「UNLHA32.DLL」「LHMelt」等に脆弱性 75
ストーリー by yoosee
心当たりの方はお早めに 部門より
心当たりの方はお早めに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
窓の杜の記事によると、定番の圧縮・展開DLL「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」と圧縮・展開ソフト「LHMelt」にヒープオーバーフローの脆弱性が存在することが明らかになった。対応方法は最新版へのアップデート。詳細な情報は作者のWebサイトで公表されている。
Windowsでは老舗の圧縮・展開ソフトなので、スラッシュドット読者にもユーザーが多いと思う。該当者は早急なアップデートをしよう。
基本的なバグ (スコア:5, 参考になる)
Re:基本的なバグ (スコア:1)
単なる配列を定数を引数としたmallocで取ることなんて、まず無いんだけど。あの場面、mallocって手が打った次の瞬間(sizeof(xx)*argc)だけどなぁ。
#freeするのがめんどくさいからallocaかもしれない。
Re:基本的なバグ (スコア:0)
定番が故に長年更新されてないモノは、枯れてる中に爆弾が……
Re:基本的なバグ (スコア:0)
C++にどっぷりなので malloc を見ると恐怖を感じる。
Re:基本的なバグ (スコア:0)
Re:基本的なバグ (スコア:1, 参考になる)
特に UNLHA32.DLL の方では、コマンドライン記述が 1 つの文字列として Unlha() 関数に入って
くるはずだから、それを分解する必要があるので(main() の argc, argv なんかは関係ない)
この関数に意味はあると思います。
更に更新された UNLHA32.DLL Ver 2.62b が出ています。 (スコア:3, 参考になる)
-- 以下引用 --
Ver 2.62a からの変更点
・WinSFXM, WinSFX32(M) について, コマンド文字列関連ヒープオーバーフローの脆弱性に対応しました。
・一部のリソースが 2.62.0.25 となってしまっていたものを修正しました。
統合アーカイバプロジェクトはまだ更新されてないので (スコア:2, 参考になる)
#FAQに「焦らず一日二日は待ってください。」と書いてあるけどね。
焦らずバージョン番号を確認してください (スコア:3, 参考になる)
うじゃうじゃ
Re:焦らずバージョン番号を確認してください (スコア:1)
Ver 2.62bの更新履歴 [nsknet.or.jp]でVer 2.62a からの変更点に とあるので、Ver 2.62bで対応したと勘違いしました。
#どちらにせよ、再度更新した方がいいとは思いますが。
Re:統合アーカイバプロジェクトはまだ更新されてないので (スコア:0)
DoS攻撃? (スコア:1)
圧縮解凍DLLが受けるDoS攻撃って何でしょうか。
スタンドアローンな用途のソフトでDoS攻撃って初めて聞いたもので…
Re:DoS攻撃? (スコア:2, 参考になる)
ブラクラもDoSだし、MSなんかもサービス拒否って言葉で表現されてますよ。 [microsoft.com]
英語表記だとまんまDenial of Service [microsoft.com]
=DoS
まぁ、例えがRPCなんでネットワーク経由なんで適切ではないですが。
Re:DoS攻撃? (スコア:2, おもしろおかしい)
Youthの半分はバファリンでできています。
Re:DoS攻撃? (スコア:1)
悪いファイルが途中にあるだけで終了してしまう (本当は処理後に
そのファイルに関するエラーを報告するはずなのに) とか、かも。
まあ、exploit が難しいオーバーフローについては表現が難しい
(というか大きく取り上げる必要性がない?) ですよね。
Re:DoS攻撃? (スコア:1)
2.Single user mode(DOS)に落ちてしまう恐れがある。
#窓の皮を被ったDOS・・・って昔のはそうだったよな
Re:DoS攻撃? (スコア:0)
不正な書庫を解凍しようとしたコンピュータが(OSごと?)落ちてしまうとかではないかと推測。
後者の意味だと、狭義の(ネットワークサービスに対する)DoSからは外れてしまいますが。
Re:DoS攻撃? (スコア:0)
Re:DoS攻撃? (スコア:0)
ここのコメ見てると、実感。 (スコア:1)
圧縮率とか圧縮・解凍速度とかのバランス考えて、最近では7ZIP・RARが殆どです。
それでも、圧縮率を特に気にしていないときは結構LHA使っていますが。
それに次いで、CAB、ZIPですね。
# このまま、脆弱性に対するアップデートしかないんだったら、そろそろ浮気しそうです。
とはいえ、慣れのせいか、LHMeltの手軽さは手放せません。
LHAがなくなってもLHMeltは使い続けるのかなぁ。
# それまで、LHMeltライクなorより気に入った圧縮解凍ソフトが見当たらなければ、ですけどね。
openDoe-Ming Ver.0.72.9beta
圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
そういえば算術符号って一般的なアーカイブでは使われているんだろうか.特許がらみの問題があって bzip2 には使われなかったって聞いたけど.
屍体メモ [windy.cx]
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
圧縮率はともかくとして、普及していますか??
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
Unix系環境でも最近のディストリならほとんど入ってると思うけどそうでもない?
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:2)
# 共用ワークステーションの~/binにいろいろ置きまくったもんだった
それにしても、最近、tgzって使わないんですかね。自分がUnixを使いはじめたときはtgzが標準だった気がするんですが。FreeBSD packagesも最近はtbzだしなぁ。
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
自分の時代はtazだった...
