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14245 story

弾道ミサイル防衛システムの要、海上X波レーダー基地が補給の問題で運用に入れず 54

ストーリー by kazekiri
動かないハードウェア 部門より

vonsnowax 曰く、

米国が弾道ミサイル防衛システムの要として開発を進めてきた海上X波レーダー基地(SBX)だが、設置場所のアラスカまで運ばれてきたところで、補給の問題により運用ができないでいるらしい。 こちらの記事にもあるように、この海上基地は北海油田の石油掘削用プラットホームをボーイングが海上基地に改装したものなのだが、 SBXの運用にあたっては75名もの作業員が常時乗船する必要があり、また船体の維持には約600万ガロンのディーゼル燃料も必要となり、膨大な量の補給が必要となる。そのため、記事の写真でも分かるようなヘリポートを設置したようなのだが、これでは軍の補給ヘリを発着させることは不可能で、船から補給しようにもアラスカ沖は一年中が時化で無理とのことである。

このSBXは、早期警戒衛星で探知された大陸間弾道弾の正確な弾道コースを計算する上で重要な施設であるわけだが、運用直前で問題になるのは間が抜けているというか。けど、北海油田がある海域もかなり荒れているはずだが、石油基地のときはどうやって補給していたのだろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • タレこみを読んでもテクノバーンの元記事(どうせテクノバーンのことだからさらに元記事があるんだろうけど)を読んでも、
    なぜあのヘリポートでヘリが運用できないのかよく分からんのだが。重量の問題なのかサイズの問題なのか単に適当な機種が無いだけなのか。

    オイルリグの転用って言うなら、北海油田のリグあたりだとコマーシャルチヌークみたいな大型ヘリで補給しているところもあったはずだし、
    サイズが足らないとかヘリパッドがやわで重いヘリは載らない、とかそういうことは考えにくいのだけど。
    H-53もH-47もH-60もそれ以下の大きさのヘリも山ほど持っている米軍であるにもかかわらず、手持ちのヘリの中に適当な大きさのが無い、
    というだけなら、いくらでも民間と契約して補給物資を運ばせればいいだけだし。運ぶ業者なんか佃煮にするほどいるもの。
    • by kitakitsune (25416) on 2006年12月24日 18時59分 (#1081504) 日記
      SBX-Missile Defense Out to Sea? [cbsnews.com]

      どうやらここら辺が元のテクノバーンの記事の元ネタらしいのだが……なんだかざっと読んだだけでも、
      テクノバーンは日本語訳をあちこち間違えてるんじゃないかという気がしないでもない。ヘリ云々のくだりは

      Though the SBX has a helicopter platform, military and Coast Guard helicopters won’t land there.

      と書いてあるだけで、ヘリを着陸させるつもりはない、とは言ってても着陸できないとかヘリ持ってないとかそんなこと書いてないぞ、とか。
      それより問題なのは、テクノバーンの記事(この記事以外の記事も)には、どこにも参考文献とか配信元とか何も書いてなくて、
      ただ記事の冒頭に【テクノバーン】とだけ書いてあることなのですが。
      親コメント
    • 石油採掘用の洋上プラットフォームのヘリポートだと、せいぜいベイロードが4トン級で航続距離が600キロ程度、満載時の重量でも10トン程度のヘリで、人員輸送と軽貨物の輸送が主体です。対して、米軍の物資輸送にしばしば使われるH-53Eだとベイロード15トンで、最大離陸重量で30トン強(ただし航続距離2000キロ)、同じくH-47だと自重10トン、最大離陸重量20トン、航続距離2000キロ。この手の超大型輸送ヘリの運用を想定したものではないんじゃないかと

      #似たような話として、日本にもよくある商業ビルの上のヘリポート。大半が、「かざり」でヘリ運用を真面目に想定したもんじゃないので、小型ヘリの運用も難しい

      あと、問題は燃料じゃないかと。死ぬほど巨大なレーダーを稼働させるのに大電力が必要だろうし、石油生産時にはほぼ固定されてるプラットフォームを浮遊させてるわけですから、こっちでも燃料を食いそう。原子炉でも積んでおけば、補給の手間は減るでしょうけど、燃料をヘリで運ぶわけにもいきませんしね・・・。
      親コメント
      • >>#似たような話として、日本にもよくある商業ビルの上のヘリポート。
        >>大半が、「かざり」でヘリ運用を真面目に想定したもんじゃないので、小型ヘリの運用も難しい

        元々大型ヘリの運用を目的として作られたものではありませんよ.
        非常時や大規模災害時の急患輸送等が出来ればよいのですから,最悪ヘリが着陸できなくても
        患者の吊り上げが出来るスペースが確保出来ればよいのです.
        (ロビンソンならどこの屋上ヘリポートでも着陸できるでしょ)
    • あのドームが邪魔でランディングできないのかと、思った。

      回転翼径と運搬量を考えてみると、この補給が間に合うほどの大型機が着艦できないのでは?

