技術の流出を防ぐには 109
ストーリー by hylom
人が流出したら元も子もない 部門より
人が流出したら元も子もない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
シャープと台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との資本業務提携交渉が話題になっているが、これによってシャープの持つ技術が流出するのではないか、という懸念がある(SankeiBiz)。
実際、ホンハイ側はシャープの持つIGZO液晶技術に興味を持っており、またかつてサムスンと合弁で液晶パネルの生産を行っていたソニーの関係者は(サムスン側に)かなりの技術が流れた、としている。
規模の大小は違うとはいえ、海外メーカーと一緒に仕事をしている技術者も少なくないだろう。技術流出を防ぐための対策は取っているだろうか?
当然の流れ (スコア:5, 興味深い)
技術者がたくさん乗っていて驚いたことがある。
しかも、現役の部課長クラス。
土日に技術を教えて帰ってくるというパターン。
動機は様々で、単純に金が欲しいとか、自分の持っている技術の伝承を図りたいとか
戦争で迷惑をかけたので贖罪のためとか、アジアが全体で繁栄する必要があるとか。
企業が終身雇用を放棄し、事業の縮退を図り、といった現状からみれば当然の流れかと。
技術者以外に生産設備などを担当する企業が受注減で、苦し紛れに韓国や中国に設備を
輸出するといった組織的な技術移管もある。
日本も米国に対して同じことをしてきた。
自動車会社に行けばGMの関連会社の生産設備なんかが、今でも現役で動いている。
技術の流出なんか憂いないで、中韓が追い付かないような技術やマーケティングで
勝負すべき。
Re:当然の流れ (スコア:1)
飛行機に乗ってるのを見ただけでそこまで妄想できるのはすごいね。
Re:当然の流れ (スコア:1)
全員知り合いなんじゃないのかな。
長年その業界で活躍されてるなら顔も広いでしょうし。
Re:当然の流れ (スコア:1)
NOBAX氏の意見ではなく、そういった理由で行動しちゃった人がいるって話でしょう。
Re:当然の流れ (スコア:1)
>アジアが全体で繁栄する必要があるとか。
は特に気持ち悪いとは思わないけどなあ。
相対的に発展していない地域の技術向上は生活水準の向上に寄与するものだと思いますよ。
20年後により一層便利で豊かな生活ができるのなら、そのときに日本が国力で中国や韓国の後塵を拝していても、
日本が一番だけど生活は不便、というよりはいいけどなあ。
ソニーと同じ轍を踏みそう (スコア:3, 興味深い)
あるソニーの元技術幹部は、こう証言する。
「ファイアウォールなんて、あってないようなものでした。そもそもパネルがあるからといってテレビができるわけではなく、やはり画作りの技術があって初めてテレビ画面ができます。画作りが弱いサムスンから聞かれれば教えるしかなく、ソニーの優れた技術がサムスン側に流れたことは否めません。また、サムスン側と一緒に働いていた優秀なエンジニアがヘッドハンティングされ、私が知る限りで50人以上が引き抜かれました」
Re:ソニーと同じ轍を踏みそう (スコア:2, 参考になる)
引用元くらい書こうよ...
サムスン「封印された成長秘話」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/352 [ismedia.jp]
Re:ソニーと同じ轍を踏みそう (スコア:1)
会社の将来を左右する技術が
流出している現状があるなら、
経営者の問題。
経営責任をとらすべきだと思う。
技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:2)
パクられる?
