「ポケモン事件」の追跡調査結果が発表される 141
ストーリー by GetSet
あのテロップを生んだ事件の今を追う 部門より
あのテロップを生んだ事件の今を追う 部門より
KAMUI 曰く、 "1997年12月16日夕方,アニメ「ポケットモンスター」を見ていた日本全国の約700人が,明滅する透過光処理のシーンを見て痙攣などの発作を起こした「ポケモン事件」を御記憶だろうか?
この子供たちの追跡調査を行った名古屋大学の奥村彰久助手(小児神経学)らが,
調査結果をまとめてアメリカの医学誌・New England journal of medicineの7月22日付で発表した事を河北新報の記事が伝えている(Extract:Five Years after the "Pocket Monster" Seizures)" (続く…)
"これは愛知県などで治療を受けた子供の内,91人の経過を2002年末まで5年間に渡って追跡したもの。5年間の期間中,25人(27%)が新たな発作を起こしたが,その内12人にはポケモン事件以前からてんかんの症状があった他,あとの13人も後にてんかんと診断された事から,「仮に番組を見なくても,いずれ発作を起こした可能性が高い」としたとのこと。なお,残り 66人の子供たちには 2度目の発作は起きなかったという。
当時,何故か教育委員会が口を挟んで来たり,メディアが妙な煽り報道をした事を憶えている人も居るだろうが,今でも「アニメを見る時は部屋を明るくして」と言ったテロップが(子供が見ないような深夜帯アニメでも)出ている事などからして,アニメ関係者には結構なトラウマになってる感がある。
ちゃんと「明るい部屋で」「画面から距離を保って」見てますか?"
アニメだけに限らないが (スコア:5, 参考になる)
リフレッシュレートによっては、てんかんの発作を起こす事を身をもって経験したとの事。
人それぞれに発作を起こすサイクルがあるらしく、それが運悪く引っかかると、画面上に点滅する映像がなくても、
CRTの走査線のサイクルによっては、発作の状態になると、医師からの説明を受けた旨を書いてあった。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:アニメだけに限らないが (スコア:2, 興味深い)
大きめのウィンドウを表示し、そのウィンドウの色を一定間隔で 変化させるものです。
GUIのコントロールパネルで2つの色のRGB値や持続時間を変えられるように作り、色々試してみたのですが、確かに 青←→赤 の2色を1/30秒程度の時間間隔で変化させたときに、ちょうど乗物に酔った時のようなちょっと気持ち悪い気分になりました。
そのとき、少し離れたところでワープロを使っている人がいて、 私がそのプログラムを作っては動かしているのがその人の視界の 隅に入っていたようなのですが、彼はその後帰宅してから気持ちが 悪くなったそうです。
Re:アニメだけに限らないが (スコア:1)
事件のあったちょうど翌年の春、新入社員だったおいらは研修を受けていたのですが、その同じ教室で講義中 (おいらは後ろのほうに座っていたのですが) に、同じようなシミュレーションプログラムを作っている人間が何人も見受けられて、「うわー、こんな奴ばっかりかよー」と別な意味で眩暈がしたのを今でもよく覚えています (-_-; 。
# 今でもそこの社員だったりするけど ID
むらちより/あい/をこめて。
Re:アニメだけに限らないが (スコア:1, 興味深い)
発光する仕組は、電子が蛍光体にあって発光しますがこの時に、光を保持する
時間によって点滅度合いが違ってきます。
テレビ等は長残光、CRTは短残光タイプの方が多いでしょう。
リフレッシュレートでも違ってきますけど
真っ暗な画面でマウスカーソルを動かした時、尾を引くのが長残光
尾を引かない方が短残光になります。<同じリフレッシュレートなら
機種はWindowsマシーンですね。
Windowsは無駄にディスプレイとPnPするのでBNCで繋ごうとすると
ディスプレイ側のデータが取れなくて勝手にリフレッシュレートが
変更される場合があります。
#レジストリをいじって最低の部分を適切に修正しておけば低くならない
でしょうけど
Re:アニメだけに限らないが (スコア:1)
Re:アニメだけに限らないが (スコア:1, 興味深い)
脳波を計りながら、目の前の明かりが点滅する検査が
ありました。気分が悪くなる人もいるらしく、
「気分が悪くなったら言ってください」と言われました。
蛍光灯の点滅で気分が悪くなる人は、一度検査を受けては?
Re:アニメだけに限らないが (スコア:2, おもしろおかしい)
電気屋が気持ち悪かった。
okome
アニメを見る時は部屋を明るくして (スコア:4, すばらしい洞察)
なので、日の入りにあわせて、 「暗くなってきたので電気をつけましょう」 が妥当だと思います。
昔のラジオでも「夜もふけてきたので、ラジオはお静かに」 と言うようなナレーションが入っていましたが、 あれのTV版みたいな物でしょうか?