      #艦艇じゃないから、着陸?陸でもないよなー。
      --
      jmz
      親コメント
    • 補給船の停泊が困難なほど時化た海の洋上プラットフォームだと、
      そもそもヘリポートへの着陸自体が無理なような気がします。
      翻訳の過程で文章の脱落があるのか、防諜上の理由で伏せられた話があるのか、
      いまひとつ把握しづらいニュースですね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      ソースがテクノバーンというだけで眉に唾つけて見てる。
      テクノバーンの記事って本当にわかって書いてるのか疑わしいものが多い感じがすんだよなあ。(特に技術系の記事)
  • by Anonymous Coward on 2006年12月24日 17時39分 (#1081455)
    >石油基地のときはどうやって補給していたのだろう。
    掘り出したやつ使ってたんじゃね?

    というのは冗談だとしても、
    一番の大きな違いは電子設備の数と人員数でしょうね。
    人が増えればそれだけ暖房に必要な燃料も必要だし、電子機器が増えれば
    発電設備も大きなものにする必要あるでしょうし。
    • by Namo (14104) on 2006年12月24日 18時14分 (#1081480) 日記
      米軍の戦争計画は科学そのもので、兵站数学だと言われなくなって久しいな。


      まず戦争が国内経済に及ぼす影響を、各種階層に置いて数値ではじき出し
      それを元にして、戦争における個々の戦闘に必要なパラメータを決定する。
      一作戦に必要な兵士の数、その一人一人に必要とされる糧食、嗜好類、etcを数字ではじき出す。
      それらの全体量をはじき出し、輸送機、輸送船、その他インフラ利用に必要な資金をはじき出す。
      各種輸送経路を確保し、その安全を保証する部隊の補給実施計画を再検討する。
      以上のパラメータをたたき台に、何を何処に何時までにって事を数字ではじき出す。

      以上が済んで、兵站補給維持が出来ると言うのが科学的数学的に証明された後
      初めて作戦(計画)の”可能性”が論議出来る。

      蘊蓄はいいとして、このレーダーは多分「SDI計画」と同じで、
      昨今、主張の鞍替えが多いロビニストやRMA夢想主義者共が、
      軍産複合体からいい様に弄ばれた結果と、その象徴でしょうね。
      日本の官僚や役人、地方自治体、そして第三セクターが作り出した
      あの日本各地に見られるオブジェと同じ雰囲気を醸してます。

      余録 TMD構想?妄想の間違いでしょ。 
      湾岸戦争時のパトリオット初期バージョンの対ロケット迎撃成功率はゼロ(イスラエル首相談)
      元の素材が、「比較的速度が遅く低空で接近する亜音速機の撃墜」だから。
      だから、いくらソフトを書き換えても、元がそう言う設計理念だから、
      何しても無駄、Win95にどんどん乗せて崩壊したのと同じだ。
      仮に、相手が単弾頭ロケットで、最初から監視された場所にあってと言う大前提が崩れず
      且つ、一発二発なら何とかなるにしても、相手が、MIRVでデコイ混ざればそれまでよ。

      それより、ABM制限条約や、それを担保する相互確証破壊戦略(MAD)を、
      あっさり崩すつう甘い餌に、何度だまされれば気が済むんだろうね、
      米国のホワイトハウス上層部と、某省(現在の庁から省への移行業務ご苦労様です)の技官様。
      確かに、侵入機の迎撃には、この兵器は的確な選択ではありますがねぇ。

      #現地調達は中世までです
      #デスマーはインパール作戦そのものです(責任と責任所在不明・補給無し・そもそも出来ません)。

      親コメント
      • >湾岸戦争時のパトリオット初期バージョンの対ロケット迎撃成功率はゼロ(イスラエル首相談)
        >元の素材が、「比較的速度が遅く低空で接近する亜音速機の撃墜」だから。

        元々は、共産主義勢力の大型音速爆撃機に対抗する形で整備された、SAGEシステムに連動した本土防衛用のNikeシリーズの後継として、MIM-104が大隊防御用の戦域長距離SAMとして開発されたのは確かですが、主張は明らかに虚偽ですね。もしよければ、ソースを明らかにしていただきたいものです

        湾岸戦争時に初期配備されたMIM-104BパトリオットPAC-1の迎撃率は15%程度で、3ヶ月ほどで弾道弾迎撃用に射撃管制ソフトを書き換えたPAC-2の迎撃率は50%~70%です

        >だから、いくらソフトを書き換えても、元がそう言う設計理念だから、
        >何しても無駄、Win95にどんどん乗せて崩壊したのと同じだ

        BMDにおける低層迎撃用ミサイルとして開発されたPAC-3は、従来のPAC-1/2とは全く別物です
        元々、MIM-104はミサイル本体ではなく、地上の射撃管制車両に搭載された設備に制御を依存するという特徴があります。PAC-2は、射撃管制ソフトウェアの書換によって、弾道弾迎撃に対応することができましたが、SS-1BスカッドAのような比較的大きな弾頭非分離型のSRBM/MRBMの場合だと、ミサイル本体にHE弾を命中させることはできても、自由落下してくる物体を阻止することはできないわけで、その点は「航空機迎撃用のミサイルの限界」というものはありました。しかしながら、PAC-3は弾頭分離型の弾道弾の迎撃を目的とし、HE弾ではなくタングステン/劣化ウラン製の高速直撃弾頭を核弾頭に直撃させ、弾頭そのものを破壊することを目的にしています。また、PAC-2まではミサイルコンテナ1基あたりに4基のミサイルを格納させることができましたが、PAC-3ではより小型のミサイルを使用しており、格納数も16基に増えています

