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スポーツ

自粛で無理な練習が減ったため?高校球児のパワーが上昇 110

ストーリー by nagazou
貴重な機会なのできちんと調査してみては 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

新型コロナの影響で、高校野球でも夏の甲子園や部活動が中止になるなど大きな影響が出ているが、一方で練習時間が激減した結果、かえって球児たちの体格や運動能力がアップしているという逆の報告が上がっているようだ(Number Webの記事)。

自粛により部活動での練習ができなくなると能力も落ちてしまうと想像しがちだが、記事によれば自粛明けの球児たちには「体格が大きくなっている」「球速が上がっている」「飛距離が伸びている」などの傾向が見えており、特に投手陣は各自が5km/h程度の球速向上がみられたという。

この原因について、そもそも高校野球では根性論による過度なトレーニングや登板過多が問題となっており、自粛により各自が自分に合った無理のないトレーニングを行ったり、動画などからプレイイメージを学んだりしたことが肯定的な変化を引き起こしたのではないかと分析されている。コロナが高校野球に投じた一石は、果たしてコロナ後も定着するのだろうか?

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  • by hinatan (24342) on 2020年07月30日 9時58分 (#3861384) 日記

    ランニングやトレーニングも素人だと毎日走るより超回復を狙って1日置きにしたほうがいいとか(中日に別の筋肉を使う練習を挟んでいい)
    それと関係があると思った。

    でも市民ランナーは憑かれたように毎日走っちゃうのよね。

    アスリートも毎日走るけど緩急付けるって話。全力やった次の日は LSDとか。

    • by Anonymous Coward

      アスリートも毎日走るけど緩急付けるって話。全力やった次の日は LSDとか。

      LSDで誤解したの私だけじゃないはず。

      • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 11時33分 (#3861449)

        自動車屋さん「Limited Slip Differentialですね」「いやLow Speed Dieselだろ」
        計算機屋さん「Least Significant Digitですね」「いやLean Software Developmentだろ」
        物理学者さん「Local Spin Densityですね」「いやLaser Schlieren Deflectometryだろ」

        なんかいろいろあるんだなあ。頭文字略語が通じないわけだよ。

        親コメント
  • 指導側ですが (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2020年07月30日 10時54分 (#3861419)

    毎日ガッツリ練習することのメリット
    ・練習(運動)を習慣づけられる
    ・基礎練習などの動きづくりで、体に覚え込ませられる(継続して反復する系は、間が空くと習得が難しい)
    ・チームとしての一体感は出る
    ・負けたとしても「やれるだけのことはやった」と納得させられる

    毎日ガッツリ練習することのデメリット
    ・常に疲労が抜けなくなるので、集中力が低下し効率が悪くなる
    ・(超回復を考えると)筋力など瞬発系の能力は伸びにくい
    ・部活以外のコミュニティへの関わりが少ない(部活がほぼ全部みたいな)
    ・勉強がおろそかになりがち

    個人的には、体幹トレーニングなどは日々やって、練習は 3~4回/週やれば十分だと思います

    • by Anonymous Coward

      高校スポーツはちょっと特殊なんだよね。
      試合スケジュールがアレなせいで、疲労蓄積時のパフォーマンスが重要になってしまったり。

  • 野球の9回って、長いからね。
    • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 12時14分 (#3861481)

      個人的な経験で、スポーツではないけれど
      ピアノの練習を何日もさぼった後、久々に弾くと普段よりよく弾けることが多い。
      しかしそれが15分くらいたつとなくなって、逆に普段より弾けなくなる。
      さぼることにより持久力が減っているかもしれない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      持久力瞬発力ともに筋トレ後数日間休むほうが効果が高いとは聞く

    • by Anonymous Coward

      心肺能力なんかは間違いなく衰えてるだろうね。
      精神的な耐久力も大事だしねえ。

      • by Anonymous Coward

        > 心肺能力なんかは間違いなく衰えてるだろうね。

        というのがよくある勘違いで、実際には適度に休ませた方が効果的でしたという記事でしょ。

        • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 9時12分 (#3861349)

          心肺能力というのは、持久走とかで重要な能力で、野球で必要とされるパワー(大きな力を速く出す)とは異なる能力。
          この記事でも、心肺能力に関して何も言っていない。

          ただ、今期の陸上の記録を見る限り、中長距離の記録に対しても、コロナは良い影響を与えているように見えるのも確か。
          もちろん、疲労が抜けて短期的に記録が向上しているのか、練習量(頻度、強度、時間)が減った結果として能力が向上したのかは、現時点では不明。

          似たようなことは、為末も言っている。対象が短距離なのか、陸上全般なのかはよく分からない。
          https://www.youtube.com/watch?v=DCp57O2mD9E [youtube.com]

          親コメント
          • 野球にも持久力は必要ですよ。

            気温の高い中、外野に立ち続けるだけでも、かなりの体力が必要なのが現実です。
            親コメント
            • by Anonymous Coward

              それを持久力と言っていいのかどうか・・・
              お店の従業員なんかはずっと立ち仕事だけど持久力とか言わないよね。

              野球は瞬発力とか筋力は必要だろうけど、
              スポーツの中では持久力はそんないらない印象。
              息が上がることなんてないでしょ。

              • by Anonymous Coward

                >お店の従業員なんかはずっと立ち仕事だけど持久力とか言わないよね。
                言わないだけでそれも立派な持久力です。
                #世間一般では体力とか言ってるやつ

                >野球は瞬発力とか筋力は必要だろうけど、
                >スポーツの中では持久力はそんないらない印象。
                そやね、ピッチャーとか100イニングだろうと余裕だね☆

