jonykatzの日記: 日本の国立大学の研究活動が失速している? 108
日記 by
jonykatz
科学技術政策研究所が、トムソン・ロイター社の文献情報データベースを基に、日本および世界の研究活動の状況を調査したレポートが公開されている。それによれば、日本が送り出す論文数やインパクトが高いTop10%論文数は増加しているものの、1990年代に比べ2000年代の伸び率はゆるやかになっており、伸び率が米英独仏に及ばないばかりか、中国やその他新興国の台頭により、日本の論文数及びTop10%論文数シェアは2000年代になり低下しているとのことである。
新興国の台頭でシェアが落ちるのは仕方がないとも言えるが、このレポートでは日本の国立大学の研究活動の失速が、Top10%論文数のシェアの低迷を招いているという結論を出している。実際に、1997-1999年において日本のTop10%論文数は4,058本/年であり、そのうち国立大学から出た論文は2,254本であったが、2005-2007年においては2,216本/年と減っており、それに対して国立大学からの総論文数は3%ほど増えていることから、質が落ちているという結論が導き出されたようだ。
ぱっと見たところ、企業からの論文が半減に近い状態となっていることのほうが影響が大きいのではないかとも思ったが、日本の半分以上の論文を創出する国立大学の研究活動が重要な意味を持つことには変わりはないだろう。
投資を押さえれば成果も減るのは自然。 (スコア:5, 興味深い)
独立行政法人化以降、年6%自動で大学への交付金が減るってんだから…。
人材に関してはちゃんとした人件費が出せない科研費は交付金の代わりにはならないし。
「選択と集中」って総額減らす言い訳にしかなってないし…。
#通常はインセンティブ(誘因)に使われる成果主義報酬が
#人件費総額抑制の言い訳に利用されて意欲が沈滞する日本企業と同じく。
雇用の総数が減ってる上に、年期契約の非正規ばかりだし…。
予算不足で助手が減員されて助手の数が教授の数の半分なんて大学もあると聞いたし。
#雑用だらけなのに研究成果で評価と言われて、同じ年契約なら雑用がない分マシと
#国立大の助手から年契約の研究員に転職した人から聞いた。
旧帝大系の大学の例だけど、教授に大学が出す定常的な研究費は300万から50万へと1/6に減って、
あとは「外で予算取ってこい」&「人事評価は研究成果から獲得予算額に」だもの。
外で予算取るのに大学で構えてるわけにいかなくてしゅっちゅう出張して予算獲得のプレゼンしまくってる。
この状況が続くと、研究だけじゃなく教育にも影響が出るともうけどね…。
#もっとも今は「就活」と称して学生の方も企業にホイホイ気楽に呼びつけられるので、
#教育に影響が出ても大学に先生がいないせいなのか学生がいないせいなのか判然としないかもしれないけどw
これだけ財政的に、そしてそこから波及して人材的にこれだけボロボロで成果だけ変わらずに上がってたらむしろ怖いよw
そんなに減ってたまるか (スコア:2, 参考になる)
>年6%自動で大学への交付金が減るってんだから…。
毎年1%削減です.
さすがに毎年6%なんぞ減らされたら終わってます.
Re:そんなに減ってたまるか (スコア:1)
>毎年1%削減です.
事務費とか減らせないだろうし、他も減らせない結果、研究費が減る。
でもって、「1/3を科研費などお金を得るための書類書き、1/3を大学内外の事務仕事、1/3を大学講義」 [srad.jp]だそうだから、1/1の1%は1/3の3%ということになりますね。
Re:投資を押さえれば成果も減るのは自然。 (スコア:2, 参考になる)
独立行政法人に似ていますが、国立大学法人と言います。
Re:投資を押さえれば成果も減るのは自然。 (スコア:2, 参考になる)
「大学の独立行政法人化」というのは、確かに耳にすることがありますが、少し違和感があります。
なぜなら、国立大学の根拠法は国立大学法人法なんです。
一例として、国立大学法人会計基準と独立行政法人会計基準との主な相違点|国立大学法人|パブリックセクター|ナレッジ|トーマツ [tohmatsu.com]などがあげられます。
研究者に事務仕事をさせないで (スコア:4, 興味深い)
国立大学の教授は、1/3を科研費などお金を得るための書類書き、1/3を大学内外の事務仕事、1/3を大学講義に当てています。
研究は時間外か、下(助手や院生)にやらせるしかありません。(すべての先生とは言いませんが。)
中には事務仕事や講義を下に任せる先生もいますが、そういう先生に限って研究していません。なぜ?そしてポスドクも院生も事務のために研究室にいるのではありません。お願いですから、研究室に近い事務職員を増やしてください。
大学法人になって事務職員が減らされて非正規化して、内部・外部の役員だけが増えていきます。天下り役員の受け入れで文科省の覚えはめでたいと思いますが、彼らの給料で正規の事務職員数人が雇えるのです。
Re:研究者に事務仕事をさせないで (スコア:2, 興味深い)
大学の人が減ってますね。退職後、新しい人がめったに来なくなりました。人事はほとんど学内昇進のみ。助教(助手)が准教授に昇進するのが多いのですが、その後の助教が来ません。
以前うちの大学では各学科で一年に一人教員が研究に専念できるよう、主に外国の大学に1年間派遣されていましたが、いつの間にか無くなってしまいました。
必修の専門科目が専門の先生が居ないため、非常勤の担当になっているのが多数あります。
>研究室に近い事務職員を増やしてください。
参考でおたずねしますが、研究室の事務職員は教授の外部資金で雇っているのかと思ってたのですが、運営交付金で雇われている例はあるのですかね?
