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jerry_fishさんのトモダチの日記。

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娯楽

mujiの日記: 野球伝来150年記念イベントin松山 日本プロ野球名球会 vs 松竹ロビンス 1

日記 by muji

なんてえのが告知されたのが昨年末だったか。
松竹ロビンスといったら小鶴誠でしょう!!!1!←
でもって松也がカントク(一応キャプテンということだったらしい)で彦三郎もいる上に開催地が松山坊っちゃんとあっては。
 #Q師匠がご多忙でいらっされなかったのが残念だったけど。

ということで(常套句)ちょっと待った野球と名のつく試合を球場で観るのって何年振りだ???←
松山坊っちゃん、ASG中継とかで見てて、ホントJRの駅(市坪駅)に近いよねーと思ってたらマジ目の前だった。アクセスがいいにも程がある。山奥なんて目じゃない。
とはいえバス路線は近くにないっぽかったし、何せ予讃線の普通列車しか停車しないから1時間1、2本ペースだし、ってそこは首都圏と比較しちゃあいかんな。山奥だって平日昼間は1時間3本だし←でも臨時列車出すのは予讃線も山奥も一緒。今日も臨時出してた。まあねえ通常ダイヤのがヘタするとクモハ1両編成だったりするからイヴェント帰りの観客捌ききれない可能性もある訳でねえ。
今日はどれくらいだろう、内野スタンド1階席だけだったけど、半分くらいは入ってたかなあ。1000人はいたはず。2000人となるとどうか。
そう、内野は2階席もあって、スコアボードは全面ヴィジョン(これ昨年改装されたばっかなんだ!)でバックネット側にもスコアとカウント表示のヴィジョンがあって、グラウンドは流石に内野芝生とまではいかなくてもどこぞの新球場とは違って←ファウルグラウンドも含めて公認規則に則った広さで、いやー聞きしに勝る立派な球場だこと。松山方面からJRに乗ってくると先に見えるマドンナスタジアムもスタンドこそ小規模ながらグラウンドの広さは坊っちゃんと同等。
これだけの敷地をよくぞ確保したもんだ、ってそもそも松山中央公園がだだっ広かったってこと?

GPCとロビンスの試合の前に身体障碍者野球日本代表チームと新田高校女子硬式野球部との軟式によるエキシビションマッチがあって、それからGPCとロビンスがそれぞれ練習してからのー時間制限付き7イニングス制対決。
時間制限ちうことで実況MCが「台本通り」っていっちゃったくらいで一旦6回GPCサヨナラで決着したはずが「時間大丈夫ですよね!?!?」とキャプテン松也が7回表までやらせてくれとなってwやっぱりGPCの勝利となったという。
まあねー誰もが6回引き分けと見た二死からの4Gがファンブルでかつ3への悪送球でランナー一気に生還、って、文字通りの「野球は二死から」「ゲタを履くまで判らない」ってヤツで。そりゃ飛行機の時間を鑑みれば多少は延びても大丈夫だったろうけど、流れる雲が途切れない寒空の下で観てる側はちょっともうねー。

(とりあえずー

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日本

mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

千穐楽おめでとうございました二部。
って楽日でまたもや代役を観ることになろうとはorz
 #本人云々ではなくて濃厚接触者該当で、てことだそうで。
 #ほーらここでも人間万事金世中(何
でもって歌六の工藤はきちんと仕事をした訳だが、美人のお知らせにあった

※一部演出を変更し上演いたします

が、工藤代役は出てても鬼王の又代わりが出てないってこた友切丸どーすんだ? と思ってたら出さなかったよwww鬼王持ってこないから出しようがないよ、ってそういう問題じゃないだろがーーー! アイリッシュダンスかよってな一連の所作が一通り終わって極まったところで本来なら鬼王が駆け込んでくる、ところで、その鬼王じゃなかった今日だけ工藤が「些少ながら」と超高速袱紗包投げ、って、何で友切丸ないのに狩場の切手もらえるんだよ兄弟がwww orz
友切丸ないってもうホント笑う鹿。なもんで幕切れの鶴見得は刀掛から大刀持ってしてたよorzそれこそ鬼王は芝翫でも錦之助でも又代わりさせればいいものを。次の出番からしたら芝翫なら問題なかったろうに。