                カロリー消費の点でいえばゴルフとかがかなり低い方だそうですが、
                やってみるとわかりますがそれでも結構疲れますよ。

              • by Anonymous Coward

                外野に立ち続けるって言ってたのに、ピッチャーの話になるのかいな。
                そしてピッチャーは明らかに瞬発力。

                気温についても持久走の選手だって、暑さ・寒さに順応するトレーニングをするので持久力とは別。

                疲労と持久力とは別だろう。

              • ただ、投手は替えてもらえるけどね。
                親コメント
          • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 10時15分 (#3861396)

            長時間のランニングすると筋肉を食われちゃうんですよ。
            タンパク質がアミノ酸に変換されてエネルギーとして消費されるようで。
            部活での走り込みが抑制された結果、筋肉が落ちなくなった -> パワー増強とかあるんじゃないですかね。

            親コメント
        • “シバいた方が強くなる”モデルは成立してないってことなんですかね。筋トレだって痛めると弱るみたいですし、体罰なんかもやるだけ人柄が悪くなるような話を見ますし。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        それこそ
        >根性論による過度なトレーニングや登板過多

        な気もするがな。
        まあ大舞台慣れしていないから、その面に対するより周到なケアは要するだろう。

      • by Anonymous Coward

        心肺能力も休息が大事ですよ。
        今は、トレーニング量と回復量をセットで計算して強化する時代です。

    • by Anonymous Coward

      野球の部活ってめちゃくちゃ走らされてるけど
      試合中はピッチャー以外ほとんど動かないから、他の練習やった方がいいのでは?と思ってしまう。

      野球未経験者の偏見。

  • あの世界では死にかける過酷な鍛錬でも回復して能力アップするからな
    現実でもそのくらい人間の体がシンプルだったらよかったんだけどね

  •  選手個人の身体能力が上がったとしても、技術は別。それに、連携プレーなんかで悪影響が出るのも避けられないだろう。
     学生レベルだと技術はまだまだ未熟なところが大きいだろうし、チームとして強くなったかと言われると、必ずしもそうとは言えない可能性がある。

     目的をどこに置くかでも是非は変わってくるが、ひとまず今回レポートは心技体の体にのみフォーカスを当てたものだというところは押さえておく必要があると思う。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
  • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 8時26分 (#3861330)

    高校時代に無理しなかった分、プロに入ってから活躍したりして

    • by Anonymous Coward

      だといいね。
      新しい知見が得られる可能性大。

    • by Anonymous Coward

      日本の野球の場合、10代の最大の見せ場が甲子園で、しかもプロへの道も大体その時に決まってしまうので、無理なトレーニングしがちで、プロになってから故障しやすいという話もありますね。

      • by Anonymous Coward

        この分析結果が一過性じゃなく普遍的な傾向なら、甲子園が再開しても練習しすぎないようコントロールできるチームのほうが強くなるよね
        高校ごとの指導方針次第だけど一石を投じる結果なのは間違いない

  • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 9時31分 (#3861359)

    筋トレしてたから説もありますが

    • 筋トレで球速が上がると判ったなら、それはそれで新しい知見なのでは。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        昔からある既存の知見ですが。
        弊害も有ったりするので絶対的唯一の方法として採用されていないだけで、有効だと思う対象には普通に処方されるトレーニングメニューです。

      • by Anonymous Coward

        別にそれ自体は目新しくはないし、これまでも普通に筋トレはやっている。
        ただ、筋トレだけが速い球を投げる練習ではないし、そもそも野球は速い球を投げることが目的のスポーツではないから、筋トレに偏重することはしない。

    • by Anonymous Coward

      根本的にその手の考え方が正しいでしょう。一体どういう状態を比較しているのか。記事の内容はあまりに馬鹿げている。
      記事には体格の話とか書いてありますが、「野球の練習」をしてもしなくても体格が大きくなるってことはあるでしょうに、成長期なんだし。

    • by Anonymous Coward

      過負荷うんぬんよりも真っ先にそっちが来るだろと思ったけど、
      それじゃあここみたいに話が盛り上がらないからなあ。
      悪者って大事。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 9時54分 (#3861381)

    近くの普段は子供が遊んでいた公園が、何故か高校生や中学生の部活の場と化していたのだが。
    陸上部なんてハードルまで持ってきていたぞ。

    • by Anonymous Coward

      リンク先の記事でも自主練習の効果の可能性もちゃんと言及してますね。
      #投手の場合フォームチェックの話とか。

      あと、解っていたけど他の部分との兼ね合いであえて切り捨てていた部分が今回は結果的に向上しただけという可能性も。
      例えば別カキコでも少しありますが、マラソン選手って教義の特性上筋肉や脂肪が付きにくいんですよね。
      そういう方が自粛で練習量が減ったり筋トレをしたりするとそりゃ体格が若干よくなるんですが、
      それが「マラソン選手としての能力向上」かと言われれば全く違うわけで。
      野球の場合なら体格はよくなっても「反復で養われるもの」全般でどうなってるのかってのはある。

      ただまあ部活ってプロ関わっちゃいかんとかいうルールとか金銭的な問題とかもあって
      古い理論が所々で残っているのも事実なんで、
      「ちゃんとお金かけて調べないとほんとのことはわからない」が結論ではないかと。

  • by Anonymous Coward on 2020年07月30日 10時38分 (#3861412)

    > さすがに身長は変わらないですが、横にがっしりしてきています。

    それ太っ(略

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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