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9979 story

油冷PC 85

ストーリー by Acanthopanax
揚げ物はできません 部門より

masayang 曰く、 "Gentoo Weekly Newsletterに、油冷PCの話が紹介されています。記事では製作者のWebサイトはドイツ語のみ、となっていますが、現時点では英語のフォーラムも追加されています。その英語フォーラムの投稿からの抜粋。

  • 使っているのは安物の植物油
  • 一年間油の交換はしていない
  • ファンは動いており、油をかき回している
  • ハードディスクは油に漬かってない(これは写真でもわかります)
  • 可搬性は今のところ追求していない
  • 一旦油冷化したものを、元に戻す方法は確立されていない

などなど、まだ完成の域には達していないようですが、水冷化よりは安い投資で「静寂」を得られるのではないでしょうか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 日本でも (スコア:2, 参考になる)

    by Joga (8113) on 2005年04月14日 7時09分 (#722683)
    こないだ偶然見つけたのだが、日本でも。

    http://www.mctv.ne.jp/~macy/fanless2.html
    • by hoihoi-p (5571) on 2005年04月14日 22時15分 (#723059) 日記
      いたのね、日本にも。
      キャノーラ油か。劣化し難いのかなー。

      # CPU温度って、以外と高いんですねー。 知らんかった。
      --
      hoihoi-p  得意淡然、失意泰然。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >http://www.mctv.ne.jp/~macy/fanless2.html
      CPUのクーラー固定台が壊れたのでマザーボード買いなおし?
      松坂にはPCパーツショップがないのか?
  • by RX-178 (2626) on 2005年04月14日 9時08分 (#722719)
    CPUで目玉焼きを作るという話は昔からあるが
    これからはコンピューターでてんぷらもできますね
    あとは、ごはんをどうやって炊くかを考えれば…
    • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 11時25分 (#722790)
      天ぷらの適温は170℃から180℃。 トンカツでも160位でしょうか。 シリコンのPN接合が意味をなさなくなる温度 (熱によりキャリアが増大する温度) が100℃ちょいだったと思うので無理ですね。 CPUの限界がせいぜい80℃くらい? ちなみに卵のタンパク質は60-70℃で凝固するはずです。
      親コメント
    • by libitina (23445) on 2005年04月14日 10時38分 (#722758)
      天ぷらはさすがにCPUの温度範囲を超えるので無理だと思いますよ。
      少し前のAMDはそのあたりの対策をとってなかったので煙が出るまで加熱してましたけど。
      #あのビデオを最新CPUでもう一度!
      親コメント
    • 基板を油で揚げる
      http://www.paken.org/aaf/fried-board/index.html
      乾電池でゆで卵を作る
      http://www.exp.org/egg_battery/contrib01/contrib01.html
      親コメント
  • 水槽やタッパーでは熱放出に関しては??? ですね。金属製の容器にして、表面積を稼ぐようにフィンを付けたりすると良いと思います。
    後は、対流が起こり易いように粘度の低い油にして(でも安全のため揮発性は低く)、全体を撹拌するようなフィンを設置すればいいかも。
    そして、樹脂部品の対油性は大丈夫なんでしょうか。IDE ケーブルとか心配です。
  • HDDも密閉して沈めてしまえば
    ほぼ無音になるのでは
  • いやー、驚いた。
    これは、実用新案、又は特許申請ものだと思うが。
    でも、植物油は本当に導電性なかったっけ?
    丸ごと漬ければ、ファンの埃気にしなくて良いし。
    ただの植物油じゃなく、もっと他に無いかなー。
    ユーザーにとって、もっと気持ち良い素材が。

    # ハードトラブルの時は大変だなー。 ベチョベチョになって。(笑
    --
    hoihoi-p  得意淡然、失意泰然。
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 6時11分 (#722669)
    たぶんDOS/V magazineか月刊ASCIIあたりじゃないかとおもうけど。
    詳しくは覚えていないが液体は少なくとも水じゃなかった。
    • フロリナート?
    • DOS/V POWER REPORT の「高橋敏也の改造バカ一台」でやっていた
      水没PCに挑戦した連載中に色んな液体で試した、ってやつですよね。

