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インターネット速度記録:5.44Gbps」記事へのコメント

  • あえて指摘 (スコア:5, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2003年10月18日 18時03分 (#417101)
    あえて指摘します。

    この実験に成功した研究所がIT専門の研究所ではなくて素粒子などの基礎研究を行っている研究施設です。(WWWもCERNですよね。)この記録の前の記録(昨日までの最高記録)もやはりこの二つの研究所とロスアラモス研究所で作ってますよね。

    「基礎科学の研究なんて要らない」という発言がたまにありますけど、ITの基礎を支えてきたのは紛れもなく「基礎科学の研究」なんですよね。(もっといえば素粒子研究などの最先端物理)ほかにも基礎研究からスピンアウトした研究がたくさんありますよね。だから「基礎研究なんて要らない」なんて思わないで貰いです。

    昨日neutrino実験の評価を「C」とした国の御偉いさん方にもう少し世間をみる目を養ってもらいたいと思いますけどね。

    #IT、IT偉そうに言っているやつほど基礎科学なんて要らないと思う傾向にあるように思うのは気のせい?
    • Re:あえて指摘 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by ruto (17678) on 2003年10月18日 21時09分 (#417220) 日記
      基礎科学が重要だ、という結論については私もそう思います。

      しかし、基礎科学の研究所が記録を出したからって基礎科学が役に立つ直接の証拠になってるわけではないと思います。
      #いや、基礎科学での研究が応用されてるのは想像つきますが。
      また、基礎科学がITの役に立つからといって基礎科学以外の研究所や企業などとの比較も行なわなければ「基礎科学は役に立つから重視しよう」という結論を出すことも出来ません。

      なにより問題なのは役に立つから基礎研究をするのか、という点です。
      例えば文学やスポーツが(今回の記録のような意味で)直接役に立つことはありません。
      だからといって「文学なんて要らない」ということではありません。
      基礎研究というのはそのようなものではないのでしょうか。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2003年10月18日 18時54分 (#417151)
      昨日neutrino実験の評価を「C」とした国の御偉いさん方にもう少し世間をみる目を養ってもらいたいと思いますけどね。

      この国ではどうしても目先の金にからむものが優先されるの ですよ。核融合も、それ自体がエネルギーを生み出すからで はなく、重工系の企業と旧科学技術庁、経済産業省辺りの 連中にとっての「巨大なニンジン」だしね。

      ただ、基礎科学(というか純粋科学というか)それ自体はあ くまで世の中に支えられる側であることは、これは否定 できない事実だと思う。何事も研究開発の過程で色々副次 的な成果が出るのもまた事実なんだけど。

      # 一応関係者なので AC。

      親コメント
      • ニュートリノ実験のC評価は、基礎科学を大事にするかどうかと いう話とはまた違って、戦略のたてかたがアホだということでは? 日本が世界のトップを走っていて、予算さえつぎ込めば 次もトップをとれることがかなり確実な分野なのに・・という。
        世界じゅうが注目している分野に「日本も追随すべし」と、 予算をつけるのは得意ですよね、日本って。 後追いでトップを取るのは難しいんだから、今トップを取っている ところを重視してもいいとおもうんだがなぁ。
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      • ここ [nuwl.net]の方ですか?
    • by loginPenguin (7275) on 2003年10月19日 7時47分 (#417386)
      あえて指摘します。

      ぶっちゃけオフトピでは無いかと。

      で、あえてオフトピの部分にコメントさせてもらうと新聞読んで憤ってるのは分かるけど、不景気の時に基礎研究の予算が削られるのはよくある話。基礎研究にもすぐに実用化が比較的近いナノテク関連の基礎研究もある一方ニュートリノ実験のように実用化はかなり先の技術もある。実際今ナノテク関連にはかなりの国家予算からの研究費がおりてるんだよね。

      もっと言うと、小柴さんは自分の研究にお金を取ってくるのが仕事な訳で、話半分に聞いといたほうがいい。事実国は金を出さないといってるわけではなく予算の前倒しを渋ってるだけでしょ。