パクれるなら結構じゃないですか。
社内で引継ぎするのだって100%のノウハウは引き継げないんですから。
日本の経済が~とか日本の会社が~っていうのはそれはそれで別の話。
中国の会社なんかに身売りしないと延命できないようなショボい会社や社会を作ったジジイどもを糾弾するべき。
---- ばくさん!@一応IT土方
Re:技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:5, 興味深い)
技術流出を抑えることは大切かもしれませんが、本質ではないという点はそうだと思いますよ。
日本の電子技術というのが、どうやってスタートしたかを振り返ってみるといいと思うんですけどね。
対戦時の日本の電子技術は欧米にかなり遅れを取っていたために戦後は、NEC、東芝、日立といった
企業が米国のGE、RCA、シルバニアといった会社と提携して技術をもらい、真空管の設計、製造の
技術を磨きました。1960年代に発行された専門書には、欧米都の技術差が正直に書かれている
ものも多くあります。
1970年ごろまでには欧米の技術に迫る技術を身に着けて、TVやなんかを大量に輸出する
ようになったわけですが、その煽りを受けてGEは民生の電気製品から撤退しなければならなくなり
RCAやシルバニアは消滅し…という具合に、米国はそれなりに厳しい状況にもなったわけですね。
しかし、米国が電子技術で転落したかというとそうではない。インテル、TI、アナログ・デバイセズ
といった代表的な半導体企業は今も米国に集中してますよね。
技術というのは、技術を隠そうが隠すまいが、いずれ追いつかれるものですよ。米国は追いつかれ
一時的に日本企業に追い詰められても、新たな技術が育ち新たな企業が成長し…というサイクル
がちゃんと回っているので、いまでもトップの地位にある企業があるわけです。
技術流出を抑えるのは短期的にはいいかもしれませんけど、新たな技術や新たな企業が成長しない
状況が続くなら、いずれ追いつかれてしまいますから、状況の打開策としては余り有効ではないんですね。
新たな技術を生み出し新たな企業が成長するというサイクルがちゃんと回るようにすることのほうが
ずっと重要でしょう。
Re:技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:3)
技術者観点で言えばその通りなんだけど...
自分にしか捕まえられない希少な魚が居て
それ食って生きてるのに
魚獲るコツを他人に教えるのか?
コツは伝承されて自分はのたれ死んでもいいの?
せめて他の食いもん探してから他人に教えたほうがいいんじゃないか?
#余裕があるときに他の食いもん探す努力を怠ってきたのかもしれないけど。
Re:技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:3)
資源で食うんじゃなくて「技術」で食うっていうのは、新しい産業を頭で生み出す速度で食うってことだと思わないといけない。
自分にしか捕まえられないということが説明でき、生み出す利益の見込みを立てることができるなら、その技術に値段をつけて売ってしまえばよいでしょう。その金で次の技術を作ってまた売るのが技術で食うってことだと思う。
自分にしか捕まえられないということが説明できない、生み出す利益の見込みを立てることができない、それなのに、その資源を所有し続けて、技術ではなく資源で食うことを選択してしまった段階で採掘可能年数も埋蔵量も不明な鉱山を所有し続けるような状態になっていたことになる。
ついに枯渇したときに理由を「技術の流出」に求めるのはいいけど、そもそも最初から見込みすらなかったんじゃ理由なんて実は重要ではない。
利益確定できない不透明な資産を損切りも利益確定もせずに塩漬けしていただけ。
Re:技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:2)
技術は文化の側面もあると思いますよ。
アナログ・デバイセズがOPアンプ大全というタイトルで邦訳されている本を出してますが、
その第1巻で1920年ごろにまでさかのぼってOPアンプの歴史やどういった回路が試みられて
きたかが解説されてます。米国の回路技術の厚みに感心しますし、それを本として後世に
伝えていこうとする姿勢にも感心します。
コンピュータ関係だと、インテルのアーキテクトだったパトリック・ゲルシンガーらが書いた
http://www.amazon.co.jp/dp/487593128X/ [amazon.co.jp]
これも充実してました。386が出た直後に出版された本の邦訳で、全命令の動作が個々に擬似コードで記されていて、
386の命令セットの仕様に関しては完全な記述が行われています。
日本でもいい本がたくさん出てますけど、企業として内部で蓄積された技術がちゃんと継承され
てるんだろうか、どうなんでしょう?
