日本政府,絵を含む国連の児童ポルノ禁止議定書に署名 308
ストーリー by Oliver
単純所持もダメ 部門より
単純所持もダメ 部門より
KAMUI曰く、"朝日新聞の記事によると,日本政府が国連の「児童ポルノ禁止議定書」に署名した。この議定書では「アニメ・マンガによる児童ポルノ描写」も禁じており,これにそって国内法を整備した場合,「メディア規制3法案」同様,憲法の保証する「表現の自由」が侵害される可能性がある。
問題はこの議定書に署名した事により「国内法の整備が強制される」点。エロマンガ・レディスコミック・18禁エロゲーは言うに及ばず,例えば初体験を扱った様な少女漫画も規制対象になるだろうし,一般向けマンガでも対象とされる描写(に見えるもの)を含めば規制されうる。更に「製造・流通・販売を禁じる」という条文通りに解釈すれば,コミケなどで売られている同人誌も(一般・18禁いずれも)その対象になる。
実際に被害を被る子供の居る「児童ポルノの規制」は理解出来るが,それに託けてマンガ・アニメの表現の多様性を排除したり,憲法をねじ曲げる事を求めるのは如何なものかね?"
その一方で米国が同様の法律に違憲判決を出してたり、どうなることやら。そのものズバリなポルノだけでなく、一歩間違えれば性教育の資料やら青春映画の「終った後」的シーンやら、ティーンの性について扱ったもの全てが規制の対象になりそうなのが恐い。
歓迎する職種もあるということで。 (スコア:5, 興味深い)
出てくると、短編集なんかで単行本が出たときに、下着はもとより、Tシャツ
デザインで破けているGパンなんかをキャラが着ていたりするシーンを
なんとか探し出して、
「セックスをした後をイメージする」
「強姦をイメージさせる」
と、東京都に意見書を出して、成年マークを付けさせる指導を要求します。
少年漫画や少女漫画なんかでも、漫画家や編集部がじたばたする事はありますが、
3通くらい出せば、ほとんどの場合、その本を発禁処分にでき、漫画家本人を
つぶすことが出来ます。
じゃぁ、なんで大御所の漫画家はつぶされないのか、というと、つぶす側が
ファンなだけで、自分が続きを読みたい漫画家には、そういった圧力をかけません。
うちは結構資料作りが上手いのが自慢で、以前、読み切りの犬の冒険漫画で、
メス犬のセリフをガンガン引用して、
「ペットを性対象に見てしまう恐れがある」
つー論理で、発禁に追い込んだことがあります(笑)。
社内では、一番目立つ神棚にその本を祭ってありますが、その本を担当した先輩
によると、タワシが主人公でも発禁に追い込む自信がある、ということです(笑)。
メシの種なので、仕事的に大歓迎です。
私の性的嗜好は巨乳熟女なので、その点でもぜんぜん問題ナシ。
Re:歓迎する職種もあるということで。 (スコア:3, 興味深い)
ただ、以前掲載していた雑誌が三ヶ月連続都条例の指定を食らって廃刊してしまったことがあるのですよね。雑誌は指定を受けると慎重になりますので、局部の修正は大きくなるし、作家にもあまり過激な表現をしないように話が来ます。にもかかわらずということで、審議会は特定の雑誌をつぶそうとターゲットを定めて、その内容の改善などはお構いなしに指定を食らわすのかと思った記憶があります。
ひょっとすると、こういう事実の影に、AC氏の会社などの活動があったのでしょうか。
倫理観の独立を連合国(UN)に売ったに近い(flamebait) (スコア:3, 参考になる)
この外圧は、そもそも日本の主権に関わる問題だと思います。 性の倫理をはじめ、倫理観は、国毎に違うのが当たり前であるはずです。 (なぜなら歴史が違うから。成人の年齢だって違うでしょう) なのに何故、外国の倫理観に基づいて国内を処罰せねば ならないのでしょうか?
実際に幼児被害者がいるポルノを無くそう、という意見には賛同しますが、 マンガ・アニメ・ゲーム、それに実写でも『18歳未満に見えてしまう』もの まで、外国の規制を国内に強制されるのは、勘弁ならないですね。
海外に与える影響を軽減するための、海外向けの規制の交渉には応じても 良いでしょうが、それと国内向けの規制は切り放して考えるべきではないでしょうか?
