ダウンロード版ゲームのプロダクトコードを安価で販売するサイト、ゲームメーカーから批判される 36
ストーリー by hylom
そんなからくりが 部門より
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insiderman 曰く、
近年PC向けゲームの世界ではダウンロード販売が広く普及しているが、これに伴いゲームをプレイするためのプロダクトコード(シリアルキー)を安価で転売するサイトが登場、ゲームメーカーが問題視しているという(AUTOMATONの記事)。
このようなサイトとしては「G2PAY」や「G2A」などが有名なのだが、これらのサイトではメーカーから直でプロダクトコードを仕入れるのではなく、それ以外の経路でプロダクトコードを仕入れているのが特徴。具体的には、パッケージ版のソフトを卸売業者から安価で入手してそれに付属しているコードを販売したり、セール時に大量購入しておいてセール終了後に転売する、といった方法が多いようだ。
また、盗難されたクレジットカードで購入されたプロダクトコードがこういったサイトで転売されているという指摘もある(AUTOMATONの別記事)。そのため、こういったサイトで購入されたプロダクトコードをメーカー側が無効化するというトラブルも発生している。
自分は使わない (スコア:2)
現物を直接やりとりする旧来の中古販売ならともかく、
ダウンロード販売のプロダクトキーを、正規販売契約のないサイトから買おうとは思わんなぁ……
プロダクトキーなんてもんは、購入契約した者に教えられる合言葉みたいなもので、
大事なのは、購入した、という事実の方であって、プロダクトキーなんていうあやふやなものじゃないだろ。
少なくとも自分は、購入契約が不透明な状態で、合言葉さえあれば大丈夫、というふうには思えない。
Re: (スコア:0)
いや、一般的な消費者にとっては、プロダクトキーがすべてかと。
購入しようがしまいが、手元にキーがあればその製品を使うことができるわけだから。使う権利があるかどうかは気にしてない。
だから、違法で音楽聴き放題な携帯アプリが売れまくってる。開発元が合法的にやってるのか確認することもしない。
Re:自分は使わない (スコア:1)
>いや、一般的な消費者にとっては、プロダクトキーがすべてかと。
ほんとにそうですね。
個人情報登録して契約を結んだうえでキーを受け取りアクティベイトして利用するならともかく。
普通に売ってるパッケージや特売で売られてて入力した時に初めて認証されて問題なく使える状態のシリアルキーならなんの問題も無いと思ってしまう。
そもそも販売の仕方に穴があって、それをうまいこと利用して商売してるってことですね。
さんざん書かれてるけど、それが嫌なら元から販売の仕方を変えるしかないし。
状況違うけど、会社で仕事するのにPCと与えられたボリュームライセンスのプロダクトキー入れて使ってたの思い出した。
そのキーはどういう経路で購入しててどういう契約になってるのかとか確認もしたことないし。
#気になるなら確認しろよって
Re: (スコア:0)
弊社は会社で仕事する際、PCを与えてボリュームライセンスのプロダクトキーを入れさせてます。
もちろん会社名で契約したキーを使っていますよ。
いちいち、パッケージ毎に異なるキーを管理するなんて面倒なことやってられません。
ボリュームライセンス契約なら同じキーで管理できるので、安い上に楽です。
Re: (スコア:0)
メーカーが実際そういう風に振る舞わないから仕方ない
たとえばプロダクトキーを紛失したら「再購入しろ」と言われる
メールアドレス等が登録されていても再発行などを受けられるサービスは殆どない
そんな感じの扱いだから「買った事実」よりも「キーを持ってること」が優先される
だいぶ前に親父が亡くなった時、遺品のパソコンを整理してたんだけど
付属コードの販売は契約で禁止できるんじゃないの? (スコア:1)
パッケージのゲーム本体の譲渡権は日本の法律でいうところの消沈対象だろうけど、購入者特典のプロダクトコードはそれとは別に契約を結ぶことができるはず。
アクティベートコード自体は契約した本人だけが有効で契約解除すれば無効になります、って扱いがありなんだから、製品パッケージの付随しないプロダクトコード単体の販売は契約上禁止できるんじゃないかという気がする。
まあ、それはそれとして、重複使い回しされていない保証がないプロダクトコードなんぞ購入しようという気がしれない。
もし使い回しされていれば、無効化されて使えない可能性もあるし、仮に当初つかえていたとしても、あとでゲームメーカー側が不正に入手したコードであると発覚して無効化される可能性もあるわけで……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
>アクティベートコード自体は契約した本人だけが有効で契約解除すれば無効になります、って扱いがあり
>なんだから、製品パッケージの付随しないプロダクトコード単体の販売は契約上禁止できるんじゃないか
これ、実際は結構グレーだとおもうよ。
業界慣習的には有効扱いされてるけど、ソフトウエアって減価償却ができるんで、国はばら売り転売が可能か確認されたら実際に認めざるを得ないような。日本でも大問題になって裁判、少なくとも知財高裁までは行って判例にならないかな
Re: (スコア:0)
消尽のことか?
