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16158 story

ヴォイジャー探査機、30歳に 101

ストーリー by yoosee
そのうちボーグになって帰ってきます 部門より

魔法遣い 曰く、

本家/.で記事になっているが、アメリカ時間8月20日は外部太陽系および惑星間空間探査ミッション・ヴォイジャー計画の探査機であるヴォイジャー2号が1977年に打ち上げられてから30周年となる。 これまで、海王星の輪を発見するなど、膨大なデータと魅惑的な画像を提供してきた1・2号は現在も太陽系外へと飛び続けており、現在位置はSpacecraft escaping the Solar Systemなどで見ることが出来る。

NASA Blogsの記事「What Would You Put on a New Golden Record」では、地球の音、画像とメッセージを収録したVoyagerに搭載されたゴールデン・レコード(収録されたものの一部はNASAのページ "Sites and Sounds of the Golden Record" で参照できる)を想起して、「もし、新たにゴールデン・レコードを作成するなら、この30年間の出来事から何を選んで収録しますか?」というアンケートをヴォイジャー1号が打ち上げられた9月5日まで応募している。月面からみた『地球の出』や、ISSでの人間活動などが現在あがっているようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 生きている実感 (スコア:5, 参考になる)

    by 306m5 (11617) on 2007年08月21日 20時52分 (#1208004)
    JPLを案内してもらう機会があったのですが、コントロールルーム [wikipedia.org]の
    時計右のスクリーンに映る Motif ベースの xterm 風コンソール窓のうち、殆んど
    スクロールしない2つが Voyager / Voyager 2 からのリアルタイムのテレメトリ
    ということで、何度か動いたように見えました。

    JPL の解説ページ [nasa.gov]によれば、現在のデータ転送レートは 160 bps だそうです。
    人工物として地球から最も離れたところで、直接人に触れることなく孤独に30年間動き
    続けている機械の発する、まさに心臓の鼓動を目にしている感動を覚えました。
    同解説ページによれば、2020年には科学計測機器が停止する見込みで、この時点で
    科学プロジェクトとしては終焉を向かえるようです。それにしても30年経っても
    60%近くの280Wの電力を維持している原子力電池の性能に関心します。

    見学には要予約のツアー [nasa.gov]か、年に一度のオープンハウス [nasa.gov]か、
    知り合いのJPL勤務研究者のエスコートが必要になりますが、機会がある方は
    是非 Voyager のテレメトリをお見逃しなく!
    • by Anonymous Coward on 2007年08月21日 21時49分 (#1208022)
      30年経過したうえ、更に20年は稼働し続ける力を持つ
      惑星探査機ボイジャーのタフぶりには改めて驚かされます。
      しかも姿勢制御方法は、スピン制御ではなくリアクションホイールを
      使った三軸制御だとか。金と技術にものを言わせた圧倒的に余裕ある
      設計のおかげでしょうけど、何だかんだと故障に苦しめられる事が多々ある
      日本の宇宙機ではあり得ないような夢のような耐久性で羨ましい限り・・・。orz

      更に、深宇宙での通信技術の凄さにも驚かされますね。
      既に太陽系外というのに160bpsの通信レートを
      維持しているというのは驚異です。我らが「はやぶさ」は
      地球から約3億㎞遠方の低利得アンテナ送信で8bps・・・・・。
      アンテナや出力の違いこそあれど、途方もない距離差がある上、
      しかも、ボイジャーは70年代の技術の機体だと思うと、
      何か別次元の相手ではないかと思うぐらいです。

      何だかんだ言われつつも、既にこういう基礎があるから、
      今も米国は頂点に立ち続けられるでしょうね。

      地味ですが、ミッションを全うするには機器のタフさや
      通信技術は最も大事な基礎です。
      我らがJAXAもミッションで背伸びするのもいいですが、
      それを支える基礎をもっと磨いてください・・・。