金世中。
恵府林がかわいい。
恵府林「は」かわいい。
以上。

もう繰り返しいうのもめんどくさいんでいわんけど黙阿弥じゃない黙阿弥作の芝居を正月の歌舞伎座で演ってもいいんだな、と。
じゃあ何のために納涼があるんだよ、と。
納涼だって今みたいな何でもアリじゃなかった訳だけど。

恵府林は松緑曰くの「にいさん何でもないところで噛むんだからー」を楽日でも遺憾なく発揮して実に平常運転だった訳だが声は限界だったね…あの高さが1か月持つか持たないかってこた今後与五郎やらごんぱっつぁーやらはちときついんじゃないか。そりゃあ20年前からしたら技術とケアでどうにか聴かせられる程度には持たせてたにしても。だからニンじゃない役を(略)はさて置き、波止場でおくらとラヴシーン(いい方←)のあとに一人残って、で、おくらと手を取り合ったぬくもりを愛おしむように胸元で両手を重ねて、って、そういう純朴さを示す仕草も日々変わっていったのもいかにも中の人らしいなと。二万円の手形を受け取ったあとの仕草とかもね。
結局、ある程度芝居を見慣れてる人(かつ金世中を観たことがない人)だと恵府林主役と判っちゃうみたいで、そこはもう今回の座組では如何ともし難かったんだろうなあ……
なお序幕でおくらが出てきて二重に上がるときには足下見ながらやや慎重に上がっていたのを付け加えておく←恵府林かわいいよ恵府林(そこかよ!

現行演出の主役なはずの辺勢。
七五調はまあまあ黙阿弥だったが、初日っから疑問符がついてたのが端から胡座かき。
それ、二世松緑も天王寺屋も膝の疾患があったからやむなく、だったんじゃないの? 現に復活上演時の辺勢は正座してる写真が残ってる訳だし、洋装の辺勢だった梅玉は当然のように正座してたし。それと貧乏震いが辺勢のクセって原作には言及がなくて、復活上演時に付け加えられたのかどうか、だが、ともあれ天王寺屋は文字通りのクセとして延々揺すってたのが、今回は思い出したようにちょろっとやるだけだったのもちょっとね。しかも今日はおらんがうっかり「貧乏揺すり」っていっちゃったしw
そのおらんとおしなの親子。
もう二人して暴走してるし殊におしなが完全に暴走しちゃってだめだこりゃ、だったが、楽日だったからか知らんが恵府林店先から引き揚げるときに大事に持ってたはずの恵府林の写真をしゅぱーん! と手裏剣の如く座敷に投げてって、あっこれは考えたねと。飛んだところがちょうど伯父さん、じゃなくて宇津蔵(いや伯父さんだが(そうじゃなくて)の近くで、拾って幕切れまで写真と恵府林を見比べたりしてたなあ。ただ間が悪かったのは、そこは花道の辺勢一行を呆然と見送るしかない恵府林って場面だったから、恵府林に声掛けるとかできなかったってところかな。tkそこでちょっかい出したらもう本当に黙阿弥じゃなくなるし流石に自重した……のかどうかは知らんけど←
 #辺勢一行を何ともいえない表情で見つめていて、幕切れ前に膝から頽れる恵府林、なもんで、そこはいくら宇津蔵でも芝居の邪魔はできないやねー。
 #本当なら恵府林が写真に気付いて拾って云々、としたかった(またはしてほしかった)ところだったかもしれず。
なお宇津蔵がもしかしたら一番黙阿弥じゃなかった、てのは重要事項として。波止場でのおらんの「聞いた声だ」「また出た!」を受けての「呼ばれなくても飛び出てじゃじゃじゃじゃじゃん、だ」は定番化しちまったんだねえ…