      個人的な意見を言わせてもらうと基礎研究に理解が無いのは役人よりも企業人。後IT、ITって騒いでる人って今時いるのかな?少なくとも私の周りにはいないなぁ。
      親コメント
    • 確かに (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2003年10月19日 12時50分 (#417450)
      基礎研究は地味で目立ちませんが、長い目で見るとかなり重要な
      ものなんですよね。

      そもそも、日本で基礎研究が軽んじられる傾向にある理由として、
      戦争・そして敗戦の影響が大きく尾を引いているのではないかと
      思います。

      戦前・戦中には、欧米(特に米)の強大な軍事力に対抗するため、
      兵器に結びつく分野の研究・開発、それも、可及的速やかに実用化
      が可能であることが重要視されていたと思います。 日本の国力では
      欧米に対抗するのは難しいので、限られた研究・開発のリソースを
      有効に活用するためには、基礎研究の部分は他国の模倣でも構わない
      から応用的な分野に注力しよう… という風潮があったはずです。
      意識的に基礎研究を軽視したかどうかは分かりませんが、当時の
      世論(鬼畜米英云々)に同調して、軍事利用に主眼を置いた応用研究
      を重視した企業や大学も多いのではないでしょうか(推測)。

      実際、基礎研究も含めた総合的な技術水準が如実に現れるという
      航空分野においてその「研究」の結果が現れています。
      機体もエンジンも、「設計」こそ世界でもトップクラスでしょうが、
      その「素材(材料)」レベルでは欧米よりも明らかに劣ります。

      そして、敗戦。国は焦土と化し、将来を担うべき学生達も学徒動員
      によって戦場へ駆り出されて犠牲者も多い。国土の再建、そして経済
      の復興を早期に実現するためには基礎研究なんかやっている場合では
      なかったことでしょう。なにせ、今日食べるものにも困るような状況
      だったのですから。それこそなりふり構わずに目先のことだけを考え
      て「すぐに役に立つ」研究に注力し、その結果、見事なまでの復興
      を果たしたのです。基礎研究以外は。

      「戦争との関わり」という観点に限っていえば、今まで基礎研究が
      軽んじられていたのも理解できなくはないと思います。あまり長い目
      で見ていられなかったわけですから。

      しかし、今後は100年200年先を見据えて真面目に考え、基礎研究にも
      力を入れていってもらいたいものです。
      ノーベル賞受賞者の多くがアメリカ人(もしくはアメリカ在住)なのに
      日本人の受賞者は数年に一人… なんて状況にはうんざりです。
      親コメント
      • Re:確かに (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2003年10月19日 15時26分 (#417489)
        > ノーベル賞受賞者の多くがアメリカ人(もしくはアメリカ在住)なのに
        > 日本人の受賞者は数年に一人… なんて状況にはうんざりです。

        ノーベル賞は、アメリカで盛んに行われている研究を対象に与える賞です。
        なので、アメリカ在住者に受賞者が多いのは、必然のことです。
        親コメント
      • by saitoh (10803) on 2003年10月19日 15時54分 (#417497)
        いまの流れは逆で、基礎研究には逆風ですね。 カミオカンデのように、派手な成果が出たところは スポット的に予算が潤沢になるでしょうが。。。

        基礎研究分野はあまりにも沢山分野があるので、それぞれに 潤沢に予算をばらまくのは無理でしょう。

        今の問題は、研究費の総額が増えているのは競争的経費が 増えているのであって、非競争的(そこに籍があるから貰える 研究費:国立大学で言うと校費)は減ってるってこと。 まだ成果が上がっていない、成功するか どうかも分からない基礎研究は、この非競争的経費でなんとか 食いつないで、「いつか芽が出たら科研費をとって、 メジャーになるんだ」とがんばってるのですが。

        親コメント
        • by Francis (12546) on 2003年10月19日 23時16分 (#417633) ホームページ 日記
          「いつか芽が出たら科研費をとって、 メジャーになるんだ」

          日本の基礎科学研究シーンはインディーズのハングリー精神で成り立っていたのか…

          親コメント
          • by saitoh (10803) on 2003年10月19日 23時33分 (#417649)
            そうですよ。科研費の申請書のフォームには研究実績の欄が 非常に大きく取ってあって、実績がすでに上がった研究が 優遇される。最近は「萌芽的研究」という分類が追加されまし たけど。