      宇宙を切り拓くのに大事な基礎を教えてくれた、
      そんな頑丈なボイジャーにもう脱帽です・・・・。
      日本流に応援するしかないでしょう。
      http://www.d1.dion.ne.jp/~hugen/satellite_03.htm [dion.ne.jp]
      親コメント
      • >我らがJAXAもミッションで背伸びするのもいいですが、
        >それを支える基礎をもっと磨いてください・・・。

         年に1機以上は惑星探査機を宇宙に送ることができるアメリカと、数年に一度がやっとの日本を比べないでー、と思います。
         基礎を学ぼうにも、経験を積むための場数が違いすぎます。それを言い訳にするのもどうかとは思いますけど、座学で学べることには限りがあります。

         ちなみに、日本が宇宙に送り込んだ惑星間の探査機は、ハレー彗星探査試験機「さきがけ [isas.ac.jp]」、ハレー彗星探査機「すいせい [isas.ac.jp]」、火星探査機「のぞみ [isas.ac.jp]」、小惑星探査機「はやぶさ [isas.ac.jp]」。以上4機、それだけです。
         一方NASAはと言うと、数が多くてどこから挙げるべきか悩むぐらいです。水星、金星、火星、小惑星、水星、木星・土星・天王星・海王星、冥王星、各々の探査に挑戦しています。もちろん、その全てが計画通りにうまくいったはずもなく、道中消息を絶ったのやらそもそも打ち上げに失敗したのやらがそれなりにあります。

         そもそも、日本は米ソに比べれば所詮、新参のひよっこです。1969年に月に行って帰ってきたような連中と、1970年に初めて人工衛星の軌道投入に成功した日本とでは、今でも基礎体力が違うでしょう。そして、基礎体力の差は、トレーニング量の差により今も広がっていることでしょう。

        >更に、深宇宙での通信技術の凄さにも驚かされますね。

         はやぶさは直径1.6mの高利得アンテナでも最大8kbps [spaceinfo.jaxa.jp]なのに、火星探査ローバーの「Opportunity」「Spirit」はちっぽけなアンテナで12kbps [nasa.gov]ってのは、彼我の技術の差を感じますねぇ…。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年08月21日 22時36分 (#1208039)
        日本の探査機に原子力電池を積むことを、日本社会が許しますかね?
        親コメント
      • しかもそれを2機セットでつくっちゃうんだからすごいよなあ。
        親コメント
  • 改訂版 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Sakura Avalon (12557) on 2007年08月21日 18時14分 (#1207936)
    お詫び:「すんません、太陽系の距離紹介ですが冥王星は無かった事にしてください。」
    いや、惑星の定義まで記してるわけじゃないから構わない気はしますが…。

    #>そのうちボーグになって帰ってきます部門より.
    スターマン [goo.ne.jp]が友好を求めてやって来るのじゃダメ?
    • by k_f (18123) on 2007年08月21日 19時45分 (#1207983)
      太陽系の図が書いてあるのはパイオニア探査機の方 [wikipedia.org]ですね。

      ヴォイジャーの方 [wikipedia.org]は基本的にアナログ音声が記録されたレコードで、レーベル面はほとんど再生方法に関する図ばかりです(パルサーを基準にした太陽系位置の図と、水素の図はパイオニアと共通)。
      親コメント
      • Re:改訂版 (スコア:5, 参考になる)

        by TarZ (28055) on 2007年08月21日 20時13分 (#1207992) 日記
        いえ、レコードには音声以外に画像データも収録されていて、太陽系の惑星に
        関するデータもしっかり入っています。

        太陽と内惑星 [nasa.gov]
        外惑星 [nasa.gov]

        冥王星も載っています。

        # ちょっとデータがおかしいんですが…。どういうことですか、ドレーク先生!

        ちなみに画像のデコード方法はレコードのカバー [nasa.gov]に書いてあります。
        右上の、波模様や日の丸みたいに見える部分がそれです。
        親コメント
        • Re:改訂版 (スコア:2, おもしろおかしい)

          by k_f (18123) on 2007年08月21日 20時27分 (#1207995)
          げ、本当だ。勘違いしてました。
          木星に環が無い……っていうか木星の環を発見したのヴォイジャー本人(?)じゃん!

