IBM、ウェブサイトのアクセシビリティチェッカー「aDesigner」をリリース 119
ストーリー by wakatono
あなたのWebサイトのアクセシビリティは大丈夫? 部門より
あなたのWebサイトのアクセシビリティは大丈夫? 部門より
airhead 曰く、 "視覚障碍者や高齢者がウェブサイトにアクセスする際に問題となる部分をチェックするためのツール「aDesigner」をIBMが発表し、無償提供を開始しています(日本IBMのプレスリリース)。詳しくはMYCOM PC WEBのレビューで解説されていますが、対象となるウェブサイトを音声読み上げブラウザがどのように読み上げるかを視覚的に表現、また弱視や色覚異常のユーザにはどのように見えるかを再現することで、サイト制作者が問題を直感的に把握できるものになっているようです。日本語版のダウンロードはIBM alphaWorks(英語)からで、対応OSはWindows 2000/XP、JRE1.4.1以上が必要です。"
アクセシビリティの向上は、いろんな層の人に見てもらえるWebページの作成のためには欠かせない。見る側にやさしいページ作りのためにもこういうツールがもっと出てきて欲しいなぁ。
参考文献,URLを黙って貼るスレッド (スコア:3, 参考になる)
ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0 [zspc.com]
Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針2.0 [udit-jp.com]
富士通アクセシビリティ・アシスタンス [fujitsu.com]
Network Accessibility Project (NAP) [accessibility.org]
Re:参考文献,URLを黙って貼るスレッド (スコア:3, 参考になる)
神戸で「Webアクセシビリティ・シンポジウム」開催 [srad.jp]
ブラウザの開発ガイドライン User Agent Accessibility Guidelines 1.0 が勧告に [srad.jp]
富士通がwebサイトの制作基準発表 [srad.jp]
Webには適用されない障害者法 [srad.jp]
使いやすさ研究所 [novas.co.jp]
ユーザビリティ(使いやすさ)の大切さ [atmarkit.co.jp]
Mc.N
Windows 98 SE でも動作しました。 (スコア:3, 参考になる)
スラドのページを対象に、二大メイン機能(?)の
「音声ユーザビリティ視覚化」、
「ロービジョン シミュレーション」
ともに動作を確認しました。
あと、ご存知とは思いますが、ダウンロードの際には
ユーザ登録(無償)が必要です。
いわゆる顔文字の類は (スコア:3, すばらしい洞察)
まあ「:-)」や「(^^;」を「筆者が笑ってます」と(自動音読ツールなどが)翻訳してしまえば
それで済むといえば済むのかも知れませんが、
問題は、ほんとに「笑ってます」なのかどうか?っていう点。
微妙な(藁)ニュアンスが消し飛ぶわけですからね。
#以前「(^^;」を「笑いなさいと(こっちが読者に)強要した」と解釈されて
#呆然としたことが有るので、G7
#オリジナリティのある解釈(藁)は、何通りでも存在し得るものなんだなあ…
ところで図解言語 [google.co.jp]とかはどうなるんだろう?
まあ、このへんは、言い出せばきりが無いんだが。
Re:いわゆる顔文字の類は (スコア:1)
>微妙な(藁)ニュアンスが消し飛ぶわけですからね
そのへんは文脈から判断するしかないですね。しょせんテキストでのやりとりだし、リアルな会話でもニュアンスが伝えられない場合が多々ありますから。
ユーザー側で辞書などを鍛えて、「藁」や「w」とかは嘲笑するような音声を当てたりできると多少は伝わりやすくなりそうです。
「爆」とか「核爆」とか(r。
と書いていたら、すぐ下で「「○| ̄|_」=「もうだめぽ」」 [srad.jp]とか、既出でしたね。
Re:大きなお世話ってものでは? (スコア:3, すばらしい洞察)
>無い人の読解力の妨げになるから改善しろってのは、アクセシビリティ
>とは全く関係無いものじゃないですか?
>
>翻訳が必要なページだったら、自然とお堅い文体になるだろうし。
「翻訳が必要なページ」なんてものが事前にはっきり判るんだったら、
世の中は随分わかりやすくなると思いますが…。
ところで、スラドの多くの文章は翻訳「が必要」でしょうか?それとも不要?