現状で十分 (スコア:2, 興味深い)
地域によって日没の時刻が異なるので、地上波はともかく衛星放送ではいつ案内したらよいかの決定が困難ですね。衛星だから除外、というのでは理屈にならない。
具体的に考えれば、天気によっても明るさは違う。そこまで面倒見てられないと思います。
現実的には、とにかく見る前に「部屋を明るくしとけ」という現状の注意喚起で十分ではないでしょうか。
てんかんとアポトーシス (スコア:3, 参考になる)
最近このような記事が載りましたが [yomiuri.co.jp]
もしかして、人間の視覚系にも未使用の認識回路が消去されずに残ったのが原因じゃないですかね。
#これは人間のセキュリティーホールだ。
#びっくりすると気絶するヤギも同じような構造で引き起こさるのかな?
Re:てんかんとアポトーシス (スコア:1)
Re:てんかんとアポトーシス (スコア:2, 興味深い)
もう少し正確に書くと、信号強度がパルス密度(頻度と言うべき?)に変換されるので、10Hz~15Hzあたりが「強い刺激」を伝える信号に一致しちゃう、とかですかね?
えー、脳にコンピュータの「クロック」に相当するものが実際にあるんですか?
「なぜ、コンピュータにクロックが必要か」と「(わかってる範囲で)神経系の動作原理」を考えると、「クロック」に相当するものが必要だとは思えないんですが。
別に脳の各部は同期してる必要ないし。
とか思いつつググッてみると、「α波の周波数が10Hz前後」ってのがいっぱい出てきますね。
そいつのことですか?
Re:てんかんとアポトーシス (スコア:2, 参考になる)
Re:てんかんとアポトーシス (スコア:1)
詳しい数字は知りませんが。
Re:てんかんとアポトーシス (スコア:1)
最短の間隔で1msくらいらしいです。
ということは1kHzくらい。
その間隔で発火し続けるとニューロンは死んでしまうので、
実際はもう少し長いです。
その後の規制について (スコア:3, 興味深い)
その基準を満たさないとまず放送されません。ちなみに私はゲーム業界の
人間ですが、TVに限らずゲームなどでも同様です。(こちらはどの程度の強制力が
あるかは不明。
なおガイドラインは明滅が毎秒3回以下、赤などの輝度の高い色をさける
それ以上の明滅は明度差を20%以下にして最大5回以下の明滅が2秒以下と
言うことです。
当然古い作品でこれに準拠していないものもありますが、そのときには放送時
に強制的に輝度を下げられます。
ちょうど今、これに引っかかって電撃トラップを造り直してるんだよな・・・
別にまずいことは書いてないけど念のためAC
Re:その後の規制について (スコア:1)
細かいことですが,日本放送協会と民放連が共同で作成したものですね.このページ [nab.or.jp]でガイドラインを読むことができます.
テレビに関しては google ですぐ出てきましたが,ゲームについては業界全体のガイドラインがうまく探せません.メーカーごとの自主規制に任されているということでしょうか.
ところで映画についてはどうなっているのでしょうか.あと,web コンテンツや(ゲーム以外の)アプリケーションについてはどう考えられているんでしょうね.アプリケーションはともかく,web コンテンツでは,やりようによっては Flash なんかで「危険」なものが作れてしまいそうな気がしますが.