          #回収してみると木星と海王星の画像に環が追記されてた、なんてことになったら、
          #それこそスタートレックですな。
          親コメント
          • Re:改訂版 (スコア:5, 参考になる)

            by TarZ (28055) on 2007年08月21日 20時53分 (#1208005) 日記
            地球外知性(ETI)になったつもりでレコードの解読を試みたい場合はここからどうぞ。

            レコードカバーの図 [nasa.gov]

            これだけでデコード方法が解ったという人は、ぜひSETIのスタッフになってください!
            こんな図だけで解るかあ!という普通の人は、こちらのヒント。↓

            読み取り方法ヒント(英語) [nasa.gov]

            実際はここからレコードを読み取るのですが、物理レイヤはさすがにレコード実物が
            ないと難しいので(いや、実物があっても難しいけど)、無事に1次元のデータから
            2次元画像を復元できたものとして…。

            テストパターン ○ [nasa.gov]
            (レコードカバー上の「日の丸」はこの画像。これが見えたら正しく画像が復元できたということ)

            太陽系の位置 [nasa.gov]
            (既知のパルサーを示してある、パイオニアでもお馴染みの図。アンドロメダ星雲も)

            数値表記法と基本算術 [nasa.gov]

            物理単位 [nasa.gov]
            (ここで脱落するETIが多いと思う)

            我らが太陽のスペクトル [nasa.gov]
            (…待て、カラー画像のデコード方法が載ってないぞ)

            地球の大気組成 [nasa.gov]
              :
              :

            と、こんな感じで続いてます。
            親コメント
            • Re:改訂版 (スコア:5, 参考になる)

              by Anonymous Coward on 2007年08月22日 1時00分 (#1208084)
              面白そうなネタなのでディスクのカバー絵について補足。
              (間違えているところがあるかもしれないので誰かフォローお願いします)

              1.右下の○2つ
              これが解析のための最も重要な図です。
              (同様の図が、親コメント中の「物理単位」の中にもあるので参照)
              これは水素原子のhyperfine transitions(原子核の自転方向と電子の回転方向
              (よく見るとマッチ棒みたいな電子の向きが違う)が変わる)ことを表していて、
              それにかかる時間(7.04*10^-10秒)を1としたものを、これ以降の図の時間や長さの
              単位の基本としています。
              ちなみにこの現象が起きる時には例の水素電波が出ます。
              なお、宇宙人の手紙ではディスク内の数値記述方法が登場するまでは、
              数値を2進数で、0を「-」、1を「|」として表現しています。

              2.左上の大きな円とその下の断面図
              レコード付属のカートリッジの設置と回転方法です。
              周囲の |---||……というのが1周させるための時間(=回転速度)です。
              (先に書いた水素原子の時間を1として2進数で表したものが描かれている)
              ディスクを1周約3.6秒で右回転させ、カートリッジは外側から中央に向けて
              53分46秒で移動させることが描かれています。

              3.右上の波形と四角
              読み出された信号のフォーマットです。
              音声→映像の順で記録されているようです。
              映像の走査方向はは家庭用ビデオ信号とは違い、上から下への垂直走査→
              左から右への水平走査の順で進むようです。例の数字で縦1ラインが8ミリ秒、
              水平走査線数512ラインという値がかかれています。
              (四角図を右に90度回転させると、右側に走査線番号が書いてあるのが分かります)

