NetBSD 2.0 のリリース 106
ストーリー by yoosee
1つのNetBSDは全てを動かす 部門より
1つのNetBSDは全てを動かす 部門より
BSD 曰く、 " NetBSDから NetBSD 2.0が 54種類のアーキテクチャに対してリリースされた。 NetBSD 2.0 は 1.6 系列に続く全く新しいリリースであり、ネイティブなスレッド のサポートや、メジャーな CPU に対する完全な SMP をサポートした強力な OS と なっている。また、64ビット化された新しいファイルシステムである UFS2、 カーネル内部事象の通知機構である kqueue、基本バイナリの動的リンク化、 スタックオーバーフローによる攻撃を困難にするメモリマッピング PROT_EXEC、 その他多くの新しい機能追加がなされている。 詳しくは、 リリースアナウンスページを参照してほしい。 長い -RC の期間が続いたが、とうとう 2.0 の公開となったことを喜びたいと思う。"
54種類のアーキテクチャ (スコア:2, 参考になる)
今回、新しくサポートされたアーキテクチャは、 amd64, evbsh5, xenとのことです。
1.6.2の時は全52種類、バイナリ 配布40種類だったので、着実に増えているようです。
インストールが最大の関門 (スコア:1, 参考になる)
とは言わないが、もうちょっとインストールが楽になったら
色々な環境で動くNetBSDにもっと注目が集まるような気がします。
知っている人にとってはなんてことないインストールも、知らない
人に説明しようとすると、結構敷居が高いかなと、、。
まあプロ好みのOSということであればそれでもいいのですが。
#自分の技術力の無さを棚に上げているのでAC
Re:インストールが最大の関門 (スコア:3, 興味深い)
果たして本当にそうだろうか?
私には「インストールが最初の関門」であるように思う。
もし仮に、インストールが楽になったとしても
インストール出来ただけ という人を大量に生むだけではないだろうか。
Re:インストールが最大の関門 (スコア:3, 参考になる)
最初はとっつきにくくて、入門書にくびったけでもよくわかんなくて、MLに参加したり、地域のBSDユーザグループに出たりして、アホな質問してみたりしていました。
最近Gentoo Linuxをインストールして思ったのは、わかりやすいインストール手順文書があれば、じゅうぶんかな、ということです。「Gentoo Linux 2004.3 x86 ハンドブック」のインストールのところは、たいへんよくできていると思いました。
GUIなインストーラがあれば、(あるいはGentoo Linuxとかみたいにコンソールベースでもかっこいいインストール環境であれば、)もちろん挑戦する人はふえると思いますが、比例する以上につまずくひとも増えるような気もします。
Gentooのガイドブックに対応するのは、NetBSDではNetBSD Guideでしょうかね。さっきみてみたら、英語版は2.0対応版になっていたので、とりあえずこれのChapter 4. Example Installationをよんで、がんばってみてください。> NetBSDに初めてちょうせんするひと
# 追伸:名古屋*BSDユーザグループ(nbug)は毎月例会をやっています。
# 名古屋近辺にお住いの方は、困ったときは、ぜひどうぞ。
# まずはMLへ -> http://www.nagoya.bug.gr.jp/
もうそういう時代でしょ。オール電波。
夢中になったのね(オフトピ) (スコア:1)
惜しい!
でも「入門書と首っ引き」が正解 (笑)
Re:インストールが最大の関門 (スコア:2, 興味深い)
でもそれは、日本語化されていないからでしょうか? ヘルプ が充実していないからでしょうか? 1枚のFDに納まらないと 不都合な場合もあるでしょうが、それとは別に日本語化されて ヘルプがたくさん出るインストーラーがあれば、ある程度救われる ような気もします。
LINUXにもいろいろあります。確か、SlackwareはFreeBSDっぽい インストーラーだったような気がします。Debianのインストーラー も以前は似たようなものだったと思います。Red Hat系は数年前から かなりGUI化されたようですが、逆にかゆい所に手が届かなく なった部分もあるように思います。
熟練者用と初心者用の2つのインストーラーがサポートされると いいですね。
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1)
ありますね。Gentooにはインストーラがなかったりしますし。
# CDで起動してコマンド叩いて手動でインストールするのです。
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1)
十分に分かりやすいよく出来たインストーラーなら1つで十分でしょう。
#この際パソコン初心者みたいのは論外。
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1)
1.ドライブの設定
2.インストールするセットの指定
3.ネットワークの設定
4.サイトとプロトコルの指定
5.待つ
みたいな感じじゃなかったっけ。
起動してからの設定は他とそれほど違いはない気がするし。
# 68kMacとかだと、たしかにちと面倒。
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1)
シンプルで使いやすいかな。
# i386とsun2くらいしか入れたことないですが…
RedHatとかのXベースのインストーラだと、入れるマシンはたいてい
うまく表示されなくて、結局テキストベースでインストールするはめに
なるのも理由かもしれませんが(^^;;
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1)
インストーラがちょっと変わりました。
ディスクパーティション設定がわかりやすくなっています。
個人的にはインストーラはシンプルなもので良いです。
インストール後の作業の方が多いので、ダラダラとしたインストーラはかえって邪魔なだけです。
好みの問題だけれどね:p
Re:インストールが最大の関門 (スコア:1, 参考になる)
ちょっとさわってみようかな、って人だと探すのをあきらめそうな気がします。
ようやくそれっぽいのを見つけたのですがここ [xcast.jp]でいいんですかね?
