cyber205の日記: ジェネリック品の効き具合は2割ぐらい変動する 1
日記 by
cyber205
ジェネリック医薬品を拒否する科学的理由は存在しない? 先発品がジェネリックになることも
薬価負担が保険制度で低く抑えられている日本だと、大半を払うのは保険制度なので、ジェネリックにするインセンティブは低い。
(タマに「ジェネリック使ったら安くなるよ!」という葉書が来るぐらい)
それに加え、ジェネリック品は有効成分が同じだけで製造ノウハウまでは移転されていないので、実際に使ってみると2割ぐらい効き目が落ちるというのが常識らしい。
もちろん、製造元が製造ノウハウまで移転したモノは全くオリジナルと同じ製法なので、効き目は変わらない。そういう薬は「AG:オーソライズドジェネリック」といって製造方法まで同じなので先発品と全く同じ効き目を期待できる。
先発医薬品メーカーが、子会社を作ってオーソライズドジェネリック薬を作らせるケースもあり、安心して使えるのは間違いないと思うが、いったいどういう意味があるのかよく分からない世界だ。そんなの、薬価下げるだけでOKじゃないのか。
原則として一般名で薬を扱い、デフォルトがジェネリック薬の処方になる国もあるので、そうなれば臨床のほうが嫌でも対応する結果になるだろうから、制度的な問題のような気もするが、日本はそういうところも含めていろいろ恵まれているのだろう。
たとえばイソジンの契約を終了した明治 (スコア:1)
>オーソライズドジェネリック薬
の企業としてうがい薬の明治ほど強力なところはないであろうが、
最寄のドラッグストアで観察する販売価格は塩野義のイソジンと比べて
ちっとも安くない。それってどういうお気持ちなのか?と疑問に思う。
恵まれているというよりもこじらせている例ですみません。