# ネットはどうするって? う~ん、難しいけど、そんなに検閲したければ、
とりあえず、政治家が『何が内政干渉・主権の侵害に相当するか』を あんまり真剣に考えていないのではないか? そのことが事態を 複雑化させているのではないか? そう思います。# おたくの国の入り口で検閲して~って感じ?
最後に(既に失われた)日本土着の性倫理観については、書籍ですが [夜這いの民俗学 [amazon.co.jp]]が参考になります。目からうろこって感じで。
あらゆる表現ってどこまで含まれるんですかね? (スコア:2, 参考になる)
ユニセフの翻訳でも、こんな感じ [unicef.or.jp]でどこまで含まれるのかわかりづらいし。
子どもポルノグラフィー
(c) 子どもポルノグラフィーとは、実際のまたはそのように装ったあからさまな性的活動に従事する子どもをいかなる手段によるかは問わず描いたあらゆる表現、または子どもの性的部位を描いたあらゆる 表現であって、その主たる特徴が性的な目的による描写であるものを意味する。
いかなる手段によるかは問わず描いたあらゆる表現、ということはやっぱりどんな物でも含まれてしまうと言うことなんですかね……。
ついでに、キャラクターを18歳未満であるかどうかをどう判断するんでしょうね?
設定年齢だけで判断する訳じゃないでしょうし。
見た目で判断するのか、それとも証明責任でも負わせるのか。
Re:あらゆる表現ってどこまで含まれるんですかね? (スコア:2, 興味深い)
あまりハッキリ書いてしまうと、それこそ逃げ道を与えかねないし、いざというときに解釈で対処する方法が使えなくなるから、ハッキリ書かないのでしょう。と、思うけど、どーなんでしょうね。
...アメリカの方ですでに判例があるように、表現/言論の自由を侵すものであることは間違いありません。さぁて、この事実に対して、署名を「是」とする人たちはどう考えているんでしょうねぇ。
ちなみにあたしは、こんなもので規制したところで「変えたいことは何も変わらない」と思っています。明文化した規制でどうにかなることなんて、僅かなんだろうと思う。だいたい、なぜいけない、の部分があまり取り上げられないっつー時点で、効果は望めないよーな。
無理な抑圧が逆効果をもたらすって視点もあるかも。
イヤなものを見えないところへ押しやったところで、消えることはないんです。それは、不正を隠し通そうとして結局、とゆーのに、似ている? かも。イヤ、これは別問題か。
Re:あらゆる表現ってどこまで含まれるんですかね? (スコア:2, 興味深い)
「言論の自由」という対権力・対国家からの自由が、他者の権利・尊厳を傷付ける 危険性をはらむ場合のことが問題になっているのだと思います。ですから単に「言 論の自由を守れ」だけを連呼しても説得力に欠けます。言論の自由が無際限を保証 するためには、他人の言論の自由によって被害を蒙ったと感じた人が同様に言論の 自由を行使してそれに対抗できるという前提が必要です。しかし、現実の問題とし ては、発言の機会・声の大きさには格段の差がある。
こうした格差の弱者の側に立つものを制度的に守ることを否定するためには、強者 の側からのなんらかの配慮が必要ではないでしょうか。
別の論点になりますが、
現実の子どもが出てくる(出演する)表現・描写について、
「本人の同意」をどのように配慮すればいいのでしょう。ポルノへの出演に限りま せんが、本心から同意しているものに向かって、「おまえには同意する権利もない」 というのはよほどのことではないでしょうか。「強いられた」「誘導された」の問 題があることは承知しています。しかし、 「未成年の同意能力」に関して、大人は 都合よく振る舞いすぎてはいないでしょうか。たとえば、幼稚園児にも法廷での証 言能力はあるようです。一体どれだけの幼稚園児が、拒否権や黙秘権を理解した上 で証言台に立っているのでしょうか。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:あらゆる表現ってどこまで含まれるんですかね? (スコア:1, 参考になる)
>(c) Child pornography means any representation, by whatever
>means, of a child engaged in real or simulated explicit sexual
>activities or any representation of the sexual parts of a child for
>primarily sexual purposes.
