SDカードの上位規格「SDHC」がCESにて登場 88
ストーリー by GetSet
市場の混乱を如何に抑えるかが鍵 部門より
市場の混乱を如何に抑えるかが鍵 部門より
OKSoft曰く、"SDカードの規格団体「SD Card Association」は、米国時間1月5日に開幕した2006 International CESにて、「SDHC」と呼ばれるSDカードの上位バージョンを発表した(参考:ITProの記事)
SDHCは、これまでのカードリーダー/ライターで扱うことができない代わりに、4GB以上のストレージの製造が可能になるという。
これまでのSDメモリー・カードは、ほとんどのカードリーダー/ライターにおいてFAT 16ファイル・システムが使われているため,最大容量が2Gバイトまでに制限されている。これに対し、SDHCメモリー・カードは4Gバイトを超えるカードを製造するための上位規格である。"
32ビットのアドレス指定 (スコア:4, 参考になる)
指定するので2^32バイトに制限されます。
2^32なので厳密には4GBなのですが、FAT16の制限や
unsigned long / longの計算混在により上位2GBはアクセスできない可能性があります。
ということで2GBをMAXとしているようです。
基本的にHDDと同じなのでフォーマットはなんであっても
動作します。FAT12.FAT16,FAT32
ただフォーマットするPC・機器によって微妙にブートセクタなどが変わるのでそこが難しいのです。
メディアの外形が同じようなのでちょっと安心しました。
Re:32ビットのアドレス指定 (スコア:2, 参考になる)
簡略版物理層仕様書 [sdcard.org]を見る限り、SD Card Association は物理層とファイルシステム層を規定しているようです。
多分通常の SD Card では、ファイルシステム層に FAT16 を使用することになっているのでしょう。
SDHC では 1) 物理層の制御コマンドで32bit以上のアドレスが指定できるようになる、2) ファイルシステム層で FAT32 もサポートする、の二つが規定されているのではないかと思います。
Re:32ビットのアドレス指定 (スコア:2, 参考になる)
MultiMediaCard が規定しているファイルシステムについても調べてみました。
3.1版仕様書抄録 [mmca.org]を見る限り、ファイルシステムは FAT12 と FAT16 が使えるようです。
たぶん、SD Card もファイルシステムに関して同じ仕様だと思います。
また、MMC と SD Card のバスプロトコルではコマンドの長さが 48bit に制限されていて、スタートビットに 2bit、ストップビットに 1bit、CRC に 7bit 使っているので、32ビットより大きなアドレスを一つのコマンドで送ることは規格上無理だということがわかります。
Re:32ビットのアドレス指定 (スコア:1)
>規格上無理だということがわかります。
あれ? SDHCでもコマンドの引き数は4バイトで代りが無かったような…??
現状のSD/MMCのアドレス指定は、LBA単位ではなく、ほんとにアドレスなので
LBA=1にアクセスするときは、アドレス 00000200h を指定する必要がありました。
つまり、実質的に下位9ビットが常にゼロなので、SDHCでは、
アドレスを9ビットシフトしてLBAをそのまま指定できるようになった…
っと聞いたんだけど…
本物仕様書見れる人、回答お願い!
4GBのSDカード (スコア:3, 参考になる)
「デジカメでは4GBのSDカードは使えない? [allabout.co.jp]」
逆に使えるデジカメがあったんだー、といった感じで。
Re:4GBのSDカード (スコア:2, すばらしい洞察)
1.SDHC対応機器なら4GのSDでも問題なく読み書きできなきゃいけない仕様となっている
→使う側としてはある意味理想的
2.原則として機器側では4G以上はSDHCのメディアしか対応しない
→某メモステみたいに容量で規格が分かれちゃう?4GのSDはキワモノ扱い?
3.そもそもSDHC対応機器はSDのメディアを読み書きできない
→論外
1ならSDHC対応と間違えて買っちゃっても安心だし、対応機器が出回るまでのつなぎとしても安心だけど
2だとしたら....
