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「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
自分のまわりで「俺,○○の末裔!」とか言うやつらですらよくよく聞くと「爺さんが言ってたから」という程度だし,自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.なので大阪生まれちょっとだけ大阪育ちの身でありながら,「部落問題」という話を聞くと「出身についての情報をよく保存し得たのだなぁ」と感心する程度なのです.
そりゃそっち系の副読本も読まされましたが,何にもしてない俺らにいわれてもなぁ,と.ええ,先生にそう言ったら「何にもしてないことが悪いことなんだ」って言われましたが.しかしその差別されているという状況が目に見える形で学年に存在しない以上理解しようがない・・想像しろと言われるならするけど,それって「江戸時代のくらし」とか読まされて「へ~昔は苦労したんだなぁ」と思うのと同じなので,その感想を述べて怒られてもなぁ,と理不尽さだけが残りました.
見事だ。感服した。
あなたが言ってることが事実なのかどうかは(私は)よく知らない。が、そんなことはどうでもいい。
重要なのは「今ここスラドにある差別」を説明したことだ。
余談ですがダチによると「差別とは見ないこと」なんだそうです。正しく見ないこと、一部分しか見ないこと…
「背後」と言われるような団体があることが問題なのじゃなく、それを「理由」にして差別してる側に問題があるんじゃありませんかね?
あなたの言うことは確かに正論なのかもしれない。 でもですね。問題を起こしているのが一部の人だけだからって、残りの人たちが許してもらえるかといったら、世の中そんなに甘くないんです。 いくら人は一人一人違うといったって、何らかの集団に属しているわけです。 他者がその人の情報を得るには、まずそういったことから考えるしかないんです。
仮に、初めて人とあうと聞いて、その人が朝鮮総連所属の朝鮮人だと事前に聞いたらどう思いますか? 同和団体に所属していると聞いたら? 宗教団体に所属しているとか、共産党員だと右翼団体だとか聞いたらどう思いますか? 警戒しませんか? 警戒して当たり前ですよね? そういう団体について、いろんなイメージを持ってるでしょうから。そして、実際に面倒ごとに巻き込まれた人もいるでしょうから。
確かに、本人は、例えば親戚なりに関係者がいて、名義貸し程度でしか参加していなくて、そんな意識は全く無いかもしれません。 (私も、一家そろって某新興宗教に入信してることになってます。無神論者ですがw) でも、第三者がその情報を知るのは、簡単ではありません。 であれば、差別してトラブルを避ける、自身の身を守ろうとするのが人として当たり前の行動でしょう。 友愛精神をもって受け入れよう!と差別する側にだけ譲歩を迫っても解決しないのです。
> 同和団体に所属していると聞いたら? 宗教団体に所属しているとか、共産党員だと右翼団体だとか聞いたらどう思いますか? 警戒しませんか?> 警戒して当たり前ですよね?こういうのをプライミングというのだそうです。ええ、使ってみたいだけです。事前に得た印象で、同じ現象にたいして結果がことなるのです。われわれは理性ある「ヒト」なんですから、やはりこういった猿と同等の現象はあえて避けてなんとか理性的に他者と交流していきたいものですね。> 友愛精神をもって受け入れよう!と差別する側にだけ譲歩を迫っても解決しないのです。受け入れることがすでに「譲歩」になっている時点ですごいですね。あなたは階級制度のある社会にでも住んでいらっしゃるのでしょうか。
>われわれは理性ある「ヒト」なんですから、やはりこういった猿と同等の現象はあえて避けてなんとか理性的に他者と交流していきたいものですね。
猿は差別の類はやらないと思います。それとも私が知らなかっただけで、実のところ猿はプライミングやら何やらをやる(けれど克服は出来ない)程度には頭がよいのでしょうか?
つまりいじめのたぐいは「(猿並の)中途半端な知性」知性の持ち主がやることと?
……ま、差別は良くないよね。区別は必要だけど、差別は良くない。
「部落問題」というのは、今現在も確かに存在していますね。 そして僕の幼少のころにも当然存在していました。 幼少のころ、僕は京都に近く、車で30分以内に大企業の工場がいくつもある、閑静な新興住宅街に住んでいました。 その住宅街は大きな川と山に挟まれたなだらかな坂地となっていて、 周辺地域から察するに、昔からあった村落の田んぼ部分をつぶして作った住宅街でしたが、 山間の古い地名に「イモダニ(谷)」と付いていたり、また、川の対岸では製鉄関係の遺跡がいくつも発見されたりしている地域でした。 (それがこの後の話に関係あるかどうかは知りませんし、郷土史を調べたこともないです。念のため。)
そして僕が中学生ぐらいだったある日、近所(実際うちから歩いて3分以内)に暴力団の幹部が引っ越してきたことがありました。 住宅街に住んでいるのは企業の本社工場で働く研究者やエンジニア、医者、大学教授などが多く、 暴力団が街に住んでいることに心の中で反発こそしていても、プラカードを持ったりすることはありえませんでした。 そこで町内会で「住宅街からドブ川を挟んですぐ隣にある小さな被差別部落に話をつけてもらう」ということになり、 少しばかり(恐らく100万もしていない)のお金を被差別部落の顔役の方に渡して、暴力団の幹部には住民の希望通り引っ越してもらいました。 僕の予想ではその幹部の引っ越し費用等々ではるかにお金がかかってるはずなので、恐らくお金のほとんどが幹部に渡っただろうと思います。
という話だけだとここにぶら下げる意味が無いのでもう一つエピソードを。 (下手な文章なので長くてすいません。面倒なら読み飛ばしてください。)
僕がまだ3歳にも満たず、母から聞いた記憶にも残ってないエピソードになりますが、 最初に言った通りなだらかな坂地の住宅街ですが、僕の住む家の前は結構急な坂道になっていました。 父は趣味の車いじりをしながら僕を遊ばせていたらしいのですが、 まだ脳みそが単なる大豆ぐらいに子供だった僕は、急にガレージから道へ飛び出したそうです。 そこに運悪く、二人乗りで原付に乗った若者達が坂道を結構なスピードで下りてきて、僕に接触しかけたそうです。 父は道に飛び出していき、住宅街の下り坂でスピード超過、よりによって二人乗りとは何事だ!と怒鳴ったのですが、 若者達は「文句あんのか!俺達は朝鮮人やぞ!」と逆に怒鳴り返してきたそうです。 ※注:朝鮮人は今の話と関係ない!と思われるかもしれませんが、最後まで読んでください。すみません。 近くで町工場をやっていた父は、「子供の居る前だから、文句あるならいくらでも相手してやるからいつでもうちの会社まで来い!」といって 名刺を渡して若者達を帰らせたそうです。 その若者たちは、実は先ほどの話でも出てきた住宅街のすぐ隣の被差別部落に住んでいたそうです。 工場には、同じく被差別部落に住んでいる人も働いていたらしく、その人伝手で先ほどと同じ顔役の方に話をつけてもらったそうですが、 その際の結末は、「若者達も悪かったとはいえ、飛び出したという部分などで若者達も納得がいっていない部分がある。 若者達に関してはこちら側で然るべき処分があるだろうが、痛み分けということで小遣い程度を渡してやってくれないか。」ということで、 父は顔役の方を介して二人各々に千円を渡すということで話がついたそうです。
実際に若者たちが朝鮮人だったのか、それとも日本人の部落民だったのかは知りませんが、 その被差別部落には誰でも知っている京都の川の名前と同じ名字を持つ人が何家庭も住んでいたので、 その被差別部落自体は日本人の被差別部落だったのだろう、と思っています。(ちなみに朝鮮部落と呼ばれる被差別部落もあります) 顔役の方も単なる集落の村長さん的な存在ではなく、裏社会にもしっかり顔の利く人だったのでしょう。
