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遺伝子を紙媒体で保存 34

ストーリー by GetSet
送付もお手軽に 部門より

Minap 曰く、 "読売オンラインによると、理研横浜研究所が遺伝子を紙媒体に長期保存可能な技術「DNAブック」の開発に成功したそうだ。
遺伝子を封入した水溶紙ごと増幅すれば、そのまま使えるようになるため、専門書籍や書類への添付によって、研究の時間や費用を大幅に削減できるとのこと。すでに5月末に発行される米国の専門誌に、この技術の発表とともに数種類の遺伝子サンプルを付録として添付するらしい。
何となく、初めて雑誌にFDが付録として付いて来た時の事を思い出うこの技術。やっぱり記録技術の進歩などで、大容量の遺伝子データがCD-ROMのように添付されてくるような時代も来るのだろうか?"

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  • DNAはかなり安定な物質なので、元の新聞記事のようにドライアイスに
    入れなければならない、ということはないのですけどね。
    DNaseフリーの状態なら数年は持ちます。
    エタノールにつけたままなら安定だから、実験机に放置して後の実験は
    翌日、というのは経験した人も多いはず。

    今まででも封筒に丸が書いてあって、「これをこのプライマーで増幅して
    ください」っていうのはエアメールでDNAを送る常套手段だったし。
    (なので危険なウイルスのゲノムを送るのも簡単だったり)

    今回の発表の新しいところは環境中のDNaseの影響を受けにくいような
    素材を作ったということなのでしょう。
    それでも数年しか持たないなら実験試料を保存するのには使えないかな、
    と思います。紙だと誰が触っていつ違う配列が付着するかわかりませんし。
    --
    kaho
    • by Anonymous Powered (12649) on 2003年04月16日 16時20分 (#299571) 日記
      > 紙だと誰が触っていつ違う配列が付着するかわかりませんし

      てか、素手で触られたらDNaseとかくっついてきそう。保存中に影響しなくても、
      増幅時に悪さしそうです。

      紙としても、パウチで完全密閉してあるとかじゃないかなぁ。
      親コメント
      • 返信したつもりがプレビューでやめていたらしくて書き込まれてなかったので
        もう一度。

        >てか、素手で触られたらDNaseとかくっついてきそう。保存中に影響しなくても、
        >増幅時に悪さしそうです。

        あ、手袋しているときのことも考えて書きました。
        染色体断片ならそうかもしれませんが、普通ベクターに入っているので
        増幅すれば一本のバンドになりますよ。(あるいはベクターそのものを
        shareするときとか)
        さすがにプライマーは自分でデザインしろ、ですけど。
         
        >紙としても、パウチで完全密閉してあるとかじゃないかなぁ。

        普通の封書でした。(笑)
        核染色体でも、犯罪捜査に使えることを考えればPCRでも検出できない
        ほど分解されるのはそれなりに時間かかりますよね。
        数kbの配列なら問題なく増幅してくれます。
        もちろん、プライマーがちゃんと特異的でないといけませんが。
        --
        kaho
        親コメント
  • サンプルとしての信頼性が低いので、現状では使う気にはなれません。
    いくら開発者が「問題ない」と言ったところで既存の方法に比べると検証が決定的に少ないわけで。
    サンプルの遺伝子が壊れたり、あるいは紙面についた微生物の遺伝子が持ち込まれる(コンタミする)可能性は、すでに確立している従来の方法に比べて少なくとも減るとは考えられない。そういう信頼性に劣るものを実験に使ったがために出る結果に振り回されるだけの時間と労力と研究費は私にはないです。

    #人柱になるにしても、もう少し成果の見込めるもののためになりたいし。

    ちゃんとしたサンプルが届くまでの間に予備試験に使うってのならばまぁ考えますが。それでも結果はちゃんとしたサンプルの方で出すけど。
    • by Anonymous Coward on 2003年04月16日 15時12分 (#299548)
      コンタミの問題があるのなら,遺伝子汚染の危険性はないのでしょうか?(専門外なので用語の使い方等がおかしいかもしれないがメンゴ)