だから早く大容量版の仕様を決めろ!って言ったのに... (スコア:3, 興味深い)
今回の騒動は、二つの要因が同じタイミングで絡んできたので、
よけいに混乱がありますね。まとめると…
・SDカードのプロトコル上の問題
従来のアドレッシング方式では4Gバイトまでの空間しか指定できなかった
・論理フォーマット上の問題
FAT16では実質上2Gまでしか対応できなかった
なので、PCに接続して読み書きするアダプタであれば、論理フォーマットの
変更はたいした問題ではありませんが、アドレッシング方式が変更されたので
対応できなくなります。
正確には、仕様上は現状のプロトコルでも4Gまではアクセスできるのですが、
SDHC対応カードが新アドレッシング方式にのみ対応しているとなると、
意図したセクタにアクセスできなくなりますね。
また、デジカメなど組み込み機器は、論理フォーマットがFAT12/FAT16にしか
対応していないのがほとんどなので、アクセスできないということになります。
冒頭の友人も言っていましたが、この問題はSDカードの仕様が決まった時点で
初めっからわかってたことで、なんでもっと早く決めてくれなかったのかと
愚痴っております。
SD仕様のまず第1の失敗は、MMCから派生してSD仕様を決めるとき、
アドレッシング方式をMMC互換としてしまったことだと強く主張してます。
せっかく新しく規格化する仕様なんだから、MMCとの互換性なんて捨てちまって、
バイト単位のアドレスではなくLBAで指定できるようにしておけば、
パラメータフィールドが4バイトのままで最大2Tバイト(計算あってる?)までいけるのに!
まぁ~たぶん、最初のSDカード中のコントローラは、MMC用のをそのまま
流用しようと考えたのだと思いますが…
もっとも、SDがMMC互換となったおかげで、MMCのSPIモード専用で設計した機器でも
SDカードが使えてしまうという利点はあるにはあるんですが…(^^;)
(私個人的には、おかげでアマチュアでもSDが使えるのでうれしい限りですが(を))
第2の失敗は、2G/4Gのカードが市場に出てくるもっと前、256Mとか512Mくらいの
カードがでてきたあたりで、新アドレッシング方式を仕様で規定し、
SDカードのライセンスを取得しているベンダ各社に対して告知して、
新アドレッシング方式対応機器を市場に流通させるべきだった!とのことです。
で、ここで問題となるのは、論理フォーマットであるFAT32です。
マイクロソフトが特許をちらつかせて(^^;)るので、中小のベンダでは
FAT32採用を決断するのは厳しいという状況もあったかもしれません。
しかし少なくとも、USBアダプタなどの類は、論理フォーマットについての
考慮は不要なので、新アドレッシング方式に対応させることは難しくなかった
ハズです。
(マーケ的にも「将来のGバイト時代にも余裕で対応!」とかマーク付けて(笑))
↑それがSDHCということなんでしょうが…
こうして、アダプタの類だけでも、新アドレッシング方式に対応した機器を
市場に流通させた段階で、2G/4Gカードを登場させていれば、
混乱の半分は防げたと考えられます。
まぁ~ SDA(アソシエーション)の中でも「どうする?どうするよ?」と
お互いの顔を見ながら詳細を決められずにズルズルとここまで来てしまった…
というのがほんとのところなんでしょう(爆)
MMC互換モードは? (スコア:2, 興味深い)
小さなマイコンで容易にインターフェースが作れる
MMC互換モードを持つ現行のSDカードが無くなると
ちょっと困りますね。
CFは配線が多いし大きいし古いですからね。
組み込み系でそう思う人多いと思う。
Re:MMC互換モードは? (スコア:2, 参考になる)
>MMC互換モードを持つ現行のSDカード
これはMMCモードというより、
SPIモード [google.co.jp]ですね
Re:MMC互換モードは? (スコア:1, 興味深い)
サードパーティー製でしたが
バンク切り替えがありあました
旧機種向けにバンク切り替えモード付きの
SDカードが出たりして
互換性無視でも (スコア:2, 参考になる)
実際こんなの [panasonic.biz]を業務用カメラ [panasonic.biz]の
テープメディアにかわるものとして既に商品化してます。
容量が上がって録画時間が増えれば、需要はあるし。
ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, 興味深い)
カードやカードリーダー/ライターに依存しているものとは初耳だ。
というか、普通にext3でフォーマットしてLinuxで使っていたりするのだが、
FAT32でもフォーマットできるのだが、
そういうのとは何が違うんだろう。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:5, 参考になる)
SDは規格制定当初1GBまでしか考慮されていなかった
のですが、途中(Spec1.03だったかな?)で計算方法を
変更し、2GBメディアなども登場しましたが、
今後の大容量化に対応するため、物理アドレスの
指定方式が変更されました。
今頃各社、新アドレス方式へ変更作業の真っ最中
なのでは?