        また、PAC-3はBMDにおいては地上配備型の低層配備システムで、原則的に高層迎撃用のTHAADシステムや、海上配備型のSM-3と組み合わせて使うもので、TMD/BMDの一部の構成システムの、しかも全く違う世代のPAC-1/2をベースとした批判は失当と言わざるを得ませんね

        #Raytheon社の株主なのでIDで
        親コメント
        • by Namo (14104) on 2006年12月24日 23時10分 (#1081623) 日記
          >主張は明らかに虚偽ですね。もしよければ、ソースを明らかにしていただきたいものです
          上のレスの理由により、明かせません、距儀と仰られるならそれで結構です。

          >湾岸戦争時に初期配備されたMIM-104BパトリオットPAC-1の迎撃率は15%程度で、
          >3ヶ月ほどで弾道弾迎撃用に射撃管制ソフトを書き換えたPAC-2の迎撃率は50%~70%です
          にわかに信じがたいです。
          湾岸戦争期間中スカッド47発に対しパトリオット158発が発射されておりますが
          その内45発のスカッドを邀撃したのは事実ではありますけどね。
          また、スカッド自体が不可解な軌道、及び空中分解により、
          米軍側はスカッドの自壊し空中分解した破片一つ一つに対し、
          二発のパトリオットミサイルを指向しています

          たとえば、サウジに対し指向されたスカッドはとある5発は途中で14の破片に自壊し空中分解
          その後、パトリオット28発の迎撃を受けております。

          イスラエルの場合、パトリオットが実際に迎撃したのは11発です。(期間中発射されたスカッドは40発)
          パトリオットによって迎撃された内4発は空中で自爆しスプリンターのみで済みましたが
          残りの7発は、VT信管の不良等で破片をまき散らし、邀撃の意味を為しておりません。

          史料
          湾岸戦時スカッド全発射弾数 91発
            目標国         サウジ48発 イスラエル 40発 バーレーン3発
          パトリオット迎撃        34発         11発       1発
          目標から逸れたスカッド弾   3発          1発      2発
          破片による被害         0件         13件      0件
                           

          >PAC-3方面
          そのあたりの情報は正しいと思いますが、TVM(ミサイル経由追従)に付いては
          統合されたのでしょうか? そのあたりは寡聞にして知りません。

          参考 PAC-1/2 搭載ミサイルの能力(DSP衛星利用の場合)
          発見より邀撃までの時間 6~7分
          邀撃から撃破(破片乃至直接弾頭に命中により撃破)までは18秒前後
          スカッドとパトリオットミサイルとの相対速度 5~8マッハ(2000ft~4000ft)

          >全く違う世代のPAC-1/2をベースとした批判は失当と言わざるを得ませんね
          残念ながら、何度もそう言う説明を受けた兵器が
          実戦で希望通りの戦果を挙げたことはありませんね

          しかしながら、PAC-1/2のデーター蓄積あってこその、
          PAC-3システムと言う事は理解しております。
          むしろ希望通りの性能を維持するには熟練した人員と
          定期的に交換される普遍的な交換機材、バックアップ体制です。
          兵器の質と量を誇るのは結構ですが、上手い戦争するのも、
          上手く機械を動かしカタログ通り稼働させるのも熟練した人間ですよ。

          一応PAC-3は信用しているので、もしもの場合は、
          ちゃんと迎撃成功することを期待してますよ。

          #むしろパトリオットシステムの弱点は機動力がないこと
          #その点艦船に積めば、それはクリアされますよね
          #と、今日はここまで。

          親コメント
          • うーん、技術的な点では同意できる点もありますが、ちょっと基本的な問題で見解の相違があるのではないかと

            そもそも、航空機迎撃用に設計された中長距離SAMは元々迎撃率はそれほど高くありません。中長距離SAMは、中高高度を飛行する有翼の航空機の迎撃を目的としたもので、より低空や近い目標に対しては中短距離SAMが、近接防御に対しては短距離SAMや自走対空砲によって防御します。これらの兵器を組み合わせてSAM網を構築(傘状防衛)するものであって、長距離SAMだけで地上部隊・施設防御を行うわけではありません

            (PAC-1/2など)Patriotや、ソビエトのS-300のような長距離SAMが弾道弾迎撃に流用可能なのは、強力な地上支援設備に加えて、垂直に「落下」してくる弾道弾を高高度迎撃できるためで、こう言った航空機迎撃を前提としたシステムを弾道弾迎撃に流用した場合の命中率はそれほど高くないわけです

            揚力によって飛行する有翼の航空機と、慣性力に従って落下してくる弾道弾では、異なる弾頭や誘導方式が必要とされるのは当然のことで、これを戦中のきわめて限定された時間の中で改良されたPAC-2の能力というのはそれなりに評価されて然るべきものだと考えます。もちろん、湾岸戦中のPAC-2と、戦後に改良されたPAC-2 GEMでは当然性能が異なり、戦中のデータはあまり参考になりません。弾道弾迎撃や巡航ミサイル迎撃に対応するために、全面的に改良されたPAC-3に至っては、全く別のシステムです

