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sillywalkの日記: トールキンの未完作品、息子が完成させ来春刊行(タレコミ) 41

日記 by sillywalk
CNNの記事によれば、故J.R.R.Tolkienの未完の作品「The Children of Húrin」を息子のChristopher Tolkienが完成させ、来春、Houghton Mifflin社(米国)ならびにHarperCollins社(英国)より出版されることが明らかとなりました。The Children of Húrinは故Tolkienが1918年より執筆を開始したものの完結せず、息子のChristopherが残された草稿などを基に約30年をかけて完成させたといいます。待ち焦がれたファンも多かったのでは?

掲載
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  • 未完成版は (スコア:4, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2006年09月20日 22時01分 (#1022810)
    草稿としてまとめられ、出版されているみたいですね。

    http://p9c.cc.titech.ac.jp/jrrt/UT/ [titech.ac.jp]

    ↑に紹介してるホームページがありました。
    • Re:未完成版は (スコア:3, 参考になる)

      by Elbereth (17793) on 2006年09月20日 22時49分 (#1022849)
      フーリンの子供達、というタイトルからしてトゥーリンとニエノールが
      中心となるストーリーでしょう。「シルマリルの物語」や
      「終らざりし物語」で、ある程度は読むことができます。

      #とか偉そうに書いておいて、違ってたりすると笑えない

      まぁトールキンファンでない人がいきなり読んでもちょっとつらいかと思います。
      とりあえず、「ホビットの冒険」「指輪物語」「シルマリルの物語」
      「終らざりし物語」、そして今作の順で読んでいけばいいのでは
      ないでしょうか。
      親コメント
      • by 0x0badbeef (28747) on 2006年09月21日 0時30分 (#1022958)

        とりあえず、「ホビットの冒険」「指輪物語」「シルマリルの物語」「終らざりし物語」、そして今作の順で読んでいけばいいのではないでしょうか。


        巷ではそう言われていますが、本当にそうかというと個人差があるかもしれません。

        ロード・オブ・ザ・リングのDVDも入手しやすいことですし、指輪物語から入って行くのもいいと思っていますし、自分としてはシルマリルよりも終わらざりし物語の方が、指輪物語の外伝っぽく楽しめ、後書きのシルマリルの梗概っぽいものもあり、そちらが先の方が理解しやすいかも、と思ってしまいました。

        あくまで個人差ですし、自分の例が特殊なのかもしれませんし、Elberethさんの意見の方が一般的なことは確かですが。
        親コメント
        • by Elbereth (17793) on 2006年09月21日 1時07分 (#1022983)
          ああ、確かに外伝な話があるので、「終らざりし物語」のその部分だけを
          先に読んでもいいかもしれませんね。

          映画については、はしょりすぎて訳が分からなくなっているので、
          原作を先に読むべきでしょうね。
          親コメント
  • by shimpei (1499) on 2006年09月21日 2時10分 (#1023009)
    Children of Hurinのあらすじは「シルマリルの物語」で紹介されてますが、とにかく暗く、救いのない、古典的なギリシャ悲劇風の展開です。「オイディプス王」のような話が大好きな人にはいいんでしょうが、普通に「指輪物語」や「ホビット」から入った人にはちょっと気が滅入る読み物になるかも。

    個人的には「シルマリルの物語」のトゥーリンは粗暴なだけであまり感情移入できる要素がなかったので、今回の本で一転、人間性豊かな性格に肉付けしてくれることを期待しています。

  • by Anonymous Coward on 2006年09月20日 21時56分 (#1022804)
    ジブリの監督親子が思い浮かんだ
    • by Elbereth (17793) on 2006年09月20日 22時28分 (#1022829)
      クリストファー・トールキン氏は、J.R.R.トールキンの三男で、
      親と同じくオックスフォード大の教授となっています。
      そして今までもJ.R.R.トールキンの遺稿を編纂して
      「シルマリルの物語」や「終らざりし物語」(両方とも邦題)など、
      何冊かを出版しています。

      宮崎監督の息子氏のケースと比べるのはあまりに失礼です。
      親コメント
      • Re:なんとなくだが (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2006年09月21日 20時53分 (#1023477)
        >宮崎監督の息子氏のケースと比べるのはあまりに失礼

        最近の時事ネタをファンタジーつながりで思い出しただけで、比べてはいないと思います。
        時事ネタという事で、単純に時系列は比較してるとも言えるでしょうが...。
        思い入れがあるのは解りますが、安易な世襲批判を恐れるあまりアツくなりすぎのような?