      自然界でも結構簡単に遺伝子組み替えが起きてしまうから,遺伝子実験に使った材料の廃棄には気をつけなければいけないという話を何かの本で読んだ記憶があります. 遺伝子付録つきの学術雑誌を屋外に放置・廃棄したら,そこから溶け出した遺伝子により未知の病原菌が生まれる....なんてSFみたいなことにはならないのでしょうか? それとも単に素人の心配しすぎ?
      親コメント
      • by Anonymous Powered (12649) on 2003年04月16日 16時16分 (#299567) 日記
        抜けた髪、切った爪、呼気中の細胞のカケラ、飛んだツバ、垂れた血液、
        その他いろんな液や汁(だんだんあやしくなってきたが)、みんな自分のDNAを
        ばらまきながら生活しているわけで。
        でも、周囲に自分の遺伝子を取り込んだ生物が発生したりしてませんよね。

        遺伝子として意味を持たないDNAは、単なるポリヌクレオチドとして、微生物や
        虫なんかに食われて、消化されて栄養になってしまうことでしょう。
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      • by Stahl (7211) on 2003年04月16日 16時14分 (#299566)
        遺伝子そのものが漏れてもそんなに危険はないと思いますよ、単なる図面ですから。
        図面を元に製品を作り出す工作機械と、充分な資材がない限り危険な製品が充分な量生産されることはないでしょう。
        親コメント
        • でも、そもそもの地球における生命の誕生諸説には
          • 宇宙飛来説
          • 偶然発生説
          • 偶然の連続説
          とあって、そのうちの「偶然の連続説」がもっとも有力なのですから、その連続過程のショートカットにはなりそうですよね。

          # 私も門外漢なので各説の正式名称などはあやふやですが...

          親コメント
    •  私が最初に思い浮かんだのは、巻末にビニールのポケットがあって、その中にリトマス紙ぐらいの短冊が入っている姿だったりします。
       真空パック状態のパッケージを、取っ手の部分からビリッっと開いて、中の紙片をピンセットで引っ張り出すようなイメージで。

       これだったら、製造過程さえちゃんとしていればコンタミなどの可能性を低減できるんじゃないですかね?
       生産コストの面でも、中身はともかく包装は付録CD-ROMに使っている技術が応用できそうだし。

       コストが低ければ、使う方も付録CD-ROMの中身を覗いて見るみたいに、本誌に載っていた遺伝子のサンプルをとりあえず見てみると。
       面白そうだったら、従来の信頼の置ける方式でサンプルを取り寄せて、本腰を入れて見てみるとかいう方法もあるでしょうし。

       信頼性は後から上がっていくものですから、とりあえずはアレゲ的に利用価値を考えてみるのも良いのでは?
      --
      --- どちらなりとご自由に --- --
      親コメント
      • >これだったら、製造過程さえちゃんとしていればコンタミなどの可能性を低減できるんじゃないですかね?

        そうですね。でも、それでもやっぱり「従来と同等」止まりなので魅力にまではならないなぁ。

        >信頼性は後から上がっていくものですから、とりあえずはアレゲ的に利用価値を考えてみるのも良いのでは?

        アイデアは確かに面白いんですけど、それならではの利用価値というというのがなかなか思い付かないのですよ。結局は溶かしてPCRってんなら、正直手間もそれほどまでには変わらないし。むしろドットブロットやサザンブロットのフィルターとか付けてくれた方が…って、それじゃ値段的に無理か。(^^;
        もしかしたら研究面ではなく、流通面でのブレイクスルーなのかもしれないとは思うんだけど。
        親コメント
  • するってぇとそのうち (スコア:2, おもしろおかしい)

    by YOUsuke (6796) on 2003年04月16日 14時50分 (#299534) ホームページ 日記
    青年コミック誌の付録にグラビアアイドルの遺伝子がつくようになったりするんだろうか。
    --
    妖精哲学の三信
    「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
  • 年賀状とがに (スコア:2, おもしろおかしい)

    by shiba (273) on 2003年04月16日 16時08分 (#299563) ホームページ
    赤ちゃんが生まれたとこからの年賀状についてきたりして...