              4.日の丸図形
              親コメントで書かれているように、ディスクが正しく再生できた時に、最初に
              出てくる画像のサンプルです。
              実際の映像では、グレースケールで16段階の円画像と、テストパターンで
              おなじみの正弦波音が流れてきます。
              図形が円である理由は画像のアスペクト比調整のためですが、それ以外に
              「高度な知性体なら正円を描ける」という仮説の元に、ボイジャーを送り出した
              生命体が知性体であることを表すために選ばれたという話を以前に
              聞いたことがあります。

              5.左下の放射線図
              地球から見たボイジャー出発時のパルサーの方向と距離(例の水素原子の
              時間を元にした時間が小さく描かれている)が描かれています。
              右に伸びる水平線は天の川銀河中心を示しています。
              銀河の星は常に動いているため、各パルサーがこの位置になる時期を
              逆算するとボイジャーが出発した時期と母星の位置が分かります。

              (この話を人にしたところ、感想の中に、「この図は、侵略を目的とした
              異星人には格好の餌だ」という危惧の声があり、色々と考えさせられて
              しまいました……)

              なお太陽スペクトルのデコード方法についてですが、これが太陽スペクトルで
              あることが理解できる文明であれば、吸収線の位置から太陽がG2天体で
              あることに気付き、そこから太陽光の色を推測できるだろうということのようです。
              親コメント
              • by TarZ (28055) on 2007年08月22日 2時31分 (#1208103) 日記
                なお太陽スペクトルのデコード方法についてですが、これが太陽スペクトルで
                あることが理解できる文明であれば、吸収線の位置から太陽がG2天体で
                あることに気付き、そこから太陽光の色を推測できるだろうということのようです。
                それをどのように1次元のレコード情報から復元するかが、私には解らなかった点です。

                レコードカバーに描かれている方法は、グレイスケール(単色)の画像のデコード方法のみで、
                カラー画像がどのように記録されているか(デコードするか)の情報は、どうも私には見つけら
                れませんでした。

                単にWWWで公開されている情報の中にないだけで、レコード内にはきちんと収録されているのかも
                しれませんが。(全部公開してくれればいいのに…)

                # ETIが人間の視覚特性に基づいたカラー画像を解釈できるのかも1つの壁。

                1.右下の○2つ
                これが解析のための最も重要な図です。
                個人的には、ここで引っかかるETI多数だと思っています。あの○2つを水素分子と想像してくれ
                というのは無茶すぎる…。

                この図形が解釈できて初めて「時間」と「長さ」と「質量」の単位を伝えることができるので、
                ここを乗り越えてもらわないとその先が…。
                親コメント
              • by T.Sawamoto (4142) on 2007年08月22日 10時13分 (#1208170)
                なお、宇宙人の手紙ではディスク内の数値記述方法が登場するまでは、
                数値を2進数で、0を「-」、1を「|」として表現しています。
                そもそも、この認識を行ってもらえるのか、かなり疑問が……。
                パイオニア探査機の金属板 [wikipedia.org]には、板面に刻まれた2進数数字自体が多いですから、まだしも認識してもらえる可能性はあるかもしれませんが、ボイジャーのはサンプルが少ない上に、途中で折り返しているものがいくつもあるのは問題でしょう。
                情報量は少ないですけど、メッセージとしてはパイオニア金属板の方がはるかに優れていると感じてしまいますね。
                第一、音楽なんか収録しても異星人を困惑させるだけでしょうに(^^;)
                本気で誰かに情報を伝えるつもりなんかない、単なる悪乗りの自己満足でしかないなぁと。
                親コメント
              • by TarZ (28055) on 2007年08月22日 2時39分 (#1208105) 日記
                あの○2つを水素分子
                あ、間違い。水素原子の電子のスピンが変わる現象の概念図ですね。
                親コメント
              • by TarZ (28055) on 2007年08月22日 9時25分 (#1208157) 日記
                スペクトル画像についてはその通りです。が、カラー画像が、この後にいっぱいあるんですよ。