            PAC-3はシーカーや誘導方式、モーターの改良によって本格的な弾道弾迎撃システムとして提案されていますが、PAC-3もまた中低高度迎撃システムで、大気圏外迎撃を目的としたSM-3/THAADのようなシステムが撃ち漏らした弾頭や、弾頭の破片を再迎撃するもので、BMDシステムの一部を構成するものに過ぎません。戦中の初期モデルのPAC-2の戦率評価を元に、運用方式もシステムも全く異なるシステムを評価するのは科学的な評価方法とは言いがたいと思います

            >にわかに信じがたいです。
            >湾岸戦争期間中スカッド47発に対しパトリオット158発が発射されておりますが
            >その内45発のスカッドを邀撃したのは事実ではありますけどね。

            確かに、迎撃率が50~70%というのは破片を含めた数なので、「ミサイル本体の迎撃率」を考えると正確ではありませんね。この点は訂正したいと思います

            しかしながら、湾岸戦争時にイラク軍が使用したミサイルがSS-1B Scudシリーズである点を考えると、破片を含めた迎撃率も考慮に入れる必要があります

            SS-1Bはミサイル本体と弾頭本体が非分離の状態で着弾します。そのため、迎撃ミサイルはミサイル本体に直撃を与えても、破片のどの部分が弾頭であるか当時のシステムでは判然としません。また、イラク軍が使用したSS-1B(正確に言えばSS-1CをSS-1D相当に改良したもの)は、燃料として非対称ジメチルヒドラジン、酸化剤として四酸化二窒素を使用しているもので、これ自体が非常に危険な存在です。そのため、破片に対して二重に攻撃を加えて弾頭やミサイル本体を確実に破壊する必要があったためで、発射数辺りのミサイル撃破率が低いのは仕方がないことではないでしょうか

            >そのあたりの情報は正しいと思いますが、TVM(ミサイル経由追従)に付いては統合されたのでしょうか? そのあたりは寡聞にして知りません

            これは何かの間違いではないかと

            Patriotシリーズが高い迎撃率を誇っているのはTVMのおかげですが、TVMが搭載されたのには、「中長距離SAMの迎撃率が低い」ことに関係しています。例えば、Patriotよりも古い世代の長距離SAMでは、発射されたミサイルの誘導に、地上の追尾レーダーのデータを、地上の射撃管制システムに送り、目標の飛行経路を計算して、誘導波を照射してミサイルを誘導するというものです。この際問題になるのが、地上の追尾レーダーの誤差や、射撃管制システムの計算精度によって迎撃率が大幅に低下してしまうことです

            そこで、Patriotシリーズでは探索・追尾レーダを兼ねる、Cバンド波のアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーによって、初期誘導から中間誘導シーケンスでは地上の探索追尾レーダーのデータを元に、射撃管制システムが弾き出した目標物の飛行経路に従ってミサイルを誘導します。終末誘導段階では探索追尾レーダーのCバンド波を目標に照射し、ミサイルのバシッブ・レーダーで受信して、データを地上の射撃管制システムに送り返し、このデータを元に予想飛行経路を再計算してミサイルに送り返すことで誘導精度を高めています。これがTVMで、MIM-109ではPAC-2GEMまではこの誘導方式を採用しています

            しかし、PAC-3では中間誘導シーケンスまでは従来のものと同じですが、終末誘導段階では地上のCバンドレーダーと射撃管制システムを経由したものではなく、ミサイル本体に搭載されたパルスドラップラー方式のアクティブ・レーダーが目標物にレーダー波を照射して、シーカーが誘導経路を再計算します。つまり、この方式ではTVM誘導が必要ないわけです。こういった誘導方式を、セミアクティブ・ホーミングと呼び、PAC-3以外でもAIM-120のような空対空ミサイルでも採用されています
            親コメント
            • なんだか完全にオフトピッぽくなりましたが。
              >ちょっと基本的な問題で見解の相違があるのではないかと
              ええ、了解しております。その相違点は技術的な問題と言うより戦略というカテゴリ付近だと考えます。

              #二段落目・SAM網を構築(傘状防衛)する
              それは理解しています、
              この部分は地上部隊の戦術的な防空システムに関しての記述と理解しています。

              #三段落目
              基本的に、私が言いたかったのはそのあたりなのですが、
              ちょっと論に行き違いがあったと思います、申し訳ありません。

              #四段落目
              >全面的に改良されたPAC-3に至っては、全く別のシステムです
              このあたりは私の勉強不足でありました、PAC-1/2と3を混同しておりました。
              その関係資料を探して勉強仕直してきます。

              #五段落目
              >運用方式もシステムも全く異なるシステムを評価するのは
              >科学的な評価方法とは言いがたいと思います
              ええ、その通りだと思います。今後気をつけます。

              #六段落目~九段落目
              納得しました。
              #十段落目~十一段落目以降
              >これは何かの間違いではないかと
              すいません、TVMについては完璧な勘違いでした。

              かなり端折りましたが、氏の言わんとしていることは理解しております。
              ただ、日本において防空の技術や戦略というものは重要と考えている故に、
              つい熱くなったとご理解していただくと幸甚であります。