かなりナイスな内容が書いてある文章でも、顔文字だのorzだのが書かれてることは
まあ有るわけで…。
なにもお堅い論文とかだけが翻訳の対象とは限らないでしょう。
「読みたい」という要求に答える。ただ単にそれだけのこと。
ん。というか、翻訳(音読)ソフト「が」ジャーゴンに詳しければ
それでいいのですが。
で、どっちにせよ、翻訳の「必要性」なんてものを考慮する必要は、最初から無いわけです。
#今回は顔文字が無いのでG7
#…そういえば、この行の左端の「#」みたいなものも、うまく「翻訳」してくれない音読ソフトには、出会ったことが有ります。
#それどころか括弧「()」とかもワヤクチャだったり。
Re:大きなお世話ってものでは? (スコア:2, 興味深い)
おいらは色盲です。色盲の人が見るであろう情報って何?
おいらはいろんなものを見る。
> 広く一般が心がける問題じゃない
日本人男子の5%(白人は8%)は色盲色弱。数の多寡の問題ではないけどね。特殊な用語、記号までどうのこうのとは言わないよ。もっと低レベルな配慮で結構です。
Re:大きなお世話ってものでは? (スコア:1)
むしろエディタに標準装備する機能だった (スコア:3, 参考になる)
ところで、音声ブラウザなどに記述を無視させる、又は代わりのテキストを読み上げさせるタグとかオプションは無いんでしょうか。
例えば、サイドバーやヘッダなど読み上げの邪魔になる部分を無視させたり、
顔文字等を使ったりした場合「○| ̄|_」と書いたら「もうだめぽ」などと発音できたらいいなと。
個別にスタイルシートを用意するといいのかな?
記述を無視させる分には、音声ブラウザ用のスタイルを作って無視させたい部分用に、
.silent:before { content:"<!--"; }
.silent:afuer { content:"-->"; }
みたいにすると良い?(上の記述は適当です)
Re:むしろエディタに標準装備する機能だった (スコア:3, 参考になる)
ただのtextなのでHTMLとして解釈されたりはしない。
読み飛ばしを指示したい場合はspeak特性にnoneを指定するか、
auralメディアに於いてdisplay特性にnoneを指定すればよい。
参考: speak特性 [y-adagio.com], display特性 [y-adagio.com]
Re:むしろエディタに標準装備する機能だった (スコア:1)
さしあたって必要な所だけを流し読みしていたので見落としていたようです。
ご指摘感謝します。
しかし、それらのCSSに対応した音声ブラウザでないと効力が無いところが歯痒い訳で。
素直に音声ブラウザ用のページを用意した方がいい場合もありそうです。
アクセシビリティに配慮しないデザインの可否 (スコア:3, すばらしい洞察)
配慮するようになれば、それはすばらしいことだが、他方、デザイン性を
優先しアクセシビリティ評価の低いサイトが非難される風潮が生まれたら、
あるいは風潮とはまではいかないにしても、正義を振りかざして攻撃する
人が現れたら、それは迷惑な話だ。
結局はサイトの性格によって評価基準が異なるということになると思うが
(公共機関ならアクセシビリティに最大限配慮すべきだろうし、個人のなら
その人次第だろう)、不毛な争いが生まれる事態だけはさけてほしい。
#みんなで幸せになろうよ by 後藤
…と書くことそのものが、不毛な争いの種になりかねないかもしれないけど、
雑談サイトだからいいよね?>all
line-height と font-size とレイアウト (スコア:2, 興味深い)
紙媒体でのアクセシビリティ(読みやすさという意味での)の追求というのは、背景色、フォントの種類、フォントカラー、フォントサイズ、文字間隔、改行間隔、1行の幅、1ページの文字数などの諸要素間の相関関係を厳密に考慮しつつオプティマルなレイアウトを見出すことだと思うんですけど、ウェブの場合はもっぱら文字サイズがIEで変更可能か(IE以外ならページズームがついてるからフォントサイズを指定しても問題はない)とイメージにALTをつけているか、ばかりが強調されているような気がして、違和感あり、です。紙とは別の基準があるのはわかりますが。
フォントが違えばオプティマルなフォントサイズも行間も変わりますし、フォントサイズが変われば一行に表示される文字数も変わるわけで、それによって最適なページレイアウトの横幅も変わります。
僕のサイトは学術論文や比較的長い批評を載せていますが、今のところフォントサイズ、行間、ページレイアウトの横幅をピクセルで指定してます。横幅をたとえば600PXに指定した場合、文字サイズを大きくされると一行で得られる情報量が少なくなり、論文が異様に縦長になり、かえって読みにくいのではないかと思われるので、フォントサイズ固定。フォントサイズ固定すると、最適な行間は自ずと決まるので行間も固定、というわけです。個人的にはべたっと画面の横幅一杯にひろがる文章は読みにくいと感じています。
ただ、最近フォントサイズ指定がさかんに叩かれているので、変更するかなあ、と考える今日この頃。この問題、皆さんはどう思いますか?