対象は実在の子供に限られるという意見もあるようですが、
架空の子供を含むとも実在する子供のみとも解釈できる余地
を残しているように思います。
原文第1パラグラフに"in order to guarantee the protection of the
child from the sale of children, child prostitution and child
pornography, "とあるところからして、実在の子供と解するの
が穏当ではないかと思うのですが、明確な限定が無い上に、オ
ールマイティであるはずの "any representation"にあえて
"by whatever means"とい語句が挿入されているのは、解釈の余
地を広げるためとも思えます。
あいまいさが悪用されないことを切に希望します。
リビドー。 (スコア:2, 興味深い)
だってビニ本、と言うか何というか、普通のエロ本は大丈夫なんでしょこれ(年齢さえ合えば)。
それこそ、かなりのロリロリしたの好きな人は裏でもやってくと思うし、んなに異常に取り締まりが厳しくなるわけでもなさそうだし(楽観的かなぁ)
第一、上の発言でありますけども、日本初の性的な危険物(?)が世界的に見て"かなり多い"という事なら、常識という奴を叩き直す為に多少くらい規制かかるのは仕方ないと思いますよ。(いままで野放しって事だったのかもしれないですから)
一つ言いたいのは、それよりも実際に援助交際だのなんだのやってるのをなくすような世の中(教育)を目指した方がなんぼか為になるような気がします。
#直接関係はないですがオナニーは男にとって重要 [plala.or.jp]な事みたいですね。
多少の規制なのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:リビドー。 (スコア:1)
ゲージツでも駄目か (スコア:2, 興味深い)
児童ポルノってのは,どのあたりまでの概念を指すなのですかね?
たとえば,ワタシの若い頃は,“少女アリス”(沢渡朔 撮影)なんていう
写真集が好評であったり,12歳頃のヒロコ・グレースのセミヌードなんかが,
普通に一般人にも閲覧されていたりしたものです.
少女に性的関心のないワタシは,あぁ綺麗だな.可愛いなと思って見ていたが,
規制がキツくなった今では,充分以上にエロいと思うんですな.
てか,今ではそもそも危なくて再刊すらできないかもしれぬ.
(復刊交渉中ではあるらしい [fukkan.com])
また,ルイス・キャロルの少女ヌード写真集などはどうであろう.
これなどは,文学史的にも美術史的にも極めて貴重だと思うのだが,内容は,
けっこうエロだと思うですぞ.なんせ撮影者のリビドーが思いきり込められておるしな.
....上記のようなものさえ駄目だというなら,ワタシも絶対に反対である.
Re:ゲージツでも駄目か (スコア:3, すばらしい洞察)
考えればいいんですよ.
たとえば,“源氏物語”が散逸して現存してなかったら?
歌磨呂の浮世絵だけが伝わって,春画が全滅していたら?
これは物凄く痛いです.時代の状況が全然と言っていいほど掴めなくなってしまう.
作品の質や芸術性ってのは,時代や評価する者によって大きく異なるのは言うまでもないので,
上記の価値判断って,ものすごくガサツだけど,実務的には有効なんです.
つまり,エロゲーでも,“これが失われたら,21世紀初期のゲームの歴史が
非常に解り難くなる”というような作品があれば,貴重で重要.ってわけです.
高踏的な芸術だけを至上とする概念とは違うということがお解りいただけたでしょうか.
そうですね,たとえば,昨今の例ですと....もし近未来のアニメ・マンガ界で,
エヴァの本編だけが残っていて,他のえっちなアニパロが全滅していたら,後世の人には,
あの病的な作品のどこがあんなにウケてたのか,サッパリ解らないはずです.
ま,残っていて,誰もが見れてこそ,その芸術性について云々できるわけですので. ワタシなどは,該当の年齢は,娘以下の年輩になってしまうので,そのあたりの感覚は,
けっこうズレているかも....
