赤レーザーで多層ディスクのVMD発表 32
ストーリー by Acanthopanax
2枚3枚4枚5枚 部門より
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maia曰く、"12日のdesigntechnica.newsによれば、New Medium Enterprises Inc.が赤レーザー4層で20GBのVMD(Versatile MultiLayer Disc)を発表した。2005年秋までに、15GB、20GB、25GB、30GBを揃え、2006年には50GBに達する予定らしい。50GBはおそらく10層ということだろう(多層化によるロスが無いのが不思議だが)。また2005年春までには、60Mbpsのビットレートを持つ30GB記録型ディスクのpre-productionを達成するという。2004年1月15日のYahoo! Financial Newsでは、RMD(Reflective Multilayer Disk)となっているが、ロンドンのMultiDisk Ltd.、ベルギーのTri-GM International S.A.などから多層技術を取得したようだ。
日本のメーカーは(3層以上の)多層技術をDVDに適用する予定はないが、それは従来型DVDドライブでは再生できないからだ。New Medium Enterprisesはブルーレーザーも手掛けるつもりらしいが、ブルー多層ディスクはBlu-ray陣営が既にアナウンスしている。"
50GB かぁ (スコア:2, 興味深い)
やっぱり、もはや合理的な値段でハードディスクのバックアップを取ることは不可能なのかなぁ。
#RAID しかないのはちょっと芸がないような希ガス
Re:50GB かぁ (スコア:1)
テープに分があるのでは?カートリッジ一本で無圧縮160GBとか。
赤色レーザで10層ってどうなんでしょうね。両面5層づつだったり
して。
Re:50GB かぁ (スコア:1)
> テープに分があるのでは?カートリッジ一本で無圧縮160GBとか。
会社での用途だとやっぱり CT を選ぶことになりますが、個人向けだとどうにも手が出ないですよねぇ。
レーザーの回転もの、っていうのはドライブの値下がりも激しいんで個人向けとしてはいい感じな気もするのですが、もう一桁あるといいのになぁとか思っちゃいますよね。
HD まるごと入るぐらいになってると OS バージョンアップする前にイメージ丸ごと焼いておくとか、いついつのイメージって保存したりするのにべんりかなぁなんて。
Re:50GB かぁ (スコア:1)
---- 6809
1枚あたりなんだから (スコア:1)
むしろ問題なのは書き込み速度かと。
500MBでもDDS4にフルダンプするのに丸一日とかかかってると
「バックアップ中に電源障害起きたら意味ねー」とか考えてしまいます。
昔CD-Rで96枚のジュークボックスとかもあったんだから
これで100枚ジュークボックスなら5TB(理論値)になります。
Re:50GB かぁ (スコア:1)
合理的な値段、速度を全て満たすバックアップメディアはあります。
それは、ハードディスクというメディアです。
そして、ハードディスクからハードディスクへと永遠とバックアップして行くと。
今日はハードディスクA、明日はハードディスクBと世代バックアップも可能ですし。
# テープドライブの多重化は速度の為と聞いたのでID
Re:50GB かぁ (スコア:0)
あなたの話にこそ合理性が無い。
Re:50GB かぁ (スコア:0)
※上司に理解させるのに疲れたのでAC
Re:50GB かぁ (スコア:1, すばらしい洞察)
壊れたHDDを替えてリビルドしたはいいけど、リビルド中の激しい
アクセスに耐えられなくて同じアレイになってる他のHDDが逝って
リビルド不能>最初から構築とかよく聞きますし。
他のメディアにバックアップ取ってなければそこで終了。
Re:50GB かぁ (スコア:0)
片肺を後から買ったディスクと交換しました。
で摘出した片肺は予備用として保存してあります。
# HDDってロット単位で不良が出るなんて普通ですし、
# お店の店員がハズレだと「ゴトッ」と会計時に乱暴に置いてくれるしT_T
Re:50GB かぁ (スコア:0)
メディア1っコ(箱付で)2万円ぐらいだから結構リーズナブル。
三台同じディスクを買って2世代ミラーリングとか
#何でテープって装置だけで何十万円もするのだろう?
メディアの価格 (スコア:2, 興味深い)
現在のDVDのn層化技術では、メディア構造は以下のようになります。
基板/記録層1/半透過反射層1/中間層1/記録層2/半透明反射層2……/中間層n/記録層n/反射層/基板
メディアの製造コストには基板射出成型や各層のスピンコート・蒸着時間そして歩留まり等が影響します。
トラッキングの為の溝構造を各層に刻む必要があるので、単純に塗り重ねるのではなく層毎にスタンパ
が必要。当然、層数を増やすとコストは跳ね上がっちゃいます。
光ピックアップの低コスト化が進んで、記録型DVDドライブは(一部企業が撤退せざるをえないほどの)
安価になってますが、多層メディアのコスト面をどう克服するのか、興味のあるところです。
メディアのコスト? (スコア:2, 興味深い)
リンク先をみてもメディアのコストについてははっきりと触れられていない気がしますが 2層以上の多層ディスクを安価に作れるんでしょうか? 非主流方式を敢えて出すには価格とかの絶対的なメリットがないと...
Re:メディアのコスト? (スコア:1)
DVDですら低価格品の品質で色々問題があるようですから、焼いても焼いてもデータエラー...では。
光ディスクネタ (スコア:2, 興味深い)
紫外線レーザーで500GBの記録容量を実現できるらしい。製品化時期は不明だけど。
しかし大容量光ディスクのネタは度々出てくるけど実際に製品が出たという話は全然聞かないな。
Re:光ディスクネタ (スコア:1)
というわけで、紫外領域の波長を用いた光ディスクは純粋技術的には実現可能かもしれませんが、それがリーズナブルな価格帯で実現可能なのか、そもそも量産できるのかと言われると、難しいと思われます。
従って、可視光で行くと波長が短い青色レーザーという流れは必然でして、それより先は未知数の部分が多いと思われます。
optimized for /.