>大学法人になって事務職員が減らされて非正規化して
うちの大学は法人化前から事務には非正規の方はいっぱいいましたよ。
Re:研究者に事務仕事をさせないで (スコア:2, 参考になる)
ウチの大学では、相対的に単価が高い非常勤講師は削減の流れですね。
効率化係数によるダメージは研究費もそうでしょうが、教育職員・事務職員定数の削減に直結するのも大きいです。
私自身は事務職員ですが、前に自分がいた学部は退職した教員の補充さえ満足にされない状態で
カリキュラム編成や授業の実施に影響が出始めていましたよ。
>参考でおたずねしますが、研究室の事務職員は教授の外部資金で雇っているのかと思ってたのですが、
>運営交付金で雇われている例はあるのですかね?
ウチの大学でも基本は#1880056さんの状況と同じですが、
ある学部の極一部分では、総務部門所属の常勤職員が出向して研究室の教室員をやっていたりしますよ。
具体的に彼らがどんな仕事をしているかまでは分かりませんが……。
また、上の例でも結局はそうなのですが、運営費交付金で事務職員をあてる場合、その資金と職務の性格上、
特定の研究室付きではなく、大学全体のために業務を遂行する事務局付きになる場合が多いのではないでしょうか?
Re:研究者に事務仕事をさせないで (スコア:1, 興味深い)
むしろ運営交付金でも講座付・研究室付の正規職員が長期的に雇える制度だといいのに。研究の向上が大学全体の利益になると思うんだけど、なかなか制度では認めてもらえないのよね。
恩師は「研究の遂行は、事務の方との良好な関係から」といつも言っていたけど、たしかに研究費や科研費の出し入れは事務職員抜きでは無理。でも現在のように非正規職員だとお互いの仕事内容を了解する頃には交代してしまうので、また初めからになってしまう。
なんか事務職員と研究職の距離が遠くなってしまった感じがするな。ノスタルジックに浸っている場合ではないけど、このままだと、些細な行き違いから事務方と研究職側のセクショナリズム的な対立構図に発展しそうで怖い。
事務職員の方々、いつも無理言ってすいません。本当に助かっています。ありがとうございます。
Re: (スコア:0)
>考でおたずねしますが、研究室の事務職員は教授の外部資金で雇っているのかと思ってたのですが、運営交付金で雇われている例はあるのですかね?
講座の事務職員は学内資金(研究科)です。うちの場合、体制として研究室ごとの事務職員はいませんね。
あとは科研費で院生がRAという名の事務職をやっているか、資金のある教授が私設秘書を持っていたり。
たぶん、大学ごと研究科ごとに違うのではないかと。
Re:研究者に事務仕事をさせないで (スコア:1, 参考になる)
>> 国立大学の教授は、1/3を科研費などお金を得るための書類書き、1/3を大学内外の事務仕事、1/3を大学講義に当てています。
私立大学だってそうですよ.
それと,オレの知ってる限り米国でも一流と呼ばれる大学の教授クラスは予算獲得に1/2くらいの時間を費やしています.人によっては講義が無かったり事務仕事が日本より少ないのでマシではありますが,別に研究する時間がたっぷりあるわけじゃない.