では誰が一番黙阿弥だったか、というかきちんと歌舞伎だったかというとやっぱりおくらかなあ。むしろ一人で古風に徹してたというか、歌舞伎の娘さんだった。仕草だけならおしなと同年代だったし、てのは恵府林同様20年の積み重ねな訳で。
雅羅臼は先週あたりは来月の台本を入れ始めたのかかなーり台詞がアヤシかったが、今日は楽日ということもあってかほぼ問題なし。恵府林への捨て台詞もあったりで相当ツッコんだ芝居になっていた、が、そこは伊丹屋、どうにか歌舞伎の範疇に踏みとどまっていたかと。うん、やっぱり伊丹屋で正解だったよ雅羅臼は。
ツッコんだ芝居、といえば、五郎右衛門はもっとツッコんだ芝居が欲しかったかなー。遺言状開きで読み始める前に咳払いするのはいいとしてふっつーに咳払いなんだもんなー。そこは「えっへん!」と言葉にしてやらな。
 #さだちゃんはその辺絶妙だったが、これ、大阪でのがとはーんはどんな感じだったんだろう?
あとは山当と梅生、特に前者はとりあえず人数合わせになっちゃってるが、まあそこはそれなりに。後者は現行演出だと実ハ噺家設定じゃないんで本物の代言人に見えてもいいんだろうなあ。ガタイも相まって妙な貫禄があって、波止場でのタネ明かしにいないのがもったいないくらいw
……あ、藤太郎いたね、恵府林と共に同じ役で出演3回目。20年前の映像見てるとそれをそのまま持ってきたくなるんだけど。他は野毛松、今回は幸一郎。声変わり始まりかけだねー…そうか、前回の野毛松は誕生日前だったからまだ9歳だったのかー(遠い目

 #鉄造は前回カタカメだったんだよねー。あのクセモノがほぼクセなしで演ってたってのも腕のひとつかも。今回はそもそもクセのない鉄造だし。

 #なお角樽の順番は、上手側から萬屋大和屋成駒家。あれ? 日替わり?w
 #20年前は流石に映像の解像度がアレ過ぎて贈り主までは判らんかったが「清酒 ○○」で朱ののし文字はなし。今回は朱ののし文字付で「粗 萬屋」みたいな。
 #のし紙へ書く作法とかもこの20年で失われたりしてるんだろうなあ、と思わなくもなく。

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日本

mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

昨日の浅草二部で今月のお江戸興行は一通り観たのであとはゆっくり恵府林堪能。
ったってもう日がないけど←

とはいえ今日は初日張りに客席が温まってなかったというか話が進むにつれてドン引き状態ぽかったというか。
おしなやりすぎだわいろいろと…
危惧していたことではあったけど、この面子だと要するに悪い意味での中村屋ノリが炸裂しちゃうんだよね。中村屋がいなくても。それ歌舞伎座で見せる芝居ちゃうでしょ、と。コクーンや平成中村座ならどっかんどっかんウケる芝居を歌舞伎座で出したところで同じようにウケるかというとウケませんよと。客層分かれてますよと。
各地感想でおしなが虎ちゃんなら恵府林はつるまてぃで観たいとかいう意見まであって、ああこれその昔のおもだかヲタ状態じゃん…となるなど。いや別段その昔でなくても、コクーンで歌舞伎に接した客層はコクーンしか観ないってな話もあったくらいだし、同じような状況に陥ってるなと。
写真入り筋書買って中のコラム読んで知ったんだけど、今日はたまたま黙阿弥忌だったようで、まさに歿後130年の節目の日。そんな日に、ねぇ。