              日本本土は縱深が無く、スクランブル発進しても高度をとるまでの時間が掛かります。
              また、防空戦略と言う課題は日本にとって重要でありますが、
              常に、社会、政治、経済方面から掣肘されるカテゴリです。
              しかし、旅客機に乗って窓際の席から日本列島を見れば、
              防空を如何すべきかって直ぐ浮かぶもんだと思います。

              #名古屋上空通過時、その眼下にみえる情景は壮観と思うと同時に
              #あまりに脆弱と同時に思う。
              #あのレーダーどうするんだろう。

              親コメント
          • 反論になってないし、、、
          • >パトリオットシステムの弱点は機動力がない

            目的が違うのではないでしょうか。

            基地、展開地や重要拠点を防護するためのシステムに、過多な機動性を求めても意味が
            無いと思います。迅速な展開能力は必要ですが。撃たれてから機動できる訳では
            ないんですから。

            パトリオットクラスを艦船に搭載しても、守れるのはその周辺。艦隊防空に使うのなら
            有効でしょうが。

            港周辺の防護のために港に足止めして使うのでしょうか。それなら、そこへパトリオットを
            持ってくればいい。動かなくていいんですから。
      • by Anonymous Coward on 2006年12月24日 21時12分 (#1081546)
        元ネタはこのあたりでしょうか。

        疑問だらけ 戦域ミサイル防衛構想
        http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/tmd.html

        ついでにこちらもどうぞ。

        弾道ミサイル防衛システム(Ballistic Missile Defence)
        http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/hypams01/md-01a.html

        TMD構想が妄想の間違いだろ、とのご指摘には賛同します。
        しかし、
        >湾岸戦争時のパトリオット初期バージョンの対ロケット迎撃成功率はゼロ(イスラエル首相談)
        イラクの発射したスカッドミサイルを迎撃し着弾寸前に命中したもののバラバラになった弾体が市街地に降り注ぎ被害が生じたことに対する厭味の発言ですね。
        Wikipediaのパトリオットミサイルやスタンダードミサイルの項目に詳しく書かれていますが、湾岸戦争時のパトリオットシステムは性能の割りには善戦したと思いますよ。
        PAC-3の弾体は新規開発されたものでPAC-2以前とは別物です。
        コストダウンと開発期間の短縮を追求した結果、パトリオットシステムの一員としての位置付けになりました。
        洋上発射型のスタンダードSM-3に代わる新規のシステムが開発中です。
        ただいずれにしても費用対効果の点で疑問が付きまとうのも事実です。

        けれども、米国も日本も置かれている国際的な環境から軍産複合体のいいなりであるにしろミサイル防衛を推進しなければならない立場におかれていることも間違いありません。
        つまり弾道ミサイル防衛構想とは外交政策の道具の一つであり、実現に向かい努力する姿勢を示すことが重要なのであって実際の効果にはあまり期待していない、というのが日米両政府の本音でしょう。
        地政学的見地からは、無駄遣いだと解っていても辞められない宿命を背負っていることなります。

        この十年近く、日米両国が熱心に動いている背景には極東アジア情勢、名指しすればチャイナリスクが増大したことがあげられます。
        冷戦期のソビエトや東側諸国とは共通文化に基礎を置く一定のルールや信頼関係が成り立っていました。
        その上でパワーゲームを繰り広げていたわけですが、ルールそのものを壊そうとは誰も思わなかった。
        だから冷戦時代は緊張間が高くても一応は安定していました。

        ところが中国は中華思想の国だけあって欧州文化を基盤とした国際関係ルールに囚われない動きをするため不必要な摩擦や緊張を国際関係にもたらします。
        そのため表面的な友好親善関係の裏側では根強い不安感や不信感が醸し出されることになります。
        例えば中、短距離弾道ミサイルの輸出について北朝鮮が中国の別働隊として動いているとの見方が西側軍事筋では一般的です。中国自身は国連安保理常任理事国としての立場がありますから表面だって弾道ミサイルの輸出は出来ませんが、ここ数年に北朝鮮がミサイルとその技術を輸出した国々はいずれも中国の友好国です。
        そしてそれらの国々は反米であるか政権交代すれば反米に転換する可能性のある潜在的反米国です。

        これらの国々が冷戦期の東欧諸国と決定的に異なるのは弾道ミサイルにしろ核兵器にしろ、実際に使用する前提で配備や開発を行なっていることです。
        ABM制限条約や相互確証破壊戦略は実際には大量破壊兵器を使用しない前提の上に成り立っていました。
        その前提が冷戦終結後に崩れてしまっているのです。

        また世間の一般的な見方とは逆に北朝鮮の核開発問題も中国がきちんとコントロールしているのと見方が有力です。なので六者協議からはなんら成果は出せないというのが国際的な常識。事実、過去も今回も外交的に意味のある成果は出ていないですよね。本来ならば議長国の中国の面子は丸潰れのはずなのに降りませんよね、議長国。
        それは彼らが事態をコントロールしていることの傍証になります。