こういったのを含めて、何度か被差別部落と接触してきた僕の実体験から思うに、被差別部落の出身だから差別されているという人というのは、 実は被差別部落から別の場所に引っ越して二代経てしまえば、知り合いが居たり本人が明言するか、よほど調べない限り、解りようが無いです。 ではなぜ差別的な扱いを受けている(と主張する)のかといえば、「被差別部落に住んでいるから」です。 そこには「その家系が歴史的に」だとか、「(何かに)抵抗しているから」と思っている人は恐らく少ないのでは無いでしょうか。 僕たちが彼らをどの時点で線引きするかと言えば、「住んでいるのが被差別部落である」の一点です。 素行の悪い人間はそれこそ街を歩いていても何処にでもいますし、 モンスターペアレントと呼ばれるような、子供を利用したある種の利権的な考え方で自分の家族が優遇されようとされる人間も増えているようですが、 僕たちが彼らに向ける視線は軽蔑であったり怒りであったり、ネガティブな感情が大部分だと思います。 そのなかで、この不況の最中に職の斡旋を受けていて、場合によっては高級車に乗っているのにも関わらず生活保護を受け続けていて、 さらに住居は格安で借りていて、駐車場まで付いていたりすることもあったりするのはネガティブな感情で見ることになって当然かと思います。 もちろんそうでなくお金が無かったりの理由で被差別部落に住んでる人はいますが、 そういった人は非常にハングリーで、状況が改善されればすぐに引っ越していきます。 そして、先ほども言いましたが、一度出てしまえば明言しない限り普通の人には出身がどこか調べ上げることなんてまず無いですし、 逆に被差別部落に長くとどまっている人たちに対して背後を気にしたり、敬遠したりするのは当然かと思います。 要は、「被差別部落出身だから」という差別は既にある程度風化しているのが実情です。 あるとするならば転職などに際して調査会社などの調査でそのことがネックになることもあるかも知れませんが、 これは時間が経てば解決される問題でしょう。わざわざ祖父や曾祖父の出身地を調べることはないでしょうし。 それに、そもそもそういった理由で採用を見送る企業には就職しない方が良いでしょうし。 #本当はまだまだ言いたいことはあります。親の友人の子の結婚予定の相手が被差別部落出身だった話だとか。 #長くて申し訳ないので、これで終わりにします。ほんと、長くてすみません。
今となっては、というよりだいぶ前から「何かというと出てくる『背後』が厄介だから近寄らないでおく」という状態なので「背後」がなくなればそのような誰得な差別はすぐなくなる。現にほとんどの人は知らないんだし。しかし「背後」は「差別されている」状態でないと困るので、いまだに厄介な存在であり続けようとする。なので情報を保存してるのって「背後」の方なのかもね。# 厄介なのでAC
名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
http://www.bll.gr.jp/news2008/news20080915-3.html [bll.gr.jp]
橋下知事は、「いわゆる同和地区で育ってきた。都道府県の知事のなかで同和問題について一番知り尽くしていると自負している。みなさんの協力をいただきながら、できる限り解決していきたい」とのべた。
その上で、次のような発言もされております。
http://www.pref.osaka.jp/seisaku/buchokaigi/080326.html [osaka.jp]
・議会でも取り上げられた同和問題について。私はまだ同和問題は解決していないと 思う。しかし、優遇措置は、差別を助長するものであり、認められない。 差別意識を一掃するためには、府民から優遇施策がなくなっていると分かるようにする 必要がある。同和施策を一般施策にしたと言うが、本当にそうか。形式だけでなく、 実質的に一般施策化しているか徹底的な見直しが必要。部局担当には苦労をかける が、最後は私が交渉の場に出てもかまわない。
また、Web魚拓ですが、こんな記事が産経に載っておりました。http://s04.megalodon.jp/2008-0307-2343-53/sankei.jp.msn.com/politics/l... [megalodon.jp]
彼によると、差別はあるそうです。ただ、彼は同和利権には反対の立場を示しています。
ACな府民です。橋下知事の政策については賛同しかねる点が多いのですが、同和政策については賛成です。
それはおいといて、> 大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
これは事実ですが、非常に気になったのは> 名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、
なぜ名前から気づけるのでしょうか?言外に「橋の下というイメージが同和地区を連想させるから」とほのめかしているようです。しかし、Wikipediaにある彼のプロフィールを見ると>> 東京都渋谷区幡ヶ谷生まれ。小学校5年生の時に大阪市東淀川区東中島に転居。となってます。名字は生まれたとき(それ以前)に決まっているが同和地区に住んだのは小5のとき。greenteaさんはこのずれを説明する責任があると思います。
「名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが」というように自分の努力で変え難い名字というモノを取り上げ、被差別部落と結びつけること自体差別が残っている証拠じゃないでしょうか。
>「名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが」というように・・・
地元から東京に出てきて、職場で初めて受けた人権学習講和に・「○○」という文字が入る地名は被差別部落・「○○」という文字が入った駅がどこそこで建設予定だったので自治体に抗議し、名称変更をさせた・朝鮮人は名前に「××」という文字が入っているとかを延々述べるだけの”せんせい”とやらがきましたよ。
人権学習に興味がなく聞いていなかった人も多かったですが、上司から「講和を聞いていなかった者は、名簿順に△△研修部長の所にって反省するように」とか言われ、名簿で1番目だった当方は、その部長のところにいって思うところを話をしました。
1週間後に控えた資格試験に向けた勉強を、講和の時間中にやっていた人が大半だったんですが、部長のところに呼ばれたのは結局、当方だけだったようで・・・
次回以降、その”せんせい”は呼ばれなくなったようですが、地域の名称や名前なんかで、そもそも差別意識をもってしまう人がいるんだなぁと思ったしだいです。
>> 東京都渋谷区幡ヶ谷生まれ。小学校5年生の時に大阪市東淀川区東中島に転居。となってます。名字は生まれたとき(それ以前)に決まっているが同和地区に住んだのは小5のとき。greenteaさんはこのずれを説明する責任があると思います。
それは知らなかったです。ろくに調べもしないで書いて申し訳ないです。
なぜ名前から気づけるのでしょうか?言外に「橋の下というイメージが同和地区を連想させるから」とほのめかしているようです。(中略)「名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが」というように自分の努力で変え難い名字というモノを取り上げ、被差別部落と結びつけること自体差別が残っている証拠じゃないでしょうか。
私としてはもちろん、見下しているとか、そういった感情はありませんが、「そういう話がある(orあった)」という話を聞くと、それを意識してしまう、というのは否定しません。また、それが差別なんだ、と言われたら、そうかもしれないと言わざるを得ません。
感覚としては、名前が外国っぽい人に対して、外国人なのかな?と思ったり、もっというなら、名前が女性っぽい人を見ると、会う前から女性と決めつけたりするのと似ていますが、それも、そういう風に見られることを望まない人に対しては差別になるでしょう。
# そういった意味で、私は同和教育には反対です。# 知っていることは、どのような形であれ、意識してしまいます。
# 差別があったという歴史を抹消すべきとは全く思いませんが、# わざわざ、今も残る差別として、義務教育で万人に教えることで# どのようなメリットがあるのか、私には疑問です。
もしそうだとしても、それも関係ない。何が言いたいのか分からない言い捨てるレスは気持ち悪いです。
まぁ、「名前から薄々気づく」という思考の人はちょっと偏った思考の持ち主に見えてしまいます。(差別思考とまでは言わないまでも)
今まで10あったものがいきなりゼロにならないと駄目な人なんですか?利権が絡んでいると上のほうで色々言われているのに反対する人を一気に黙らせる事が可能だと思うのですか?出来ることから1つずつ解決していくことしか普通出来ないのですけど、なにげに反対したいだけにしか見えませんよ?
