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2014年3月22日の記事一覧(全5件)
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ハードウェアハック

SparkFunのデジタルマルチメーター、縁取りが黄色かったために米国への輸入が差し止められる 63

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黄色 部門より
米SparkFun Electronics社が15ドルで販売するデジタルマルチメーターが、米Fluke社の商標(トレードドレス)を侵害しているとして米税関・国境警備局により米国への輸入を禁じられてしまったそうだ(SparkFunのブログ記事本家/.)。

Flukeの商標はデジタルマルチメーターが対象で、ダークグレーのボディーに黄色い縁取りが施されているというもの。SparkFunでは同社製品の縁取りはオレンジ色に近いと主張しているが、税関は黄色とみなしたようだ。輸入が差し止められたデジタルマルチメーターは2,000台。決定に反論することは可能だが、倉庫費用が1日150ドルかかるという。また、生産した中国への返送は関税が高く現実的ではないため、同社では合計30,000ドル相当の製品を破壊処分することにしたとのこと。破壊処分には1時間当たり150ドルの費用がかかるそうだ。なお、同社は今後、縁取りの色を赤に変更するとのことだ。

この件を知ったFlukeは、差し止めになった製品の合計額を上回るFluke製デジタルマルチメーターをSparkFunに寄贈することを表明。これを受けてSparkFunでは、教育関係のイベントなどを通じて寄贈されたFluke製品を無償提供することを表明している。また、差し止められたSparkFun製品については、Flukeの商標が及ばない国に転送するべく準備を進めているとのことだ(SparkFunのブログ記事2FlukeのFacebook投稿本家/.記事2)。
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お金

MTGOX、消失したとしていたビットコインのうち20万ビットコインの残存を確認 45

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発見 部門より
usagito 曰く、

大手ビットコイン取引所「Mt.Gox」の運営会社で、2月に経営破綻した株式会社MTGOXは20日、不正アクセスを受けて消失したとしていた85万ビットコイン(BTC)のうち、約20万BTC(時価120億円)が見つかったとする文書を発表した(MTGOXのプレスリリース: PDF毎日新聞の記事AFPBB Newsの記事本家/.)。

残高を再調査したところ、2011年6月以前に利用していた「旧式ウォレット」に残っていたことがわかったとのこと。

同社では過去に利用していた旧式ウォレットの残高はないと考えていたが、民事再生手続の申し立てを契機に再スキャンを実行したとしている。旧式ウォレット内に残存していたのは199,999.99BTC。見つかったBTCはいったんオンラインのウォレットに移動したのち、オフラインのウォレットに移動して保管しているとのこと。同社が現在保有しているBTCは合計約20万2千BTCとなる。なお、Mt.GoxのWebサイトでは、アカウントの残高確認が可能となっている。

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医療

米調査、半数近い成人が医学に関する陰謀論を少なくとも1つは信じている 90

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陰謀 部門より
医学関係のよく知られる6つの陰謀論に関して米シカゴ大学の研究チームが調査したところ、米成人の半数近くが少なくとも1つを信じていることがわかったそうだ( 論文アブストラクトNY Daily Newsの記事本家/.)。

6つの陰謀論は
  • 製薬業界の圧力により、FDAは代替医療が広まらないようにしている
  • 携帯電話はがんを引き起こすが、大企業の意向で保健当局が放置している
  • CIAは予防接種を装ってアフリカ系アメリカ人をHIVに感染させている
  • 遺伝子組み換え食品普及への世界的な取り組みは、人口を減らすための秘密プログラムの一部
  • ワクチン接種が精神疾患の原因になることを知りつつ、医師や政府は子供への接種を続けている
  • 水道水へのフッ化物添加は、化学工業の副産物処分のために行われている

といったもの。調査は1,351名を対象にオンラインで実施された。半数以上が信じていなかったのはHIVの話だけで、あとは信じると答えた人とどちらともいえないと答えた人の合計が過半数となっている。代替医療の話は37%が信じており、携帯電話とワクチン接種の話はそれぞれ20%が信じているとのこと。

研究を主導したシカゴ大学のJ. Eric Oliver教授によれば、一般の人にとって医学に関する情報は難解なため、明快な陰謀論を信じる人が多いのではないかとのことだ。

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インターネット

改ざんした複数のWebサイトを連携させて広告ページにリダイレクトする攻撃が急増 10

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連携 部門より
Ciscoによると、複数の正規Webサイトに侵入して悪意あるコードを追加し、これらを連携させて閲覧者を広告ページにリダイレクトする攻撃が急増しているそうだ(Cisco Blogsの記事本家/.)。

攻撃者は正規のWebサイトに侵入して複数のJavaScriptファイルを追加し、これらのJavaScriptファイル読み込ませるコードをWebページに挿入。Webページを閲覧すると、攻撃者が侵入した別のWebサイトに置かれているJavaScriptが実行され、複数の広告ページが読み込まれて攻撃者が利益を得るという仕組みになっているそうだ。また、この際に閲覧者のパソコンがマルウェアに感染する可能性もあるとのこと。攻撃は17日~18日(太平洋標準時)に急増しており、影響を受けるホストは1日に400近く増加。多くは復旧済みだが、20日の段階でも攻撃に使用されているURLは2,700件以上で、特に米国とドイツが多いようだ。

なお、Ciscoでは当初、古いバージョンのLinuxカーネルを使用するWebサイトがターゲットとしていたが、未確認情報であるとして後に訂正している。
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医療

慢性的な睡眠不足による脳へのダメージ、寝だめは効果なし? 65

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爆睡 部門より
慢性的な睡眠不足は脳神経を損傷し、「寝だめ」をしても回復しないことがマウスによる実験でわかったそうだ(論文アブストラクトペンシルバニア大学のニュースリリースCNNの記事ハフィントンポストの記事本家/.)。

米ペンシルバニア大学と中国・北京大学などの研究チームはマウスを使い、シフト勤務者の睡眠パターンをモデルとした睡眠不足による青斑核ニューロン(LCニューロン)への影響を調べたそうだ。その結果、短期間の睡眠不足ではLCニューロンがサーチュイン3(SirT3)タンパク質の発現量を増加させて代謝を維持するのに対し、長期間の睡眠不足ではSirT3の反応が失われるという。シフト勤務者の睡眠パターンを数日続けると、SirT3が減少し、死滅する脳神経細胞が増加。長時間の睡眠をとっても回復せず、マウスは最終的にLCニューロンの25%を失ったとのこと。ヒトでも同じような現象がみられるかどうか、どの程度の期間の睡眠不足で脳神経の損傷が発生するかなどを確認するには、さらなる研究が必要とのことだ。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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