同時に、技術が流出したと大騒ぎする様と、過去のデータやノウハウを含めて現場の技術者が
大部の書籍にまとめて出してしまう米国とも差があるかなー、とか思っちゃいますね。
Re:技術流出結構じゃないでしょうか (スコア:1)
「老いさらばえる」です。
紅星牌方式 (スコア:1)
中国で製造されている紅星牌という水墨画用紙がある。
数多くの職人の手によって作られているのだけど、一人一人の職人は自身の担当する工程にしか習熟しておらず、全工程を把握している者はいないのだそうだ。このため、技術者を何人か引きぬいたとしても、一部の工程しか再現できず、同様の製品を作る事は出来ないんだそうだ。これにより技術流出を防いでいるんだとか。
Re:紅星牌方式 (スコア:1)
昔の有田焼も同じような理由で分業していたという話がありますね。もちろん唯一の理由ではないでしょうが。
Re:紅星牌方式 (スコア:1)
現在のSHARPは分業して人材の流出が直接技術の流出にならないように
してるんじゃなかったかな。
とはいえ、会社ごと買われたらムダだけどね。
Re:紅星牌方式 (スコア:1)
今の日本の状況だと、「何人かでだめなら、全員引き抜けば良いじゃない」って言われそう。
IT系だとこうなる?(Re:紅星牌方式) (スコア:1)
A「御社はなんでも協力会社に丸投げで、自社の技術が空洞化しているようだが・・・」
B『とんでもない!数少ないプロパーに技術的なところを担わせたら引き抜かれたときのダメージが大きいからこうしてるんです!』
ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
安月給で奴隷労働させておいて出て行かないで~とかムシが良すぎるでしょ
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
正しい!!
契約社員とか、
派遣労働とか、
経営者の責任は明白です。
いくら株持っていても
バカ社長を辞めさせる法律を
作らないと日本の産業がダメになるね。
Re: (スコア:0)
記事内容理解してから書こうね
Re: (スコア:0)
只で開発した訳でもあるまいし、その物凄いテクノロジーを金にしようとは考えなかったのかね。
もう少しシャープに体力があれば交渉も出来ただろうに。
死に体になってから「実は俺にはこんな凄い技があってだな、驚くなよ」みたいなこと言えば、投資家が助けてくれるとでも思ってるのか?
技術流出の二の舞いって、同業他社の失敗も学べないような連中に何言っても無駄。
Re: (スコア:0)
結局はこの話だと思う。
技術流出≒人材流出。
なんで出て行くかと言えば、リストラされたからだったりヘッドハンティングされたからだったり。
いずれも正当な対価を支払われてないから、正当な対価を払ってくれる方に行く。
至極当然の話。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:2, すばらしい洞察)
この手の話になると、すぐに正当な対価っていうけどさ、なんかおかしい。
相手が欲しいのはそいつが持っている技術ではなく、そいつがいる会社の技術であって、そいつを経由して盗んでいるだけ。
属人的な技術ってのも勿論あるが、そういうものはそもそも盗めない代物。
売り渡しているのはそいつのものでなはなく、会社のものってのが大半ではないかと。
要するにお前ひとりの技術ではないだろうと。
正当な対価をもらってないって強弁するのは傲慢すぎるわ。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:4, 参考になる)
特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。
周辺特許はもっとたくさんの人が出してる場合もありますが、基幹となる特許は特に少人数の場合が多いです。
商品開発は大人数でやってたとしても、根本となる部分は2-3人のキーマンだけで作ってるんですね。
引き抜きの話で出るのは、そのキーマンを引き抜くって話です。
特許を生み出す元となる人だからこそ、新しい技術を開発するとか、特許の回避方法を考えるとか、そういうことが期待できます。
別に会社の技術を盗もうって話じゃなく、技術の源泉となる人が欲しいんです。
部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、
居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。
日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
>特許調査とかすればわかると思いますが、ある企業において、特定分野の特許はごく少数(2-3人)ぐらいの人が発明者になってることが多いです。
ここは正しいのですが、
>部長が突然いなくなっても1か月もすれば落ち着きますが、その人がいなければ事業は成立しないし、
>居なくなれば2年後には新製品を出せなくなってしまうんですよ。
ここは間違いかと。事業は新規開発技術だけで成り立ってる訳じゃないし、その技術にしたって別な人が別な視点で別な新製品を作りますよ。