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
例えば私は,1行が横にベターっと広がっていても特に読みづらく感じませんし,むしろパラグラフの要点を拾い読みしやすくていいやと思っています。印刷物と違って表示エリアは可変ですから,文字サイズ固定が余計なお世話になってしまう (例えば,ブラウザの横幅が広いと空白の領域ができてしまう,等) ことも多々あると私は認識しています。
結局,文章を横幅いっぱいに広げないメリットとそれが引き起こすデメリットを天秤にかけて,どちらが重いかという問題なのですが,私は後者の方が重たいんじゃないかなーと思っています。これ以上は水掛け論で,あまり有益な議論は期待できないかな。
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
生理学的に決まっているのではないかと考えて幅を決めてました(もちろんブラウザの表示可能
領域その他を配慮したうえでですが)。あまり幅広だと視線の横方向への往復運動が大きくなり
過ぎストレスがかかるように経験上感じます。この立場からすると、余白の大きさは問題にならない
んですよね。ただ他人のお節介なのは確かですが。
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
フォントサイズとページレイアウトの横幅がピクセルで固定されていると
出力デバイスの大きさで読みやすさが極端に変わってしまうことがある
というのが問題なのでは?
たとえば、15インチの640x480の表示でちょうどよく見えても
15インチで1280x960とかのサイズだと文字が小さくなってしまうなどありますし。
自分でページを書くときは640x480の画面と
手持ちの機材の最大解像度表示とで確認してます
LAN内LAN稼働中
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
それもありますね。
そうあっさり言えるのはうらやましい。「ウェブサイトにおいては最適な見え方は閲覧者が
決めるものだ。閲覧者にそのための自由を保証するのがウェブにおけるアクセシビリティ
である。」ここまで割り切れればいいのだけれどね。
どうも「作者」の心性が邪魔をするわけです。
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
そうでないなら代替スタイルシートを書きましょう。
実際多くの人はガチガチのレイアウトでも問題ありません。そういう人にあなたの作者の心性が作り出した美しいレイアウトを提供するのはなんの問題もありません。
しかしそうでない人もいます。学術的な文章を書いているならなおさら文章の中身にだけ感心がある人も多いでしょう。そのような人はレイアウトなんてどうでもよくてレイアウトのために少しでも中身を読むのに支障が出したくないはずです。
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
HTMLはまだ不完全とはいえメディアごとにスタイルシートを変える仕組があります。また、行間等も相対値で指定することができます。これも基本的に定数倍しかできないので不完全ですが。
せめて代替スタイルシートでシンプルなスタイルを提供してください。ガチガチにレイアウトしたものでも選択肢の1つであれば問題はありません。そのレイアウトを望む人がそのレイアウトを使い、そうでない人は使わなければいいだけですから。
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
D'accord!