恵府林は最初の出の伯父さん!のトーンが低めで台詞も後半になるにつれて若干掠れが目立ったりもして、だめだよいろいろお付き合い復活してるからって飲み過ぎは、てなもんだが(まあねーそれこそ人間万事金世中だもんねー←)、遺言状開きでは二万円受け取ってびっくりぶるぶるも復活させてたり、各場面での表情の変化が細やかだったり、そこは流石の3回目というところか。
実は恵府林が一番腹黒とかいう話もちらほら見かけるが(ある意味金カネしかいわない辺勢の方が純粋だとか)、いや、それだから
『人間万事金世中』
なんでしょ? 黙阿弥の痛烈な皮肉でもある訳でしょこの外題? 原作の "money" からこの外題を編み出したのは黙阿弥ならではってヤツでしょ?
元は何不自由なく暮らしていたお坊ちゃんだからこそ、乳母一家が困っているから10円借用したい、再び浪々の身となってせめて5円なりとも、なんて文字通りの「無心」ができるんだよね。自分の立場を鑑みればそんな呑気なことが口にできるかってなもんなのに。それでいて宇津蔵発案の態で辺勢一家の不実振りを試してたり。そんなだから確かに恵府林のどこがいいんだかわかんないってな感想も出てくる訳だ(実際見かけた)。
そうはいっても、ニセ借金話のタネ明かしで実にすまなそうな風情で小さくなりながら頭下げて、なんて演ってる訳で、愛想もこそも尽きましたといってる割には一応だましてごめんなさいの心情を表してるあたりが恵府林の中の人らしいなあと。そこにかぶせて「その立作者はこの俺だ」と宇津蔵がドヤ顔でいい放つんだから(原作の婚礼の場でも同様の台詞がある)、現行演出にしたときに恵府林そんなに腹黒じゃないよーって気ぃ遣ったってことじゃね?
なお本日の至高のコケ芸はいずれも控えめ。お疲れかしらん←

 #そして本日のハイライト:序幕で辺勢店先に戻ってきて、おくらが出てきたところで二重に上がったときに履物を片方脱ぎ損なって土間へぽろり。あとでそそくさと五郎右衛門のところへ行っちゃうときにさくさくっと履かないとなのに、と思ってたら、結局そこまで直さずに出かける段になって拾って突っかけながら出て行ったという。うーむ、やっぱり右足がなぁ……
 #あとそういえば角樽の並びが上手側から順に成駒家萬屋大和屋になってた。番附通りだ。指摘が入ったのかしらん。

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日本

mujiの日記: 新春浅草歌舞伎

日記 by muji

二部。
浅草で吃又が出たのは6年前。引窓が5年前。
多少入替があるにしても現行面子で同じ演目出すのってちょっと安易じゃないか。一世代前の面子のときはある程度いろいろ出してたはず。
同じ演目出すならそれこそ一世代前で一時期やってたみたいな昼夜同一のWキャストで出せばいいものを。それこそそのおかげで團十郎型の毛抜が成田屋以外に受け継がれるきっかけになったんだし。

閑話。
そんなことを思いつつ観ていた吃又、これまで観てきた中で一番上手いというか描写が緻密な手水鉢の自画像だったと思うよ!(そこか
例によって手水鉢のすぐ後ろは出入りできるようになってたけど芝居の最中に中の人(などいない!←)が抜けてった形跡はなし。浅草の大セリって少し奥まった位置にあるから手水鉢の位置に合わせられるのかがナゾだがまあギリで合わせてるんだろうなあ。
6年前と同配役が修理之助と将監北の方、てのもどうなんだろうと思わなくもなく。修理之助といえば最初の出で庭下駄なし、つまり裸足で外に出て、一段落して二重に上がったときに足を拭く素振りもなくそのまま奥へ入ってったりもしてたけど、それもどうなんだろうと。世話物じゃないから足拭けとはいわんがだったら庭下駄履こうよ…
なおおとくはマイ鼓で頑張って打ってたが、んー、てな。tk老けて見えたおとくだったねぇ…老成したってんじゃなくて。の割に二人して絶叫タイプだったからもうね。むしろ絶叫しない方が探すの難しいか今は。

連獅子はぼろくその評判ばかり聞こえてきていてどんなもんかとwktkしてたらいやはやもう想像の斜め上を行くぼろくそ振り←
後シテで一旦下がるときに毛を足の間に挟んで下がれるのは必ずしも踊りの腕前とは比例しないということがよく判った、tk親獅子も一緒に一旦下がるのって初めて観たwウケるw
まあその後シテがホンット屈指のひどさでね! 巴をちょこっとで髪洗いも叩きもなくてとっととクルイに行っちゃったけど仔獅子が最初っから首で振っちゃってるのには唖然。いつぞやかは毛が絡まってあわあわしながら自分でほどいてたってな話を聞いて更に唖然。親獅子も首と肩で振ってて、そんな状態でナントカの一つ覚えみたいにガンガン早回しするってそれこそどうなんだろうの極地。親獅子の右足が毛を一振りする度に位置ずれまくりってもう笑う鹿。
それですごいすごいーって拍手しちゃう客席も、ねぇ……