事業は、どういうコンセプトでどういうアイテムを開発するかの方が重要でしょう。それを決めるのは特許に出てくる技術者じゃない。
>日本の企業はそういうキーマンに対しても、管理職ではないという理由で給料が安いし特別なボーナスも出さない。
会社がキーマンだと思ってないからじゃないですかね。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:2, すばらしい洞察)
逆だろ、そもそも会社が持っている技術ってのは、元を正せば社員が持っている技術の集合体
社員が技術持ってないなら。製造設備さえ整えれば同じ物が作れるはずだが、そうはなってないだろ
技術ってのは基本属人的なものだよ、昔から見て盗めって言われるぐらいなんだしさ。腕のいい技術者が居れば、必然的に周りのレベル上がる
長期的に見ればコッチの影響のほうがデカイはず。今有る特許やノウハウなんてのは、あくまで結果であって技術の本分じゃない。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
>属人的な技術ってのも勿論あるが、そういうものはそもそも盗めない代物。
>売り渡しているのはそいつのものでなはなく、会社のものってのが大半ではないかと。
それでもいいけど、要はその技術が盗めれば、こっちの研究費用に回すお金も増える。頭の中で
余計な理屈をこねくり回している間に、追い越されちゃうぞ。
>正当な対価をもらってないって強弁するのは傲慢すぎるわ。
すべての労働者がそう思ってくれるといいですね。
さすが会社全体からものごとを俯瞰できる、視野の広い人はいうことが違うなあ。
でも、辞める側の論理からすれば、傲慢とかはたいした問題じゃないよな。辞めちゃえばこっちのものだし。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:2)
まったくだ。
そもそもこういう傲慢な思想の経営者は、そんな社畜思想で技術者を永遠に縛れると
本気で思っているんだろうか?職業選択の自由は、技術者にだってあるはずだろ。
つまり「これは会社の技術なんだ(キリッ)」と言ったところで、それは全く実効性のない
机上の空論ということ。技術のほとんどは属人的な物だし、だからこそまねができない。
そして人をないがしろにした時点で、技術の流出は不可避になるだろうね。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
技術を身に付ける的な個々の力量がメインの業種ならそうかもしれないけど、研究開発系は別だと思う。
仮に月給100万円の技術者10人が10年掛けて開発した、単純計算で12億円分の技術があったとする。
技術が完成した後、その10人のうち1人を月給200万で引き抜いた。
技術の数割でもパクるなりベースにするなり出来れば、凄い安上がりだし開発期間の短縮にもなる。
それは元の会社が正当な対価を払っていなかった事が原因なの?
人材より目当ての技術が目的なので、ある程度ノウハウが吸収出来たら単価の高いその人はお払い箱ってパターンもよくある話。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
そんなすごい技術なら特許で縛るし、特許で縛れば他社が類似技術を再発明しても使うことはできないよ。
Re:ちゃんと対価払えば? (スコア:1)
海外企業から年某数千万のオファーをもらっても、多くの日本人はできれば日本で働いていたい。
でも「いま希望退職に応募すれば数千万の退職金を付けるけど、このまま社内に居ればあなたの主業務は、退職で抜けた人材の穴埋め」といったアメとムチを使われれば、社内に残ってそんな敗戦処理はやりたくないでしょう。
希望退職って「社内の転職能力のある人材を、支援金までつけてやって放出する」バーゲンセール行為なんですなぁ。
これも一種の企業の社会的貢献なんですよ(笑)、と茶化す人もいるけど、株主はたまったもんじゃない。
それを、SHARPは経営陣が「会社の膿を出し切る」とか高らかに宣言していて、どっちが膿なのか分からないなぁ。
AQUOSも社内人材も、絶賛バーゲンセール中でございます。。
そりゃ仕方ないだろ (スコア:1)
稼働しない工場を抱えて赤字に耐えられないから外資を受け入れるわけじゃん。金は欲しいが技術は守りたいってのは虫が良すぎるぜ。
逆に (スコア:1)
シャープはLinuxやAndroidを自社向けにカスタマイズしてちゃんとバージョンアップしたりする
サポート技術を盗んできたらいいと思うの。
Re:逆に (スコア:2)
最近のシャープは他の国産メーカーに比べるとAndroidのバージョンアップに結構力を入れているほうですよ。
未だにIS01の印象を引きずっている方が多いのでしょうけど。
まあサムスンやモトローラには及ばないですが…
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
IS01 SH-10B (スコア:1)
払拭するには、もう一度ちゃんとクラムシェル型スマートフォンを出すしかないです。
あのサイズと形のままCPUやメモリなどのハードウェアを最新、強力にしてAndoroid4.0以降で出たら買います。
#患部様曰く (スコア:0)
「なんで?
