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ニュース

Transmeta、散る! 70

ストーリー by nabeshin
星がまた1つ 部門より

kuangyujing 曰く、

マイコミジャーナルより。

Transmetaは17日 (米国時間)、全資産を半導体企業のNovafora社に売却することで合意したと発表した。買収は2億5,560万ドルのキャッシュで行われ、今後 Transmeta社の株主および関係当局の承認を得たあと、2009年第1四半期までに手続きが完了される見込み。

Crusoeの技術も売却したし、これでTransmeta社は空っぽになりました。最後は従業員を切って消滅か、優秀な従業員と一緒にどっかに吸収されるか、はたまた手持ちの装備を全部捨てても魔王に勝てるようなロールアウト間近の凄い技術があるのかっ! 
IT業界は厳しいところです。いずれにしても覆面の変な赤いヤツに謀られないように祈りましょう。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by TRON (6936) on 2008年11月19日 13時50分 (#1458236) 日記

    タレコミ文中にある、Crusoeの売却の件ですが、 2006年2月に中止 [impress.co.jp]になっています。

    --
    いつも主観で書き込んでいます
  • 2億5,560万ドル! (スコア:4, すばらしい洞察)

    by sayuporn (33927) on 2008年11月19日 13時50分 (#1458237) 日記
    まだそんな価値があったんですねー。それとも中国企業の節税対策なんでしょうか。
    TramsmetaがIntelを本気にさせて、省電力競争に突入させたことを考えると、
    業界全体としては安いのかもしれません。

    #それにしても「覆面の変な赤いヤツ」の元ネタがわからない
  • by yellow tadpole (7084) on 2008年11月19日 14時26分 (#1458280) 日記
    インテルとの契約で約9千万ドル受取り身売先探す [braina.com]の、身売り先が見つかったわけですね。
    日本勢ではNEC、富士通、東芝、SONYへライセンス供与したり、AMDから経営支援を受けたり、
    Intelへの訴訟での勝利など、企業再生は順調に進んでるのかと思っていましたが、株価が
    上がったところで売却という目出度い結末でしょうか。
    世界経済危機でも逆行高ですが、そろそろ天井?
    TMTA [yahoo.com]
    --
    〜◍
  • by Anonymous Coward on 2008年11月19日 13時48分 (#1458235)
    勝利では?社員ひとりあたり2億円弱の資産が残っていたのだから。
  • 知名度が一番大きいというのはあるけど、最後まで一製品に過ぎないCrusoeのロゴだったか…。
  • タレコミ文が (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年11月19日 13時53分 (#1458238)
    実にひどいねぇ。
    これで面白いと思ってる辺りが。
  • トランスメタのニュースリリース [transmeta.com]は
    "a definitive agreement for Transmeta to be acquired by Novafora for $255.6 million in cash"
    と書いてるので、タレコミの言う「空っぽになりました」はちょっと違うんじゃないの?と思いました。

    # マイコミジャーナルの「全資産を売却」って、丸ごと全部買われるって意味でしょ?
    --
    =^..^=
    Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
  • Transmetaは早すぎたんだなあと思いますね。せっかくx86アーキテクチャではお荷物の命令デコーダーをソフト化して回路規模を小さく抑えられる可能性があったのに、低コスト戦略をとらなかったのが間違いだったのかも。
    Crusoeベースでもずっと改良を続けていたら、今のAtomと良い勝負ができたと思うんだけど、最初にあれだけ遅い遅いって叩かれちゃったらねえ。
  • by Anonymous Coward on 2008年11月19日 15時15分 (#1458320)
    書いてみたかっただけ
    • by Anonymous Coward
      山田君、座布団全部もってって!!
  • by duenmynoth (34577) on 2008年11月19日 15時54分 (#1458355) 日記
    結果を出せなくても優秀と評価されるのでしょうか?
    あと省電力ブームを煽ったみたいな事を言われていますが同社とはほぼ無関係ですよね
    少なくともインテルが気にしていたのはVIAでしょう
    • by Anonymous Coward on 2008年11月19日 18時35分 (#1458483)
      まぁこういう記事 [impress.co.jp]を読んでみると
      当時IntelがTransmetaをどれほど危険視していたか、少し想像できるかも。
      本気でつぶしに行ってたから。
      結局、Crusoeつぶしの製品を低価格で投入して、まんまと息の根を止めることに成功したわけやね。
      当時はIntel情け容赦ないなぁと思うと同時に、少々出遅れてもあっという間に追いついて
      対抗製品を出すことができるIntelのR&Dの底力に恐れ入ったものだった。

      常に複数のコンセプトに基づく開発チームを平行して走らせているので、
      Intelの商売のメインストリームから外れた事象が新たな世の中のトレンドとなりそうになっても、
      半周遅れぐらいで方向修正できて、そこからあっという間にトップに返り咲ける。
      AMDに先を越されたときも、そうだったね。資金に余裕があるからこそ出来ることだ。

      当分はIntelの牙城は崩れないなあと理解した出来事だった。
      また、こういう変わった技術(変態的といっても良いくらいユニークで込み入っていて、
      実際に実用化されているのが信じられないくらい)が芽を摘まれて成長できないのはとても残念に思ったものだった。
      親コメント
    • by pstw (31387) on 2008年11月19日 22時19分 (#1458627)
      月刊アスキー2000年11月号の特集は「総力特集Crusoe」でしたね。
      ノートPCが変わる!Crusoeが変える!!というキャッチコピーの横に、TransmetaのCEOがCrusoe本体とCrusoeロゴ入りVAIO C1を握りしめた写真がデカデカと。
      こういろいろと煽られたお陰で、4年あまり後には私もめでたくPentium M(Dothan)の恩恵に与れたわけですが、まぁ、20世紀は遠くなりにけり、ということでしょうな。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      少なくとも省電力ブームの火付け役として、当時有名だったのは
      ダントツでTransmetaでしたよ。

      VIA?省電力チップメーカーとしては聞いたこともない。
      • by Anonymous Coward
        VIAの省電力チップとして有名だったのはC3シリーズだろ
        プチブームになったEdenでお世話になった人も多いはず
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