ゲーム譲ったら気持ちが落ち込んで消沈の意?
ケースバイケース (スコア:0)
>パッケージ版のソフトを卸売業者から安価で入手してそれに付属しているコードを販売したり、セール時に大量購入しておいてセール終了後に転売する、といった方法が多いようだ。
>盗難されたクレジットカードで購入されたプロダクトコードがこういったサイトで転売されているという指摘もある
これが両方掲載されてるサイトってことですかね?
それだと外れを引くリスクがある以上、買おうとは思いません。
一行目だけなら、違法か合法か、で判断します。
二行目を集めたようなサイトなら、アウトでしょうが批判じゃ済まないような…
Re:ケースバイケース (スコア:2)
どっちとも言ってないしどっちとも言えないでしょうね。
卸売り業者がどのようにプロダクトコードを手に入れたかを把握してないでしょうね。
//中古本がほんとに中古か盗難されたものかわからないようなのを思い出した。
Re:ケースバイケース (スコア:1)
2行目はそもそも窃盗なのでアウトでしょうが、
1行目
>パッケージ版のソフトを卸売業者から安価で入手してそれに付属しているコードを販売したり
これってどこに違法性があるの?正規で入手して、正規で売ってるだけだよね。
卸売業者に卸した時点でメーカーは金額(利益)を受け取ってるわけだし、損もしてない。
これのプロダクトキーを無効化したらメーカー側が罪に問われるんじゃ。
(遡って、卸売り業者に使えないものを売ったことになり、卸売り業者との売買契約そのものが
メーカーの行った詐欺案件になってしまうのでは。)
条件つきで歓迎 (スコア:0)
> セール時に大量購入しておいてセール終了後に転売
もともとのセールが数量限定でなければ大歓迎です。
法律上の問題もなさそうですし。
Re: (スコア:0)
うん、この手口に関しては、しょうがないんじゃないかな。
商売の邪魔で、行儀は良くないけど、ビジネスモデルが安易すぎるだけとも言えるし。
業者も一定のリスクを負ってるし、セール終了後にさらに突然のセール! というような反撃も出来るし。
Re: (スコア:0)
法律上というか、契約上は当然転売禁止だと思いますが…。
プロダクトキーの転売を認めているライセンスなんてありますかね。
Re:条件つきで歓迎 (スコア:1)
少なくとも日本では、ゲームに関しては明確に転売禁止条項は無効って判決が中古ゲーム界隈であったので、
転売を認めないとされてもその条項は無効とされると思います。
事実、使われていないソフトは中古で出回ってますよね?
当然、DRMやなど技術的抑止手段を解除して渡すのは不正競争防止法で引っかかるのでアウト、
私的複製の範囲外を超えてコピーして配布するのは著作権法でアウトで、デジタルだと必ずコピーがついて回るのでデジタルデータの場合には転売はほぼ無理、と言うのが大勢の考え方のようです。
(DRMの不競法の件も財産権の観点から移転を禁止するのは無効だと言う主張や、デジタルデータの中古販売については合法と考える方もいるみたいです)
ただ、プロダクトキーは著作物でも、アクティベーションされる前なら技術的抑止手段がかかっているわけでも無いでしょうから、普通に転売禁止契約の有効性を争っても負けると思います。
禁止したいならプロダクトキーに購入者の個人情報が載る形にするとか、購入IDと結びつける形で個人情報を入力しないとアクティベーションできない形で販売するとかしかないと思いますが、パッケージやカード売りだと無理でしょうし、古本屋や中古ゲーム屋と同じく上手く付き合っていくしか道はないんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
転売禁止条項は無効ってのは物理的なメディアのある場合だったのでは?
プロダクトキーについては、購入時の契約で他者への開示を禁止するようになっていませんか?
Re: (スコア:0)
著作権法の法文上は物理メディアの有無の区別は書かれてないで
Re: (スコア:0)
そういう契約になっているの?
Re: (スコア:0)
ここでいう「セール」が業者間ではなく、小売りでの話なのでは?
Re: (スコア:0)
小売りと卸で扱いを区別する法的根拠ってあるんですかね?
Re: (スコア:0)
だから「そういう契約になっているの?」と尋ねてる。
違うんじゃ (スコア:0)
小売から仕入れたものを売るには古物商の認可が要るのでは?