>名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
僕の友人の金田君は、労働者問題に取り組んでいるのですがその活動がニュースなどで紹介されるとネット上ではその姓から「在日朝鮮人」呼ばわりされてしまう悲しい人です。
もういい加減「名前から薄々気づく」のはやめたほうがいいと思います。ほとんどが誤解ですし、誤解でなかったとしてもそれを差別というんですよ。
白人以外に生まれるだけで、白人からはずっと差別されます。世界は未だに差別で成り立っています。
さらに言うと黄色は黒人にも差別されてます。実体験として。
ここまで、まだ紹介されていないようですので、昨年刊行された本を紹介しておきます。
栗原美和子「太郎が恋をする頃までには...」 [amazon.co.jp]
在京テレビ局員の手による本なのに、テレビでほとんど紹介されないことが、現在におけるひとつの事実を伝えていると思います。
ちなみに、自分の本書の作品としての評価は決して高くはありません。
このあたりって地域格差が大きいですねぇ。
地元の学生時代、3~4か月に1回は同和教育とか差別問題についての教育ってありました。就職後も、同程度にその手の教育がありました・
学生時代は差別に対する実感というのはそれほどなかったですが、地元で就職しました後、結構厳しい現実というのを見ました。(詳しくはかけないですが)学生時代は、理不尽な差別があったんだ・・・とか程度に思っていましたが、人に根付いてしまった意識ってものからくる厳しい現実っていうのを見ると、もっとやりきれない気持ちになるものです。
その後、東京に出てきて、次のに驚きました。・他の地方では。同和差別についての研修がない・会社の研修に、同和差別についての研修がない・「被差別部落ってなに?」って人が多い
噂レベルの話かも知れないけど、一応 [google.co.jp]。
噂って言うのは出所が分からないものを言いますが、その話は野中氏が主張し、御用作家が本にし、麻生氏は否定、その場にいたことが分かっている他の出席者で肯定する者はいない、とはっきりと状況が分かっていますね。こういうものは政敵にダメージを与えようとするデマゴギーというやつで、今更取り上げるのはある種の目的があるんでしょうがあまり行儀よくありませんね。
奈良についてはその通りだと思います。
私は東日本の出身で、「部落」という言葉自体を小学校の教科書ではじめて知り、実感のないまま京阪奈地区に赴きました。奈良市のゴミ収集があまりに酷いので立腹して調べたら利権が絡んでいるという報道が過去にされて、ある人に「大きな声ではいえないがその影がいまでも残っているから諦めろ」といわれ、大変驚きました。
まぁ京都や奈良の人からみたら、「関が原より東・北の出身」という時点で東夷か北狄なんでしょうが(笑)。
まあ実際にありました [srad.jp]からね。このコメントの後半部分については知りませんが、今の経済情勢を考えるとあってもおかしくないと思います。
#結構早めに書いた [srad.jp]と思ったのにまだ修正されてないよorz
京阪奈地区って大雑把な感じですが、そのあたり郵便局の職員をやっていた際の話です。
少なくとも数ヶ月に1回は職場でも人権学習とかの話があったのですが、よその地方からきた課長が、その際に「部落って『集落』って意味で使う地域も・・・」とか発言し、その地域出身の職員から「問題の本質わかってる?」と袋叩きに。数ヵ月後、その課長さん退職されました。
皆さん、京都とか関西に赴任される際は気をつけてくださいね。
ちなみに、その郵便局。「市」になって30年以上たちますが、その前の「町」よりも前の「京都府××村○○さま」とかいう住所で発送されたものも配達していました。地域の現状とか成り立ちとかわかっていないと配達できないので民間の業者さんには配達できないところも多かったと思います。(同じ苗字が同じ地域にたくさんいらっしゃたりとか、嫁入りとかで同姓同名が数人いたりとか結構大変でした。)最近は新興住宅地とかできているのでそういった話も薄れてきているのかなぁ。
京都でも差別利権については似たり寄ったりだそうです。それどころか同和地区に旧植民地人を自称する密入国者とその子孫が入り込み、差別利権にたかろうという動きが益々酷くなっているそうです。(あくまで聞いた話なので念のため)
京都の同和問題って歴史的には河原者たち、つまり自ら進んで国家の庇護を離れた(よって時の政府=江戸幕府から国民としての保護を一切受けなくなった)人たちが、自らの出自を忘れてあれこれごねているように見えるのですがね。実際のところはどうなんでしょう?(当時の河原は治外法権地帯であり、貧困や戦火により農地を失った農民が税の払いを逃れるために住み着いものや、或いはあえて国家の庇護を否定して自分のやりたいことをやろうとする歌舞伎者たちが住み着いたりした者が河原者と呼ばれた。似たような例としてはサンカと呼ばれる山の民たちもいる。いずれも国家の庇護を離れた者であり、このため江戸幕府の命により寺社が管理していた戸籍人別帳などにも記載されていない。ようは自ら進んで日本国国民をやめ、無国籍者になった者たちと理解しています。)
>京都の同和問題って歴史的には
それを正当化してしまったら話が始まらないような。歴史的な経緯を元に、そのことに直接の責任がない子孫がいわれなき差別を受けているというのが「部落差別」なわけですから。
#同和問題が新たな利権となっているのが不当、というのはまた別問題です。
フレームのもとっぽくて申し訳ありません。
そうやって騒いでいた友人がいた。そしてそいつは地元の会社に行こうとして自分の親が部落出身だと知ったらしい。その後同様に何社も落されてしまい暫く無職のままで過ごしていたと。でも差別されている人が利権にありつけるかって言うとそうでも無いようで。就職できるのなら活動に参加しても良かったのだけど、結局無理で東京に出てきたとな。
自分でも「差別なんか無い」って言っていたらしいが、知らない物の無責任な責任だったと身に沁みた後は反省したってさ。
奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)(懲戒免職)が病気を 理由に5年間で8日しか出勤していなかった問題が明るみに出たことで 部落解放同盟には「部落解放同盟に入って部落民になりたい」 という若者からの問い合わせが殺到しているようだ。これについて部落解放同盟の幹部は「部落民というのは希望してなれる ものではなく、先祖から受け継いだものだ。」と回答しているが、 若者からは「先祖が部落民でないからといって部落民になれないのはおかしい。 部落解放同盟は希望者が全員部落民になれるような社会制度を目指すべき。 不当な差別は即刻やめるべき。」として、希望を受け入れない幹部に反発している模様である。
奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)(懲戒免職)が病気を 理由に5年間で8日しか出勤していなかった問題が明るみに出たことで 部落解放同盟には「部落解放同盟に入って部落民になりたい」 という若者からの問い合わせが殺到しているようだ。
これについて部落解放同盟の幹部は「部落民というのは希望してなれる ものではなく、先祖から受け継いだものだ。」と回答しているが、 若者からは「先祖が部落民でないからといって部落民になれないのはおかしい。 部落解放同盟は希望者が全員部落民になれるような社会制度を目指すべき。 不当な差別は即刻やめるべき。」として、希望を受け入れない幹部に反発している模様である。
俺も特権階級に生まれたかった。そうしたらもっと広い家で、休暇もたっぷりでのんびり趣味でプログラムでもしていられたのに・・・。人を生まれで差別するなんて最低だ!