    数百年の保存が可能なら家系図に使えそうだが.
  • by fuchikoma (2044) on 2003年04月17日 1時47分 (#299854)
    情報ならなんでもDNAの上に乗せられるんじゃないかな。
    かなりの高密度になりそうな気が。
    FD -> CD-ROM -> DVD-ROM -> DNA-ROM とか。
    だめかな?
  • by kiyotan (3912) on 2003年04月16日 16時56分 (#299583) 日記
    遺伝子の塩基配列をがんばって紙に書きましょうって
    話かと思ったよ。磁気媒体なんかには書かずにね。
    やっぱ紙だよ紙、最後に生き残るのはって
    どっかのエライ人が言い出したのかと思った。
    --
    Kiyotan
    • 最近バックアップをサボり気味の HD の中身を塩基配列でエンコードして、 これで保存出来ないかなぁなんて妄想しちゃいました。

      # 出来たとして、1GB あたり何枚くらいになるんだろ。

      親コメント
      • #枚数はどうだかわかりませんが。

        1GB=約80億bit、DNAは一塩基対あたり2bitです(ATGCなので)。
        てことで、1GBは約40億塩基対で表現できます。
        一塩基対間の距離は3.4Åとすると、
        約3.4Å*4,000,000,000個=1.36m

        人間のDNAは約30億塩基対。ざっと800kBってとこですか。
        親コメント
    • by hix (3507) on 2003年04月16日 21時13分 (#299721) 日記
      そうそう。私もそう思った。
      マイコンBASICマガジン [srad.jp]の再来かと。

      リストを打ち込むと(って何にだ?)何かが出来上がる、みたいな。
      親コメント
    • >最後に生き残るのはって 後、石版(モノリス)や、竹簡木簡。 後者は保存空間が避ければ秦(はたしん)時代からの実績があり 前者は行方不明か破損したと言われるハムラビ法典石。 ロゼッタストーン…等々の絶大な実績がありま
      • Re:てっきり (スコア:2, すばらしい洞察)

        by kiyotan (3912) on 2003年04月16日 23時17分 (#299772) 日記
        そして、最後はやっぱり遺伝子を記録するのは
        遺伝子が一番ってわかったのさってお話?

        #ねずみの嫁入りってやつだよね?きつねだっけ?
        --
        Kiyotan
        親コメント
        • by oltio (3848) on 2003年04月17日 8時55分 (#299916) 日記
          いい話だなぁ。個人的に+1。
          あるDNAを記録するために、別のDNAの一部にそれを組み込んでしまう、
          というのもありえるなぁ。大腸菌に組み込んで、みんなで分散保存
          しよう、とかね。「賢者はDNAを体内に隠す」のか…

          #ねずみで合ってます。最後に「壁に穴を開けるのはねずみだ」となるので。
          親コメント
  • 週刊 遺伝子 (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2003年04月16日 17時20分 (#299593)
    こりゃもうディアゴスティーニ [deagostini.co.jp]が「週刊 遺伝子」だすしかないでしょ。
    付録に遺伝子が付いてきて今なら創刊号特別価格980円、みたいな。

    で、全部買い揃えると、何ができるんだろ。
  • DNAドライブ、なんて発売されたりするかも。

    ご自宅のPCで可愛いネコをそだてよう。
    とか、あなたのつくったDNAで育てたかえるで対戦。
    なんて風に。

    「ポケッ○モンス○ー」なんて面白くなりそうだし。
    --
    -- LightSpeed-J
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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