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1, 興味深い)
某メールソフトのMLで似たような話題に参加したことがあります。
もう何年も前ですけど。
パソコン使ってメールのやり取りしてると、だいたい60~70桁で改行を入れるようにしましょうってのが一昔前はあたりまえのルールとして言われてましたけど…
大画面のPCでメールを読んでる人と、携帯電話やPDAの小さな画面でメールを読んでる人とでは、当然、適当な改行位置は異なるわけで。
もういっそのこと、「論理的な改行だけにして、物理的な改行位置はメールを表示する側に任せよう」とか、「引用表示も引用記号を挿入するのではなく範囲指定して、表示側で対応するようにしよう」って意見を出してみたけど、その当時はまったく支持されませんでした。
…今ならどうかな?(試験的に物理的改行なしで投稿)
♪ 気楽にいこ〜よ // つかさ
Re:line-height と font-size とレイアウト (スコア:1)
どうせなら、もう1歩進めて、論理的な意味で区切った固まりをpタグで囲みましょう。その方がHTML的にはより望ましいです。(メールじゃ難しいですが。)
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
デザインは配慮して無くても気持ちが配慮してあれば (スコア:1)
腐乱化…もといFlanker
Re:デザインは配慮して無くても気持ちが配慮してあれ (スコア:1)
> (略)フレームに対応したブラウザをご利用下さい
この手の「ブラウザ変えろ」的不粋な忠告を受けるサイトで
実際にフレーム機能が無くて困ることは珍しいです。
# 左とか上とか、方向で指し示された時には困るぞ!
ほとんどのwebサイトでは、目次相当の頁から目的頁に辿れます。
NOFRAMESの「代替内容」の意からも目次相当の頁にアンカがあれば充分。
当然、gif画像やflashでしか表現できないもの
(そして適切な代替テキストが無いもの)が有ることは理解。
そんな時は「gif必須、flash必須」で構わないでしょう。
自称「オシャレ」なサイトの免罪符には勘弁ね。
Re:デザインは配慮して無くても気持ちが配慮してあれ (スコア:1)
そうですね。でもたまにあるじゃないですか、
Lynxとかフレーム切りw3mで見ると何も無い…
あれ?ってソースみるとNOFRAMESが無いとか、全部IMGでALTが無いとか orz
特定のページならまだしもindexがそうなってると敬遠しちゃいます。
アクセシビリティの場合も閲覧制限がある来訪者のことをまったく考えてないサイトってのは非常に迷惑だろうなって思うんです。
>自称「オシャレ」なサイトの免罪符には勘弁ね。
激しく同意。
腐乱化…もといFlanker
Re:デザインは配慮して無くても気持ちが配慮してあれ (スコア:1)
そしてそのようなブラウザで見ているということはデザインが貧弱だったりするのは先刻承知なので「あなたのお使いのブラウザでは一部レイアウトが崩れる場合があります」とか言うのは余計なお世話に過ぎません。
アクセシビリティに配慮してないのは見れば分る。そんなことをいちいち宣言されるのは不愉快だ。
Re:デザインとアクセシビリティの判断に関する考察 (スコア:1)
サイトにアクセスしてから判断するというのは遅いのではないかと。
アクセシビリティがこの技術ように自動化で判断ができるのなら、
まずgoogleなりの検索エンジンの検索結果として、アクセシビリティの評価値を設けて、
どれだけ閲覧者に対してやさしいコンテンツなのかを示すというのはどうでしょう。
振り分けさえできれば、アクセシビリティを求めるべきコンテンツと、
デザインを重視したいコンテンツを分けられるとおもうのですが。
Re:アクセシビリティに配慮しないデザインの可否 (スコア:1)
Webって、建築などに比べてデザイン性と呼べるほどすばらしいデザインが存在してるわけでもないし、
他の要素よりもデザイン性とやらを優先する必要性も意味もないんでないの?
むしろ制約が増える方がデザイン性うんぬんは磨かれるような気もしますし。
どんどんやってほしい。 (スコア:2, 参考になる)
いいですね。こういうツール。これから試してみます。
>音声読み上げブラウザがどのように読み上げるかを視覚的に表現
以前は、IBMの音声読み上げブラウザのお試し版で、お試し期間中にテストしまくったりしてました。無償のツールだと助かります。
「富士通がウェブアクセシビリティ支援ツールを公開」 [srad.jp]ってストーリーが以前ありましたが、あれとだいたい同じようなものかな。
Re:どんどんやってほしい。 (スコア:2, 参考になる)
Re:どんどんやってほしい。 (スコア:1)
こりゃ知らなかった。早速ダウンロードしよっと思ったら、
「サポート対象外のブラウザです。らくらくウェブ散策はIE5.5又はIE6.0で動作します。最新のブラウザをインストールするには…」
Firefoxはハネられてしまいました。IEの上で動くのね?
