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1495 story

SDRAMで高速ストレージ 10

ストーリー by wakatono
制御用のOSはなんだろう… 部門より

kamuy 曰く,"日経BizTechの記事から。HDDの高速化技術、或いは、高速伝送規格のネタがタレ込まれるとその度に一回は言及されている「半導体素子を利用した高速ストレージデバイス」ですが、このたび、SDRAMを用いて最大16GBまで拡張出来る製品が日本国内でも発売になるようです。(株)ウィンドウが扱うとのこと。で、この製品って、停電にでもなったらどうするんだろうと思ったら緊急バックアップ用に最初からHDDを組み込んであるとのこと。ん~、それってなんだか?? でも結局無通電時の保存はHDDしかないか?… ここは一つ調子に乗って、こいつをローカルHDDとして運用するALL SRAMマシンでも作って、超高速マシンもリリースして欲しいぞ。(ブートアップは遅いかもしれんが(笑))"

汎用機の世界では半導体ディスクが昔から使われていたが、ムチャクチャ高価だったと記憶。これはこれで高価だが、まだ安くなったほうかな。

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  • by SteppingWind (2654) on 2001年11月08日 12時13分 (#36539)

    やっぱり一番効果が上がるのはデータベースのインデックス領域として使う場合でしょうね. インデックスのB-treeとして使う場合には

    • 基本的にランダムアクセス中心なのでシーク時間が大きく影響する
    • 個々のインデックスレコードは小さい場合が多いので, 小ブロックサイズアクセスでの性能が求められる(磁気ディスクの様な連続データ入出力性能はあまり意味が無い)
    • 特に大量データ更新時のスループットが要求される(書き込みキャッシュの容量では間に合わないことが多い)
    • 最悪, データが吹っ飛んでも元データから再構築が可能

    という特性がありますから, まさにメモリディスクにはうってつけです.

    トランザクション系のシステム等でインデックス領域のIO性能がネックになっていることが分かっているのであれば, 下手にシステムをいじくるよりもハードの導入だけで即効果が出るので安い買い物かもしれません.

  • このところのメモリ価格の暴落で、128MBで500円とかですし、1GB単価4000円になりますよね。ということは、GB単価で大体HDDの20倍くらいですかね。

    元ネタですと、磁気ディスクの250倍の性能とありますが、磁気ディスクって何を指しているのか良く不明ですが・・・実際、メモリアクセス技術と同様で、250倍も速い訳がないんですよね・・・CPUから見たら。

    となったときに、20倍のコストってことで、RAIDとかで20台のHDDをストライピングしたときの速度と、半導体メモリとのパフォーマンス差が気になります。

    RAIDの方が電源落ちても情報消えないし・・・

    ちなみに、元ネタだと、MAX128GBって書いています・・・バスはPCIとありますが、これだけ高速だと、64bitの66MHzなのかなぁ。

    • >となったときに、20倍のコストってことで、RAIDとか
      >で20台のHDDをストライピングしたときの速度と、
      >半導体メモリとのパフォーマンス差が気になります。

      それでも半導体メモリの方が速いと思います.
      だって半導体メモリだとI/Oの待ち時間
      (シークタイム)が実質ゼロですから.
      (マイクロ秒単位以下)

      いくらRAIDを組んでデータの転送速度が上がっても,
      I/Oの待ち時間はゼロにはならないでしょう.
      (ミリ秒単位の時間がかかるハズ)
      親コメント
    • SRAM の容量は DRAM の1/4になるので、容量単価では HDD の 80 倍ということになる?

      親コメント
    • by Hisahimi (4212) on 2001年11月08日 22時16分 (#36725) 日記
      今回はACにしても内容で身元バレバレなので開き直って行きます。(笑)

      まず、250倍というのは開発元が公表しているI/O per secondの値で、具体的なモデルや使用ソフトまでは知りませんがとりあえずHDDとの比較らしいです。

      それからこいつの仕様ですが、専用の64bit PCIカードが付属していて、独自バスでの接続になっています。
      そのため、SCSIディスクに見せかけるためのドライバが必要で、対応OSが書かれているのはドライバの有無の話です。
      容量は1台あたり最大16GB、8台スタックで128GBですが、内部的に2ユニットに別れているので、例えば8GBずつ別ドライブにするような使い方も可能です。

      また、UPS内蔵というのは、停電しても通常通り動作させるためではなく(ホストが落ちればストレージだけ動いてても意味ないし)、その時点でメモリに入ってる内容を安全にHDDにバックアップできるという意味です。

      具体的には、「電源切断→UPS作動→内蔵HDD(2.5インチをミラーリング)に書き出し→シャットダウン」という動作が自動的に行われます。
      ふつーに電源スイッチを切ってもこういう動作をしてくれます。
      ノートPCのハイバネーションみたいなものですね。

      バッテリを内蔵してしまうことで、インバータも必要なく比較的小さいバッテリで用が足りてしまうのと、自動バックアップの仕掛けで普通のディスクと同じ感覚で扱えるというのはよく考えたなぁと思います。

      あと、関係ないですが、個人的にはこいつが入ってたジュラルミンのケースがちょっと欲しくなってしまいました。
      あぁ、手元に評価環境があれば、Linuxでいぢり倒した感想などお届けできるのですが…

      というわけで、関係者の提灯投稿(?)ですんません。(汗)
      親コメント
  • を紐解くと、

    メモリが安くなるとメモリディスクの製造コストが下がるので、色々と製品が出る。
     ↓
    安くなったメモリはPC本体にも沢山積まれるようになる。
     ↓
    メインメモリが潤沢になるとOSもアプリもサイズが大きくなるし、扱うデータも大容量になる。
     ↓
    OS、アプリ、データのサイズが大きくなるので必要なディスク容量も大きくなる
     ↓
    その時点でのメモリ価格では「必要なディスク容量」のメモリディスクはペイしなくなる。
     ↓
    メモリディスクが廃れる。
     ↓
    そのうちメモリがさらに安くなって振り出しに戻る。

    というサイクルを繰り返しているような気が....。
  • by anakata (5746) on 2001年11月08日 11時09分 (#36512)
    オリジナルの資料によるとMacもOKのようですし、せめて一桁安ければ、
    日本ではマンガ家やイラストレーターに結構売れると思うんですけどね。
    A4 300DPIくらいでも、細かくレイヤー分けするとHDDの遅さがよくわかります(^^;
  • という見方もあるかも。
  • by SAY (54) on 2001年11月08日 13時01分 (#36562) 日記
    HDD の容量が一台 80~120Mbyte だった頃の話。
    PC 用の類似製品で SCSI で繋ぐ 20Mbyte の Silicon disk を使ってて、HDD よりは速いものの結局 SCSI コマンド解釈がボトルネックとなってRAM DISK に遠く及ばなかった記憶が鮮明に残ってる。
  • by okamon (4403) on 2001年11月08日 22時53分 (#36732)
    unix magagineにCTCのsoliddataという半導体ディスクの広告が出てますね。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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