Re: (スコア:0)
古物営業法第二条 この法律において「古物」とは、一度使用された物品(中略)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの(中略)をいう。
最初から転売するために買ったものは、仕入先がどこであろうが「使用のために取引されたもの」ではないので、古物ではありません。
制限されるのはライセンスを受け入れた後の話 (スコア:0)
一般的なソフトウェアライセンスでは、ソフトウェアを利用する権利の移譲を制限してる。
でもこれは、すでにライセンスを受け入れているならという前提。
もともと転売目的で購入したものは、あの忌々しいシュリンクラップ契約さえ及ばないので問題ないかと。
ただしプロダクトキーをダウンロードさせるケースは、ダウンロードする前に利用許諾を受け入れさせることが多いのでまた別の話。
Re: (スコア:0)
そうそう。
野菜がたくさんとれるときに、需要を上まわり捨てなきゃいけないのを大量に引き取ってもらうとか、
決算等でどうしても目標まで持っていく必要があり、セール特価で業者に泣きついて引き取ってもらうとか、
こういうの売る方もうまく利用すりゃいいんじゃね?
Web1.0の時、中抜き直売がキーワードになった事があったけれど、結局商社や仲卸は便利な使い方ができるってんで結局滅びなかった。
現実バッタ屋というような存在はそれなりに上手くシステムを構築しているわけだし。
直販もしていて、同じ価格なら転売する手間があるだけ業者は絶対的に不利で価格の決定権
キー発行後一定期間内にアクティベート (スコア:0)
>セール時に大量購入しておいてセール終了後に転売する
セールで発行したキーは発行後一定期間内にアクティベートしないといけないようにするだけで解決できる。
パッケージの値崩れは需要以上に卸売業者に卸したメーカーが原因だしメーカーにとやかくいう資格はない。
Re: (スコア:0)
「メーカーから直でプロダクトコードを仕入れるのではなく」ってのを忘れてないか?
メーカーが直でセールしてるわけじゃないのに、そんな管理ができるのかね?
Re: (スコア:0)
セールをしている店はメーカーから直で仕入れることも可能でしょう?
経緯 (スコア:0)
安売りしているから問題されたというのはこの記事を書いた人の推測に過ぎません。
ゲーム開発元の社員が言ったのは
「うちはこの通販サイトにキーを販売していないのに、プロモーションの企画だけ持ちかけられた。
どこか怪しいところから仕入れたキーだろうから、ここで買うのはやめておいた方がいい」
一方で通販サイト側は
「半年前にキーの購入とプロモーションの企画を提案したが、交渉がまとまらなかった。
彼ら(ゲーム開発元)は自前で通販サイトを持っているのでそちらで売りたいというのが本音なのだろう。
そこで我々は開発元から購入できた別の小売業者などからキーを購入した。決して不正に入手されたキーではない」
という声明を出しています。
Re: (スコア:0)
これだけ見るとゲーム開発元がイチャモンつけてるだけに見える
証拠なしであいつは不正のキーを売ってるなんて言いがかり、普通に駄目だろ
Re:経緯 (スコア:1)
信用できない業者と取引は出来ないしユーザーを守るにはそんな信用できない業者を利用しないように呼びかけた方が良い。
ごく当たり前の常識的な判断だろう。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
「信用できない業者」はなにが根拠なの?
Re: (スコア:0)
>信用できない業者と取引は出来ないしユーザーを守るにはそんな信用できない業者を利用しないように呼びかけた方が良い。
一般論としてはその通りですが、
ここで槍玉に挙げられたのは、もう5,6年くらい普通に営業してて特に悪いウワサもない中堅業者、ってカンジのところだったりします。
Re: (スコア:0)
取引先でもないのに、自社製品をどこからか正規品より格段に安く手に入れていて、
しかもそんなうさんくさい状況であつかましくもプロモーションを持ちかけてくる
普通は警戒されて当然の状況でしょ
この状況で悪い噂が無いってだけで信用するほうがおかしい
どこか未知の中継ぎを経由しているにもかかわらず正規の取引先より安く売りに出せるってことは、
その業者にとっての仕入れ値が正規の卸価格より安くなってるってことだ
Re: (スコア:0)
両社の言い分をよく読むと、ちょっと印象変わりますね。
どこからか正規品を入手したって時点で、開発元に金は入ってんじゃん。
でもこの会社は、一切利益が入ってこないから、このショップで買うなと言ってる。
じゃぁ、そのコードはどこから来たんだ。
普通に考えるなら、どこから買ったか問いただせば良かっただけなのに、出自不明のプロダクトコードって、自社で発行したコードじゃなかったら、そもそもメーカーとしておかしいだろ。
コードを無効化するとか言って、購入元辿る事だって出来るだろうに、この会社の営業は一体何やってんだ。
要する
追記 (スコア:0)
このサイト自体は2010年からあり、これまで出所の怪しいキーを販売してトラブルになった、
あるいはその疑いをもたれたことはありません。
未発売の新作でも3割引きで買えることが珍しくないため、何かあるのではとは言われてきましたが。
PCゲームのダウンロード販売サイトとしては実績もあり準大手、中堅どころです。
問題となったゲームはシリーズの3作目ですが、2011年に発売された2作目の時はこの通販サイトは
公式パートナーの認定を受けてプロダクトキーを販売しており、これは開発元も認めています。
キーの有効性については開発元は「問題なく使えるだろう」と言っています。