特別な施策がかえって差別を根付かせているという論はよく聞く。しかし、そういった施策や同和教育なしなら、あなたの祖母は被差別部落の人達と笑って語り合えたか?というところが同和問題の根深いところ。
じゃあ、どうすればいい?寝た子は起こすな?
大っぴらに語られることはなくなっても、やはりあなたの祖母は顔をしかめながら被差別部落のことをあなたに語るのではないかな。
#別にあなたの祖母を個人攻撃してるわけじゃないので気分を悪くしないでね。
うちの親は大阪府内のとある市役所を定年退職しましたが部落の奴とは結婚どころか、関わることすらするなと常に強く言っていましたね。部落かどうかなんて調べればすぐに分かるんだそうです。
自分としては、自分にはどうしようもない住んでる場所や産まれた家を理由に結婚するな関るなと言われたら結構ショックだと思うのですが…。
この問題はほんとに地域差大きいですね。
長野(佐久市近辺)の友人から聞いたのですが、長野の男性教師と関西出身の女性が結納したとき、挨拶で「私たちの部落はちょっと冬は寒いですが、夏は快適で・・・」みたいな会話をして女性側の両親の顔が青ざめ、破談になりかけたとか。(ここでは単に"集落"の意味)
まぁすぐに誤解は解けたものの、真面目な新郎は相手側両親への好感度一気に低下してしまい、暫くは疎遠な関係が続いたそうで・・・。差別発言は実際には関係ないと余計に品性疑われますしねぇ。
あります。と言っても少々前(二十年ぐらい?)ではありますけど。(当方、静岡県在住)
ある男性が結婚されることになったのですが、奥さんのご実家がいわゆる被差別部落でした。それを知った男性の兄は、「あいつが結婚する相手は『四つ』だから、結婚式には絶対出ない」と自分の妻に言ったそうです。私はその話を兄の妻から聞きました。「今時そんなことを言う馬鹿がいるのか」と、驚きと軽蔑を禁じ得ませんでしたよ。
「又聞きじゃないか」と指摘されれば、その通り。しかし、「結婚された男性」は私の叔父。「兄の妻」は私の母。そして、「男性の兄」である下衆野郎は私の父です。
非常に不謹慎ではあるが、この流れに「おもしろおかしい」を与えたい。
何だか救われたwああ、そうか荒らしモデ付いたのは「差別問題に対しなにを行ってるかが分からない」と言ってると取られたからか。
いや、ね、皆さん後半見てくださいよ。ちょっとした推理が必要ですよ。・結婚したのは書き込み主の叔父・この話を結婚した男の兄の妻から聞いた・「兄の妻」は書き込み主の母・問題発言をしたのは結婚をした男の兄
ここから、「問題発言をしたのは書き込み主の父」にたどり着くのって結構頭ひねりましたよ。「結婚された男」というのも、ちょっと混乱を招くし前半の文中の代名詞を使って説明をしているのが更に複雑。20年前の話だからという前振りなので、それも登場人物の相関に関係あるかと思ったらフェイクだったり。
という後半がなぞなぞのような記述だったという話です。
# また荒らしが付くのかな〜
まわりの年寄りは「○○の出身者は見た目で分かる、昔は見かけたらこずいとったもんじゃ、今は色々うるさいけど、でも性根は変わらんからなにしよっかわからんぞ。」と普通に話してましたよ。何か問題が起これば「○○のもんに違いない。」問題なのは存在している”差別”との向き合い方だろ。特に「役人サン」は自分の在任中に問題を起すとキャリアに傷がつくから関係者が騒ぐとすぐに小手先の対策や裏取引で解決しようとする。結果的にグレーな部分が大きくなり、「ボス」に利権が集中する構図が出来る。これが、一般人から怖がられて最悪差別の再生産を生む。利権問題と差別問題がごっちゃになっているのは悲しいことです。
>自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.
今度そういう人にあったら江戸っ子の定義を教えてあげてください。 江戸っ子:三代以上続けて江戸の下町で生まれ育ったもの# 更に産湯が神田川の水でなければいけないとか何とか?## 補足・訂正大歓迎 よって、例えば江戸の街に三代以上住んでいても、山の手に住んでいた(浪人でない)武士は江戸っ子にはなり得ません。
>「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
ある。京阪神方面では無く、中国地方だけど。結婚する前など出身を調べる事は残ってると親から聞いた。
いろいろ複雑な問題を含んでいるので、かかわり合いたくないという意図が大きいみたいだけど。
もっともっと人口の流動がおこってわからないくらいになればいいんだろうけど、田舎に人が移り住む人間もそんなに多く無いだろうしね・・・
岡山県出身の30代ですが…
小学校の時には同和教育は受けたりしたし、母には幼少のころから「部落の人とだけは絶対結婚するな」とは言われてたりしたのですが、どこが部落なのかは具体的に全然話に挙がらなかったので、今でもどこが部落なのかはまったく知らないままだったりします。
ちなみに、「西日本」の範囲についてですが、岡山・香川の人間だと、地元に西日本放送 [rnc.co.jp]があったりするので、「ここは西日本」って感覚の人は多いと思います。西日本新聞が九州の新聞と聞いてカルチャーショックを受けるぐらいには。
「山陽相互銀行」(現トマト銀行)や「山陽新聞」「山陽放送」など、山陽がつくのが多いので、「山陽地方」だという自覚が一番大きいと思います。あとは、「中国銀行」があったりするので、中国地方であるという自覚もあったりとか。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
自分のまわりで「俺,○○の末裔!」とか言うやつらですらよくよく聞くと「爺さんが言ってたから」という程度だし,自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.なので大阪生まれちょっとだけ大阪育ちの身でありながら,「部落問題」という話を聞くと「出身についての情報をよく保存し得たのだなぁ」と感心する程度なのです.
そりゃそっち系の副読本も読まされましたが,何にもしてない俺らにいわれてもなぁ,と.ええ,先生にそう言ったら「何にもしてないことが悪いことなんだ」って言われましたが.しかしその差別されているという状況が目に見える形で学年に存在しない以上理解しようがない・・想像しろと言われるならするけど,それって「江戸時代のくらし」とか読まされて「へ~昔は苦労したんだなぁ」と思うのと同じなので,その感想を述べて怒られてもなぁ,と理不尽さだけが残りました.
屍体メモ [windy.cx]
Re:いまだに差別ってある? (スコア:4, すばらしい洞察)
ここで皆さんの書き込みを見てて、こわいなあと思うのは、今でも残っている差別(差別意識)を
「それは彼らが(利権団体などを作っていて)こわいから」と、「彼ら」の問題にしてしまっていること。
確かに、変な利権だの圧力だの、良いことだとは欠片も思いません。
でも、そういう団体を作って抵抗しなければならなかった歴史的経緯もあるわけですよね。間違いなく。
(そろそろ、あちこち「見直す」必要はあるでしょうし、歴史的経緯をたてにとった不法行為は罰せられる
べきです。そこで甘い顔をしろという意味じゃありません。)
でも、
きっと昔、”本当の”差別があったころにも、同じコトを言ってたんじゃないでしょうか? 差別する側は。
「連中は不潔だから、どんな病気を持ってるかわからないから怖い」とか
「連中は荒っぽい仕事をしてるから、気性が荒いから怖い」 ・・・etc.