 #いや毛振りに関しては右足ぶれるのとかとても人のことはいえないので(誰が←)とはいえただ高速回転すればいいってもんじゃない訳で、さあ。

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日本

mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

浅草一部から歌舞伎座二部って掛け持ちいけるよね、と、演目が出た時点で過去記録から計算してどうにかなると踏んでの掛け持ち実行。
浅草は得てして上演時間が延びるって認識はあって、実際2、3分終演遅れたけど、どうにかこうにかこれに乗れれば歌舞伎座開演前に間に合うってのに乗って文字通りの駆け込み二部。開演14:30ならもちっと余裕あったのになあ。

新作曽我物、あれ、幕開きのときって朝比奈上手側だったっけ??? 基本的に朝比奈は下手側にいるから最初っからそうだったような気もするけど単にそこまで認識してなかっただけか??? まあ割とすぐに下手の梶原と位置交換するけど。
オキの長唄の詞章が途中からふっと耳に入ってきたんでメモっとくと、

その名も高き高麗屋 傘を寿ぐ座頭に 顔も揃うた花一座

…って、最初のうちはこんな感じでいかにも創作なんだけど中盤からほぼ対面そのまんまになる。だからフツーに対面出していいんじゃね? となる訳で。やっぱり盛り上がりに欠けるなー舞踊だと。

金世中は流石に昨日中日だっただけあって(そういう日数勘定の仕方になるんだね)とっちらかってた約1名もとりあえずは無事に遺産相続できてて何より。おしなの振袖掴んで振り払われたときの至高のコケ芸は今日も絶好調。登場時の花道小走りも各地感想で驚愕の声がちらほら、だが、それよりも店の中に入るや否やの伯父さん!のトーンたるや。今日はいまいち不発だったが←先週はそれこそ20年前かよ! てくらい、すこーんと甲の声で飛び込んでて、ここまで変わらないと見せるのも相当だよね、と。
変えてきたのは遺言状開きの場。二万円の手形受け取って、20年前や今月上旬は金額目にして震えてた訳だが、今日観てたら受け取って藤右衛門にお礼とばかりに遠くを見てから一礼したり、手形両手で挟んで拝礼したり、そのあとで両手でそっと抱きしめたり、と、驚きよりもひたすら感謝を表す方向にしたようで、それはそれで恵府林らしいと同時に恵府林の中の人らしいなあと。この場の幕切れでも藤右衛門に向かって両手を合わせてたから余計その印象が強い。二万円にびっくりして手が震えちゃう恵府林もかわいいけどね。
変えてきたといえばおしなが指輪変えたw東京から来る小間物屋から新しいのを買ったと見えるwでも恵府林には簪貸さないよねー貸すいわれはないもんねー←
もひとつ変えてきたといえばおらんが序幕は大分歌舞伎に寄せたねー。今日くらいの悪口雑言ならどうにか黙阿弥。とはいえ後半になるにつれてryなんだけど、まあもうこれ以上は、ねぇ(何
で、おらんが波止場で「また出た!」とかいってたから「呼ばれて飛び出て(以下略」ってやってたんだな宇津蔵は…今日は宇津蔵の第一声で「聞いたことのある声だ」とかいってたこともあってか、宇津蔵はフツーに出てきてフツーに話してたんで、もしかして飽きたかなと←
そうなんだよねえ、おらんが黙阿弥じゃないって散々いったけど宇津蔵も実はかなーり外れてるんだよねえ…まあこれは20年前の梅玉も黙阿弥かっちうとビミョーだったりもするんで、宇津蔵はそういう方向で演らざるを得ないのかなと。あ、そいや宇津蔵が恵府林に耳打ちするツーショが舞台写真で出てなかった(はず)! 欲しかったのに!←
 #恵府林のツーショはおくらとだけ、とは見たが、次回また落ち着いて確認しようかと(次回とは←

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mujiの日記: 新春浅草歌舞伎

日記 by muji

改装しても楽屋の狭さがネックとなって昨年は開催見送りとなった浅草歌舞伎。
今年もかなり厳しかったようだが一部二部で出演者総入れ替えという荒技でどうにか3年振りの開催にこぎ着けた。
ロビーの写真撮影用出演者パネルも、出演者への寄せ書きボードも、祝い花も羽子板も、何もかもがない浅草歌舞伎。ああ、着物で歌舞伎の日もないねそういえば。

