべんなく忘れ物をして現地へ向かいます。

朝食と昼食、あと貴重な水をコンビニで買い、準備をします。水は各自3リットル以上と行動時の他に食事用も準備。かなりの重さになりますが、こればっかりはどうしようもない。

そして御殿場5合目に車を止めて、登山口にいたスタッフ1000円払って登山開始。(意味あるかわからないけど、まぁ気分的に。早速缶バッジと小冊子という荷物をもらってしまい、萎えたけど)
開始直後からガスった視界で、荒い砂地を踏みながら登る。雑に踏み出すと滑ってしまい、かなりロスとなるため、神経を使う。周りは荒涼としており、ブルトーザーで作った登山道以外何もない。前に1人登山者らしき人がいたけどいつの間にか見えなくなり、前後に登山者ゼロ。ホントにここは富士山か。ランニングにショートパンツの駅伝練習中のトレイルランナーが次々と抜かしていくためかろうじて富士山だと分かる。(来週末に富士登山駅伝があるため、全国から自衛隊が集まって練習中らしい。)

ここから2時間程度延々砂地を歩くとは知っていたが、かなりつらい。下を向いて他人の踏み跡を選びながらコツコツと登って行くしかない。そして気がついた。お腹すいた…と。早めに昼食にしようと計画していたが、それまで持ちそうにないほど腹が減った。早朝から活動しているのに、コンビニおにぎり二つで6合目まで登るって無理な話だった(笑)。
行動食として飴や羊羹を用意していたので、黙々と口にしながら登る。カーボローディングが必要という用意が思いつかなかった。よく考えてみれば6時間エンデューロぐらいの活動量だもんね。何たる不覚。せっかくの炭水化物摂取チャンスを逃すとは。
そして、これまでこんなに飴を食べた日はない。断言できる。
ちょっと焦ったためか、ペースを上げてしまい、メンバーからしばしば小休止を要求される。
そしてどうもメンバー2の様子がおかしい。ひょっとして高山病?というのは6合目での昼食休憩のときに判明した。食が細い&口数少ない。よく聞いてみると頭も痛いそうだ。
なんてこった。

でも進むしかない。そろそろ砂地も終わり砂利っぽくなってきたなという感じで登り続ける。そして、やっとガスを抜け雲の上へ。山頂見えるし、空は青いし、雲は横で白くうねっている。
なんとも雄大だが、まだまだ登るのか。

富士宮ルートの人がこちらに流れてきたらしく、やっと他の登山客をちらほらと見かけるようになってきた。「この人たちはあの砂登りを経験してないのか羨ましいギギギ」とか思わず、「足元が岩って素敵」と、どんどん良くなる足場に喜んでました。

そして8合目手前で本日宿泊予定の山小屋に到着。体調不良のメンバー2はここで横になり、メンバー1と二人で山頂へ偵察へ行くことにしました。とりあえず不要な荷物を出して…と思ってもゲイターとタオルぐらいしか出すものが無い。ダウンジャケットも防水防風用のジャケットももう着てしまっている。

山頂へ向かう道は岩場で、何とも歩きやすいような歩きにくいような。ステップ高さがバラバラなのはきついけど、力が逃げないので、踵で着地して臀筋で大腿を押し下げ、すっと立てば、ほとんど疲労しないで登って行ける。でも、ちょっと体をひねった状態で呼吸が浅くなったり、ハイドレーションから水を飲んで呼吸が止まると、リカバリで深呼吸が必要になるので酸素が薄いのがわかる。メンバー1はマイペースで行くから先に行けとペースが自由になったのでサクサクと進む。

そして岩の陰から鳥居が見えたのだけど、ひょっとして!?と思いながら歩いていくと山頂でした。まぁなんというか、山頂広い!火口凄い!こんな高さまで成長するなんて火山凄い。
でもって、やっぱりハンガーノック気味で腹ヘリな自分は山小屋を当てにして近くの小屋に向かってみたら…こちら側の山小屋閉まってたorz
後から追いついたメンバー1と、開いてる山小屋を目指して御鉢を半周周り、やっとラーメンにありついた。もうこの頃には日が陰り気味で風が強くなり、寒さが半端なくなる。
染み入るラーメンを食べながら「明日は無理かもなぁ」という相談をしつつ、山頂PORTALのKEYを2つゲットして山小屋へ向かって下山開始。

夕日に背を押されながら山小屋へ転がり込み、今日のミッションは完了。
荷解きをして、富士山の影が雲の上に広がっていくのを眺めながら、ビールで乾杯。(これは止めておけばよかったかも。寝ている間の高山病的な感じは、これが原因だった可能性が。)

山小屋の夕食はカレー。普通に美味くて3杯も食べてしまった。先ほどのビールの酔いもあって早々に就寝。そして消灯直前に目が覚めてしまい、トイレに外に出ると満天の星空。下界の夜景も星の様で何とも良い眺め。久しぶりに天の川を見たよ。

でもって、ここから微妙に厳しい時間帯となった。横になっても空気が乾燥していて喉が痛い。タオルで簡易マスクとするが、今度は呼吸が苦しくてなかなか寝付けない。深呼吸で酸素を補充するが、眠りつくと呼吸が浅くなり苦しくて目が覚める。こんな状況を数時間やってたみたい。うとうとしだしたら、今度は御来光を見るために準備を始める人たちがごそごそ動き出し寝られない。音は耳栓でカバーできるが、ヘッデンの明かりがちらちら動き回るのは非常に厳しい。やっと2時ごろには皆出発して、ちょっと寝られた。

そして4時ごろ起きだして、水平線が白い線になっているのを眺めながら御来光を待つ。山頂に行かなくても十二分に堪能できた。
30分ほど堪能したのち、荷物を整理して朝ごはん。目玉焼きにハムだけど、御飯は自由なのでしっかりと食べる。

快晴の中、下山開始。山頂もきれいに見えて高山病のメンバー2がちょっと残念そう。でも相変わらず具合悪いみたい。
まぁ、下って行けば元気になるだろうと、眼下の雲と森と街を眺めながらのんびりと下る。
途中、宝永山山頂に立ち寄ったり砂走りをしたりしながら下山完了。最後はふかふかの砂地を探して歩くぐらい登りと下りで路面に対する愛着が違う。

駐車場に戻り、銭湯があくまでの時間調整がてら、残った食糧とコーヒーで休憩。山小屋で買った500ml500円の水を惜しげもなく使ってお湯を沸かした。保険代わりの水だったので、残って正解なんだけどね。

御殿場IC近くのスーパー銭湯に寄って全身を二回洗ってやっとすっきり。足柄SAでお昼を食べて帰ってきました。

帰宅すると全身が浮腫んで手首や足首がぷくぷくに。調べてみると浮腫みも高山病の症状の一つらしい。元気に登っていたけど、紙一重だったのかな。次からはもうちょっと気をつけよう。

さて、次はどこになりますやら。

#予行練習の縦走の時より筋肉痛が少ないのは、下りが砂地で楽だったからかな。
##下り怖い。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by uruya (22272) on 2014年08月01日 20時01分 (#2649377) 日記

    たぶん数日違いくらいで富士宮ルートを登りました。快晴でしたと?ぐぬぬ。
    高山病ばかりは体力とは関係ないのでどうしようもないですよね。
    あと下り怖い同意。2400メートルの標高差は2日にわけても…きついなあ。大砂走で時間は短縮できるだろうけど…
    どうしても小屋泊前提になるし、御殿場ルートは一生登れそうにありません。

    # 飲み会続きでROMモードだったため微妙に遅コメント

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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