Re:研究者に事務仕事をさせないで (スコア:1, 興味深い)
たしかに、大学と企業との共同研究とかで知り合った人同士の話になると、
企業はきちんと分業体制ができているが大学は事務仕事を研究者がやってるという違いがよくわかります。
一見、事務系職員を減らした方が人件費が節約できるように見えるので大学はそうしている(そのほうが
納税者に対する説明にもなるから)が、結局は研究者の時間を事務仕事に使っていることになります。
企業の方が、最終的な利益(成果)につながる効率と対費用効果を総合的にきちんと評価しています。
姥捨山が要るな (スコア:0)
Re:姥捨山が要るな (スコア:4, すばらしい洞察)
そんなことしないでもマジメに労働法/独占禁止法的な取り締まりに力を入れて、ブラック企業に退場してもらって
労働市場が健全化するようにするのが公務員にとっても一般労働者にとってもいいと思うけどね。
官庁さえ労働法的にブラックなのが当たり前って状況は異常だと社会的に広く認識されてほしいところ。
#問題を起こした政治家が中々やめなかったり、世襲になったり、旬の過ぎた芸能人やスポーツ選手、
#到底真っ当とは思えない食い詰め者の泡沫候補が目立ったり、
#…ってのの遠因も労働市場の不健全性が政治家という職業のリスク(落選時の再就職困難性)を
#押し上げているせいじゃないかと私は疑っている。
Re:姥捨山が要るな (スコア:1)
>皇室のことですね。分かります。
あそこの世襲は2600年程前からはじまっておるからな。
今更どうしたもない。
消極的天皇廃止論 (スコア:0, オフトピック)
ネタにマジレス的だが、あれは最初から世襲前提で「世襲になった」わけではないな。
私は良い段取り(世論形成や憲法との関係も含め)を思いつかないので今のところ静観しているが、原則的には天皇制は廃止されるべきものと考えている。
まぁ、労働市場の健全化はこの問題を直接解決はしないとしても、解決を楽にする宝幸に影響するのではあろうが…。
#バチカンみたいに独立させたら?とか宗教法人化?とか昔から色々思いはするのだが細部を詰め兼ねてネタの域を出ないw
Re:消極的天皇廃止論 (スコア:1, 参考になる)
政治制度変革機関としての天皇制は、あってもいいのでは、という気がする。
戦前の一時期を除いて、天皇が実権を握っていた(戦前も握っていたわけでもないが)時代はとうの昔(奈良時代くらいか)に去って久しいわけで、天皇というのは、政治制度を変革する際の錦の御旗。これまでそれで比較的円滑に変革がなされてきた気がする。
むろん、時代の境目での流血はありましたが、西洋や中国のそれにくらべれば、だいぶましのような。
(いいかげんな歴史観ですが)
民主主義も、現状では他よりはマシなので選ばれている制度ですが、未来永劫続くとは限らない。そんときの変革に、もしかしたら役に立つかも知れない。
国を傾けるほど維持にコストがかかる制度なら問題ですが、積極的な弊害がないのであれば、この国の名物として維持しておきたいなぁ。
(なお、宮内庁の予算は年約約170〜180億円。八ッ場ダム総工費8000億円。天皇制が50年維持できます。)
脆弱性の高いクリティカルパス (スコア:1)
継承に血縁が必要で容易に代替が効かず
脆弱性が高いにも関わらず
象徴的とはいえ国政プロセスの要所要所に組み込まれているのは
システム全体を脆弱にすると考えます。
Re:消極的天皇廃止論 (スコア:1)
(ストーリーに対して脱線だからやめようと思ってたが、こんなコメに「参考になる」のまま反論無しで放置するのは私の理性と良心が許さない。)
政治的な能力が曲がりなりにもあるという前提でそれを委任するところに「錦の御旗」の意味があるわけで
今や天皇家に政治的な能力は期待されていないどころか禁じられている。この状態の延長線上でどうやって
政治制度変革機関として機能し得るのか?
そもそも「幕府」というのは天皇が任じられた将軍に統治が委任されていることを前提としていた。
江戸幕府が正統政権を自任していたのは天皇の承認に基づいたもので、幕府の権威は実際上は武力と経済力に、理論上は天皇の権威に依存していた。
だから錦の御旗で「承認は取り消された」と示すことでひっくり返し得た。
しかし現代の天皇制はそういうものではない。今や主権在民なのだから錦の御旗では理論的に変更し得ない。
大体、自分たちが合意で作った憲法により政治的な意見の表明をわざわざ禁止した存在に
政治制度の変革機関であることを期待するのは矛盾しているし、法治国家のやることではないでしょう。
また、民主主義の仕組みのいいところは革命をやらずに政権交代が可能な制度であることであり、
新しい制度ができるにしても民主主義の制度下でそれを改良として組み込むことは可能。
将来どんなシステムができるにしても、それが合理的であると合意が取れれば民主主義的な制度と共存可能な物になると予想される。
合理的な根拠に欠ける権威を利用してエイヤと変えることに何の合理性もない。目的は手段を正当化しない。
天皇制は統治機構にとって必然ではない。
文化財としての価値は統治機構に組み込むことではなく相応の制度で守るのが合理的。
…とはいえ緊急性がないなら盲腸といえど慌てて切る必要はないし、
予算のケチりどころとしても大きいものから順に対処するのが合理的ではあろうとは思う。
Re:姥捨山が要るな (スコア:3, おもしろおかしい)
>姥捨山が要るな
新しいポストですね。
>例外なく僻地へ放り出すことを義務付けることがお国のためではないだろうか
彼ら的には連携が必要だということで、都区内のどこかとかになりそう。
>幸い土地だけなら余裕のある僻地はいくらでもあるのだから。
豊島区とかが狙いめかもしれません、彼ら的には...