また機会があれば試してみようと思います。
新聞社サイトの診断結果 (スコア:2, すばらしい洞察)
一昨日試してみました。各社トップページの診断結果は、朝日新聞(C)、読売新聞(C)、毎日新聞(B)、産経新聞(C)
文章が命の新聞で、このていたらく。 まともに読み上げられそうなページなんざございません。
健常者なら一度メニューなどを見れば次のページから読み飛ばして本文を読めますが、やはり音声読み上げブラウザだと同じメニューやヘッダを最初から読み上げるようになるんでしょうか。どの新聞社サイトの記事も、本文部分がすでにグレーで表示されていました(読み上げまでに時間がかかるの意)。
ところで、どなたか音声読み上げブラウザのような特殊なもののUser-Agent文字列をご存知じゃありませんか? ダイナミックに生成しているページなら、User-Agentを識別できれば、無駄であろう記述を省くとか、何か対処ができると思うのです。
Re:新聞社サイトの診断結果 (スコア:2, すばらしい洞察)
そこを排除すれば良いという分けではないと思いますよ。
記事単位で取り上げた新聞でさえ、そのまま読み上げるだけではラジオのニュースにはなりません。
目で読むのと、耳で聞くのは大きく異なります。
本質的に文章を書き換えなければならないのです。
また、新聞記事は有る程度シーケンシャルな物だと想定しても間違いでは無いでしょうが、
多くのwebサイトはシーケンシャルアクセスではなく、ランダムアクセスされる事を想定して作られています。
読み上げでは限界があるでしょうね。
だからこそ、User-Agentなどで見せ方を工夫出来れば良いのでしょうけど、大きな手間がかかりますから
多少公共性が強いとはいえ私企業であるサイトや、ましてや個人サイトにそれを広めるのは難しいでしょうね。
なんでいつもこうなんだろう? (スコア:2, すばらしい洞察)
Webサイトに情報を無料で出してくれるだけでもありがたいのに、
何でみんな「常識」とやらを押し付けるのだろう?
なんか下のスレにある燃え尽き症候群の人たちの気持ちが分かる気がする。
ちなみに、私の親戚の子に目が見えない(見えなくなった)人がいます。
音声ブラウザでWeb閲覧してるんですごい不都合があるのは聞いてるけど、
親が代わりに面白おかしく読んでくれたりして、
結構楽しそうですけどね。
私もたまーに茶化したり解説を補足して読んであげたりしますけど、
結構喜んでくれますし、そっちの方が楽しいらしいです。
やっぱり最後は人間そのものですよ。
なんでも機械に頼るのは人間の悪いクセだと思う今日この頃。
#親戚の話を出したのでAC。
Re:なんでいつもこうなんだろう? (スコア:2, すばらしい洞察)
早速使おう。 (スコア:1)
直さなアカンページがいっぱい出てきている模様_| ̄|○
======= nandabe =======
Re:直すよりも (スコア:2, すばらしい洞察)
結局の所、配慮したつもりの対象者が使っても使いにくい、
それまで使いやすいと感じていた人間にも使いにくくなった。
というトンチンカンな事になりかねません。
基準作りには、まず自分たちが提供してる情報の優先度とか
洗い出しをしてからでないと、機械的な尺度を最初に持ってくる
のは想定ユーザー不在のユーザビリティになるでしょう。
少数派は切り捨て? (スコア:1)
Re:少数派は切り捨て? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:少数派は切り捨て? (スコア:1)
Re:少数派は切り捨て? (スコア:1)
Y = 0.240R + 0.683G + 0.770B
Y = 0.440R + 0.831G + 0.125B
Y = 0.000R + 0.100G + 0.990B
ってな変換をするとシミュレーションできるそうなのでお試しを(上記変換式は無保証)。
ございません。
それでも,できればすこしの配慮を (スコア:1)
Re:それでも,できればすこしの配慮を (スコア:2, 参考になる)