        かつて米国はレーガン政権時代にソビエトに対して軍拡競争を仕掛けて経済破綻に追い込みました。
        同じ事を日米に対して属国を利用して仕掛けてきているととも受け取れます。中国とはそれだけ奥の深い国だと言う事です。そのような外交攻勢に対抗するのは馬鹿げたことだとわかっていても、世間知らずなくせに小中華な属国が暴発する危険性も否定出来ないため、ムダ金だとわかっていても妄想に投資しなければならないのです。
        国家の尊厳を守るためには。
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        • by yusasa (1159) on 2006年12月24日 22時01分 (#1081568)
          ヨタ話で失礼。

          > 冷戦期のソビエトや東側諸国とは共通文化に基礎を置く一定のルールや信頼関係が成り立っていました。
          > その上でパワーゲームを繰り広げていたわけですが、ルールそのものを壊そうとは誰も思わなかった。

          「対立」というのは,「枠組み」「基盤」を共通にしている相手同士だからこそ,成立するものですものね。

          戦争の「術」においても,枠組みを無視されると,枠組みの中で「最強」が,「最強」でなくなるのは,戦史の語るところですし。
          # 戦史の「名場面」はだいたい,「枠組み」を破壊した側が「英雄」。
          # アレクサンドロス,ハンニバル,フリードリヒ 2世,ナポレオン,…。
          # ゲバラは失敗組かな? ベトナム戦争のアメリカと同じで。

          で,ルール,というか,精神的文化的な基盤においては,共産主義を標榜していた嘗ての (あるいは現在の) ロシアにしろ,キューバにしろ,または「西側」ではあっても或る意味「中華思想」のフランスにしろ,この 2世紀ほど覇権を継承してきた UK/USA とは共通していたわけですよね。それぞれ,自勢力を当然強めようとはしたけれども,「枠組み」を変えようとしたわけではない。
          さらに,ちょっと以前には「文明の衝突」がどうこういわれたり,古代からの歴史的経済的な係争・協力関係がある,イスラームであっても,「「信仰」が基盤にある」という「構造」は同じなわけです。「過激派」の言動に目くらましされていたらわかりようもありませんが。ヒンドゥーでも同様。

          中国人 (とひとまとめにしていいのか) に強い「宗教」はありませんが,共産主義が看板になっても,歴史ある「倫理観」という精神基盤がある点では,「構造」は似ているように思えます。朝鮮人の間でも儒教が強いようですね。

          「日本人」は,「ルール」をどう思っているのでしょうね?
          --
          "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
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        • by Namo (14104) on 2006年12月24日 23時38分 (#1081647) 日記
          礼儀を欠くわけには逝かないので一応。
          >元ネタはこのあたりでしょうか。
          >疑問だらけ 戦域ミサイル防衛構想
          >http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/tmd.html
          >ついでにこちらもどうぞ。
          >弾道ミサイル防衛システム(Ballistic Missile Defence)
          >http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/hypams01/md-01a.html

          残念ながら、私は地政学、軍事、外交、国際関係等に関してのソースをネットに求めておりません。 ソースはすべて各国軍の機関筋の書籍や軍事をマジメに専門に扱う書籍です。
          かなり古い物が多いですので、新しい新技術にはちょっと疎いところがあります。
          この辺は反省すべき事が多いと思っております。

          >バラバラになった弾体が市街地に降り注ぎ被害が生じたことに対する厭味の発言ですね。
          確かにそうですが、攻撃されれば直ちに半激するを国是とするイスラエルとしては
          我慢したと思います。 その点で言えば、当時の情勢においてパトリオットとは
          戦術兵器ではなく、戦略的な宣伝のための兵器とするのが妥当と私は結論しています。

          >洋上発射型のスタンダードSM-3に代わる新規のシステムが開発中です。
          以下全部割愛(すいません)については、ほぼ私と同じ視点で極東情勢を見ているものと信じます
          大体その通りだと思いますし、その筋の人でもこれ以上のことは言えないと思いますよ。
          >六者協議からはなんら成果は出せない
          もう時間稼ぎの段階に入りました、イラク撤収とインド洋における勢力圏の後退局限を為せば
          米軍は極東問題に関し、積極介入を行うことはもう規定事項です。
          よく言われますが、米国は欧州では慎重に振る舞い話し合うが、
          極東になると人が変わったように高圧的且つ積極的な政策を採ります
          これは、ロシアも同じです、中国はあまりこのコトを重要視していない模様ですが
          早く路線を変更し、極東地政学を見据え現実的な対応をしないと
          必ず痛いしっぺ返しが来ます。
          まぁ、これは受け売りではありますけどね。

          ……で、米軍の軍事兵站は数学だってトコのツッコミはないんでしょうか。
          もうどうでもいいやって感じですが

          #石油が切れた(笑)

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          • > ……で、米軍の軍事兵站は数学だってトコのツッコミはないんでしょうか。
            誰も読んでないに一票。

            > もうどうでもいいやって感じですが
            どうでもいいなら最初からやるな。
        • > 欧州文化を基盤とした国際関係ルールに囚われない動きをするため不必要な摩擦や緊張を国際関係にもたらします。
          > そのため表面的な友好親善関係の裏側では根強い不安感や不信感が醸し出されることになります。