Re:その後の規制について (スコア:1)
出稿したメーカーは忘れましたが。
横600pixelくらいの割と大きなバナーだったんでかなり不快でした。
ちょっと耐えられないのでadblockをFirefoxに追加してしまいました。
#今まで、広告ブロックにはちょっと抵抗あって使わなかったんだけど
#ここまでくると自衛せざるを得ないかなぁと・・・
この事件の遙か前から、ガイドラインがあったけど.. (スコア:3, 参考になる)
"表示を激しく点滅させたりするとてんかんの発作を引き起こす可能性があるから、
画面を短周期&広範囲でブリンクさせないように注意しろ"
というような事が書いてあったので、少なくとも一部業界では
常識的なことだったのではないかと思います。
てんかんの発作が起きること自体よりも、
"ポケモンでてんかん発作が…"という報道に対して
"てんかん協会"がいち早く"てんかんのせいにするのは
てんかん患者に対する不当な中傷で、てんかんに対する理解を
ねじ曲げようとしている"みたいなクレームをつけて、
それ以降、上記の様なガイドラインor注意書きから
"てんかんの"という部分が削除されたのが、
ピカチュウ事件以上に悪印象として残っています。
Re:この事件の遙か前から、ガイドラインがあったけど (スコア:1)
僕も昔、本で読みました。
Windowsユーザーインターフェイスデザインガイド
[ascii.co.jp]
MSDN Library の中にも(英語で)あったような気がします。(勘違いかも)
マクロの基本は検索置換(by y.mikome)
事件の直後には (スコア:2, 興味深い)
目が光ったとか、変な声がしたとか、オカルト的になっていたみたいです。
子供ってのは、外部からの情報による想像と実体験の境があまり無いのか
まるで自分が体験したかのように噂が広がるのが興味深かった。
ポケモンよりも (スコア:1)
借りて実際に見ました。
そんなものかぁと言う程度でした。
それよりもポリスのシンクロニシティのビデオのほうが
やばかったです。
内容を知らずに暗い部屋で見ていたのですが
一緒に見ていた友人と二人で顔を見合わせて出た言葉が
「なんか、気持ち悪くない?」
ただそれだけの話です。
〜三軒廻るより一軒で据わりこめ〜
近視予防でしょう。 (スコア:1)
これは、近視予防のためでもあるのでしょうね。
私は勉強が嫌いだったし、テレビマンガを近い距離から見たり、暗い部屋で見たりしなかったので、
今でも両目とも1.5です。
Re:今でも両目とも1.5 (スコア:1)
今っていうけど貴方いくつよ。16とかじゃなかろうね。
//それとも全部過去形なこととか、テレビマンガなどという言葉からして年寄?
Re:今でも両目とも1.5 (スコア:1)
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:近視予防でしょう。 (スコア:1, 参考になる)
えー? ゲームやテレビの視聴時間や、テレビとの距離と
近視の因果関係 (少なくとも相関関係) は科学的に証明
されてるんじゃないの?
と思って調べてみたけど、ゲーム関連論文 [nifty.com] くらいしか
見つからなかった (論文自体は読めない)。
テレビゲームの前後で視力などに有意差が認められないという
論文もあるし、長期(60分以上)の遊びは近視への危険が大きい
とする論文もあった。
ここらへん今の定説はどういうふうになってるの? 誰か教えて。
> それでも両目 2.0 です。
一つの例だけをあげて「あまり関係ない」というのもどうかと。
# ま、わたしは自身の体験から「結構関係ある」と思っていますけどね。
Re:近視予防でしょう。 (スコア:1)
ではもうひとつ例を。私、小学校~高校まで、TV一日三時間くらい観てましたし、寝床にもぐりこんで枕元にスタンドも置かずに本を読むのが日課でした。今は仕事でVDTを長時間見ます。でも視力は1.5、1.2くらい。
ま、「あまり関係ない」とは言わないけど、関係ない人も珍しくはない、という程度じゃないですかね。
Re:近視予防でしょう。 (スコア:1)
多分私は 3 人目。。。
ちょっと怪しげですが 参考資料 [p-vision.tv] 。視力低下は水晶体を操ってピント合わせをする筋肉の柔軟性低下によって引き起こされるそうですよ。
テレビ画面にせよ何にせよ、同じ画面をじっと見続けるというのは、知らず知らずと目に対するストレスになりやすいのではないかと思います。普段ゲームやパソコンばっかりやっていたり、異常なほどにテレビっ子であるにもかかわらず、あまり目が悪くならない人は、目に対するストレスを軽減させる方法を、おのずと身につけていたりするからなのではないでしょうか。
ちなみに、おいらは夜の星空をぼ~っと見続けるのが結構好きだったりします。星座とかはぜんぜんわからないんだけどね。
むらちより/あい/をこめて。
Re:近視予防でしょう。 (スコア:2, 参考になる)
どうも、視力の良し悪しを遺伝によるものと結論付けたいコメントがちらほらと見受けられますが、その割には興味をそそらせるような資料の提示に乏しいようですね。
遺伝による個人差は確かにあるのだとは思いますが、それがすべてではないと思います。強い近視は先天性、つまり遺伝によるもの [kyoto-inet.or.jp] らしいですが、そう多い物でもないんだとか。