それなら向こうに作らせたのをこっちの名前で売れば良いじゃん。
勿論、プラズマクラスター付けさせて。」
マスプロダクツの反対はオーダーメイド (スコア:1)
■略図
発明&発見
↓
オーダーメイドの技術化←ここは防ごう
↓
マスプロダクツの技術化
↓
マスプロダクツの技術の流出は防げない
で、上の流れでなかなか発明&発見の頻度は低いので、
「オーダーメイドの技術化の頻度を上げる+防ぐ(キリッ)」
が、現実的な方針でしょうかね(走召糸色木亥火暴)
"castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
一方サムスンは (スコア:0)
ドイツでOLEDテレビ二台を紛失した
他の企業はどうしているのでしょう? (スコア:0)
GEとかAppleとか、それこそサムスンとか。
# 他企業に知られると不味い「超凄い技術」 を一生懸命抱えてても
# 「標準的な技術」に、適切な経営戦略があったほうが良い結果が生まれると思うけどね。
# 特に、技術的に上が見えかかっている白物家電。
資金の意味 (スコア:0)
カネを出したのは要するにその技術が欲しいからだろう。
流出も何も、カネだけもらって商品を渡さない算段ってどうかと思うが。
Re:資金の意味 (スコア:1)
東洋経済のインタビューでは、ホンハイは「俺たちゃ投資ファンドじゃねーんだけどな!」ってはっきりと言ってますよ。
「韓国は技術を盗むけど、俺らはちゃんとカネ出して買うんだ」とも言い放ってます。
SHARP経営陣の何処までもズレっぷりは。。
Re: (スコア:0)
逆に外国企業を買収する立場で、そいつが「何も売り渡す気はないが金だけ寄こせ」とか言い出したらどう思う? とか少しでも考えてみたら一目瞭然だよね。
金だろ金 (スコア:0)
外国に何の見返りもなく金を払ってくれるとかどんな慈善団体だよ。
そんなに技術を流出させたくないならそいつが金を払ってやればいいだけ。払えないなら所詮その程度の技術だったというだけのこと。美術品の収蔵やら宇宙開発やらでさんざん繰り返してきた主張なんだからまさか今さら反論したりしないよね。
Re:金だろ金 (スコア:2, おもしろおかしい)
外国に何の見返りもなく金を払ってくれるとかどんな慈善団体だよ。
つ日本
技術流出を防ぐ方法は無能な経営者を首にする事 (スコア:0)
業務提携をするんだから技術流出はリスクとして当然考えるべき話。現場でこの技術、あの技術はなんて考えさせるのは無駄な話。
部門毎に流れても問題ない技術と流れたら困る技術をどう管理するか、もしくは技術流出する事を前提に次世代技術に移行する手段を考える等、
有効な手を打てない、考えられないのであれば経営者が無能なだけ。
http://agora-web.jp/archives/1486059.html [agora-web.jp]
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51780852.html [livedoor.biz]
有効な手を考えて実行できる経営者に変わってもらうのが一番の対策です。
Re:技術流出を防ぐ方法は無能な経営者を首にする事 (スコア:1)
>有効な手を考えて実行できる経営者に変わってもらうのが一番の対策です
つまり「そんな経営者なんていないのであきらめましょう」という事ですね? (Y/y)
Re: (スコア:0)
いえいえ技術者のコミュ力に問題があるだけ、経営者には何一つ能力は要求されないというのが最近のトレンドらしいですよ?
Re:消費者が頭悪い (スコア:1)
うーん、なんか順番が違う気が。
日本のユーザーは妙に色々拘るからメーカーも色々変わったもの出したよね。
でまた、面白いものだとちょっとくらい未完成でも買う(*)。
で、その中からいつしかよその国でも通用するものができあがって、海外展開。
しかし、グローバルグローバルとか言って乗り出してみたら、そこまで細かいこと言う顧客なんてあまりいなくて、価格競争に。
結果、日本人の労働者にカネを払えなくなり、上記(*)の段階を経ることが不可能になって、結局売れるものがまるで作れなくなった、と。
個人的にはこんなイメージ持ってるんだけど、どないだしょ?