そんなふうに「問題があるのは彼らの側だ」と主張して、自分たちの差別的な行動を正当化していただろうと思います。
「○○さんは被差別部落の出身だからどんな『背後』があるかわからないから・・・」というのは、その「○○さん」
本人の資質とは関係なく、その「背後」を勝手に前提して勝手に結論を出しちゃってるという意味で、間違いなく
「差別」ですよね。
本人はそんな人柄ではないかもしれないし、「背後」なんてないかもしれないし、もしあっても話をしてみれば
よくもののわかった相手なのかもしれないのに。
「背後」と言われるような団体があることが問題なのじゃなく、それを「理由」にして差別してる側に問題があるんじゃ
ありませんかね?
ええ。間違いなく今でも差別ってありますね。
#これをIDで書き込むかどうか、ひとしきり悩まなきゃならないというのも、わがことながら情けないです。
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, すばらしい洞察)
見事だ。感服した。
あなたが言ってることが事実なのかどうかは(私は)よく知らない。
が、そんなことはどうでもいい。
重要なのは「今ここスラドにある差別」を説明したことだ。
余談ですがダチによると「差別とは見ないこと」なんだそうです。
正しく見ないこと、一部分しか見ないこと…
悪いのは一部の人たち→悪い人が居る集団を警戒するのは当然 (スコア:1, すばらしい洞察)
あなたの言うことは確かに正論なのかもしれない。
でもですね。問題を起こしているのが一部の人だけだからって、残りの人たちが許してもらえるかといったら、世の中そんなに甘くないんです。
いくら人は一人一人違うといったって、何らかの集団に属しているわけです。
他者がその人の情報を得るには、まずそういったことから考えるしかないんです。
仮に、初めて人とあうと聞いて、その人が朝鮮総連所属の朝鮮人だと事前に聞いたらどう思いますか?
同和団体に所属していると聞いたら? 宗教団体に所属しているとか、共産党員だと右翼団体だとか聞いたらどう思いますか? 警戒しませんか?
警戒して当たり前ですよね? そういう団体について、いろんなイメージを持ってるでしょうから。そして、実際に面倒ごとに巻き込まれた人もいるでしょうから。
確かに、本人は、例えば親戚なりに関係者がいて、名義貸し程度でしか参加していなくて、そんな意識は全く無いかもしれません。
(私も、一家そろって某新興宗教に入信してることになってます。無神論者ですがw)
でも、第三者がその情報を知るのは、簡単ではありません。
であれば、差別してトラブルを避ける、自身の身を守ろうとするのが人として当たり前の行動でしょう。
友愛精神をもって受け入れよう!と差別する側にだけ譲歩を迫っても解決しないのです。
Re:悪いのは一部の人たち→悪い人が居る集団を警戒するのは当然 (スコア:1)
> 同和団体に所属していると聞いたら? 宗教団体に所属しているとか、共産党員だと右翼団体だとか聞いたらどう思いますか? 警戒しませんか?
> 警戒して当たり前ですよね?
こういうのをプライミングというのだそうです。ええ、使ってみたいだけです。
事前に得た印象で、同じ現象にたいして結果がことなるのです。
われわれは理性ある「ヒト」なんですから、やはりこういった猿と同等の現象はあえて避けてなんとか理性的に他者と交流していきたいものですね。
> 友愛精神をもって受け入れよう!と差別する側にだけ譲歩を迫っても解決しないのです。
受け入れることがすでに「譲歩」になっている時点ですごいですね。
あなたは階級制度のある社会にでも住んでいらっしゃるのでしょうか。
あげあしとり (オフトピック -1) (スコア:1)
>われわれは理性ある「ヒト」なんですから、やはりこういった猿と同等の現象はあえて避けてなんとか理性的に他者と交流していきたいものですね。
猿は差別の類はやらないと思います。それとも私が知らなかっただけで、実のところ猿はプライミングやら何やらをやる(けれど克服は出来ない)程度には頭がよいのでしょうか?
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re:あげあしとり (オフトピック -1) (スコア:1)
つまりいじめのたぐいは「(猿並の)中途半端な知性」知性の持ち主がやることと?
……ま、差別は良くないよね。区別は必要だけど、差別は良くない。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
「部落問題」というのは、今現在も確かに存在していますね。
そして僕の幼少のころにも当然存在していました。
幼少のころ、僕は京都に近く、車で30分以内に大企業の工場がいくつもある、閑静な新興住宅街に住んでいました。
その住宅街は大きな川と山に挟まれたなだらかな坂地となっていて、
周辺地域から察するに、昔からあった村落の田んぼ部分をつぶして作った住宅街でしたが、
山間の古い地名に「イモダニ(谷)」と付いていたり、また、川の対岸では製鉄関係の遺跡がいくつも発見されたりしている地域でした。
(それがこの後の話に関係あるかどうかは知りませんし、郷土史を調べたこともないです。念のため。)
そして僕が中学生ぐらいだったある日、近所(実際うちから歩いて3分以内)に暴力団の幹部が引っ越してきたことがありました。
住宅街に住んでいるのは企業の本社工場で働く研究者やエンジニア、医者、大学教授などが多く、
暴力団が街に住んでいることに心の中で反発こそしていても、プラカードを持ったりすることはありえませんでした。
そこで町内会で「住宅街からドブ川を挟んですぐ隣にある小さな被差別部落に話をつけてもらう」ということになり、
少しばかり(恐らく100万もしていない)のお金を被差別部落の顔役の方に渡して、暴力団の幹部には住民の希望通り引っ越してもらいました。
僕の予想ではその幹部の引っ越し費用等々ではるかにお金がかかってるはずなので、恐らくお金のほとんどが幹部に渡っただろうと思います。
という話だけだとここにぶら下げる意味が無いのでもう一つエピソードを。
(下手な文章なので長くてすいません。面倒なら読み飛ばしてください。)
僕がまだ3歳にも満たず、母から聞いた記憶にも残ってないエピソードになりますが、
最初に言った通りなだらかな坂地の住宅街ですが、僕の住む家の前は結構急な坂道になっていました。
父は趣味の車いじりをしながら僕を遊ばせていたらしいのですが、
まだ脳みそが単なる大豆ぐらいに子供だった僕は、急にガレージから道へ飛び出したそうです。
そこに運悪く、二人乗りで原付に乗った若者達が坂道を結構なスピードで下りてきて、僕に接触しかけたそうです。
父は道に飛び出していき、住宅街の下り坂でスピード超過、よりによって二人乗りとは何事だ!と怒鳴ったのですが、
若者達は「文句あんのか!俺達は朝鮮人やぞ!」と逆に怒鳴り返してきたそうです。
※注:朝鮮人は今の話と関係ない!と思われるかもしれませんが、最後まで読んでください。すみません。
近くで町工場をやっていた父は、「子供の居る前だから、文句あるならいくらでも相手してやるからいつでもうちの会社まで来い!」といって
名刺を渡して若者達を帰らせたそうです。
その若者たちは、実は先ほどの話でも出てきた住宅街のすぐ隣の被差別部落に住んでいたそうです。
工場には、同じく被差別部落に住んでいる人も働いていたらしく、その人伝手で先ほどと同じ顔役の方に話をつけてもらったそうですが、
その際の結末は、「若者達も悪かったとはいえ、飛び出したという部分などで若者達も納得がいっていない部分がある。
若者達に関してはこちら側で然るべき処分があるだろうが、痛み分けということで小遣い程度を渡してやってくれないか。」ということで、
父は顔役の方を介して二人各々に千円を渡すということで話がついたそうです。
実際に若者たちが朝鮮人だったのか、それとも日本人の部落民だったのかは知りませんが、
その被差別部落には誰でも知っている京都の川の名前と同じ名字を持つ人が何家庭も住んでいたので、