とまあ、上置がいなくなればゆるりと見物になる訳で←まずは一部から。
引窓は5年前の浅草で、出を待つ南与兵衛と二人侍が鳥屋でわいわいやってるのが客席まで聞こえるとFBでがっつり苦言を呈したどころか会社にねじ込んだ客がいて(その後改善されたらしいんでお達しがあったようだ)、これだから上置ったってなーんの役にも立ってないんじゃんかよう自分の出番が終わったあとはryと別の意味で頭抱えたもんだが、そのときの二人侍が南与兵衛とは、ねえ(トホイメ
しかも今回の二人侍は楽屋の人数制限があるからか知らんが橋吾と蝶一郎ってのも、ねえ(更にトホイメ
松嶋屋写しが微笑ましいくらいの南与兵衛、で、発声の高低の使い分けも松嶋屋が演ってるとおり、なんだろうが、コントロールはまだまだこれからだなあ。武士と比較しての町人の軽さを出すための高音域、で松嶋屋は演ってるんだろうが、そこが子供に聞こえちゃうのが何とも。そりゃまあ義太夫で鍛え抜いた喉との対比は厳しかろうが、低音域の発声は随分落ち着いてきただけにこれはもう場数を踏む鹿、だろうなあ。
濡髪は親に教わったということなので。幕切れ直前、美吉屋のお幸とがしっ! と抱き合って別れを惜しむ、なんて初めて観たけど元々誰の演り方??? tk芝翫は誰に教わったんだろう。文字通り花道を落ち延びていく幕切れなので上方系(というか松嶋屋系)ではないのは確か。お早は、というか新悟はホントいかに手を小さく見せるかが課題だよなー。背を盗むのは次の男女道成寺でがっつり見せてるけど何分にも手がでかい。生まれ持ったものは仕方がない、ではなくて、そこをどうやって不自然にならずに見せるか。手のでかさはともかく美吉屋というお手本を間近で観られるまたとない機会だし、存分に盗んでもらいたいもの。
美吉屋はやっぱり良くも悪くも枯れてないよなあというところもあるが、まあ今年の実質上置みたいなもんだからw

男女道成寺。
プログラムちゃんと見る前に観て、細かい振付が見慣れたものとちょいちょい違って、ああ坂東流だな、とあとで確認したらそうだった。言わず語らぬ、からのティモテティモテの振り(その呼び方は←)が普段観る藤間よりも控えめだったり、そこの二上がりの手踊りが2番まであったり(だからそのいい方は←)。さくらさくらと唱われて、がつく。能がかりからの二人の位置取りも違う、というか二人で踊るとき、殊に鞨鼓と鈴太鼓のときはフォーメイションが藤間と随分違ってて面白かった。祈り北山での海老反りは客席に対して横向きで二人向かい合って、とか、早乙女早乙女田植唄も並んでじゃなくて向かい合ってだったし、tk鐘の位置がそもそも舞台中央ってのもよくよく考えたら珍しくね?
まあ坂東流の娘道成寺もまず本興行で観ることはなかろうしなあ…とか、三つ面の恋の手習いを観ながらぼんやり考えたり。三つ面も最後に極まるときに面を三つ持たないで最後につけてたひょっとこだけ持って極まってたり、と、これまた興味深かったり。さて歌舞伎座で観られる日は果たして。

16433874 journal
日本

mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

初日から1週間経って金世中(きんせいちゅう、ではない)がどこまでこなれたかが眼目の二部。
結論からいえば恵府林相変わらず人名とっちらかるし台詞詰まりかかるししっかりしてーーーーー!←
 #序幕の辺勢店先で五郎右衛門のところを臼右衛門っていって流石にいい直したし(いい直さないと話がつながらない場面だったしorz
 #遺言状開きで呼ばれて部屋に入ってきたときに五郎右衛門に向かって藤右衛門って呼びかけてたしw
 #右衛門多いからってとっちらかってるのは恵府林だけなんだからしっかりしてーーーーーorz