対抗する側の戦略として (スコア:2, すばらしい洞察)
規制推進派の言動を見ていると「自由なんぞがなくても、理性と知性を持った我々が管理をすれば全てがうまくいくわい!」と考えているように見えるのです
でも、この考えに与した社会がどんな経過をたどるのかは、20世紀の歴史をふりかえればあきらかですよね
本気で反対するのであれば、マンガやアニメについて語るよりも、まずは単純に言論の自由の視点から対抗した方がいいと思います
エロマンガを擁護するあらゆる主張に対して、尊大な理想に燃える彼らは「そんなものは(私たちの管理する)この世界には必要ない。いいから我慢しろ!」と反論しているように見えるからです
彼らはマクロな観点に立つことで、個々の意見を無視できる立場に立とうとしています
意図的に話をかみ合わなくすることで、相手の存在そのものを無視するわけです
彼らの振りかざす大義に対抗できるだけの大義がなければ、こちらの言い分など見ないフリをして勝手にコトを進めていくんじゃないでしょうか?
まずは相手にされるだけの力を備えて、話ができるようになってから妥協点を探すべきだと思うのです
私はこれを機に、日本でも言論の自由を守る運動を広く展開したらいいと思います
アメリカの通信品位法に反対したブルーリボン(和訳) [hi-ho.ne.jp]のような、誰もが参加しやすい形のキャンペーンをはるわけです
(「自由の青い羽根」を自分のサイトに張り付けるとか(笑))
「エロマンガを守れ!」と声高に叫ぶよりも「表現の自由のために戦おう!」と呼びかけた方が、一般人の支持を得やすいはずです
また、メディア規制法案に反対する陣営などとも手を組めるのではないでしょうか
自動ポルノ禁止法 (スコア:2, おもしろおかしい)
うすっぺらいコメントがあらわれた! ▼
通りすがりより、気になっていたことをいくつか (スコア:2, すばらしい洞察)
どなたかも書いてましたが「公権力が表現を規制する」事自体が間違えだ、というのはまず原則としてある。とは言え、今回の児童ポルノについて「表現の自由を規制するので反対!」とは、やはり言いにくいというのが人情だろう。ポルノでさえ若干言いにくいところに、その対象が児童であるならば、現実の児童は勿論のこと架空の児童が扱われるポルノでさえ、やはり世間の風当たりは風速40m以上かと。
日本以外の国で(いわゆる)「児童ポルノ(架空の児童)」がどのような視線にさらされているのかわからないのであれだけど、日本の「児童ポルノ」と言った時に、今このスレッドでも想定されている<コミケ等で流通している「作品」>は、何と言うか…現実の子どもへの具体的性交渉への欲望の代用というより、完全に作品内で完結しているものが主流のような気がしてならんのです。
その点から考えると、海外での「児童ポルノ」と日本のそれとでは、ちょいと同列な扱いをすると事を見誤るような気がしてならんです。
そうでないと、例えばコミケの描き手を想定した時に「中学生男女の鬼畜な描写による児童ポルノを喜々として描く現役女子高生(少年同士のジュネものでも可)」という存在、想定できますよね? これってやっぱ「ポルノ的表現が作品内で完結している」からこそありえる想定なのではないかと思われるんですよ。
うーん、何の話だか。ようするに、この法からコミケの衰退が招かれる事の方が、今の日本の青少年には問題なのではないかと。絶対「ガス抜き」の役割果たしていると思いますもん、他人から見てもあの熱気は。
さて、そろそろ男性諸氏以外の、女性からの書き込みを読みたいところ(とお茶を濁す)♪
>>after all, it is most fortunate...
>>to read a book in a bed one person...hirofmix
そもそもの趣旨 (スコア:2, 興味深い)
そもそもは、児童ポルノ流通に付随する、子供の誘拐であったり
人身売買であったり、そういうものを根絶するのが目的なんですよね?