おいらがこのスレッドの親で書いたケースは 仮性近視 [smile-eye.com] などと呼ばれるものだそうで、子供のうちは目薬などでも治せたりするんだそうです。
めちゃめちゃ目を酷使しているはずなのにちっとも悪くならない人が、遺伝なのかなぁと首を傾げるのはまぁ、別に良いと思うのですが、目が悪くなってきちゃった人が、遺伝なんだからしょうがないとすぐ諦めてしまうのは、ちょっともったいない話なのかもしれません。
# メガネに憧れている人は別として ;-p
むらちより/あい/をこめて。
Re:近視予防でしょう。 (スコア:1)
#コンタクトを作ったところがそうだったのでID
LAN内LAN稼働中
てんかん事件よりも (スコア:1, 興味深い)
Re:てんかん事件よりも (スコア:1)
#はきちがえてるよな~、ってのもありますけどね。
Re:てんかん事件よりも (スコア:1)
時代劇とかサスペンス物とかのドラマでは許される表現が深夜帯のマニアしか見ていない(^^;アニメですら規制対象になっているのは幾らなんでも行き過ぎでしょう。
まぁ、他のネットが相対的に規制厳しくないからいいんでしょうけど(;´Д`)
U局のアニメを見ているのは相当なマニアと一都三件+大阪・兵庫程度の限られた地域の人だと言う事をお忘れなく(;´Д`)
確か40代のおっさんも (スコア:1, おもしろおかしい)
Matrix Revolutions (スコア:1)
がめちゃくちゃ見づらかったのは僕だけでしょうか。
スターウォーズ (スコア:1)
ですが、ライトセイバーでの戦闘シーンは、視野一杯に赤青緑の光が
舞い踊って、気持ち悪かったです。
タレコミ文中のリンクにて (スコア:1)
ポケモンなのにco.jpって何?と思って見に行ったら・・・
そのまんまの社名 [pokemon.co.jp]なんですねー。チャレンジャーだなあ。
ちなみに発音は「ポケモン」のようです。海外向け?
/*-+/*-+/*-+/*-+/*-+/
Allez! Allez! Allez!
Re:タレコミ文中のリンクにて (スコア:1, 参考になる)
たまたまwikipedia [wikipedia.org]で見つけますた。
さらにオフトピ(Re:タレコミ文中のリンクにて) (スコア:1)
で、サウスパークと言うカナダの辛辣なアニメ [southparkstudios.com]があるのですが、この中で"Chinpokomon"と言う彼の会社が日本の手先(会長がHIROHITO!)でサウスパークを侵略する為に子供を洗脳すると言うエピソード(日本では何故か未放送)があるのですが、洗脳用のゲームのシーンでしっかりケニー君が癲癇発作起こしていました(^^;
Re:タレコミ文中のリンクにて (スコア:1)
と読ませるため(eを「エ」と読ませるため)の記号ですな。
"Quidquid latine dictum sit, altum videtur."
がんばるなー、河北新報 (スコア:1)
ローカル新聞なわりによく見るなあ [srad.jp]
東北関係なさげな話題多いし。
タレコミ者に東北もん多い?それとも地元の贔屓目かな?(^^;
Re:がんばるなー、河北新報 (スコア:2, 参考になる)
#オイラはJWN [jwn.ne.jp]経由でしか読みに行かんです>河北
ポケモン事件いうたら (スコア:1)
Re:君らは知っているか?!(オフトピ) (スコア:1)
ランバ・ラルの撤退をサポートする為にハモンが目くらましを命じたはず。
話題の投光機の光は、劇場版製作時に新規に作画されたシーンのようですな。
オフトピ(かつガノタがばれる)なのでACと思ったけど、まぁいいか。
Re:君らは知っているか?! (スコア:2, 興味深い)
> 同様の効果・演出は非アニメでは相変らず無警告に使用されているワケで...。
面白いのが, この光刺激性のてんかん発作がストーリーに密接にからんでいる「アンドロメダ病原体」で, 映画化に際して見た人が実際に発作を起こさないようにわざと発光間隔を実物とは異ならせているそうです.
パカパカ (スコア:2)
富野氏著のこの本 [amazon.co.jp]に書いてありました.
Re:抑制? (スコア:1)
動きの激しい部分を誤魔化す手法が一時期行われていましたが、
かえって見づらかったような・・・てんかん発作は起きにくく
なっているのかも知れませんが、見ていてすっきりしないので
結構なストレスになります。
最近はそういったものも減っているようですが、激しい色の点滅
などはお相変わらず抑えられているようです。
Re:いいえ (スコア:1)
デフォルメだったなんて (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:どうやら (スコア:1)
基本はリアル。表現として必要ならばデフォルメ(変形)する。
というのと
基本は単純化された図形。情報量が十分になるまで描き足す。
というのがあると思います。
デッサンがなっていないという人は前者の考え方をしているように思えます。
つまり、表現として必要ないのに変形を行った、という感覚です。
デッサンがなっていないという指摘に対して違和感を覚える人は後者の考えをしているように思えます。
思い描いたものを表すのに必要な情報はすべて描いた、それ以上は知らない、という感覚です。
しかし、アニメの中には後者の考えかたをしていても「必要な情報すら描かれてないじゃないか」というものがあったり……。