フォーマット形式ですが、メディアとしては
何でもいいのですが、機器間で互換性を確保
するため、多くのメディア規格でファイル形式は
指定されていますね。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:2, 参考になる)
指定方式が変更されました。
論理アドレスの指定方式が変更されました。
ですね。修正します。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:2, 参考になる)
携帯とかで使用する場合SDの規格としてFAT16になってて、それじゃー大容量化できないよね。
というわけで、標準ファイルシステムを変えましょう、でもそうすると新ファイルシステムで書かれたのは旧携帯なんかじゃ読み書きできないから、違う規格ということにせにゃならん。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0)
SDカード自体に変更は必要ないのではないか?
どちらも新機器で使うメディアを旧機器で読めないと言うのは同じ。
ファームの対応で済ませれば、旧機器に使っていた
メディアを新機器で利用可能なようにもできるし、
メディアの種類が増えないだけすっきりすると言うものだが。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:3, すばらしい洞察)
新しいデジカメでSDに書きこんで、SDスロットつきの携帯で 見ようとしたら見えない、なんてことが起きるでしょ?
手元のSDがどっちのファイルシステムで書き込まれてるかわかんなかったら困るっしょ?
それを区別する一番簡単な方法が、旧SDに対して、新FSに対応しているものをSDHCと呼ぶ、でいいんじゃないの?
カードが物理的に同じでも、中のシステムとそれを読む装置が違うんだから違う名前で呼ぶのは自然だと思いますが。
メモリースティックの規格乱造に比べたら極めて道理にかなってるおもうけど。
CDだって物理的に同じ物がオーディオCDなりCD-ROMなりというでしょ? 昔はビデオCDなんてのもあった。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0)
MS → MSPro
MSDuo → MSProDuo
SD → SDHC
miniSD → miniSDHC
一緒じゃん。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
ところで、USBメモリを「メモリースティック」と呼んでしまう人をなんとかしてもらえないでしょうか?
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:3, おもしろおかしい)
規格乱立してもいいの?
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1)
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, おもしろおかしい)
>規格乱立してもいいの?
いいわけないだろ。第一にソースネクストの製品見たいだし、
第二に、早いだの短いだの言われたら、俺の男性自身が傷つく。
MGがついたのを「メモリスティック硬っ」とかDuoは「太っ」と命名するならアリかもな?!
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0)
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0, 余計なもの)
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1)
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0)
OS 入れ換えれば FAT32 だろうが NTFS だろうが読めるって?
それって SD の場合とどう違うの?
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:2, 参考になる)
からではないでしょうか。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, 参考になる)
厳密には、HDDがATAの仕様を使っているというのがよいかと。
ATAは、ファイルシステムを規定してませんが、セクタ範囲が、28bitsだったことから、CHSのアドレッシングによって、132GBの壁がありましたよね。
これはトリッキーな方法で、回避されましたが...
SDは、論理仕様でファイルシステムが決められていたのでしょうね。
今後こういう問題がおきそうなのは、Blu-ray かな
UDFでは、LBN(32bits)+Partition(16bits)、ObjectSize(64bits)となっていて、大容量に対応しているけど、4GB以上のファイルだとパーティションまたいじゃうんで、ヘボいプレイヤーだと1ファイルがでかいと(Blu-rayビデオのイメージとか)を認識できなかったりするのではと思ったりしてます。
# UDFやBDは詳しくないので、AC
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, 参考になる)
ちょっと訂正。
>UDFでは、LBN(32bits)+Partition(16bits)、ObjectSize(64bits)となっていて、大容量に対応しているけど、4GB以上のファイルだとパーティションまたいじゃうんで
UDFは、ExtentLength(32bits) x LBN(32bits) で、extentは、最近光メディアは、2048bytesだから、1パーティション 8192GB ですね。
実用上、問題ないですね。
#だから、UDFとBDは詳しくないんだってば!!