条約締結国には、それと共闘してくれることが求められているんですよね。
で、イタチごっこを繰り返す内に条文の適用範囲が拡がっていったんでしょ。
つまり、初めに草案を練った人間は、日本の漫画・アニメ・ゲーム界の特殊なお国事情なんて、微塵も考えてなかったと思うんですが。。。
犯罪性の無いものまで、本気の摘発をしようだなんてしないはず
# 日本のお役所が勘違いするのは、また別問題
gen+nob+ash
どういうことだー (スコア:1, 興味深い)
Re:どういうことだー (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:どういうことだー (スコア:2, 興味深い)
高校のとき、その手のやつが古文のテスト前にクラスのみんなで
読まれてたけど、これからはそういう行為がカンニングどころじゃ
ないもっと危険な綱渡りになるんだろうか。
Re:どういうことだー (スコア:2, 興味深い)
俺が高校生のころ、俺は当たらなかったけど、隣だかのクラスでは、
古文の先生が実際にそういう漫画を使っていたとか、
参考図書(ってのか)として推薦してたとか、
そういう噂を聞いたことがあります。
#噂といっても別に後暗いわけじゃないですが。
漫画どころか原作だって駄目なんでしょうね。
それとも、ナチスのユダヤ迫害と白人の奴隷貿易との比較の話みたいに、
「1000年前のものは古すぎるので処分の対象としない」とでも言い逃れるんだろうか?
なんにせよ、いきすぎた規制は文化的にマヌケなんで、にんともかんとも…
死活問題ですよ奥さん (スコア:2, 興味深い)
>んで、ロリをあつかった「文学作品」だけは例外?
中世では、女性の裸の絵を描くことは禁じられていたが、
聖書に鍵っては例外だったため、みんな聖書から裸の女性が出てくる
シーンを探して描いたとか。
そんな話を思い出すな…
↑の話ってこの署名に対する反論に使えない?
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:死活問題ですよ奥さん (スコア:1)
じゃなくて、「女神」は人間じゃないから裸体でもOKって解釈だったと聞いてますが。
だから「~~のビーナス」というタイトルになるというわけ。
こらっ (スコア:2, 参考になる)
私はロリコンじゃない!!
い、いや、オタクでもありませんでした。これホントの話。
しかし、コミケットにおけるロリコン率はそれほど高く思わなかったけどなぁ。
でも、そういう趣味の人がいるのも事実。
これからは法律で痛い目にあっちゃう可能性があるのも事実。
ということで、関係者は、うまく年齢をぼかすような予防線を張っておくしかないでしょうね。
う~ん、面倒だなぁ。いや、私は関係者じゃないですって!ホントの話。
# 「あたりさわりのない」って、創作系の人に失礼だぞ。(^^;)
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:こらっ (スコア:1)
実際低いんじゃないでしょうかね。
あたしはどっちかってゆーかどう考えてもロリコンの方ですが、この手の世界でもマイノリティな扱いを受けます(^^;
ロリータ率は高いんじゃないの? (スコア:1)
> 実際低いんじゃないでしょうかね。
そうか?
ここで言ってる「児童」ってのは18歳未満のことで、高校生だって含まれるんだよ?
オタクの中にロリコン率は少ないかもしれないが、
オタクの創作物の中のロリータ率は非常に高いと思うぞ。
とくに、日本のマンガのキャラクターなんて、
どれも「18歳未満」と判断されてもしょうがないような外見してるんだから。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:ロリータ率は高いんじゃないの? (スコア:2, すばらしい洞察)
そういや生身の時点ですでに、白人から我々黄色を見ると、
みんな子供みたいに見えるそうですね(^^;
それに日本文化には伝統の(実際には近年の女性ファッション雑誌が煽った節も
あるらしいが、素地は昔からだろうな…)「かわいい」という概念が有りますから、
かなり鮮明に、「こどもっぽい」と「いろっぽい(^^;」が同居することを
害悪とは見ない、という文化が根付いているわけでして。
それを、外圧(笑)によって解体しちゃうってのは、「いらんおせわ」なような気がするんだがなあ。
ねじまがったグローバル化、反対!!(ぉ
ところで、オタクとロリと「創作」とは直交な概念です。
創作だってロリは沢山あるはずだぞ(^^;;;;;;;;;;;;
もちろん、それらのなかには秀逸な作品も沢山…
Re:ロリータ率は高いんじゃないの? (スコア:1)
それは言えてますね。
あたしがロリコンとしても極端に低い方が好きなのが、マイナーな扱いを受ける理由なのかも知れない...(^^;
ポルノ (スコア:1, すばらしい洞察)
かえって増えてしまうに100カノッサ。
Re:ポルノ (スコア:1)
人間自体が変わるわけじゃないですから、現状で問題になっている欲望というものは、必ず存在し続けるわけです。さぁ、それがどこへ行くか...。
...こうなってもおかしくない、とゆー覚悟は必要ですよね。
Re:ポルノ (スコア:2, すばらしい洞察)
ご立腹はもっともだが、そういう、脅しまがいの論法では世論は勝ち取れまい。
結局、「言論の自由」を一部奪ってまで犯罪の抑止効果なりの、
公共の利益が発生するかどうかを焦点にしないといけないんでない?