          これって、日本が昔言われてたことと同じですよね。
          結局、相互理解(という名の同質化)が進めば、問題にならなくなるのかも。
      • by Anonymous Coward on 2006年12月24日 23時22分 (#1081634)
        SDI計画自体が技術的に荒唐無稽だったとしても、それによってソ連の疲弊を招いて崩壊に導くことが出来たと考えるなら、MD構想もそういう副次的効果を含めて期待してもいいかなと、自分は思ってます。軍需産業自体は維持されるべきものだと思いますし。
        北朝鮮が「ウリのミサイルが無力化されるニダか!?」と疑心暗鬼になって先軍政治を推し進めてヘロヘロになってくれれば良いんですけどね。ついでに核施設で事故なんかでも起きてくれれば(ry

        知識人文化人の類が、「無意味だ」といいながら「断固阻止」しようとしているものには価値があると思います。
        親コメント
        • > 疑心暗鬼になって先軍政治を推し進めて

          65年前には,「包囲されている!」と思い込んで/思い込まされて,自らの力も知らずに,真珠湾奇襲した国家があったわけですね。

          > ヘロヘロになってくれれば

          遥か遠く,かつ,小さい,社会が崩壊する分には,せいぜい「心を痛める」くらいで済むのかもしれませんけれども,あんまり豪快にいかれても困るだろうと思いますよ?

          # でもって,それはそれで「人としてどうなのよ」と言われるかもしれませんけれども。

          残念ながら,60年前のドイツや日本とは違って,食料や薬品 (ドイツにも家畜用は渡ったのかしらん? 家畜用でも役には立ったようだけれど),経済援助をバカスカくれる占領国がいてくれたりはしないでしょうし。ベトナムほど 1次産業があるわけでも,20年前の東ドイツほど 2次産業の (おそらく 1次も) 基盤もあるわけでもないでしょうし。

          それを彼等の自業自得だというならば,その「廃棄物」が流れてくるかもしれないところに住んでいるのも自業自得かもしれませんね。

          --
          "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
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      • 「元の素材が、「比較的速度が遅く低空で接近する亜音速機の撃墜」」


        ペトリオットが低域防空を目的に開発されてしていたとは初耳です。
         彼のシステムはMIM-14 Nike Herculesの後継として、高高度から侵入する超音速機の迎撃を主任務として開発され、低高度目標撃墜能力"も"付与されたシステムと理解していましたが。

        • by Namo (14104) on 2006年12月24日 22時27分 (#1081588) 日記
          パトリオットは、冷戦時、1960年ですが、SAM-Dのコードネーム
          そして、NATOの標準戦術型長距離SAMとして開発がスタートしています。
          SAM-Dは、WTO(ワルシャワ条約機構軍)の戦術機迎撃を目的としたものであります

          >高高度から侵入する超音速機の迎撃を主任務
          こちらの方が初耳です、長距離迎撃ミサイルとしての性能を
          要求されていたので、別段不思議ではありませんが。

          また。戦術型ロケット迎撃機能も後付けの機能であります。

          戦術ロケットの迎撃機能を付与された部分の理由としては
          この計画の途中、60年後半より、ソ連が東欧に配備を開始した、
          スカッド戦術ロケットにNATOが脅威を感じたためであり、
          それ故に迎撃する機能を要求されたのです。

          しかし、政治的理由により、ロケット迎撃機能の要求が消極化し
          実際にパトリオットミサイルシステムが、対戦術型ロケット迎撃システムの、
          プラットフォームとしてとして再浮上したのは1970年末です。
          そして84年にスターウォーズ計画により、戦術型ロケット迎撃任務と同時に
          長距離戦域型ミサイル(IRBMも含む)迎撃機能も付加されました。
          そう言う兵器におけるハードウェアについての誤解や混乱の理由は
          そう言う事情があります、ソースを示せとのことですが、
          冷戦時の兵器開発に対し、正確なソースを示すのは不可能です。
          書庫をあさりましたが、さすがにどうかと思われる物も数多くあり、
          また原書も混じっているので、具体的に示すことが出来ません。

          それはさておき。

          湾岸戦争時、登場したのが、既に初期生産され配備途中のPAC-1と
          PAC-2(90年9月より配備) の「対ミサイル迎撃型」シリーズです。

          TVMやその他の新技術のことはそちらが詳しい模様なので敢えて言いませんが
          紙の上の性能、そして実地の実験データーと実戦とは別物ですよ。

          #本の雪崩が起きた(笑)

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      • 兵站が科学だというのはおっしゃるとおりだと思いますが、作戦計画の実行可能性が帰納的に証明されてからその実施について議論されるというのは、ちょっと違うんじゃないかと思います。兵站も含めた具体的な作戦計画というのは、どちらかというと戦術の領分の話だと思うので、その前にまず戦略的な議論が先になければいけません。

        そして、戦略の正当性などというものは多分に主観的な判断になりがちですし、そもそも状況によって時々刻々と変化するものですから、過去のある時点では正しいと思われた戦略が結果的には間違っていたという例は枚挙に暇がありません。

        ま、要するに「できるかできないかを考えるのは実働部隊の仕事」で「始める時にはそこまで考えてない別の誰かがGOサイン出してるだろ」というだけの話じゃないかと。こうまとめると、何やら心当たりのある人は多そうだなぁ(w