      もう雑誌も捨ててしまったし、
      impress TV の過去の番組も今は有料なので見られないし・・・
      ソースがググっても2ch系しか出てこない・・・orz
      • by metier (17448) on 2005年04月14日 7時18分 (#722689)
        「高橋敏也の改造バカ一台」で、定期的にやるね。

        フロリナート [google.co.jp]
        ・無水エタノール(たしか燃料用のメタノールを使って一度失敗)
        ・絶縁油(やったのかどうか覚えてないけど、構想を語ってた)
        ・キャノーラ油(やったかどうか覚えてないけど、同じく語ってた)

        キャノーラ油は、実際にやってる人 [mctv.ne.jp]を見つけたよ。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 10時18分 (#722754)
          サラダ油使った油冷はもともとはアマチュア無線家のお家芸です.
          ダミーロード(ダミーのアンテナ=高周波用抵抗)をサラダ油漬けに
          して冷却します. 数百ワット以上のパワーが出る送信機の調整に
          使います.(アンテナの代わりにダミーロードを繋いで電力を消費させる)

          うろ覚えだけど,たしか Heathkit にもサラダ油を入れて使うダミーロードの
          キットがあったはず.
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 13時27分 (#722855)
            ヒースにはありましたね。1kWくらいだったか。
            私が始めて知ったのは1970年代後半のCQ Ham Radio誌の製作記事でした。もっとも、HF帯であれば水につけても大差無いということで、ポリバケツに水を入れて1kΩ10Wの金属皮膜抵抗を20本束ねたものを3ダッシュむにゃむにゃ(球の型番)使用のンkWのアンプの調整に使ったことがありますけど。

            その後某社で500kWのダミーロードというのを拝むことができましたが、これは蒸発冷却でした。

            #もう時効だと思うけどAC
            親コメント
          • トランスオイル買ってくればいいんですよ。

            もしくは、モリブデンの入っていないエンジンオイル買ってくるとか。
        • 絶縁油は無水アルコールで失敗した後に、同じマザーを
          使って失敗(本人曰く「アルコールでだめになったマ
          ザーだったかららしい」)、キャノーラ油は新しいマ
          ザーで試して成功(TopValu製使用、油谷1号って名前
          がついてた)と記憶してます。

          impress TVは無料だから見てたのに、過去ログを有料配
          布し始めてから見なくなりました。
          動く改造バカ一台も隔週更新になっちゃったし…。

          あ、4/1ネタで「電波を当てた電波水」なるものを使っ
          た水冷(というか水浸し)マシンもやってましたヨ(笑
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 6時52分 (#722677)
    やってるね。Slot 1かな。この当時は発熱量が今より大分少なかったから、熱対策は随分と楽だったよなあ。
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 7時23分 (#722692)
    の心配はないのかな
    • Re:火事とか (スコア:2, 参考になる)

      by CheshireCat (7452) on 2005年04月14日 8時45分 (#722709)
      (種類によって差があると思うが…)植物油の場合
      油温が300℃以下では引火しません。(引火点が320℃くらい)
      発火点も350℃以上なので火事の心配はイメージより低いと思われます。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 7時29分 (#722693)
    ただ油に沈めただけに見えるんですが…
  • 何が (スコア:0, 余計なもの)

    by Anonymous Coward on 2005年04月14日 7時59分 (#722698)
    目新しいの?
    昔から結構やられてるネタだと思うけど。
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 8時30分 (#722706)
    昔乗っていたバイクが油冷だった. しかし,「油冷が進化して水冷になった」というキャッチコピーで,水冷に戻ってしまった.
    • by Anonymous Coward
      タレコミの題を見た瞬間スズキが何かやったのかと思いました。
      スズキは変態と言われてるくらいだしやりかねないなと…。
    • といっても、SUZUKIはまだ油冷をがんばってますけどね。

      しばらくHONDA VFR一辺倒だったのに、
      ベース車両がもう10年近く前の物にも関わらず
      最近急激に増えたGSF1200Sベースの白バイは、
      油冷ですし。
    • by Anonymous Coward
      油冷と、空冷にオイルクーラーつけたのとどこが違うの?
      • by aruto250 (21874) on 2005年04月14日 13時00分 (#722846) 日記
        確かピストンの裏側とかにオイルジェットを噴射して熱を奪ってたはず。
        似たようなことはスズキ以外もやってるんだろうけど、より細かく制御して効率が高いってことかな?