その被差別部落自体は日本人の被差別部落だったのだろう、と思っています。(ちなみに朝鮮部落と呼ばれる被差別部落もあります)
顔役の方も単なる集落の村長さん的な存在ではなく、裏社会にもしっかり顔の利く人だったのでしょう。
こういったのを含めて、何度か被差別部落と接触してきた僕の実体験から思うに、被差別部落の出身だから差別されているという人というのは、
実は被差別部落から別の場所に引っ越して二代経てしまえば、知り合いが居たり本人が明言するか、よほど調べない限り、解りようが無いです。
ではなぜ差別的な扱いを受けている(と主張する)のかといえば、「被差別部落に住んでいるから」です。
そこには「その家系が歴史的に」だとか、「(何かに)抵抗しているから」と思っている人は恐らく少ないのでは無いでしょうか。
僕たちが彼らをどの時点で線引きするかと言えば、「住んでいるのが被差別部落である」の一点です。
素行の悪い人間はそれこそ街を歩いていても何処にでもいますし、
モンスターペアレントと呼ばれるような、子供を利用したある種の利権的な考え方で自分の家族が優遇されようとされる人間も増えているようですが、
僕たちが彼らに向ける視線は軽蔑であったり怒りであったり、ネガティブな感情が大部分だと思います。
そのなかで、この不況の最中に職の斡旋を受けていて、場合によっては高級車に乗っているのにも関わらず生活保護を受け続けていて、
さらに住居は格安で借りていて、駐車場まで付いていたりすることもあったりするのはネガティブな感情で見ることになって当然かと思います。
もちろんそうでなくお金が無かったりの理由で被差別部落に住んでる人はいますが、
そういった人は非常にハングリーで、状況が改善されればすぐに引っ越していきます。
そして、先ほども言いましたが、一度出てしまえば明言しない限り普通の人には出身がどこか調べ上げることなんてまず無いですし、
逆に被差別部落に長くとどまっている人たちに対して背後を気にしたり、敬遠したりするのは当然かと思います。
要は、「被差別部落出身だから」という差別は既にある程度風化しているのが実情です。
あるとするならば転職などに際して調査会社などの調査でそのことがネックになることもあるかも知れませんが、
これは時間が経てば解決される問題でしょう。わざわざ祖父や曾祖父の出身地を調べることはないでしょうし。
それに、そもそもそういった理由で採用を見送る企業には就職しない方が良いでしょうし。
#本当はまだまだ言いたいことはあります。親の友人の子の結婚予定の相手が被差別部落出身だった話だとか。
#長くて申し訳ないので、これで終わりにします。ほんと、長くてすみません。
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
今となっては、というよりだいぶ前から「何かというと出てくる『背後』が厄介だから近寄らないでおく」という状態なので「背後」がなくなればそのような誰得な差別はすぐなくなる。現にほとんどの人は知らないんだし。しかし「背後」は「差別されている」状態でないと困るので、いまだに厄介な存在であり続けようとする。なので情報を保存してるのって「背後」の方なのかもね。
# 厄介なのでAC
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
http://www.bll.gr.jp/news2008/news20080915-3.html [bll.gr.jp]
その上で、次のような発言もされております。
http://www.pref.osaka.jp/seisaku/buchokaigi/080326.html [osaka.jp]
また、Web魚拓ですが、こんな記事が産経に載っておりました。
http://s04.megalodon.jp/2008-0307-2343-53/sankei.jp.msn.com/politics/l... [megalodon.jp]
彼によると、差別はあるそうです。ただ、彼は同和利権には反対の立場を示しています。
1を聞いて0を知れ!
まさにそれが差別の心 (スコア:2, すばらしい洞察)
ACな府民です。橋下知事の政策については賛同しかねる点が多いのですが、同和政策については賛成です。
それはおいといて、
> 大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
これは事実ですが、非常に気になったのは
> 名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、
なぜ名前から気づけるのでしょうか?言外に「橋の下というイメージが同和地区を連想させるから」とほのめかしているようです。
しかし、Wikipediaにある彼のプロフィールを見ると
>> 東京都渋谷区幡ヶ谷生まれ。小学校5年生の時に大阪市東淀川区東中島に転居。
となってます。名字は生まれたとき(それ以前)に決まっているが同和地区に住んだのは小5のとき。greenteaさんはこのずれを説明する責任があると思います。
「名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが」というように自分の努力で変え難い名字というモノを取り上げ、被差別部落と結びつけること自体差別が残っている証拠じゃないでしょうか。
Re:まさにそれが差別の心 (スコア:2)
>「名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが」というように・・・
地元から東京に出てきて、職場で初めて受けた人権学習講和に
・「○○」という文字が入る地名は被差別部落
・「○○」という文字が入った駅がどこそこで建設予定だったので自治体に抗議し、名称変更をさせた
・朝鮮人は名前に「××」という文字が入っている
とかを延々述べるだけの”せんせい”とやらがきましたよ。
人権学習に興味がなく聞いていなかった人も多かったですが、
上司から「講和を聞いていなかった者は、名簿順に△△研修部長の所にって反省するように」とか言われ、
名簿で1番目だった当方は、その部長のところにいって思うところを話をしました。
1週間後に控えた資格試験に向けた勉強を、講和の時間中にやっていた人が大半だったんですが、
部長のところに呼ばれたのは結局、当方だけだったようで・・・
次回以降、その”せんせい”は呼ばれなくなったようですが、
地域の名称や名前なんかで、そもそも差別意識をもってしまう人がいるんだなぁと思ったしだいです。
Re:まさにそれが差別の心 (スコア:1)
それは知らなかったです。ろくに調べもしないで書いて申し訳ないです。
私としてはもちろん、見下しているとか、そういった感情はありませんが、
「そういう話がある(orあった)」という話を聞くと、それを意識してしまう、というのは否定しません。
また、それが差別なんだ、と言われたら、そうかもしれないと言わざるを得ません。
感覚としては、名前が外国っぽい人に対して、外国人なのかな?と思ったり、
もっというなら、名前が女性っぽい人を見ると、会う前から女性と決めつけたりするのと似ていますが、
それも、そういう風に見られることを望まない人に対しては差別になるでしょう。
# そういった意味で、私は同和教育には反対です。
# 知っていることは、どのような形であれ、意識してしまいます。
# 差別があったという歴史を抹消すべきとは全く思いませんが、
# わざわざ、今も残る差別として、義務教育で万人に教えることで
# どのようなメリットがあるのか、私には疑問です。
1を聞いて0を知れ!
Re:まさにそれが差別の心 (スコア:1, すばらしい洞察)
もしそうだとしても、それも関係ない。
何が言いたいのか分からない言い捨てるレスは気持ち悪いです。
まぁ、「名前から薄々気づく」という思考の人は
ちょっと偏った思考の持ち主に見えてしまいます。
(差別思考とまでは言わないまでも)
Re:まさにそれが差別の心 (スコア:1)
今まで10あったものがいきなりゼロにならないと駄目な人なんですか?
