130億歳、宇宙誕生初期の星を発見
タレコミ by naocha
naocha 曰く、
国立天文台や東大などの研究者グループが、ハワイのすばる望遠鏡などによる観測で、これまで観測された星の中で最も重元素の少ない星を発見した、と発表した(国立天文台ニュースリリース)。14 日発行の英科学誌「ネイチャー」に掲載される。 見つかったのは、うみへび座の方向の、地球から1500−4000光年の距離にあると推定される「HE1327−2326」。ドイツのハンブルク大などが発見し、すばる望遠鏡による観測で詳しい元素組成を測定、重元素の鉄の量が太陽の25万分の1と少ないことが分かった。この星は、太陽から最大4000光年離れており、質量は太陽の0・7倍程度、130億年前に生まれたとみられる。 (毎日新聞)。