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
アドレスが足りないという点で、SDと全く同じ構造。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1)
ハードディスクは一回取り付けたら付け替えないからでは?
#PCカードとかCF型のことは忘れてください。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, 参考になる)
メモステProの時もあったように、
ファームウェアのアップグレードが可能な機器であれば対応するでしょう。
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:0)
検討はずれならすいませんが・・・ (スコア:1)
ですかね?SDカードが持つのが物理フォーマット、
OSが理解するのが論理フォーマット・・・違うか
な?
予想だけで言っているので、識者に意見求めます。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1, 参考になる)
Re:ファイルシステムってハードに依存してるのか? (スコア:1)
そういう話ではないかな。
結構、物理的な特性に影響されるんじゃない?
-- LightSpeed-J
メモリースティックと違って (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:メモリースティックと違って(オフトビ) (スコア:1)
今読んでも SONYだから叩かれている事は無いです。
Re:メモリースティックと違って (スコア:1)
「我々が2~3年前に苦労したことを,SDはこれから経験することになる」
と言い放ってますが…
たしかに、マーケティング的には大容量化で互換性が無くなったという意味で
メモステの無印とPROの関係に似ていますが、正確にはちょっと違います。
無印のメモステは物理アドレッシングを採用しているのに対して
メモステPROは論理アドレッシングを採用しています。ただし
ここで呼んでいる物理/論理アドレスとは、LBAとFATのような関係ではなく
NAND型フラッシュROMの物理アドレスと論理アドレスを意味しています。
(詳しくはNAND型フラッシュROMの解説書をしらべてください)
つまり無印メモステは、スマートメディアやxDピクチャーカードを
シリアル通信にしただけのカードで、NAND型フラッシュROMを扱ううえで必要な
アドレス変換処理などをカード側ではなく機器側に実装する必要があります。
対してメモステPROは、アドレス変換処理などをカード側で行うので、
MMCやSDと同じようにLBAでアクセスできるカードになったんです。
これは仕様的には、物理的な形状が同じなだけで、まったく別のカード
と言ってもよいくらいの、かなり大きな違いとなります。
SDとSDHCのプロトコル上の違いは、これほど大きな変更でなく、
アドレッシングのパラメータの位置をずらした程度の変更なので、
ファームウェアのメモリ容量に余裕があれば、SDとSDHC別に
アドレスのパラメータをシフトするかしないかの処理を少し
追加すれば対応できるレベルのものです。
(論理フォーマットの件はまた別のレベルの問題とする)
NAND型フラッシュROMの制御方法については、某S社(メモステのS社ではなく)が
いろいろと特許を抑えているそうで、カード側に変換処理を実装するとなると
その某S社と組まないとならない…という大人の事情もあるようです。
(結果、その某S社は、現在使われているフラッシュ・メモリ・カードのほとんど
すべての仕様の策定に足を突っ込んでる)
Re:メモリースティックと違って (スコア:1)
祭りになったかどうかは置いといて(^^;)
無印とPROのアクセス方法の中身がガラリと変わったのは確かですよ。
メモステが下手だったところは、128Mと256Mの間で、
ばっさりと互換性を切ってしまったところですね。
NANDフラッシュの制御部分を機器側に実装したとしても、
256Mや512Mバイトの無印メモステを出せないことは無かったと思います。
しかし、同じ容量(256Mや512Mなど)で無印とPROが混在することを
SONYは避けたかったのではないでしょうか。
そのため128Mと256Mの間できっちり線引きをしてしまった…
ユーザーを緩やかにPROに移行させるためにも、
無印で256Mや512Mくらいまでは、出したほうがよかったと思ってます。
今回のSDの件は、アドレッシング方式的に4Gでいっぱいいっぱいなので、
従来のSDの方式で8Gのカードは出せません。
Re:メモリースティックと違って (スコア:1, 興味深い)