とはいうものの。
各地感想が出始めてる中で
「これ、主役は林之助じゃないの?」
てな内容がそこそこ目について、ああ、今回の面子だと1週間経ってもそう見えるんだね、と思うなど。
流石に初日にいうのは控えたけど←何だかんだで若い頃の経験がものをいっちゃうんだねえ…と鹿。
主役たる存在感を出すための経験値が今回の辺勢と恵府林とでは差がありすぎる。恵府林の中の人とて機会に恵まれてた割にはねえ(禁句)、なんだが、そもそも辺勢の中の人は主役演ってきてない訳で、もうそこでね。

更に辺勢にとって分が悪いのがおらんとおしなの母娘。喰われてるねえこの母娘に。tkおらんは黙阿弥の七五調台詞を不機嫌に朗読してるだけだね? だからコクーンで外部演出家の作品演ってんじゃないんだよ? 今月は歌舞伎座で明治の作品とはいえ黙阿弥だよ??? ぜんっぜん歌舞伎の匂いがしないのはどうにかして???
 #いやー序幕で恵府林にがーがー早口でいってるのが七五調なのにぜんっぜん黙阿弥じゃないんだもん呆気にとられたよ。
 #恵府林も若干早口でいろいろいってたけどギリ黙阿弥の台詞だったかなー。
 #黙阿弥はさらさら、テンポよく、ったって、そこは歌舞伎の範疇で演らなあかん訳でry
おしなはおらんに仕込まれた(いい方←)だけあって仕草とか表情とか現代風というより松竹新喜劇だったりすることも多々、だが、台詞はまあまだおらんよりは黙阿弥に聞こえるかなー。金の亡者であっても振袖の袂ばんっ! と床にたたきつけるなんておげふぃんな真似はちょっとねー、だけど、ある意味おしなの象徴でもある台詞「業平さんでもひょっとこでも」のくだりはいい塩梅に処理してて、おらんの仕込み方(だからいい方←)がよかったのかな、とか。
振袖の袂といえば序幕で恵府林がすがったのを振り払うくだり、今日の恵府林の振り払われっ振りが20年前の勢いそのままで思わず客席で吹いたwまさに至高のコケ芸。
 #虎之介の遠慮がないねーw勿論稽古で錦之助から遠慮なく思いきりやれといわれてるんだろうけど。
 #今回の面子の中で物怖じせず堂々はっちゃけてるあたり「開化な娘」だねぇw

至高のコケ芸といえば波止場での雅羅臼とのくだりだが、今日観ていて改めて、うんやっぱり雅羅臼は伊丹屋で正解だったよと思うなど。秀調が人を足蹴にする様なんて想像がつかん。いや伊丹屋だから容易に想像がつくとかいうんじゃなくて←髪結新三の善八っつぁんが当たり役の役者が強欲でいぢわるな雅羅臼って無理だよそりゃ。そうはいっても伊丹屋ももう傘寿に手が届く年代、若干台詞がアヤシい箇所がちょいちょい、なので無理はしないでほしいもの。
振り払われて足蹴にされて散切頭もはらりと乱れて、というところで二幕目冒頭から恵府林の鬘を観ていたら角度によってヘアピンが見え隠れ。なるほど、床山さん隠しヘアピンしたんだwでもって花道から出てくるときにはヘアピン取って、宇津蔵と建物裏へ引っ込んでから再度ヘアピンで留めるんだね、と。てこた初日はそこまでしてなかったんだね。そういうところは三日御定法かあ。
初日にしてなかったといえば宇津蔵丸メガネw梅生は元々メガネかけてるからかぶっちゃうなあ、tk丸い宇津蔵が丸メガネってある意味出オチ←梅生の存在感がちょっと薄くなっちゃったかなー。あ、宇津蔵といえば今日は「呼ばれなくても飛び出てじゃじゃじゃじゃじゃーん、だ」とかいってたよだからちょっと待てというに。