#gzipって喰いもんすか?
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
gzip はtar,shar,zip,tar.gz,tar.Z [gzip.org]などでソースを入手可能なんですよね。
最低限のラインとして sh も無いUNIX環境はまずないだろうから、ccさえあればソースを展開できない心配は無用でどこでもgzipを動かせられる。
たいていのUNIXでは tar と compress はあったから、tar.Z を入手すれば、gzip をコンパイルできます。
bzip2 は…tar.gz [bzip.org]しかない。となると、最悪、gzip のインストールから始める必要があるなぁ
って心配は、今時は不要なんでしょうね…
compress/uncompress小話 (オフトピ: -1) (スコア:2)
実際、GNUのサイトではLZWの特許があるため、GIFとcompressを使わないと書いています。
http://www.gnu.org/philosophy/gif.ja.html [gnu.org]
2003年にLZWの特許は失効しましたので今やGIFやcompressを使ってもいいと思います。しかしながら、今やそんなレガシーな技術を使う必然性がないということでしょう。PNGやbzip2がありますし。
Re:圧縮率を気にしてbzip2 (スコア:1)
gzipのインストールで困った [srad.jp]のは13年ぐらい前の話で、当時大学院生。
Changelog によると って感じです。
初登場からわずか1年足らずで現行の形にまで完成しちゃってるんですね。
私の記憶では、93年の時点ではまだまだ標準圧縮ツールになってはなかったかな。まず GNU が配布アーカイブを全部 tar.gz にして「GNUを使うならgzipのインストールが必須」って風潮になり、その後一気に普及が進んだと覚えています。
というわけでcompressを知ってるかどうかは、94年以前にUNIX系OSを使ったことがあるかどうかの試金石って所でしょうか?
#さすがに pack / unpack は使ったことがありません。
Re:ここのコメ見てると、実感。 (スコア:1)
パスワードがかけられる分、zipを使う機会が増えましたね。
数秒でクラックできるパスワードをかけるだけで、ISMSに適合するらしいです。
Re:ここのコメ見てると、実感。 (スコア:1)
エクスプローラで標準で展開・圧縮できるのはでかいです。
楽で便利だし、何より LZH 圧縮・解凍ソフトを入れてない人に送れます。
UNIX だと、tar + gzip or bzip2 ですが。
TomOne
まぁ、ぶっちゃけ (スコア:1, 興味深い)
作者もそれっぽいことを言っているが、ファイルの圧縮・展開(解凍)ライブラリの試験用プラットフォームだと捉えたほうがよい。
まぁ、素人が手を出すアプリケーションじゃないってこった。
Re:まぁ、ぶっちゃけ (スコア:1, 興味深い)
以下、LHMelt のダウンロードページ [nsknet.or.jp]からの引用。(強調は引用者による)
えーと・・・ (スコア:0)
Re:えーと・・・ (スコア:2, 参考になる)
やべぇ (スコア:0)
明日こっそり確認しないと。
LHaは捨てないとだめかなー (スコア:0)
何かあってもUNLHA32.DLLに代わる選択肢がないのは困る。
オリジナルの完成度が高いから、互換品を誰も必要としないんだろうなー
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:0)
Unlha32がスタンダードだから、UNIXでいよいよ不便に思えてきた。
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:2, 参考になる)
他のアーカイバと統合的に扱えるシェルやアプリケーションとかも多いですし。
# 少なくともUbuntuの書庫マネージャではちゃんと扱えましたよ(要LHAパッケージ)
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:0)
UNLHA32.DLLに依存しないソフトはあるけどこういうのじゃだめ?
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:0)
Re:LHaは捨てないとだめかなー (スコア:0)
LZHはそろそろもういい (スコア:0)
でもVectorとかだとLZH形式のファイルが多くて…実に困る。Windowsでは標準で展開もできないし。
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:1)
LHAは、凍結と解凍なのに、なぜか解凍だけはやってますね。
昔、窓の森の用語解説みたいなので解凍を全ての圧縮ファイルの伸張のことだと説明してたので、本来はLHA専用の用語だということを指摘したのに、無視されました。
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:2, 参考になる)
捨てた方がいいというのは同意。でも理由は「アーカイブ内のファイル名の文字コードに関する規約がLHaには無い」という点。この点に関してはZIPも失格(のはず)。
# 標準で展開できる・できないはどうでもいい。
LHa for UNIXには(オリジナルのDOS版には無い)ファイル名の文字コード変換機能が付いてたが、アレは自力でアーカイブ内のファイル名をパースして判断していたはず。本来は
でも、LHAを捨てた後に何を使うのか。それが問題。
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:0)
わざわざ「標準で」って条件を書いてるから知ってるんだろうとは思うけど,Microsoft 圧縮 (LZH 形式) フォルダ [microsoft.com]という選択肢はダメなんでしょうか?
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:1)
Windows 2000 とかで使えるものなら今すぐにでも切り替えるんですが。
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:1, すばらしい洞察)
XPでダウンロードして無理やりインストールしようとしても、シェル拡張なので少なくとも64bit版では使えません。
Re:LZHはそろそろもういい (スコア:0)