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212282 journal

maiaの日記: オスとメスはそれぞれ別に進化してきた 31

日記 by maia

以前、オスになる遺伝子(OTOKOGI)が発見されたため、生物の基本型はメスで、オスは派生してできたという話があったが、今度はメスになる遺伝子(HIBOTAN)が発見された(NHKの報道プレスリリース)。この5000万年の間に単細胞生物から多細胞生物に進化した緑藻類ボルボックス目での研究成果で、ボルボックスは多細胞化からの時間が短いおかげで、中間的なさまざまな種が現存しており、進化の過程を追うのに適しているとされる(生命誌ジャーナルの記事)。HIBOTANの発見により、オスとメスは、性別がない状態からそれぞれ必要な遺伝子を獲得し、誕生したと考えられる。「男女は生物学的には根本的に違うということを認識すれば、男女関係も、よりうまくいくのではないか」と、発見者の野崎准教授は語る。なおOTOKOGI、HIBOTANとも野崎氏の命名。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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