今回の発表以前から32GBまでのロードマップが示されているんですが。
今回「容量は2GBまでに制限される」と発表したんですから、今後SDカードが叩かれると
いうことになるんでしょうか。
(実際には4GBのものが存在するから新規格登場の理由に説得力はないですし。)
容量 (スコア:0)
Re:容量 (スコア:1, 参考になる)
このおかげでFAT32ではルートディレクトリの使用可能エントリ数に制限が無くなってます。
また、あまり一般的ではありませんがFAT16における上限容量は4GBです。確か以前のNTはインストール時にFAT16で上限4GBの領域を作ってからNTFSに変換してインストールしていたような気がします。
Re:容量 (スコア:2, 参考になる)
この場合の 上限4GB はクラスタサイズを 64KB でフォーマットすることで、(半ば無理矢理)実現したもので、拡張 FAT16 とでも呼ぶべきものです。
そういうわけで 64KB クラスタの FAT16 を読めるのは NTカーネルだけで、 Windows 9x やその他の OS では読めないのが普通です。
「あまり一般的ではありませんが」の部分がこういう事情も含んでいるのかもしれませんが、4GB でフォーマットされた FAT16 の領域は互換性に乏しいので やはり 2GB が上限だと思っておくのが無難です。
# 今試しに 16MB の miniSD を携帯(SymbianOS)にぶち込んでみたら「未フォーマット」と出て読めませんでした。
# Linux や MacOS (X) では試してないので読めるかもしれませんが。
Re:容量 (スコア:1, 参考になる)
>またFATの構造もビット数以外にも異なります
同じです.違いがあるとすると,FAT12,16はその名の
通りであるのに対して,FAT32は32bit/1FAT entryの領域を
使いますが,MSB4ビットは予約領域で28bit分しか意味
を持たないことです.
>FAT16における上限容量は4GBです
FAT16の仕様上の上限はおよそ(クラスタサイズ)*(2**16)
です.クラスタサイズは(セクタサイズ*255)が上限
ですから,本来はもっと大きいです.
実装に影響される実質上の上限という意味を書いたの
だとは思いますが.
4G上限なのはFATのファイルサイズで,これはFAT32でも
同じです.
>FAT1、FAT2、データ領域となっていて
FATの数は2を超えることも仕様上は可能になっています.
但し仕様書には2以外にはするなとはかかれていますので
2だけが仕様と解釈してもよいかもしれません.
Re:容量 (スコア:1)
> 作ってからNTFSに変換してインストールしていたような気がします。
NT4.0ベースのシステムで、ディスクの先頭部分というか
最外周にあたる最も速い領域の4GBをFAT16でフォーマット
して、DBのトランザクションログのために使ったなぁ
なんて昔話は誰も聞きたくないですか、そうですか
Re:容量 (スコア:1)
そういえば初期のWindows 2000は、インストール先のパーティションを4GBしか確保できなかった。あっという間に足りなくなって苦労した記憶が。
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Re: Info-Micaは (スコア:1)
http://www.info-mica.com/jp/
画像見てから「そんなのもあったなぁ」と思い出した。
Re: Info-Micaは (スコア:1, 参考になる)
多層の導波路各層の横から参照光を入れて、表面に再生する方式。
なので、製品化されるとしてもSDとは土俵が違うのでは。
記録型も不可能ではないかもだけど、記録方法/材料/製造の技術を
新たに構築できたとしても、まず間違いなくシステムは複雑化する。
それでは体積ホログラムに対するアドバンテージがなくなっちゃうので、
製品化は難しいと思われ。
Re: Info-Micaは (スコア:1, 参考になる)
リライタブルの目処はついていない。
CD-ROMのように、書き込み済みのデータを安価に配布できるのがあのメディアの強み。
SDとは方向性が全然違う。
光学ドライブが要るから、小型化にもある程度の限界がある。
まぁ、ゲームの配布メディアなんかには最適な感じかな。
しかし、NTTは基礎研究はできるが、量産化へ向けての生産技術の開発や、
商品化の手段、ノウハウに乏しいので、
いつまでたっても世には出てこないと思われ。
NTT法で縛られて自分たちで商品化はできないので、
他に技術を渡して、そこが量産技術などを開発して
実用化していかなきゃならないんだよね。
他のメーカーがそこまでして他人に基本特許を握られている
メディアの立ち上げをするかというと・・・