利権が絡んでいると上のほうで色々言われているのに反対する人を
一気に黙らせる事が可能だと思うのですか?
出来ることから1つずつ解決していくことしか普通出来ないのですけど、
なにげに反対したいだけにしか見えませんよ?
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, すばらしい洞察)
>名前から、薄々気づいていた人もいるでしょうが、大阪の橋下知事は、同和地区で育ってきた方です。
僕の友人の金田君は、労働者問題に取り組んでいるのですが
その活動がニュースなどで紹介されるとネット上ではその姓から「在日朝鮮人」呼ばわりされてしまう悲しい人です。
もういい加減「名前から薄々気づく」のはやめたほうがいいと思います。
ほとんどが誤解ですし、誤解でなかったとしてもそれを差別というんですよ。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, すばらしい洞察)
白人以外に生まれるだけで、白人からはずっと差別されます。
世界は未だに差別で成り立っています。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
さらに言うと黄色は黒人にも差別されてます。実体験として。
小学校にて (スコア:2)
そしたら小学校の校門のところに「越境入学はやめましょう」という看板を見た。
一緒にいた大阪の人に「あれは何?」と聞いたら「ここは同和関連がムニャムニャ」。
なんか未だに結構あるのかね?
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2)
ここまで、まだ紹介されていないようですので、昨年刊行された本を紹介しておきます。
栗原美和子「太郎が恋をする頃までには...」 [amazon.co.jp]
在京テレビ局員の手による本なのに、テレビでほとんど紹介されないことが、現在におけるひとつの事実を伝えていると思います。
ちなみに、自分の本書の作品としての評価は決して高くはありません。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2)
このあたりって地域格差が大きいですねぇ。
地元の学生時代、3~4か月に1回は同和教育とか差別問題についての教育ってありました。
就職後も、同程度にその手の教育がありました・
学生時代は差別に対する実感というのはそれほどなかったですが、
地元で就職しました後、結構厳しい現実というのを見ました。(詳しくはかけないですが)
学生時代は、理不尽な差別があったんだ・・・とか程度に思っていましたが、
人に根付いてしまった意識ってものからくる厳しい現実っていうのを見ると、もっとやりきれない気持ちになるものです。
その後、東京に出てきて、次のに驚きました。
・他の地方では。同和差別についての研修がない
・会社の研修に、同和差別についての研修がない
・「被差別部落ってなに?」って人が多い
フレームの元になりそうだけど…… (スコア:1)
噂レベルの話かも知れないけど、一応 [google.co.jp]。
Re:フレームの元になりそうだけど…… (スコア:2, すばらしい洞察)
噂って言うのは出所が分からないものを言いますが、その話は野中氏が主張し、
御用作家が本にし、麻生氏は否定、その場にいたことが分かっている他の出席者で
肯定する者はいない、とはっきりと状況が分かっていますね。
こういうものは政敵にダメージを与えようとするデマゴギーというやつで、今更
取り上げるのはある種の目的があるんでしょうがあまり行儀よくありませんね。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
奈良在住です。本場です。
がっつり残っていますよ。同和利権も。
ただ、一般論で語れるものではないので部外者には理解は極めて難しいと思われます。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
奈良についてはその通りだと思います。
私は東日本の出身で、「部落」という言葉自体を小学校の教科書ではじめて知り、実感のないまま京阪奈地区に赴きました。
奈良市のゴミ収集があまりに酷いので立腹して調べたら利権が絡んでいるという報道が過去にされて、ある人に「大きな声ではいえないがその影がいまでも残っているから諦めろ」といわれ、大変驚きました。
まぁ京都や奈良の人からみたら、「関が原より東・北の出身」という時点で東夷か北狄なんでしょうが(笑)。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 参考になる)
まあ実際にありました [srad.jp]からね。
このコメントの後半部分については知りませんが、今の経済情勢を考えるとあってもおかしくないと思います。
#結構早めに書いた [srad.jp]と思ったのにまだ修正されてないよorz
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2)
京阪奈地区って大雑把な感じですが、そのあたり郵便局の職員をやっていた際の話です。
少なくとも数ヶ月に1回は職場でも人権学習とかの話があったのですが、
よその地方からきた課長が、その際に「部落って『集落』って意味で使う地域も・・・」とか発言し、
その地域出身の職員から「問題の本質わかってる?」と袋叩きに。
数ヵ月後、その課長さん退職されました。
皆さん、京都とか関西に赴任される際は気をつけてくださいね。
ちなみに、その郵便局。
「市」になって30年以上たちますが、その前の「町」よりも前の「京都府××村○○さま」とかいう住所で発送されたものも
配達していました。地域の現状とか成り立ちとかわかっていないと配達できないので民間の業者さんには配達できないところも多かったと思います。(同じ苗字が同じ地域にたくさんいらっしゃたりとか、嫁入りとかで同姓同名が数人いたりとか結構大変でした。)
最近は新興住宅地とかできているのでそういった話も薄れてきているのかなぁ。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
京都でも差別利権については似たり寄ったりだそうです。
それどころか同和地区に旧植民地人を自称する密入国者とその子孫が入り込み、差別利権にたかろうという動きが益々酷くなっているそうです。(あくまで聞いた話なので念のため)
京都の同和問題って歴史的には河原者たち、つまり自ら進んで国家の庇護を離れた(よって時の政府=江戸幕府から国民としての保護を一切受けなくなった)人たちが、自らの出自を忘れてあれこれごねているように見えるのですがね。実際のところはどうなんでしょう?
(当時の河原は治外法権地帯であり、貧困や戦火により農地を失った農民が税の払いを逃れるために住み着いものや、或いはあえて国家の庇護を否定して自分のやりたいことをやろうとする歌舞伎者たちが住み着いたりした者が河原者と呼ばれた。似たような例としてはサンカと呼ばれる山の民たちもいる。いずれも国家の庇護を離れた者であり、このため江戸幕府の命により寺社が管理していた戸籍人別帳などにも記載されていない。ようは自ら進んで日本国国民をやめ、無国籍者になった者たちと理解しています。)
Re:いまだに差別ってある? (スコア:3, すばらしい洞察)
>京都の同和問題って歴史的には
それを正当化してしまったら話が始まらないような。
歴史的な経緯を元に、そのことに直接の責任がない子孫がいわれなき差別を受けているというのが「部落差別」なわけですから。
#同和問題が新たな利権となっているのが不当、というのはまた別問題です。
フレームのもとっぽくて申し訳ありません。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, 興味深い)
そうやって騒いでいた友人がいた。
そしてそいつは地元の会社に行こうとして自分の親が部落出身だと知ったらしい。
その後同様に何社も落されてしまい暫く無職のままで過ごしていたと。
でも差別されている人が利権にありつけるかって言うとそうでも無いようで。
就職できるのなら活動に参加しても良かったのだけど、結局無理で東京に出てきたとな。
自分でも「差別なんか無い」って言っていたらしいが、知らない物の無責任な責任だったと
身に沁みた後は反省したってさ。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
祖母の住む同じ町内の,田舎には少し不釣り合いな,比較的新しい住宅が固まって建ってる場所があり,祖母に何でこんなところにこんな建物たってるの?と聞いたことがありました.