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:ポルノ (スコア:1)
申し訳ありません。自分にとっては痛い一撃(^^;)である事態なので、ご立腹の感情が見えるような文章になってしまいました。
脅しで世論を勝ち取ろうなどと考えているわけではなく、そーゆー可能性ってのをみんなが意識しなきゃいけないと思う、ってただそれだけのことです。物事には様々な効果を及ぼす力があることを一瞬でも忘れたら、正しい(かも知れない)選択はできないんだよ、と。
して、公共の利益の点はごもっともだと思います。
...ん~、犯罪抑止の面で是非を語るのは厳しいんでしょうねぇ。なんといっても、データがとりづらく、予想もできない面が大きすぎますから。賛成にしろ反対にしろ、何か違う武器が必要か...。
なんでもいーからこんな規制はやめてくれっ、っつーのが密かな心の叫び(^^;;
Re:ポルノ (スコア:1)
私も漫画・アニメなど全然興味の無い人間なので、規制が出来たとしても「はぁ、さようですかぁ~~」程度しか感想はありません。
というか、とりあえずコンビニ・本屋などで小学生でも気軽(?)に変えてしまう現状を危惧している親は多いんじゃないでしょうか?(つか、私も心配しています)
とりあえずその部分だけでももっと早く自主的に規制出来ていればもうちっとましになったと思いますが・・・
ついでに言えば言論の自由自由といいますが、その方達に言いたいのは、「では、言論の自由のための責任はいかがなものか?」ということで、この手の話でいつも問題になる事です。
#とりあえずコミケが無くなろうが、全然こまらんので
#どうでも良いですけど・・・
Re:ポルノ (スコア:3, 参考になる)
> というか、とりあえずコンビニ・本屋などで小学生でも気軽(?)に変えてしまう現状を危惧している親は多いんじゃないでしょうか?
それは勘違い。
この署名というのは、児童がポルノの対象になることに対する規制であって、
児童がポルノを読むことに対する規制じゃない(それを法律で規制するのもかわいそうだと思うがなぁ:-)。
まず言っとくと、俺も被害者の存在する児童ポルノ、つまり写真や動画なんかだが、
これに対する規制はよしと思っている。
問題は被害者の実在しない児童ポルノ、つまり絵や小説といったものに対する規制だ。
普通の感覚では、
「児童ポルノ」を見た人間が「児童への性的虐待」に走りやすいから、
というのが規制の理由だと思っている。
でもそうじゃない。そんな傾向はみとめられていないんだ。
じゃあ、なんで被害者のいない児童ポルノまで規制するかというと、
規制要求側では、マンガなどの児童ポルノは「子どもという class 」に対する虐待だから、
なんていう理屈らしいんだな。
(じゃあ何か? FPS ゲームなんか「人」に対する虐待じゃないか!)
