WebRTC機能を搭載したFirefox 34リリース
Mozillaは1日、Firefox 34のデスクトップ版及びAndroid版をリリースした(VentureBeatの記事、 マイナビニュースの記事、 ITmediaニュースの記事、 本家/.)。
デスクトップ版では新たにWebRTC機能「Firefox Hello」が搭載されており、カスタマイズモードでのテーマ切り替えが容易になっている。また、デフォルトのサーチエンジンが北米ではYahoo!に、ベラルーシ語/カザフ語/ロシア語の各ロケールではYandexに変更されているほか、en-US版の検索バーではサジェスト表示の下にサーチエンジンを選択するボタンが追加されている。
Android版ではChromecastを使用したタブのミラーリング表示機能が追加されたほか、Public Key Pinningのサポートが有効化されている。このほか、デスクトップ版およびAndroid版ともにSSLv3が無効化されており、英語版のWikipeda検索がHTTPSで実行されるようになっている。
なお、Firefox Helloのアイコンが表示されない場合、カスタマイズモードでメニューやツールバーに追加できる。カスタマイズモードの画面にFirefox Helloがない場合は「about:config」で「loop.throttled」を「false」に設定し、Firefoxを再起動すれば表示されるようだ。