Re:姥捨山が要るな (スコア:1)
>群馬県にしよう
あそこは高崎と前橋の戦争状態が続いていて、一般人がはいる余地はないだろう。
桐生とかも、隠然とした勢力がある上に太田も臨戦態勢でいる。
先頃、政情不安と戦闘状況から入国禁止状態となっているからな。
栃木県から土人を集めては、戦闘状況は過酷になっている上に福島/新潟といった部族も虎視眈々だ。
しかも、リニアを取り損ねた長野が新幹線ほしさの戦争をふっかけるという噂もあって状況としては人を送り込むより難民の受け入れが大変だそうだ>埼玉県からの情報
近隣の他国であるなら。山梨の方が実現性は高いと思うぞ。
科学技術研究費、2年続けて減少 (スコア:3, すばらしい洞察)
官民の科学技術研究費、2年続けて減少 民間低迷響く
http://www.asahi.com/science/update/1225/TKY201012250095.html [asahi.com]
大学のみならず民間でも減ってるようです。こうして全体が沈んでいくわけでしょうか?
大学では微増していることになってますが上 [srad.jp]でも書いたように大学は基本的な予算がガンガン減ってるので十分な人件費が出てません。
(研究ってかなり労働集約的な側面があるので人件費が出ないと進みません。)
大学部門での微増はもしかすると予算獲得のために奔走した成果なのかもしれませんが、
であるならば、それは上にも書いたように研究や教育の本体に影響が出かねない予算獲得活動のおかげであり、
長期的に影響が出そうなことを色々犠牲にした短期的な成果といえるでしょう。
当然の結果 (スコア:2, 興味深い)
1. 論文を質より数で評価
2. 研究成果ではなく、獲得資金額で評価
3. 定年延長
通常、大学の学内に限れば同じ分野の研究をしている人は数少ないので、
お互いの研究成果を評価しようがありません。どうしても、論文の数や
獲得資金額で評価されることになります。もちろん、それでよいわけはなく、
そういう評価方法に甘んじていたことにより、研究の質が低下したという
のは避けられなかった当然の結果なのではないでしょうか。
研究分野によっては、Journal論文よりも、権威ある国際会議に採択される
ことや、Letterに掲載されることの方が重視されていますし、海外の大学では
もっと厳密に大学教員の成果管理をしています。
こんな時間でも大学で仕事していないと明日が来ない身分なのでACで。
環境 (スコア:1, 興味深い)
書類と研究費の取得に奔走し
短期的な論文数が求められゴミみたいな論文を書く
そうしてもほとんどの役職は任期付きで数年単位で就職活動
なりたいと思ってる人を普通のサラリーマンになるよう勧める活動が普通にされています
企業も希望がなく、閉塞感がものすごく
日本の研究関係の環境は正直、夢も希望もありません
おそらくこのまま徐々に減っていくと思われます
Re:環境 (スコア:1, 参考になる)
>短期的な論文数が求められゴミみたいな論文を書く
でも発表本数ゼロっていうのは良くないだろう。
ゴミだからとか適当な理由つけて書かないのは問題だと思うな。
間違いなく効果があるのは、何年も論文を発表してない、研究能力のないバカ教授を全員クビにすること。
その金で若くて有能な人を雇えば組織全体の効率は改善するだろう。
組織を効率化する手段を与えないで予算だけ減らせば成果が減るって当たり前の話。
研究費が無い (スコア:1, 参考になる)
社会人ドクター (スコア:1, 興味深い)
助成金として大学に渡しているお金はそんなに変わってないですね。
ただここ5年くらい部員をドクターに送り込んでないですね。
それまでは、2,3年に1人くらい行ってたみたいですけど。
金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:0)
お金が足りないとか、事務仕事がとか言っているけど、
実際に自腹(時間と金)を切ってまで研究したいっていう本当の意味での
研究者が今は少ないんだよね。。日本って国は。。
<もっとも、学生の質が落ちてきたってのはある。
<また、教える立場の教授や助手の質も落ちてきたってのもある。
大学の先生(教授and助手)は本来サラリーをもらって、学生を指導するだけの
立場で、国からの研究費の申請や事務手続きはサラリーに含まれている。
泣き言言うなら、大学以外の研究職に行けば良いのに。<国公立の助手よりかは高給だよ。。
NTTとかは実際に知っているから言えるが、成果主義なんで、
成果が出ない研究者にとっては辛い場所。
実際に、勤めて数年で大学に戻っちゃう人も多いよね。。
<そんだけ大学は甘いんだよ。きっと。
自分の場合、私立の弱い学校だったんで予算なんか取れないから、
研究費は学生と教授が折半なんかざらだった。<300万の研究費で、研究室の人員は30人w
学部の頃はどうしても占有して使用する計測器があったので、
自分でバイトして装置を格安でレンタルしてもらったなぁw
それでも足りなくて、教授が自腹で100万補助してくれたときには、結構泣けた。。
修士以上は公立に進んだけど、はっきり言って研究費は弱小私立の30倍は
あってびっくりしたww<数千~億円。。
それでも足りないって話になっていたのには、どんだけバブリーだよってマジで思った。。