そこは被差別部落で,自治体から補助金?がでて家を建てたとか.
家族が多いと補助金をたくさんもらえたらしく,別の場所にいってしまった子供たちをわざわざそこに戻させ,こうなったのだという不満顔の祖母の弁.
真偽はわからないですが・・・
部落民になりたい若者が急増 (スコア:1, おもしろおかしい)
俺も特権階級に生まれたかった。そうしたらもっと広い家で、休暇もたっぷりでのんびり趣味でプログラムでもしていられたのに・・・。人を生まれで差別するなんて最低だ!
Re:部落民になりたい若者が急増 (スコア:1)
> 俺も特権階級に生まれたかった。そうしたらもっと広い家で、休暇もたっぷりでのんびり趣味でプログラムでもしていられたのに・・・。人を生まれで差別するなんて最低だ!
現実はそこまで甘くはなくて、お望みの人生を42才まで送ってお縄か、あるいはバキュームカーの掃除でウンコまみれの一生です。
Re:部落民になりたい若者が急増 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
特別な施策がかえって差別を根付かせているという論はよく聞く。
しかし、そういった施策や同和教育なしなら、あなたの祖母は被差別部落の人達と笑って語り合えたか?というところが同和問題の根深いところ。
じゃあ、どうすればいい?
寝た子は起こすな?
大っぴらに語られることはなくなっても、やはりあなたの祖母は顔をしかめながら被差別部落のことをあなたに語るのではないかな。
#別にあなたの祖母を個人攻撃してるわけじゃないので気分を悪くしないでね。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
うちの親は大阪府内のとある市役所を定年退職しましたが
部落の奴とは結婚どころか、関わることすらするな
と常に強く言っていましたね。部落かどうかなんて
調べればすぐに分かるんだそうです。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2, すばらしい洞察)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
自分としては、自分にはどうしようもない住んでる場所や産まれた家を理由に
結婚するな
関るな
と言われたら結構ショックだと思うのですが…。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:2)
この問題はほんとに地域差大きいですね。
長野(佐久市近辺)の友人から聞いたのですが、
長野の男性教師と関西出身の女性が結納したとき、挨拶で
「私たちの部落はちょっと冬は寒いですが、夏は快適で・・・」
みたいな会話をして女性側の両親の顔が青ざめ、破談になりかけたとか。
(ここでは単に"集落"の意味)
まぁすぐに誤解は解けたものの、真面目な新郎は
相手側両親への好感度一気に低下してしまい、暫くは疎遠な関係が続いたそうで・・・。
差別発言は実際には関係ないと余計に品性疑われますしねぇ。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
あります。と言っても少々前(二十年ぐらい?)ではありますけど。
(当方、静岡県在住)
ある男性が結婚されることになったのですが、奥さんのご実家がいわゆる被差別部落でした。
それを知った男性の兄は、「あいつが結婚する相手は『四つ』だから、結婚式には絶対出ない」と自分の妻に言ったそうです。
私はその話を兄の妻から聞きました。
「今時そんなことを言う馬鹿がいるのか」と、驚きと軽蔑を禁じ得ませんでしたよ。
「又聞きじゃないか」と指摘されれば、その通り。
しかし、「結婚された男性」は私の叔父。
「兄の妻」は私の母。
そして、「男性の兄」である下衆野郎は私の父です。
Re: (スコア:0)
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, おもしろおかしい)
非常に不謹慎ではあるが、この流れに「おもしろおかしい」を与えたい。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
何だか救われたw
ああ、そうか荒らしモデ付いたのは
「差別問題に対しなにを行ってるかが分からない」と言ってると取られたからか。
いや、ね、皆さん後半見てくださいよ。
ちょっとした推理が必要ですよ。
・結婚したのは書き込み主の叔父
・この話を結婚した男の兄の妻から聞いた
・「兄の妻」は書き込み主の母
・問題発言をしたのは結婚をした男の兄
ここから、「問題発言をしたのは書き込み主の父」
にたどり着くのって結構頭ひねりましたよ。
「結婚された男」というのも、ちょっと混乱を招くし
前半の文中の代名詞を使って説明をしているのが更に複雑。
20年前の話だからという前振りなので、
それも登場人物の相関に関係あるかと思ったらフェイクだったり。
という後半がなぞなぞのような記述だったという話です。
# また荒らしが付くのかな〜
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, 興味深い)
まわりの年寄りは「○○の出身者は見た目で分かる、昔は見かけたらこずいとったもんじゃ、
今は色々うるさいけど、でも性根は変わらんからなにしよっかわからんぞ。」と普通に話してましたよ。
何か問題が起これば「○○のもんに違いない。」
問題なのは存在している”差別”との向き合い方だろ。
特に「役人サン」は自分の在任中に問題を起すとキャリアに傷がつくから関係者が騒ぐとすぐに小手先の対策や裏取引で解決しようとする。
結果的にグレーな部分が大きくなり、「ボス」に利権が集中する構図が出来る。
これが、一般人から怖がられて最悪差別の再生産を生む。
利権問題と差別問題がごっちゃになっているのは悲しいことです。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1, すばらしい洞察)
> ごっちゃにしてるのは利権で儲けてる輩もだしな
まさにその通りなので、利権問題と差別問題をはっきり区別する必要があります。
同和利権の連中はそれらを意図的に混同することにより甘い汁をむさぼっているわけですから、我々がきちんと区別すれば連中へのダメージになりますし、それ以外の方法はありません。
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
>自称「代々生粋の江戸っ子」でもよくよく聞くと「爺さんは東京生まれだけど…」という程度です.
今度そういう人にあったら江戸っ子の定義を教えてあげてください。
江戸っ子:三代以上続けて江戸の下町で生まれ育ったもの
# 更に産湯が神田川の水でなければいけないとか何とか?
## 補足・訂正大歓迎
よって、例えば江戸の街に三代以上住んでいても、山の手に住んでいた(浪人でない)武士は江戸っ子にはなり得ません。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re: (スコア:0)
>「認識不足だ!」って糾弾されるのが怖いから「ない」とは断言しないけど,本当にいまだに出身場所とか家系による差別ってあるんでしょうか?
ある。
京阪神方面では無く、中国地方だけど。
結婚する前など出身を調べる事は残ってると親から聞いた。
いろいろ複雑な問題を含んでいるので、かかわり合いたくないという意図が大きいみたいだけど。
もっともっと人口の流動がおこってわからないくらいになればいいんだろうけど、田舎に人が移り住む人間もそんなに多く無いだろうしね・・・
Re:いまだに差別ってある? (スコア:1)
岡山県出身の30代ですが…
小学校の時には同和教育は受けたりしたし、
母には幼少のころから「部落の人とだけは絶対結婚するな」とは言われてたりしたのですが、
どこが部落なのかは具体的に全然話に挙がらなかったので、
今でもどこが部落なのかはまったく知らないままだったりします。
ちなみに、「西日本」の範囲についてですが、岡山・香川の人間だと、地元に西日本放送 [rnc.co.jp]があったりするので、「ここは西日本」って感覚の人は多いと思います。
西日本新聞が九州の新聞と聞いてカルチャーショックを受けるぐらいには。
「山陽相互銀行」(現トマト銀行)や「山陽新聞」「山陽放送」など、山陽がつくのが多いので、
「山陽地方」だという自覚が一番大きいと思います。
あとは、「中国銀行」があったりするので、中国地方であるという自覚もあったりとか。
Re: (スコア:0)