        たった1作のデビュー作が、自分の期待にそえなかったか世間の評判が悪い位で並の新人監督以上に叩く、
        その後の作家生命まで得意げに全否定する人ばかりで気持ち悪いのですが(貴方がそうとかでなく)。
        クリストファー氏だって、一番最初に父の遺産に手をつけた時は、
        すくなからず妬みの声があったはずですから、「礼を欠いている」のではなく、
        (同じラインに立たせるなら)「まだ適切ではない」のほうがフェアだと思います。
        冒頭で前述のように、比較して無いと思うので無意味なフォローですけど。

        ちなみに自分は、世襲つながりで宮崎親子を思い出さず、リレーされた作品つながりで、
        ペリーローダンシリーズを思い出してしまいました(苦笑)
        親コメント
    • Re:なんとなくだが (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Chiether (20555) <spamhere@chiether.net> on 2006年09月20日 22時01分 (#1022808) 日記
      私は、深作親子が思い浮かんだ
      --
      ==========================================
      投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      国会議員でさえ世襲が多いですから。
      • by Anonymous Coward
        研究者に世襲はありません。なぜなら博士号や研究自体は世襲が出来ないからです。
        • Re:なんとなくだが (スコア:1, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2006年09月21日 10時05分 (#1023135)
          >研究者に世襲はありません。

          あり得ます。私の知っている某教授(工学博士)は息子を自分の研究室に入れ、博士課程後期まで出したあと助手に採用してました。順調に行けば今頃大先生は定年、若先生は教授というところでしょうか。

          OB会報を見たときは「へ~、先生も世襲できるんだ」と妙に感心しました。
          # 中の人にばれそうなのでAC
          親コメント
        • それを言うなら、表向きには議員だって世襲はできないよ。

          親から受ける、あるいは親が与えてくれる英才教育って、ある意味世襲的だよね。
          人は生まれながらにして平等、なんて言うけど、そんなのは欺瞞だ。
  • 発音 (スコア:2, 興味深い)

    by vn (10720) on 2006年09月20日 22時45分 (#1022846) 日記
    「あれは"トルキーン"の方が近い」と忍足先生が書いていたのを思い出す。
    綴り通り素直に読めば良いのだ。
    • by gwamodin (2081) on 2006年09月20日 23時49分 (#1022914)
      これ見て、「Martini [wikipedia.org]」は「マティーニ」か「マーティニ」か、という話を思い出しました。
      #マーティニ支持派には、カクテル黎明期に生きた方が多いですね。
      親コメント
    • Longman Pronunciation Dictionary によると,
      第1音節に強勢があって,米発音では最初の母音が「オウ」になるようなので,
      「トールキン」でもそんなに外れている印象はないなあ。
      (英音では確かに「トルキーン」で「ト」にアクセント)

      ただカタカナで「トルキーン」とすると,どうしても「キー」に強勢を置いて読む人が多いので
      それを避けるために初期の紹介者があえて「トールキン」という表記をとったのでは,と邪推。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      もしやアナタはLinuxをリヌクスと読む人ですね?
      …奇遇ですね、僕もです。

      しかし原音にこだわるといっても、日本語での会話の中で
      ケーブルのことをケイボウと言ったり
      ラジオのことをゥレイディオと言ったり
      ニュースのことをニューズと言ったり
      マイケルのことをマイコゥと言ったり
      そんなFMラジオのパーソナリティみたいな事はしません。
    • >綴り通り素直に読めば良いのだ。
      「忍足」は「しのびあし」?
  • 原書房から (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年09月20日 22時00分 (#1022806)
    あれを出したあいつには間違っても翻訳させるなよ
  • T.oM.E.でもやるかな。
  • by Anonymous Coward on 2006年09月20日 22時15分 (#1022819)
    なんて読むんだい.......?
    不倫の子供たち?!
    ---
    親を知る、できちゃった子供たちの沈黙
  • by Anonymous Coward on 2006年09月20日 23時51分 (#1022918)
    作家の脳を冷凍保存して欲しい。
    いつか医学が発展し、続きを読める日が来るのを夢見て・・・
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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