        • 仰られる通りだと考えております。

          >ま、要するに「できるかできないかを考えるのは実働部隊の仕事」で
          >「始める時にはそこまで考えてない別の誰かが
          >GOサイン出してるだろ」というだけの話じゃないかと。
          こうまとめると、何やら心当たりのある人は多そうだなぁ(w
          多そうですね、技術系は特に(w。

          似た様な話で、某ソフト会社の話ですが……時効だろうと思うので。

          某果物ソフト日本代理販売店で、各種ソフトのアップグレイド事務処理担当をしてましたが
          現場「在庫がなけりゃ、発送できない、顧客にOrderを煽るなんて、なんてとんでもない!出来ません」
             「何?明日入るのは15箱だけ?」
             「冗談だろう?振り込み入金したユーザーの数はその十倍だぞ!」

          無能上「もっと取れ!アップグレイドOrderをとれー!」

          現場<……電話はもうパンクだよ…言い訳しようがないじゃないか>
          15年ほど前の話であった。 今なら詐欺に問われかねない状態でした。
          入荷するアテもないのにアップグレイドを煽り振り込み用紙での入金を…

          当時、メチャクチャに発送が遅れたユーザー様、まことに申し訳ない。
          信用取引が中断し、現金でしか買い付けが出来無かったんですよ
          私も、上司も頑張ったんです。それにしても某Wiki……真実は何も書いてないですね。

          #過労で倒れ三ヶ月入院しましたが、今からでも労災と慰謝料を!(笑)
          #まぁ時効ですし、既に会社の実体が変質しているから無理か
          #アレのお陰で転落人生まっしぐら、帰還したときは浦島状態

          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年12月24日 19時08分 (#1081507)
      元記事の「また船体の維持には約600万ガロンのディーゼル燃料も必要となり」が意味不明ですよね。
      「レーダー運用等、機能の維持に必要」なんでしょうけれど、約600万ガロンって週なのが月なのか。
      いずれにしてもあの規模のレーダーを稼動させるには船舶輸送でなければ不可能でしょう。
      ヘリ輸送で可能なのは食料や人員交代ぐらいのものでしょうし。
      石油採掘リグでも陸地に近い場所ではケーブルで給電を受ける例があったと思います。
      このシステムもレーダー監視要員が常駐しているのではなく取得データーを陸地にあるセンターへ転送しているだけだと思っていましたが、それにしては75名常駐というのはメンテナンス要員だけにしては多すぎるような気がします。データ転送を無線に頼るのは危険すぎるのでてっきり有線通信ケーブルと給電ケーブルを設置するのだと思っていましたが違うのですね。
      親コメント
      • >いずれにしてもあの規模のレーダーを稼動させるには船舶輸送でなければ不可能でしょう。

        こういうときに便利な原子力‥
        最大船速なんて普通の戦闘艦は戦闘時しか使いませんが、原子力艦船はいつでも使えます。
        巡洋艦に原子力を採用する話もあるのでやる気があるならやるのと思いますが‥
      • 「約600万ガロンのディーゼル燃料」とか「75名常駐」とか用意するぐらいなら
        数発の着弾は覚悟の上で発射地点周辺に弾道ミサイル打ち込む用意した方が
        抑止効果として効き目がある気がします。←めちゃめちゃ素人考えですけど。
        ※今の日本では世論も許さないでしょうけど、日本に着弾してからなら世論も変わるのかな?
    • by Anonymous Coward
      今からでも石油掘って使えばいいんじゃね?アラスカだし(謎)出るだろ?
  • ヘリポートは小さくて、大容量の補給ヘリが利用できず、海も時化るので、補給船も接岸がままならない…
    ならば、いっそ補充業務用の潜水艦で…って、考えたけど、補給手段をどうするかという問題が。
    それ以前に、それ専用の潜水艦を作るか、改装するかで、時間かかる訳だしな。

    でも、どこに設置するかは事前に下調べしてるはずだろうから、その辺の対策も考えていたのでは…と思うが。
    これって、意図的に偽情報流すという情報戦略?
    --

    /* Kachou Utumi
    I'm Not Rich... */
  • by snurf-kim (10835) on 2006年12月24日 19時01分 (#1081505) 日記
    冬将軍恐るべし。
  • プロジェクトXなら… (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年12月25日 0時53分 (#1081696)
    ここで凄腕ヘリパイロットが出現する流れ。
  • by Dobon (7495) on 2006年12月26日 0時53分 (#1082377) 日記
    半年分の食料と燃料を貯蔵しておけば済む話では?
    (冬、雪に閉ざされる所では普通の対応)
    --
    notice : I ignore an anonymous contribution.
  • by Anonymous Coward on 2006年12月25日 6時35分 (#1081777)
    スニーキングミッションが行われていて、
    2,3日もしないうちに新型メタルギアが
    海上にその姿を現すですよ
  • by Anonymous Coward on 2006年12月25日 23時22分 (#1082313)
    何で上からしか出来ないんやろ。
    大型機で輸送して近海に落として引っ張り上げるとかって出来なかったんだろうか。
    #久しぶりなんでAC
typodupeerror

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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