GPLv3の最終草案が公開 29
ストーリー by GetSet
いよいよか、まだまだか 部門より
いよいよか、まだまだか 部門より
JonMoo 曰く、
ITProの記事によれば、 とうとうGPLv3の最終草案が公開 されたとのことである。
記事に第3版からの変更点が書かれているが、 それによれば、Apache 2.0のライセンスと互換となったこと、 ソフトウエアの個人的改変やデータセンターでの利用に関する条件を明確化、 米国の消費者保護規則に関する部分を明快な基準に変更と いった点である。また、3月28日以降に差別的な特許契約条件を結んだ ディストリビュータは、GPLv3にもとづくソフトウエア配布を行えない 可能性があるとのことだ。
このままいけば6月29日に正式版を発行とのことだが、この長かった 策定プロセスもやっと終わりを向かえつつある。
Apacheライセンス互換 (スコア:0)
でもまずは各国のローカライズされたライセンス文書を用意するのが先だと思うけど。
参考訳ではなくて。
ネイティブdえない場合誤った解釈をする可能性が高いわけで。
Re:Apacheライセンス互換 (スコア:2, すばらしい洞察)
オフィシャルな各国語版をリリースする労力/費用が効果に見合うかどうか、個人的には疑問ですね。
各国の法律はそれぞれに異なるので、単なる翻訳では済まず、各国の法律に合わせた修正をしないといけないですよね。その修正が妥当かどうか公開の場で議論し、その議論の経過をFSFに理解できるように英語でレポートし続ける必要もあるでしょう。FSF側にも各国の事情を正しく理解してもらう必要もありますし、そこに変なバイアスがかからないようにするのも大変そうです。
そこまでするなら、日本FSFみたいな組織を作り、日本FSF版のGPLを作って、日本発のフリーソフトウェアは日本FSF版GPLと本家FSF版GPLのダブルライセンスでリリースするようにするとかが良さそうな気がします。(それはそれで別種のどろどろした問題を生みそうですが。。)
だから「参考訳」に留めておく方が結局無理がないように思います。
各国化 (スコア:2, 参考になる)
FSFも頑張って対応して貰いたいな。
Re:Apacheライセンス互換 (スコア:0)
また、訳がないからこそ問い合わせなどが増えたりするわけで。
ドキュメントを作るのは手間をなくすため、というのがわからないとは思えないのですがね。
つまり、今まで灰色のまま利用してきただけですね。
Re:Apacheライセンス互換 (スコア:0)
Re:Apacheライセンス互換 (スコア:1, 興味深い)
現地の法律との突合せのチェックもそんなに困難ではない、ということでは?
あとGPLほど著名&普及してなければ、「法律に合わないの?じゃイラネ」で済ましても実害(の総量)は多くないだろう。
つまり検証そのものをしてもらえる機会が少ない。
Re:Apacheライセンス互換 (スコア:1)
その次のバージョンでは (スコア:0)
Re:その次のバージョンでは (スコア:1)
MIYAZAKI Yasushi
Re:その次のバージョンでは (スコア:0)
Re:その次のバージョンでは (スコア:0)
Re:その次のバージョンでは (スコア:0)
Re:その次のバージョンでは (スコア:1)
簡単ですよ!
Re:その次のバージョンでは (スコア:0)
GPL を名乗るからには (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:GPL を名乗るからには (スコア:1)
# その機械実行可能な形式なソースコードは提供されるのかしら?
そうなると、GPLな機械実行プログラムが生成したものが GPL となる特殊な例の1つとなるでしょう。
もしかして、GPLより感染力が強い?
いっそのこと、その機械実行可能な形式 な GPL は 別のライセンスとか。
# GPL = Generated Program Lincense ?
Re:GPL を名乗るからには (スコア:2, おもしろおかしい)
……あれ?
Re:その次のバージョンでは (スコア:0)
あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
終わりを「迎え」つつある、ですね。
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
こんな不自由なライセンスを好き好んで使うのは、無償ソフト大好き!なミーハーか、GNU儲くらいでしょう。
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
…というのは半分は冗談としても,もし「v3は害悪だからv2を使うべし」みたいなv3に対してネガティブな論調が広がるようなことでもあれば話は別ですが,おそらく「オレはv3嫌いだからv2のままでいくよ.皆がどうするかは知らんけどね」みたいな反応が多そうな気がするので,ジワジワとv3の感染が広がっていくんじゃないでしょうか.
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
そこでApacheライセンス互換(という釣り餌をつけたの)ですよ!
それにしても、ほんとどうやってんだろ?
互換といっても相互互換じゃなく片道切符だとか?
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:5, 参考になる)
例えば、宣伝条項なしのBSDライセンスはGPL互換と言われていますが、
○ BSDライセンス→GPL
× GPL→BSDライセンス
ですし。
で、宣伝条項ありのBSDライセンスは、宣伝条項が引っかかってGPLで配布し直せないから、GPL非互換、と。
ライセンスの矛盾状況 [gnu.org]を見たところ、Apacheライセンス2.0はGPL2とも非互換みたいですね。
だそうで。
詳しくは調べていないのですが、GPL3では特許条項が含まれるので、そこをうまいこと調整してApacheライセンスからの移行を可能としたのでしょう。
巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
Re:あげあしとりすまぬ。 (スコア:0)
GPLの信念って? (スコア:0)
(アクセスを保証品しなければいけない?)ものだと思っていたんですが、
>差別的な特許契約条件を結んだ ディストリビュータは、GPLv3にもとづくソフトウエア配布を行えない
ってのはそもそもの理念と相容れるものなのでしょうか?
#nihonLinux のライセンスが頭をよぎる・・・
Re:GPLの信念って? (スコア:0)
昨日ボツったタレコミ (スコア:0)
Draft4の変更点(PDFファイル) [fsf.org]に とあるほか、Richard Stallman の談話 [fsf.org]にも とあり、どうやら「GPL下での利用を許諾されたということは、他人に配布することも認められたということ」「配布を正当に許可された人が配布したものは、正当に利用できる」といった理屈を元に、それを明文化しようということらしい。
GPLは「強力な」ライセンスだと言われるが、Stallman の「they don't get a “next time”」という発言が、その強力さを象徴しているような気がする。
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Linuxユーザ全員がMSから特許訴訟されないことが保証されるなら、インパクトあると思ったんだけどなぁ。