序幕でとっちらかりまくってる恵府林だが(見逃してやって←)、初日に観て、あれ20年前はそんな衣装じゃなかったよね、てのが、長着の下の丸首シャツ。これで袴をはいたらよくある書生風の出で立ち。要は書生と同年代ってのを表現したいんだろうが、改めて前進座上演時のパンフを見直してたら國太郎が丸首シャツ着てて、おやこれは、と思うなど。当時は襦袢代わりの着用だったそうで、さて今回の衣装で参考にしたかどうか。
初日といえば錦之助にしては珍しく化粧が失敗に近い感じで、インタで語ってた白塗り云々を実行したんだろうけど薄すぎて色味が変で、強めに入れた目張りともバランス全然取れてなくて、いや、前回と前々回の写真で残ってる薄い色味の砥粉でいいのに…と思ってたらそこはしっかり修正されてて、薄い色味の砥粉で若干厚化粧してきてた。目張りは色味は紅が強めで前回前々回よりはやや大きめ、とはいえ初日ほど強調されてはいなかったかな。これ、舞台写真、初日のが残されちゃうとアレなので←砥粉の恵府林セレクトしてほしいなあ…

 #わすれないうちに:恵府林店先の場、下手側に開店祝いの角樽が3樽並んでいて、贈り主が上手側から大和屋・成駒家・萬屋。20年前の映像は角樽までは映してないかな…(確認する気か←
 #わすれないうちにそのに:その開店祝いで冒頭に「東西屋」ということで3人が恵府林陶器店の開店触れ込みを賑々しくやってて、あれ前進座でやってたかな? と原作当たったらそんな記述は一切なかった。チンドン屋が言葉狩りに相当するんだか知らんが明治でもチンドン屋で通用したはずでわざわざ東西屋と銘打つのもアレだし、わざわざ書き足したのって辺勢一行が帰るときに花道で梅ヶ枝の手水鉢に合わせて踊っちゃうきっかけが触れ込みから戻ってきたチンドン屋につられて、ってそれはそれでそこまで仕組む必要あったかなあ、と。却って不自然、なんだけど、きっかけがなくても自然に踊っちゃうと見せるだけの腕がないってことだよねつまりは(禁句←

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mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

一部よやくー

幕間に外出ようと思ったら大間に人だかり。
誰か来るのかと思ったら六番組の木遣始めだったんでそのまま見物したというね←
これ大体平日だしまして昨今は自粛してたしでなかなかお目にかかれないんでよいもの見させていただきましたよっと。

で、まあ確かに今月一番人が入りそうなのは一部だなあと。演目も見た目も。
弁天小僧はこの面子が一昔前は浅草でぶいぶいいわせてたんだなあと思うとトホイメに。
そして幻となった2020年4月の通し配役を想って更にトホイメに←あの面子で再演は、ねぇ…少なくとも浜松屋幸兵衛はもう無理だし。

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mujiの日記: 歌舞伎座新開場十周年 壽初春大歌舞伎

日記 by muji

三部は十六夜清心通し、となってはいるものの、前進座と松井誠がコラボしたときの通しで確か箱根山中も出したはずだが…とあれこれ当たったら幕前の形で出してた。
 #だからよやくエントリのままだといかんのだって←
そうなんだよそこがないと二人はいつ再会したんだよって話になるんだよ。今回は二人の会話で片付けてたけど。
保氏はいたくお気に入りのようだが(その分人間万事金世中が激辛)、でもさああの「しかし待てよ」はちょっとなー。音立ててがらり、って雰囲気じゃなかった。
トーンなんだよなあ、やっぱり。(´・ω・`)

通しで出すと普段何で通しで出ないかがよく判る典型の話、って歌舞伎座で通しで出たの20年振り??? 何だこの20年振りかぶりは←
 #しかもこれも松竹系だと大阪松竹座で通しが出て以来(2006年1月)ってそこまでかぶるかよw

(とりあえずー

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mujiの日記: 初代国立劇場さよなら公演 初春歌舞伎公演

日記 by muji

から歌舞伎座三部をハシゴすると男女の入水心中を立て続けに観ることになるのかーと国立を観て気付くなどw
しかもどっちも死んでないしw何だこの被りっ振り(そうじゃない

そして国立がかつてないほどの萬次郎奮闘公演状態。
なのに手ぬぐいまき不参加。浮世じゃなぁ〜。

(では歌舞伎座三部へー

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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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