            基礎研究もベンチャーと同じで、ハズレの方が多い。 でも、沢山の人がいろいろなやり方を試してその中で だれかが成功を引き当てれば社会全体としてはOKと。 いうように、私は考えていますが。

            これを裏返すと、何とも分からないものに、 まるで実用化前夜の技術と同じように ドカンと予算をつけて 沢山の研究者が殺到するのはよくないと。 常温核融合がそうでしたが。

            親コメント
      • by bytes (17046) on 2003年10月20日 8時37分 (#417772)
        総合的に見た場合や戦争直前、戦中に限った場合の話は僕には分かりませんが、朝永さんの本などを読む限り、少なくとも明治維新以降しばらくはかなり積極的に基礎研究を行える人材を育成していたように思えます。(今よりも熱心だったように思える。)

        その後の高度成長も、その時の土台があったから成し得たものではないでしょうか。

        // 団塊の世代の知り合いにその話をしたら、「そう、僕たちは貯金を使い果たしてきた世代なんだ」と
        // 言われたことを思い出します。

        // 敗戦時に基礎研究施設がいろいろ破壊されてしまった、ということはあるようですね。
        親コメント
    • by saitoh (10803) on 2003年10月19日 15時38分 (#417494)
      素粒子は、物理学の基礎研究科もしれませんが、ITから見ると応用研究分野です。つまり、大量のデータを実際に転送するという応用ね。

      基礎研究を大事にしろと言う意見には賛成しますが、 今回の事例は、「基礎研究の成果の実例」ではないよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      基礎科学の評価にCなんてつける日本。
      この先大丈夫なのだろうか。

      ・・・マジで心配です、この先。
    • by Anonymous Coward
      ニュートリノの件は、設備投資がC評価だと思いました。
      研究に対する評価ではありません。
      すでにある設備で研究継続可との判断のようです。

      時間が無いのでソースは提示できませんが、
      奇特な方はフォロー願います。

      #自信が無いのでAC
      • by Anonymous Coward
        >すでにある設備で研究継続可との判断のようです。


        間違いです。
        感覚としては「電話線でのダイアルアップ」でネットができるから、 ISDNやADSLなどは必要ないと言っているようなものです。

        ネットをするというレベルでは同じですが、まったく違いますよね。

        #不必要なものに予算を請求する馬鹿はいないでしょ。
        • by locate (5848) on 2003年10月19日 15時30分 (#417492) 日記
          > 間違いです。
          > 感覚としては「電話線でのダイアルアップ」でネットができるから、 ISDNやADSLなどは必要ないと言っているようなものです。

          なんで間違いだと分かるんだろうか。。。断定しているし。
          確か、2007年ぐらいに予定したものを、ノーベル賞を取ったのを勢いに、
          前倒して申請したという話だったよね。
          それが結局、緊急性がないと言われただけだと思うんだけど。

          というか、具体的に研究内容と予算の概要を知っている人はいないのかな。
          それを見ないと、なんとも議論できないなあ。
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          ニュートリノだけが研究対象ではないし、
          設備さえも無い研究を差し置いて、
          先に投資できないということだと思います。

          >#不必要なものに予算を請求する馬鹿はいないでしょ。
          無くても困らないけど、あれば便利的なものは多いですよね。

    • by Anonymous Coward
      当たり前なんですけど、その実験で必要に迫られただけでは? 技術的には、お金さえかければGbpsレベルの転送は難しくないはずです。 どこかお金を出してくれる人がたまたまCERNとInternet2であっただけです。昔から、計
      • by saitoh (10803) on 2003年10月20日 17時38分 (#417982)
        それが難しいんだって。 Gbpsレベルの回線を用意するのはお金だけの問題。 でも、1対1の通信でその帯域を十分使い切ることが できるかというと、ハード/ソフト両面の技術開発が必要。
        親コメント
    • http://www.changelog.net/log/1999/special/Web100/
      基礎研究を行う研究所のネットインフラを整えるために
      予算が付いてやってるプロジェクトです。

      実際に、転送実験とかやっている人たちはIT系ですぞな
      物理学者がコード書いているわけじゃないですぞ

人生unstable -- あるハッカー

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