< 国際会議での国外滞在費&旅費とかでブーブーいう助手を見ると、
< 自腹切るか、国内で開催される国際会議に出ろよってマジで思ったよ。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:2, すばらしい洞察)
お金が足りないとか、事務仕事がとか言っているけど、実際に自腹(時間と金)を切ってまで研究したいっていう本当の意味での研究者が今は少ないんだよね。。日本って国は。。
「研究」を「仕事」に「研究者」を「労働者」に置き換えるととんちんかんなこと言っているのがわかると思いますが…。ブラックな経営者ではない限り。
大学の先生(教授and助手)は本来サラリーをもらって、学生を指導するだけの立場で、国からの研究費の申請や事務手続きはサラリーに含まれている。
教授職は多くの大学の規定で「教育研究職」となっている。採用されたのなら学生指導だけでは不十分と思われる。助手も「教育研究職」で事務職員とは身分が異なる。(事務職員は採用試験がある。)研究だけの客員教授やフェローもいるけどね。
泣き言言うなら、大学以外の研究職に行けば良いのに。<国公立の助手よりかは高給だよ。。NTTとかは実際に知っているから言えるが、成果主義なんで、成果が出ない研究者にとっては辛い場所。実際に、勤めて数年で大学に戻っちゃう人も多いよね。。<そんだけ大学は甘いんだよ。きっと。
NTTは文系含め基礎研究をしてる貴重な研究所。でも日本では企業、民間のシンクタンク系はほとんどの研究所で基礎研究や文系研究は行われていない。そして「成果」までのスパンが長い研究も多い。70代でノーベル賞取った教授も企業の研究所で成果が出るまで飼われていたとは思えない。下手すると師弟の2世代で成果を上げる研究も…。大学は応用分野だけはなく、共用を含めた総合的で長期的な知識の(人的)蓄積の場である(であって欲しい)。
教授が自腹で100万補助してくれたときには、結構泣けた。。
教授も泣いたと思う。貴方の主張だと貴方の恩師は「自腹(時間と金)を切ってまで研究したいっていう本当の意味での研究者」なので自腹切らせて泣かせておいたままでいいということになる。わたしはそうは思わない。こういう教育も研究もできる研究者こそ資金が獲得できる社会であって欲しい。
修士以上は公立に進んだけど、はっきり言って研究費は弱小私立の30倍はあってびっくりしたww<数千~億円。。それでも足りないって話になっていたのには、どんだけバブリーだよってマジで思った。。
COE採用の強力な国立や私立だとさらに数倍〜数十倍の予算が付いている。予算の大小ではなく研究内容との比較で考えないと。旧帝大で研究成果も多いけど、それ以上に費用がかかりすぎている費用対効果の悪い研究室も多い。
< 国際会議での国外滞在費&旅費とかでブーブーいう助手を見ると、< 自腹切るか、国内で開催される国際会議に出ろよってマジで思ったよ。
結局、その助手が海外の国際会議を行く必要があるかないかでしょ。その助手は必要ないかも知れないけど、行く必要がある研究者もいるんです。そして自腹で行っている人もいます。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:2, 興味深い)
「助手」は研究関連補助のための人員で、準教授・教授への道は原則としてありません。
そのかわり、裁量労働制ではなく時間雇用(一般行政職と同じ)が可能です。
#大学によって一部扱いが異なります
助教は準教授・教授への道がありますが、裁量労働制となり、学生の指導も行わなければなりません。
#さらに任期を設けてある大学もあります
「助教」ポスト新設&旧「助手」原則移行時に、新「助手」ポストについて助教から相当な反発があったと
聞いています。新「助手」として採用されたら一生そのままなのかと。
#技術職員はさらに底辺ですが
会議・学会への出席については、裁量労働制でない助手が自腹で出張することは困難です。なぜなら
出張は上長からの命令に基づくものとなりますので、旅費等を支給しないことは法律上できないからです。
この場合、有休を取って行くしかありません。ただし参加費なども自腹になります。
裁量労働制を採用している助教以上については出席は任意ですので、旅費を自腹で賄うことが可能です。
研究費(予算)については大学どころか部局によって扱いが大きく異なりますので、国大すべてを
おしなべて述べることはできません。
たとえば、某旧帝大の自然科学系研究所ですと、研究室制は撤廃し、教員は部門・センターに
配属されます。そのため事業費の多くは部門・センターに配分され、教員個人に配分される
基礎研究費は数十万~数百万(身分で異なる)です。
通常は学会参加が1~2程度+個人研究テーマ1~2程度で消化し、年度末にパソコンが1台買えるかどうか
くらいの予算が残るだけです。大きな研究テーマでは複数人の予算を集めても足りませんから、
外部資金を得ることが必要です。ここで部門・センターが役立ちます。各部署で大きな年間研究テーマを
決め、科研費等は基盤研究でも連名で申請します。得た資金は通常、部局が管理します。
これとは正反対の、完全に研究室単位の予算配分をしている部局もあります。そこでは非常勤の