規制要求側があまりに感情主導でいることに問題を感じるんだが。
> #とりあえずコミケが無くなろうが、全然こまらんので
> #どうでも良いですけど・・・
#(フレームの元。)
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
暴力表現 (スコア:2, 興味深い)
Re:ポルノ (スコア:2, 参考になる)
それは
・俺がそういう結論になってる論文などを寡聞にして聞いたことがないから
・規制要求側も「ポルノが性犯罪を増やす」ということを理由にはしてないから
なんだけど。ちゃんとした研究結果があるなら考え直すつもりはあるよ。
> ゲーム、映画などの暴力表現が性格に影響を与える、という報告書「も」あります。
あー、相関関係がある、というのと原因・結果の関係を混同した良くある例だね。
ちなみに、毎年の「大学生の数」と「精神病院の収容者数」の間に
+の相関関係があるんだが、この場合はどっちが原因でどっちが結果なのかね?(w
#ちなみに、アルツハイマーの脳にアルミが溜まってたから、
#アルミがアルツハイマーの原因じゃないかと考えられてた時期もあったが、
#結局違ったみたいだね。参考までに。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:ポルノ (スコア:2, 興味深い)
除菌するのもひとつの手段。
差はあるまいて。
……まあ、除菌されまくった世界は、ストレスに弱いと思うけどね。
Re:ポルノ (スコア:2, 参考になる)
小学生などに見せたくないのは何も児童ポルノ漫画のみではないでしょう。
この議定書への署名により出来るであろう法律は、別にコンビニ・本屋で手軽に買えてしまうことをやめさせる法律にはならないのです。
#まぁ、ついでにこのことを規制する法律も出来るかも知れないけど…
#はじめてのおるすばん、今のうちに買っとくか:-)
脳味噌腐乱中…
罪滅ぼしのつもりか (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:罪滅ぼしのつもりか (スコア:1, 参考になる)
こういうのが根拠ですかね。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/pdf/jido_p.pdf
これは俺の本音であって議論用の意見じゃないよ (スコア:3, 興味深い)
> ばかりではないか。
ポルノの追求というのはそれだけでも芸術に値するものだと思うがね。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:極論、エロゲはなくても良いのだ。しかし… (スコア:2, 興味深い)
自分はエロゲ否定派だが、親発言は適当ではないと考える。
確かにエロゲはその表現性や芸術性を守るに値しない作品(むしろ、“製品”か)かも知れないが、問題はこうした立法により表現の自由という普遍的な権利が侵害される点にある。
ただでさえ恣意的な運用が可能になるあいまいな表現の条文になることは必至で(周辺事態法案を見よ)、“ポルノ”規制という大義名分の号令でいかようにも表現が取り締まれるということは、エロゲは勿論、その他のさまざまな表出物にいちゃもんを付けられるということを意味しまいか。
エロゲは別になくなっても良いのである。しかしそれは第三者、いわんや公権力によってなされてはならないのだ。
迷惑をかけている/いないという議論はいささか短絡的なもので、敢えて大きく出れば、表現の自由が侵された被害はまわりめぐって最終的には各人に帰すということをゆめゆめ忘れることのないよう。
Re:ふと思った提案 (スコア:2, 参考になる)
で、/.J(あるいはそれ以外の場所)で議論になっているのは、その適用範囲が犠牲者となる児童が存在する写真や映像だけではなく、犠牲者となる児童が存在しない表現(マンガやアニメ、絵画や小説など)にまで及ぶのはいかがなものだろうかということだと思います。新聞が騒いでいるだけで、実は及ばないのかもしれないけれど。
Re:それよりも。 (スコア:2, 参考になる)
十数年前、有害図書問題の嵐が吹き荒れたときがちょうどそんな感じでしたねぇ。
現状のままではどうしようもないのは確か (スコア:2, 興味深い)
嫌われ者でも圧力団体になれば話は変わる。
で、今のオタク産業は圧力団体を作れるくらいには大きくなったと思うが、どうか。
また、全国区ならオタク議員も誕生させられそうだと思うが。
まあ、規制が表現をより豊かにしてきたという過去もあるが、
だから規制を認めようってほどにはメタな視点には立てねぇなぁ。
東浩紀氏らのように、理論的に規制の無益さ、違憲性を追求する [tinami.com]方法もある。
おっと、ここらへんが面白そうなので引用しておこう:
結論としては、
■圧力をかける
■違憲性を問う