        そういえば水油冷エンジンとかありましたね。
        #私のバイクはオイルクーラーあるけど水冷
        親コメント
        • Re:GSX-750R (スコア:2, 参考になる)

          by moonglum (6203) on 2005年04月14日 14時06分 (#722869)
           もう少し補足すると、冷却のためには冷却するものの表面付近の境界層を引き剥がしてしまう必要があります。
           水や空気ならば、この境界層は簡単に引き剥がしてしまえるので、あまり強く風や水流を当てなくてもよいのです。(同じ温度の空気でも風が吹くと涼しく感じるのは、皮膚付近にある境界層が引き剥がされることによって冷却されているからです)油の場合は、粘度が高いこともあり、強い勢いで(圧力をかけて)吹き付けてやらないと、境界層を引き剥がす事が出来ません。
           そこで、スズキの油冷エンジンでは、ピストンの裏側にオイルジェットを吹き付けて、ピストンの冷却をしているのです。

           このエンジンを開発するときに、単純に冷却性能だけ見れば水冷の方が良いのですが、油冷とすることで空冷よりも冷却性能が高く、水冷よりも重量が軽いというメリットを最大限にいかそうと苦労があったようです。
           また、オイルを高い圧力をかけて圧送しているので、オイルシールが敗れたりなんていうトラブルなんかも開発段階では頻繁に起こっていたようです。

           この例から考えると、CPUからの発熱が大きくなった場合に油冷で冷却しようとすると、結構強い圧力で油を吹き付けなければならないので、いろいろと問題が出てくるかもしれませんね。
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          • by Hydrogen (18748) on 2005年04月14日 15時47分 (#722905) 日記
            境界層については、流体の粘度よりも経路の太さの方が影響が強かったと思います。
            水冷エンジンでも、ピストン付近の流路はかなり薄く造られていたと思いましたが。
            まあ、一番冷却したいあたりで、系を絞ってやれば、結果的に流速も上がり、
            境界層の問題も起こりにくくなるのですが。

            ちなみに大型のバイクになると、水冷だけではエンジンの中 (クランクシャフト
            とか) の熱まで逃がすのには不十分な場合が多いようで、ラジエーターとオイル
            クーラー併用というのは割と多いみたい。
            --
            --- By Hydrogen % 迷廊館のチャナ単行本化希望
            親コメント
        • Re:GSX-750R (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2005年04月14日 13時55分 (#722865)
          オフトピながら、
          スズキの油冷はシリンダーヘッド内部に大量のオイルを噴射して冷媒として活用するというものです。
          ヘッド裏にオイルが滞留しないよう勢いをつけて噴射することに新規性がありましたが、
          潤滑系と特に分離されているわけでもなく、また空冷水冷を問わず
          オイルに冷却を期待しないエンジンなど皆無といって良いですし、
          空冷と明確に区別できるかどうかは議論の余地があります。

          ピストン裏へのオイル噴射は、スズキの「油冷」と称される技術とは別のものです。
          親コメント
          • by maison (26268) on 2005年04月14日 19時41分 (#723010)
            自分も過去に調べた時、
            "実質、空冷"と思った記憶がある。
            しかし、確証はない。(汗
            なんかアレですけど、SUZUKIも好きなんですよ!

            "スズキ油冷ワールド"買っときゃよかった…。

            #after9 は magic9

            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年04月14日 10時58分 (#722771)
    廃油は、各自治体指定方法で処分してください。
    くれぐれも下水道には流さないこと。

    http://www.gesui.metro.tokyo.jp/onega/onega.htm
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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