研究補佐員も研究室予算での雇用となるため、予算残が厳しくなると仕事が溜まっていても
出勤日数を(自分で)減らさざるを得ないという悲しい状況になることもあります。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:2, 興味深い)
> 研究を仕事として捉えるから変なだけじゃね?研究なんて趣味だろw
その認識は残念ですが、世間一般的にはそう思っている方が多いのも認めるところです。
これまでは国がパトロンでしたが、世論に押され世間的にはムダ扱いです(事業仕分け)。
大学で勉強はしたけど、学問はせずに卒業してしまった方は教育と研究の違いがわからないのかも知れません。
なにも給料をよこせと言っているのではありません。(もちろんくれるのならもらいます。)
そして研究費というのは研究を遂行するために必要な経費ということをわかって頂きたい。給与とは別の話。
企業でお勤めなら、営業のコピー代とか、PC購入費だとか、出張費だとか、交際費だとか、そのたぐいの費用。
まっとうな会社なら領収書もらって立て替えて清算する部分。
工場なら原材料費や人件費。農業なら種や農薬の購入費。漁業なら船の燃料費。仕事を遂行するための原資。
給与は少々低くても我慢すればいいけど、研究費がないと研究(仕事、貴殿がいうところの趣味)ができない。
もちろん研究費を自分たちで調達することも必要だけど、国の補助金が減ることで資金調達にコストがかかり、
あるいは資金調達ができなくて研究が滞っているよというのがタレコミの趣旨でしょ。
> 国公立の教授なんかだと普通にサラリーマンより高給取りだしな
以前文系で調べたことがあるけど、
旧帝大卒サラリーマンの生涯年収 > 旧帝大の研究者の生涯年収 > 一般サラリーマンの生涯年収
だったかな。研究者は世の中高卒含めたサラリーマン全体よりも生涯年収はいいけど、
学部時代の同級生より平均的に低いの。
たしかに、教授として在任している瞬間は一般的な給与所得者よりも高い。
でも、文系研究者の場合30代半ばまで院生・ポスドクという名の無職・非常勤職員なので定年時の勤続年数が
学部卒のサラリーマンよりも10年以上少ない。これは退職金額に響く。
今後は30代研究者の雇用が任期付きになっているので、さらに低水準となるかも知れない。
もちろん統計的な平均値なのでブレは大きいと思う。「俺の知っているやつは違う」と例外も多いだろう。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1)
> 研究を仕事として捉えるから変なだけじゃね?研究なんて趣味だろw
> そんでもって研究職なんてのは、プロスポーツとか釣りや囲碁のプロと一緒。
個人のお金でできるような研究だったら趣味でやる人がいるかもしれませんが、趣味でカミオカンデ作れるような金持ちなんて、まずいないでしょう。
1を聞いて0を知れ!
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1)
そりゃびっくりしますが、他のタイプの人はびっくりしないのでしょうか。
# 少なくとも「そんなの誰でも思いつくことだ。全然すごくない」だなんて言うような人ではありたくないものです
1を聞いて0を知れ!
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1, 興味深い)
日本では、研究する能力があっても清貧じゃなければダメ。
海外なら、「本当の意味での研究者」でなくても研究が出来る。
やっぱり、日本は負けることになってるんだね。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1)
> 実際に自腹(時間と金)を切ってまで研究したいっていう本当の意味での研究者が今は少ないんだよね。。日本って国は。。
生きていく費用をかけずに研究できる方法を見つけ出さないといけないですね。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1)
がんばってゾンビを作る研究を…
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:2)
そりゃ会社の設備なのだから、だまって業務以外に使うのはだめ。
業務後に残っていることすら怒られる要因になる。
が、一言相談をすれば解決すると思う。
技術者ならそういった欲求は当然あるだろうし、
技術あがりの理解してくれそうな上の人に相談をしたら、拒否される事はほぼ確実にないのでは?
残業ではないが、一時期 その時の仕事に関わりそうな実験をしたくて
業務後に残って回路実験をしたいと上司に掛け合い、
一応は会社の許可を得て居残り実験をしていたことがある。
機材は業務での使用を優先。 (他にも残業している人はたくさんいるので)
高価でな部品や数少ない部品、また会社ない部材は自費で調達。 (たくさんある抵抗なんかは使わしてもらった)
業務後から23:00までの時間に限って実施する。 (遅くなりすぎるのは許可できないらしい)
と条件を付けたら、むしろ是非やりなさいと言われたよ。
Re:金ばかりの話になっているけど。。 (スコア:1)
>引用部に「<」なんて他に見ないけどね。
え?引用記号のつもりだったのかな?