インストールしやすいといえば (スコア:1, 参考になる)
OSXとまではいかなくても、LINUXやBSDも簡単にインストールできるものを用意してほしいです。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
両方とも anaconda だったような気が……。
> LINUXやBSDも簡単にインストールできるものを用意してほしいです。
インストールが簡単にできたところで何が変わるんでしょうか。
取っつきやすさ?
そういうのを求める人に限って、X の設定をミスってグラフィカルに立ち上がらなくなったら
すぐに再インストールなんてするんじゃありませんか?
インストールというのは単なる準備で、それが簡単になったからといって、その後の操作が変わる訳じゃない。
それなら、インストールの段階からシェルを使わなければならない gentoo Linux などの方が、
本気で勉強したりしたい人には向いてると思います。
# ワタシは rpm より tar 玉派……
Re:インストールしやすいといえば (スコア:2, 興味深い)
何を勉強したいのかに依りますな。
システムレベルのアプリケーションを書いたり、計算機管理を
全て自分でやってのける人は極少数なわけです。
エディタ、コンパイラとls,ps,rm,sed等の最低限のコマンドさえ
使えれば仕事できるという人もいるわけで。
そういう「ユーザー」さんにアピールするのに、分かりやすいインストーラ
(XやWEBサーバーの設定ツールを含む)は大事だと思う。
そういう、私も半人前のgentoo使い。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1, すばらしい洞察)
インストールというのは、大半のユーザにとっては、かなり特殊な作業で、
その後の環境で必要な知識とは全く(言いすぎだけど)別だと思う。
準備が楽になるのは、効率があがるという、すごいメリットがあると思う。
インストールさえ完了すれば、プログラミングも始められるし、
サーバも立てられるって言う人は多いと思う。
Windowsインストールなんてできない(やろうとしたことない)けど、
プログラムは書いてるよって人もいっぱいいるし。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:3, すばらしい洞察)
再インストール作業なんてしないから、どうしてもインストーラの
開発は後回しになるという事情があると思う。
来るものは拒まず、去る者は追わずという古き良き時代の空気が
良くも悪くも残っている感じ。
# あの空気、好きなんだけど。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1, 参考になる)
昔のシェルスクリプトのインストーラはさすがにちょっとアレでしたが。
一度触ってから書いた方がいいと思います。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
# やっぱりこの世界は日進月歩か。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1, 興味深い)
たぶん OpenBSD のインストーラは昔から変わっていないと思います。
シェルまんま、って感じでした。
インストールが終わると afterboot(8) を見るよう指示するあたりに、
とても好感が持てました。
知ってる人は飛ばすし、知らない人は読んで勉強になるし。
FreeBSD, NetBSD はもう少し親切というか冗長なインストーラ
なのでしょうが、それでも文字ばかりで、anaconda (や OS/X?) には
遠く及ばないでしょう。
それが普及の妨げになっていると言われればそうなのかもしれませんが、
あんまり気軽にインストールして開発を妨げるユーザが増えるよりは
このまま行ってほしいと思います。
ていうか、リリースするたびにインストーラの話ばっかり伸びるのは
どうかと思います。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
とりあえず、HDDが逝きそうになってて(badblocks増殖中)早急に
再インストールが必要なんだけど、システムの再構築を考えると
ちょっと憂鬱になってる私には、インストールが手軽があること
はアドバンテージの一つですねー。
> # ワタシは rpm より tar 玉派……
こーゆーときによく湧いて出るdeb厨でつ(ぉ
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
早急に必要なのは再インストールじゃなくバックアップだったりしませんか?