のどっちか、だと思うがなぁ。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:規制されて誰が困るのかというのが問題 (スコア:2, 興味深い)
私は黙っていた。私は共産主義者ではなかったから。
その後、彼らはユダヤ人を迫害した。
それでも私は黙っていた。ユダヤ人たちがいなくなっても別に困らなかったから。
そうして、その後彼らは同性愛者を迫害した。
私は口を閉じたままだった。私は同性愛者ではなかったから。
そしてナチが私を探しにきた時、私のために弁護してくれる人はいなかった。
もう誰もいなかった」――マルティン・ニメラー
Re:規制されて誰が困るのかというのが問題 (スコア:2, おもしろおかしい)
>物に規制が無いことの方がおかしいと思うし
性的な刺激を全て排除するんであればタンクトップ・ミニスカも規制の対象ですな。
タリバンの掲げるイスラム原理主義は正しかった、という主張でよろしいでしょうか。
Re::ロリコンじゃなくて (スコア:2, 参考になる)
その翌年か翌々年くらいには長子を出産していたはずなので
戦国期の十二歳は充分[女]であったと。
Re::ロリコンじゃなくて (スコア:2, 参考になる)
>12歳で大人の女性扱いで、18過ぎたら熟女扱いでしたからね。
ナボコフの「ロリータ」のなかに、
"女性は十二歳で結婚できるというローマ法の規定は、
ローマ教会で承認され、いまもアメリカの一部の州では、
ほぼ黙認の形で存続する。
十五歳なら、どこでも合法的とみとめられる。"
という一節があります(久保田康雄訳)。
この場合の「どこでも」はアメリカ合衆国で、
特に20世紀半ば(以前?)の時代状況を指すようです。
他にもレヴィストロースの「悲しき熱帯」には南米でも
似たような状況だったことが書かれていますし、
先日観たイラン映画ではたぶん12-15歳くらいの少女が
借金のカタに嫁に行かされそうになる話をやってたので、
別に東アジアに限った事ではないのだと思います。
Re:年齢不詳の作品など (スコア:2, 興味深い)
http://zero.product.co.jp/products/rusuban/index.htm
「登場人物18歳以上」を謳っていますが。
ポイントとしては「なぜ児童ポルノだけが(仮想表現において)表現すること自体を規制されなくてはならないのか」という問題でしょう。
もし「空想上の作品で描かれたことが現実の行為を誘発するので規制すべき」という論拠(だけ)によるのなら、レイプ、殺人、麻薬、etc. などすべての違法行為に関する表現を規制すべきという話になりかねないですし。
「児童に対する性行為が単なる(ってのも難ですが)レイプ、殺人、麻薬...に比べて明らかに違法性が高い」という根拠(あるのかそんなもん...)が明示されない限り、このような条文には納得しかねますよね。
まあ仮にこれがそのまま条文だったら違憲なのは明らかなので(過度に広範 & 漠然性)実際の条文レベルで戦えると思いますが。
ただ、日本憲法の枠組み上、条約→法制定→実裁判→違憲立法審査、となるのでぼけっとしてるとこのまま既成事実化しちゃうかも、という恐れはあります。
(今回の条約は直ちに国内法としての効力をもつものじゃないみたいですから。制定された法律が合憲で条約は違憲、っていう判決が出たらどうなるんだったっけなぁ...法学部出身だけどもう忘れた。)
あ、個人的にはエロゲ/エロマンガが無くなったら生きていけませんが、流通の規制はもっと厳しくしてもいいと思っています。
Re:ロリはムリ (スコア:2, すばらしい洞察)
日本文化云々ではなく、
普遍的に人間に備わる倒錯性の問題だと自分は考えています。
>表現の自由とはずれたところで議論しているのは、
>やっぱり自分のコキネタを守りたいだけなんちゃうんかと。
そもそも今回の「国連子ども特別総会」は(一般的な)表現の自由を
主題にしていないんだと思っています。
むしろ狙いは子供の権利を確立することにあるんでしょう。
>感情論でしかないが、それだけ社会から忌み嫌われる存在なのだと
>自覚しといて欲しい>ロリエロ諸氏
ナボコフの「ロリータ」を読む限り、
それを自覚していないヤツはそもそもロリコンと呼べない可能性があります。
むしろ自覚したタブーに挑戦するところに倒錯者の倒錯者たる所以があります。
ええと、実際のところお子さんを持つ親の方であれば
強姦等の犯罪を心配されるのは当然なワケですが、
それは単純に治安の問題になるんだと思います。
で、ユニセフが問題にしているのは、
あくまでも児童の商業的性的搾取なわけです。
これは本質的に問題の根差すトコロが違う話になります。
そんなわけで、今回の議定書がロリコンに対する嫌悪感を解消して
くれるようなものにはなりえないし、
まして嫌悪感を原動力に倒錯者は頑張っちゃうわけです。
エンドレスな話ですよね。