CSS はユーザーが明示的に変更出来るブラウザがあるので、なるべく上記のような CSS を適用した場合でも問題がないようなサイト作りをしているつもりです(参考:画面の配色とフォントサイズを変える [microsoft.com])。これが私に出来る彼らに対しての配慮でしょうか。
ちなみに最近の Firefox には CSS を切り替える機能が加わったようです。健常者とは別に色覚障碍者用に CSS を用意してあげると親切かもしれません。
#/.j はこの機能が使用出来ない模様。原因は Netscape の呪い(@import) みたい。
#呼び出し先の CSS で @import を使用した方が良いかもしれませんね。
Mc.N
絞るのはあなたの勝手 (スコア:2, すばらしい洞察)
そもそも日本語で書いてる時点で、対象者を「日本語が読解可能な人」に限定してるんだから。
より多くの人に門戸を開くべき公共機関のサイトなどは、この手のツールによる確認を義務付けてもいい気がするけどね。e-Japanとかたいそうなこと言う前にやれることなんだから。
アクセシビリティとデザインは相反する、という意見もあるかもしれない。だけど、美しさとユニバーサルデザインとを兼ね備えた建築物は存在する。Webデザインにおいて同様のことが出来ない理由はないと思う。
Re:絞るのはあなたの勝手 (スコア:1, フレームのもと)
>Webデザインにおいて同様のことが出来ない理由はないと思う。
存在するのは理解するし、それなりに「工数をかけたら」出来るのも
わかるよ。しかし、それをするしないは、まったくもって出す側の
自由だということでしかないということ。
禁じるわけにもいかないし、貶めるわけにも、けなすわけにもいかない
ということ。「お前の表現はわかりにくいからやめれ」というのは、あ
る種の表現の自由への侵害なわけなんですよ。
Re:対象読者を絞るのも、自由だからね (スコア:1, フレームのもと)
読んでもらう必要を感じないからね。
排除しているわけではないよ。読者対象を絞り込む自由について言っている。
文盲に読んでもらおうとも思わないし、死んでしまった人にも読んでもらおうとも思わない。
その程度のことですよ。
Re:みたけりゃ努力しろよ (スコア:2, すばらしい洞察)
視覚障害の方たちは、大抵、あなたより、よく世界が見えていると思いますが。
#心眼も使えるかも。
Re:みたけりゃ努力しろよ (スコア:1, すばらしい洞察)
心が貧しい人にはわからないかもしれませんが。
Re:みたけりゃ努力しろよ (スコア:2, 興味深い)
かならずしもそうは言えないでしょう。電車に設けられた車椅子のスペースは、あれを作らずに普通の座席にすればそれだけ着席できる人が増えます。階段に設けられた車椅子用のリフトは、撤去すればそれだけ階段が広く使えます。
だからといってバリアフリーを否定するわけではありませんが、バリアフリーを実現するためには、健常者に対して負担を強いることになってしまう場合も少なくありません。結局のところバリアフリーというのは、健常者に対するデメリットと、ハンディキャップを負った人を受け入れられるというメリット、どちらを重視するかというバランスだと思います。
そういう意味では、健常者のみを対象とした「みたけりゃ努力しろよ」という主張も一つの見識だと思いますし、そういう主張をしたからといって「心が貧しい」と一方的に切り捨てるのもどうかと思います。
現実問題として、このツールを使って自分のサイトをチェックして「アクセシビリティが低いよ」と言われたとしても、すべてのページを書き換えるだけの根性は私にはありません。こんな私も「心が貧しい」のでしょうかね。やっぱり。
Re:みたけりゃ努力しろよ (スコア:1)
>かならずしもそうは言えないでしょう。電車に設けられた車椅>子のスペースは、あれを作らずに普通の座席にすればそれだけ>着席できる人が増えます。階段に設けられた車椅子用のリフト>は、撤去すればそれだけ階段が広く使えます。
さらに蛇足的なツッコミですが、それはデザインが悪いという問題じゃあないですよね。利用者の人数に対して狭すぎるという別の問題です。
万人に使いやすくないとユニバーサルデザインを実現したとはいえませんので。