#ルーチンとデータは、物理的な所在という意味では、はっきり分けたいなぁと思うのでG7
#論理的にはくっついてるように見えてもいい(例:OOP)のだけどね。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1, 興味深い)
インストールが早く終わります。
> そういうのを求める人に限って、X の設定をミスってグラフィカルに立ち上がらなくなったら
> すぐに再インストールなんてするんじゃありませんか?
再インストールすれば元に戻るんだから再インストールしますが。
何か間違えてますか?
> 本気で勉強したりしたい人
何を勉強したいんですか?
# 単にLinuxデスクトップで遊んでるのが楽しいだけなのでAC
Re:インストールしやすいといえば (スコア:2, すばらしい洞察)
初めてのインストールに時間を掛けて、トラブルへの適切な処置を身に着ける方が、
長い目で見れば「早く終わる」ように思います。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
いうことですかね。
私の場合、あちこちのマシンに *BSD をインストールして慣れちゃい
ましたけど (^^;;
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1, 興味深い)
>初めてのインストールに時間を掛けて、トラブルへの
>適切な処置を身に着ける方が、
>長い目で見れば「早く終わる」ように思います。
『インストールはアプリケーションを利用する手段であって目的で無い』のが普通だと思うので、インストール時の経験値は無駄でしかないのですが……。
特にUNIX系はタコ叩きの風潮が強いので、相談→玄人に叩かれる→トラウマのコンボが予見されます。
#フレームの元なのでAC
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
ただ、アプリケーションを利用するためには、適切に管理されているシステムが必要で、そのために必要な知識の多少なりともはインストール時に得られるように思います。
簡単なインストーラの有効性を否定するつもりはありませんが、そのようなインストーラが不可欠な人は、どのみち行き詰まるのではないでしょうか。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:2, すばらしい洞察)
ものは言い様、といいますか。
実際には、インストール時にインストールに必要な知識以外の
知識「も」要求されているだけのような気がします。
Linuxだろうが*BSDだろうが何でもいいから「とにかく使える環境
が欲しい」人にとっては、簡単なインストーラは必須だと思う。
使ってみて便利だと思ったら、行き詰まったとしても何とか解決
するための努力をするでしょうけど、そもそも使ってみる段階まで
到達していなければ、その先で行き詰まることもないわけで。
こんな感じ。
1)簡単インストーラなし
1-1)インストールで行き詰まる→使わなくなる
1-2)インストールで行き詰まる→知識を身につけて解決→利用時に行き詰まる→使わなくなる
1-3)インストールで行き詰まる→知識を身につけて解決→利用時に行き詰まる→知識を身につけて解決
2)簡単インストーラあり
2-2)利用時に行き詰まる→使わなくなる
2-3)利用時に行き詰まる→知識を身につけて解決
確かに、インストール時に多少の知識をつけていれば、利用時に
行き詰まったときに解決できる可能性が多少高くなるくらいの
ことは期待できるかもしれないけど。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
> などなどオモチャレベルならともかく、業務じゃ難しいね。
私は何年も前から業務で使っていますが、どういう情報が足りなかったのでしょう?具体的に例をあげてもらえると助かります。
ちなみにINSTALL.txtとかは読んでみましたか?
※この間FreeBSDのインストールに初めて成功したので記念にIDで。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
>再インストールすれば元に戻るんだから再インストールしますが。
「元に戻る」ということは、また「同じミス」をする可能性が有ります。
で、ここで問題(?)としてるのは、その可能性が高いような人たちの層なのでは?