Re:光ディスクネタ (スコア:1)
Re:光ディスクネタ (スコア:0)
取替えもVHDのようにカートリッジ方式にすれば問題ないです。
#DVD-Rって端のほうからやられていくので出来るだけ3.8GB以上は
記録させないようにしているのだけど
DVD-Rは端のほうからやられていく (スコア:1)
私としては、外周部分には LDPC の様なランダム符号によるエラー訂正ブロックでベタ~っと埋めてしまうのがいいと思うのですが、いかがでしょうか。
屍体メモ [windy.cx]
Zip? (スコア:0)
「 新しい技術(多層化)を従来技術(赤色レーザ)に適用」というところだけなんですけどね。
ただ、Zipと違って従来のメディアが扱えるので
DVD-+RW の亜流みたいな感じで受け入れられたりするんでしょうか?
HDDの値段が下がっている今、メディアの値段が勝敗の鍵ではないかと思います。
# Zipのように欧米でヒットして、日本で流行らなかったりして・・・
これで3つ (スコア:0)
DVDの後継争いは混迷を極めそうですね。覇権争いも良いんですけど、
消費者にメリットあるのかな?混乱するだけのような気がするけど。
あと茶々ですけど、タレコミ文の上位互換性は下位互換性の誤りでしょう。
forward compatibility (スコア:2, 参考になる)
...forward compatibility means that an application created using a later version of the .NET Framework will run on an earlier version.(ソース [microsoft.com])
という感覚でしたので、「forward compatibilityが無い」で合ってる気がしました(それを言うなら前方互換性か)。ていうか、この辺のタームは曖昧ですな。
Re:forward compatibility (スコア:1)
ということのようですので、この部分は具体的な表現に修正しました。
Re:forward compatibility (スコア:0)
とある通り.NET Frameworkですので、
→前方互換性がある
→後方互換性がある
ですね。
一方、タレコミ文での対象はドライブですので、
前方=上位、後方=下位と解釈した場合、やはり
前方互換性 (スコア:1, 参考になる)
どうやら事実上、下位互換性=前方互換性のようですね。ただ、主語が逆になります。
タレこみ文の「従来型DVDドライブに上位互換性がない」は、「3層以上の多層ディスクは従来型DVDドライブで再生できない」か、「従来型DVDドライブに前方互換性がない」とすべきでした。
#この辺の語彙は、ソフトでもハードでも同様に使うはずです。
ていうか、英語には、上位互換性と下位互換性はあまり無いような気がしてきたんですが、いかがでしょうか。バージョンの新旧か前後が問題であって、上下はおかしい(上下は、miniDVと標準DVの関係のようなものじゃなかろうか)。
#あまりにオフトピなのでAC
Re:forward compatibility (スコア:1)
backward / forward compatibility (後方互換・前方互換)と
upper / lower compatibility (上位互換・下位互換)は
直交した概念です。
で、普通は、新しいものが上位に来ることが多いですから、
(後方&上位)互換である場合が多い、ということになります。
たとえば、DVD プレイヤーは CD も再生できることを指して、
・DVDプレイヤーはCDプレイヤーの上位互換である。
・DVDプレイヤーはCDプレイヤーに対して後方互換性がある。
ということになるわけです。
後から出たサブセットな規格などは、(後方&下位)互換になりますね。
8cm CD は 12cm CD との後方互換性を考えて、下位互換に作られた規格である、といった感じで。
Re:これで3つ (スコア:1)
古いDVDプレイヤーが新しいタイプのディスクを再生できる=上位互換性
新しいタイプのディスクが古いプレイヤーで再生できる=下位互換性
ということだと思うんですが。
来月に出るsharpのBlu-rayレコーダーが気になってます。買うお金ないけど…。
Re:これで3つ (スコア:0)
> 新しいタイプのディスクが古いプレイヤーで再生できる=下位互換性
違いがさっぱり分からないんですが。語順変えただけでしょ。
Re:これで3つ (スコア:0)
新しいDVDレコーダーが新しいタイプと古いタイプのディスクを再生できる=上位互換性
新しいDVDレコーダーが古いプレイヤーで再生できる古いタイプのメディアに書ける=下位互換性
では?
Re:これで3つ (スコア:1)
でも書き込み可能なタイプはまだ研究の緒についたばっか [info-mica.com]みたいなんだなorz
Re:これで3つ (スコア:1, 参考になる)
原理図をみて分かるように、メディアの表面側に出たホログラムをCCDで拾う仕組みですよね。
これをRAM化するには、薄膜各層への記録パターン形成のために表面側から記録光を照射する、
全く新たな光学系が必要になるのではないでしょうか。
インフォ・マイカと互換性のある導波路構造を形成するための屈折率と透過率で、裸メディアなら
自然光では感光しない記録材料。導波路構造といっても記録光(垂直入射)は透過するわけで、
他層の内容を破壊せず記録することの難しさもありそう。
そのような超多層構造のメディア製造も容易ではないでしょう。
RAM化というのは、ハッタリの域を出てないんじゃないかと…
Re:これで3つ (スコア:0)
少しづつ波長の違う光で多重に書き込めるから桁違いに容量が増えるとか言ってたが・・