だとしてら、投稿する前に100年ロムっていたらよかったかもしらん。
>はっ、死んでるのかっ。
つまり、知能が死亡レベルだとかね。
元投稿の
>修士以上は公立に進んだけど、はっきり言って研究費は弱小私立の30倍は
妄想の世界にいってしまわれた結果ということなのでしょう。
例によって「銀の弾丸はない」…彼らも彼らの政策も当然そうではなかった。 (スコア:2, 興味深い)
…私は喜んでたことはないな。困ったことだと思っていた。
彼らは「何か行き詰ってる。何でもいいから変わってくれ」って願いを敏感に嗅ぎ取って
自分のやりたい「思いつき」を実現するのに利用したのだろうと当時から思っていた。
そして「何でもいいから変わって」というのは危ないと思っていた。
そして同じ観点から今の公務員バッシングも企業バッシングも違うと思っている。
#労働法・独占禁止法はキチンと守ってほしい所。
#自社本体の遵法は(法的)コンプライアンスじゃなくてその前提にすぎないが、それすらしばしば怪しいのは困った話。
#とはいえ結局自発的に守らない会社が存在する前提で監視・摘発する組織にちゃんと予算を投じる必要があるのだろう。
日本というシステムは現在問題を抱えているが、それでもそこそこちゃんと動くレガシーシステムではある。
こういうものはデタラメ(=根拠の明確でない、つまりランダムと大差ない)な書き換えではよくなるより悪くなる確率の方が高い。
こういうシステムの改良では慎重にバグを調査して適宜修正する、
大きな修正では変化の影響を最小限にとどめるよう移行戦略を考えるという地道な上に膨大な量の作業が必要。
1個や2個の思いつきでドッカンドッカンと「大改革」しても上手くいかない。
Re:例によって「銀の弾丸はない」…彼らも彼らの政策も当然そうではなかった。 (スコア:5, 興味深い)
ロスジェネですが、そんなにぼんやりした理由ではありませんでしたよ。
近年行き詰っている理由はとても簡単で、以下の2点です。
1)人口ピラミッドの崩壊
2)海外が力を付けてきた
そして現状を打開するには規制緩和が必要だと思ったから支持しました。
>そして「何でもいいから変わって」というのは危ないと思っていた。
>そして同じ観点から今の公務員バッシングも企業バッシングも違うと思っている。
今の不況は特定の会社、人、年代、地域等が原因ではない(=構造不況)ので、
その痛みは国内全体で分担すべきなのに、
そうなっていないからバッシングが起っているのです。
火事場で「俺が放火したんじゃないから。」と言って、
バケツリレーに参加していないから怒られているようなものです。
>#労働法・独占禁止法はキチンと守ってほしい所。
>#自社本体の遵法は(法的)コンプライアンスじゃなくてその前提にすぎないが、
>それすらしばしば怪しいのは困った話。
>#とはいえ結局自発的に守らない会社が存在する前提で監視・摘発する組織に
>ちゃんと予算を投じる必要があるのだろう。
今の法律は、端的に言って「一度雇ったら一生面倒みろ」と言っています。
しかし構造不況では自分たちの仕事の質や量と無関係に会社が倒産しますので、
そのような約束はできません。
(BRICsの時給は約1/3程度です。VISTAに至っては1/10程度になります。)
つまり、普通の企業は法律で縛られて人を雇えなくなっているのです。
だから本来は大本の労働基準法(今は労働契約法?)を現状に合わせて
変更すべきだったのですが、労働組合の反対で手を付けられなかった。
そこで派遣の拡大解釈によって帳尻あわせが行われたのです。
一方ブラック企業には、法律による規制の効果がほとんどありません。
ブラック企業が法律を無視していると分かっていても、
普通の会社が求人していないので、ブラック企業に行くしかないのです。
結果として、規制すればするほどブラック企業に有利になります。
禁酒法時代のアルカポネとか、社会主義国での賄賂の蔓延など、
規制によって悪人に有利になる実例がたくさんあります。
法律を守ることはもちろん重要ですが、
「普通の会社」が「普通に経営」すれば、
普通に守れる法律であることは、より重要だと考えます。
>日本というシステムは現在問題を抱えているが、
>それでもそこそこちゃんと動くレガシーシステムではある。
>こういうものはデタラメ(=根拠の明確でない、つまりランダムと大差ない)な
>書き換えではよくなるより悪くなる確率の方が高い。
この認識が私と異なっているんですね。私の認識は以下のとおりです。
「日本というシステムは既に破綻しているが、
それをパッチ充てして無理やり延命しているレガシーシステムであり、
いつ死んでもおかしくない。」
ランダム以下だったらランダムの方が良いと。そういう認識です。
Re:例によって「銀の弾丸はない」…彼らも彼らの政策も当然そうではなかった。 (スコア:1, 興味深い)
>だから本来は大本の労働基準法(今は労働契約法?)を現状に合わせて
>変更すべきだったのですが、労働組合の反対で手を付けられなかった。
>そこで派遣の拡大解釈によって帳尻あわせが行われたのです。
そこで労働組合を持ち出してくるから豚って言われるんですよ?