インストーラーみたいなソフトで「戻る」というと、
いわゆるWizardっぽい形式のソフトを思い出すんだけど、
ここで問題なのは、Wizard形式の中を進んだり戻ったりした結果として、
自分が「今、インストール工程のどのへんに居る」かを
理解し易いかどうかなんじゃないかと思う。
習熟すれば脳内にマップが出来るだろうから、それはそれなんだけど、
問題は慣れるより前の話。
#世間ではこういうのをナビゲーションって呼ぶんだっけ。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
話はそれちゃいますけど、UNIXだとインストール後の設定作業も基本的なモノだけやっておいてあげれば、リモートで何とかなる上に同じものを作るなら複数台平行でも苦にならないと思ういますし。
普段、*BSDもWindowsも使います(以前はMacOSもLinuxもSolaris(x86)も)けど、そういう意味では後は慣れな様な気がしますね。
設定もテキストで明示的な分、GUIポチポチやるより最悪リモートでコピペで済んでしまうのも良いところではないかと(駄目)
another 1-CD for NetBSD (スコア:2, 参考になる)
ACM Greater New York Regional Programming Contest [acmgnyr.org] で、参加者の環境を同一にするためにNetBSD Live CDが使われたそうです。
このシステムを製作したNetBSD開発者のJan Schaumann氏がEuroBSDCon 2004 Conferenceで発表した論文(PDF) [stevens.edu]とそのスライド(PDF) [stevens.edu]が読めます。
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
Re:インストールしやすいといえば (スコア:1)
Re:「インストールしやすさ」の功罪 (スコア:1)
#gentooユーザーなID
Re:「インストールしやすさ」の功罪 (スコア:1)
確かにインストールはアホみたいに簡単でした。
個人的にはWindowsXP HOMEと同等か、FC3の方が簡単だったと思います。
けどインストール後、解像度の設定は狂ってるし、フォントは見辛いし、
MP3は聞けないし、日本語入力の精度が悪すぎるし、nVidiaドライバ入れたらX動かんし…
で散々でしたが、今までの乏しい知識とGoogleや2chのFCスレの人達のおかげでどの問題も解決しましたし、
今の環境に愛着をもっています。
でもGentooやDebianなんかの方が難しくて愛着ももっとわくだろうなー、と思ってるし
もっと上達したら挑戦してみたいとも思っています。
1を聞いて0を知れ!
Re:「インストールしやすさ」の功罪 (スコア:1)
# そろそろAnthyのバージョンアップしたほうがいいかな…
1を聞いて0を知れ!
Re:「インストールしやすさ」の功罪 (スコア:1)
FC2でLinuxデビューして、初めてのくせになんで人柱なんて言われるディストロ選んだんだろ…
次は絶対まともなディストロ入れるぞ…と、自分がタコなことをFedoraのせいにして数ヵ月、
結局またFedoraを選んだ自分がここにいる。
今回も、これだから人柱OSは…と文句を垂れつつ
やっぱりFedoraを使っていて、GentooやDebianはまだ早い、と
自分なりに納得していたり。
なんだかんだ言って、Fedoraが好きなんです。
1を聞いて0を知れ!
SMP対応 (スコア:1)
1.6系...2個のCPUを効率良く使うことができない
2.0系...2個のCPUをガッツリ使うことができる
という認識でいいのでしょうか?
いつか「もちろんNetBSDですよ」といってみたい...
TxT
Re:SMP対応 (スコア:1)
Re:SMP対応 (スコア:1)
パフォーマンス [srad.jp]とかね。
比較したわけじゃないけどIDで
Re:SMP対応 (スコア:1)
sushiコマンドって無くなったんでしょうか?
#2.0に移行したいけど1.6環境も捨てきれず…
READY P0
sushi食いねぇ (スコア:1)
Re:SMP対応 (スコア:1)
自分で調べるしかないかッ
調べてみよう暇なとき。
「カーネル内部事象の通知機構であるkqueue」っていうのは
例えば、あるディレクトリに変更があったときにそれをカーネルが
教えてくれるのだろうか?プログラムにそう書いておけば。
それを捕まえたときに、処理を発動させることができるのかなぁ
シグナルが発行されるのかッ
TxT
kqueue (スコア:2, 参考になる)
で、kqueueのマニュアルにはこう書いてあります。
ディレクトリの変更でイベントが発生するかはちょっと不明ですが、 ファイルに書きこみがあったことは通知してくれるように見えます。ふと (スコア:1)
#あの頃はX68030と換装030なんて買う財力は全くなかったのでID
Re:ふと (スコア:2, 参考になる)
build.sh started: Sat Dec 11 12:20:03 JST 2004
build.sh ended: Sat Dec 11 13:57:00 JST 2004
AMD Athlon XP 2000+上でやってみました。
Re:で、 (スコア:2, 参考になる)
# という話ではないのかな。
Re:で、 (スコア:1)
Re:えっ、こんな物にも入っちゃうの?と驚いてみたい (スコア:1)
まあ,身の回りの意外な物にインストールできるんだろうけど...
しちゃったら,怒られちゃいますね.
-- LightSpeed-J