パスワードを忘れた? アカウント作成
1521 story

小惑星が地球に衝突する確率は5000分の1に「減少」 26

ストーリー by kazekiri
人類は助かったのか? 部門より
k3c 曰く, " New Scientistの記事によると、100年以内に人類が絶滅するほどのサイズの 小惑星が地球に衝突する確率は5000分の1なのだそうです。 従来は1500分の1と言われていたのが、小惑星帯を観測する技術が向上したことで より正確な再評価が可能になったのだとか。 とりあえず、確率が上がらなくて良かった…。"

さらに観測技術が上がるとどうなるのだろう?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by mizuki tohru (2645) on 2001年11月10日 2時04分 (#37095) ホームページ
     昔は、世界各地で撮った写真を突き合せて、光点の移動量と、その移動量の変化から軌道を推定していた訳です。地球に近づく軌道であることは判っても、質量がわからないから、摂動でどう振舞うかわからない、そのために、”ぶつかるかも……”と言っていたのです。
     現在は、光量からサイズが、光量の増減から自転速度がわかるので、質量について大体推定ができます。それと軌道推定も精密化されましたし。
     詳しくは、スペースガード協会のサイトの他、この分野の第一人者、吉川氏のサイトなどがお勧めです。

     将来ぶつかる小惑星が見つかっても、無人機を送り込んで、早めに少しづつ動かしておいてやれば、核なんて使う必要ありませんし、うまくすれば地球周回軌道に捕捉できるかも。ま、捕捉は月スイングバイなどの精密制御を駆使しないと無理っぽいですが。
  • 観測できる最小の隕石が増えたから、安全になったってのはインチキくさいよ。そいつらもともと脅威じゃないんだから、たぶん。
    それより、当たるとイタい隕石が何個みつかってるのかを具体的に教えてくれたほうが嬉しいよな。
    --
    // kraymor
    • by satsuki (5219) on 2001年11月09日 23時15分 (#37058) ホームページ 日記
      >観測できる最小の隕石が増えたから、安全になったってのはインチキくさいよ。
      観測技術の向上って、小さいやつも観測できるようになったというより、
      「ひょっとしたらぶつかるかも」ってやつを減らせたんじゃないでしょうか。
      親コメント
      • > 観測技術の向上って、小さいやつも観測できるようになったというより、
        > 「ひょっとしたらぶつかるかも」ってやつを減らせたんじゃないでしょうか。

        御意。
         ぶつかるとやばそうな大きさの隕石を、以前よりも継続して観測しつづけられるようになって、軌道計算の精度があがったのではないでしょうか。

         あ~、ところで、この手の軌道計算って、複数の対象の相関についても計算してるのかな?

         ビリヤードの玉みたいに、

        「ソレと衝突して流れてきたコレに、おカマほられたアレの軌道が変わって、狙いどおりに命中」
        なんてシナリオがあったら、かなり鬱なんですけど(汗)
        親コメント
        • 重力的な影響の大きい惑星の軌道ぐらいは考えているのではないかと思いますが、小惑星同士の衝突は考えていないでしょう。

          理由の一つには天体同士の衝突そのものが非常にレアな事象でほとんど考慮に値しないというのがありますが、仮に衝突するとしてもビリヤードの玉じゃないんだから、ぶつかったときにどっちに飛んでいくかなんてぶつかってみなければわからないでしょう。
          親コメント
  • さらに観測技術が上がるとどうなるのだろう?
    ルナ2やらアクシスやらア・バオア・クーが見つかります(謎)
  • 最終的には何年何月何日にどの小惑星がどこに落ちてくるか分かってしまうという罠。
  • by sakio (6369) on 2001年11月10日 1時06分 (#37082) 日記
    みたいな話をどっかで聞いたなあと思って調べたらこんなのがありました。

    「日本スペースガード協会」
    http://www.spaceguard.or.jp/

    小天体の観測・研究等を主にやってるNPO法人だそうです。
    #「ミサイル迎撃」まではしないようです(笑)
    --
    /--- sakio ---/
  • by oka-t (4990) on 2001年11月10日 20時12分 (#37238)
    (いま元の記事にアクセスできないので既知の話だったら無視してください)
    そもそも、5000分の1という数字の意味がよく分かりません。
    どう解釈すべきなのでしょうか。
    • 計算が合わない (スコア:2, 参考になる)

      by SteppingWind (2654) on 2001年11月10日 21時49分 (#37252)

      単純に計算すると平均で50万年に1回の割合で大衝突が起きるわけですが, 人類が滅びるほどの(ちゅうことは現有生物のかなりの部分が滅びるほどの)衝突が発生したのは, 最近では古生代と白亜紀のそれぞれ末期に一回ずつ. ちょっと大きめの数字で見積もっても1億年に1回程度だから2桁ぐらいは実績との乖離があることになりますね.

      親コメント
  • 要は誤差が伝播して1/5000なんですよね?

    すると誤差がなくなれば0か1でわ?

  • by Anonymous Coward on 2001年11月09日 22時30分 (#37045)
    冷戦当時、極秘裏に米ソの軍事・宇宙関連の人間が、
    隕石衝突時の対応について話し合いを持っていたというのを見た記憶が。

    対策は、穏便な策と過激な策の2つがあるとして、
    1つはロケットを噴射させて軌道を変える

    これで無理だったり、そんな時間が無い場合は、
    もう1つの方法として核ミサイルで破壊するか軌道を変える

    アメリカは、予め、隕石飛来時のために、
    宇宙に地球防衛用の核ミサイルを打ち上げときたいんでしたっけ?
typodupeerror

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

読み込み中...