セーフティネットって聞いたことある?
小泉改革が今叩かれてるのは、セーフティネットの整備というドブさらいのような仕事をやらなかったことがバレたから。
このドブさらいをしないで正規雇用の流動化をするのは、「少子化? 移民で埋めるから大丈夫! 日本の原住民は子育てなんかする暇があったら働け!」というのに等しい。
いくら小泉改革に勢いがあっても、さすがにそこまではできなかった。
リアルタイムでは小泉改革は格好よかったが、それはドブさらいをしなかったからだ、と後でみんな気づいた。
Re:例によって「銀の弾丸はない」…彼らも彼らの政策も当然そうではなかった。 (スコア:1)
>セーフティネットって聞いたことある?
>小泉改革が今叩かれてるのは、セーフティネットの整備という
>ドブさらいのような仕事をやらなかったことがバレたから。
下記のようにそれぞれの問題と対策は全く別の話です。
1)結果の不平等:セーフティーネットで対応
2)機会の不平等:正規雇用の流動化で対応
このうちロスジェネが問題としているのは2)機会の不平等です。
また、日本のように正規雇用の流動性が無い所でセーフティーネットを作ると、
就職できなかった人、失業した人を永遠にセーフティーネットで養う事になり、
市場に還流できません。仮にセーフティーネットが作られたとすれば、
セーフティネットに養われ続ける人達とそうでない人達の間に溝ができ、
新たに自己責任論争が勃発するでしょう。
だから小泉改革の問題点はセーフティーネットを作らなかった事ではなく、
正規雇用の流動化を行わず、派遣の拡大解釈で流動性を確保した事だと考えます。
>このドブさらいをしないで正規雇用の流動化をするのは、
>「少子化? 移民で埋めるから大丈夫!
> 日本の原住民は子育てなんかする暇があったら働け!」というのに等しい。
これは全く逆の話で、正規雇用の流動性が高ければ、
子育ての為に会社を辞めても不利にならないので、子育てがやりやすくなるのです。
また移民だって日本で生活する以上、
日本人と同じ生活費や税金がかかりますから条件は同じです。
それよりも問題なのはシルバー人材で、
彼等は年金を貰っていますから我々より少ない賃金でも問題がなく、
機会の平等が守られていません。
(彼等が受け取る年金額は、我々が受け取る年金額より遥かに多いです。)
Re: (スコア:0)
精々が匿名掲示板に書くくらいのお仕事でしょ
肉屋を熱烈に支持する豚なんて馬鹿にされてた層は
♯肉屋を支持する豚って石原支持してた一部オタみたいな奴らの事だと思う
Re:小泉・竹中路線を喜んでいたのは誰? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:小泉・竹中路線を喜んでいたのは誰? (スコア:1)
じゃあ俺は、井出ガー・久多良木ガー。
ソニーはなぜ没落したのか [livedoor.com]
出井社長時代に採用されたアメリカ的な経営体制がガバナンスを混乱させた。
以前の記事でも書いたように、「コテコテの日本企業」であるソニーに
形だけ「株主資本主義」を持ち込む一方、抜本改革をしないで
900以上の連結子会社を温存した出井氏が、ソニーをだめにした主犯である。
90年代後半から、日本全体でこういう事が起きたのでしょうね。
#この件、誰もタレこまなかったのかな?
ID投稿推奨、マイナスモデ反対、リメンバー・スルー力。
Re: (スコア:0)
タレこむ価値の無い池田信夫ネタだから
Re:学生だけでなく教授の質が下がったのも事実 (スコア:1, 興味深い)
誰が研究室をマネージしてる?
誰がその論文を書かせてる?
少しでも考えれば誰を共著者に入れるか分かるだろう.
PI はお金取ってきて研究の方向をマネジメントする経営者としての仕事がメイン.
そういったことを分かっていない人が多すぎる.
君が論文書かないとボスはお金取ってこれなくなるんだよ.
ボスのために論文書くのがいやなら早く独立しなよ.
それができないで文句言うのは筋が通らないでしょう.
Re:学生だけでなく教授の質が下がったのも事実 (スコア:1)
>世の中の研究資金の総和は一定
すまん、それのソースを求む。
Re:学生だけでなく教授の質が下がったのも事実 (スコア:1)
人間の世界もそうじゃないですかね?
Re:学生だけでなく教授の質が下がったのも事実 (スコア:1)
xxな人もいるから、xxじゃない人は甘え、という考え方は、ちょっとどうかと……
大学でも、研究室によってやってることや状況が全然違うのだから、教授同士を単純に比較するのもナンセンスでしょう。
マネジメントも研究も教育もどれもできてない人を問題視するのなら分かるのですが、そうでもなさそうだし……
1を聞いて0を知れ!