                学術的な画像だけでなく、子供の教育、買い物している一般市民といった人間生活の様子の写真も
                多数あります。WWW上の画像を見る限りそれはカラーなので、レコードにもカラー画像が収録されて
                いると思われます。
                親コメント
              • スペクトルデータをスペクトルデータだと解釈できるようなエンコードの仕方をしてあれば,
                それを元にカラーの符号化手法は推定できますね.白黒とカラーのスペクトルデータをそれと
                わかるように組で入れておければ確実ですか.
                そうなってるのかどうかは実際に記録されてるデータがどうなのか知らないのでわかりませんが.
                親コメント
              • by TarZ (28055) on 2007年08月22日 10時44分 (#1208177) 日記
                おっしゃる推測が当たっているとすると、こんな感じですかね。

                「スペクトル画像がRGB 3枚画像として格納されている」

                以下、レコードを拾ったETIがする(とNASAが期待する)推論:

                 これはどうやら、恒星のスペクトルを示す画像らしい
                  ↓
                 しかし、特定の波長区域(*1)のものしか記録されていない
                  ↓
                 この画像を作った生物は、どうやらこの波長区域しか見えないようだ
                  ↓
                 それも、似たような画像3枚が組になっているが、それぞれ強度のピークが異なる
                  ↓
                 この画像を作った生物は、この波長区域を3つの区画で分けて認識する視覚を持っているようだ
                  ↓
                 この視覚特性では、単色光と混合光(例えば、紫色の光と、青・赤の混合光)は区別できない。
                 そういうハンディキャップをもった生物なのだろう
                  ↓
                 この後に続く画像も、似たものが3つペアになっている。これは、その生物に見える世界を示したものだろう。
                 単色光と混合光の区別ができない画像ではあるが、ある程度はこの世界を想像できるだろう

                 (*1) 可視光部分。
                親コメント
              • Re:改訂版 (スコア:2, 興味深い)

                by T.Sawamoto (4142) on 2007年08月22日 11時06分 (#1208186)
                ちょっとNASAのサイトからは見つけられなかったんですが、Wikipedia英語版のVoyager Golden Record [wikipedia.org]のページには"Most of the images used on the record (reproduced in black and white)..."、日本語版のボイジャーのゴールデンレコード [wikipedia.org]ページにも「レコードに収められた画像は、白黒画像ではあるが……」とあります。(一次情報じゃないので、正しいかどうかは不明)

                カラー画像で紹介されているのは「なんでカラーにしないの?」と質問してくる一般人向けで、実際にはモノクロで収録されているってことではないのかな、と。
                親コメント
            • Re:改訂版 (スコア:3, おもしろおかしい)

              by virtual (15806) on 2007年08月22日 11時00分 (#1208185)
              >これだけでデコード方法が解ったという人は、ぜひSETIのスタッフになってください!

              ということは、このレコードはSETIが地球外に人材を求めた求人広告ということでしょうかね?

              類似例? [google.co.jp]
              親コメント
    • by Jadawin (2174) on 2007年08月21日 21時19分 (#1208013) 日記
      現在位置のページになぜか、星座の情報があったりする。

      #人類の英知が深淵に届いたことを示すパイオニア10号が
      #牡牛座にあるということは、、、とか人工惑星占星術な
      #人が言ってたりするのかしらん?
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年08月21日 22時38分 (#1208040)
      ゴールデンレコードに吹き込まれた「あいさつ集」、日本語で「こんにちは、お元気ですか?」を吹き込んだ女の人は誰ですか?
      ネット上にはノダさん、という記述もありましたが……
      「時報のお姉さん」以上に気になります!
      親コメント
  • しかしこいつは危ない (スコア:2, おもしろおかしい)

    by wolf of white supern (22102) on 2007年08月21日 19時04分 (#1207959)
    宇宙人が居たとき向けに金メッキされたレコードとか積んであるボイジャーだけど、電源の関係上宇宙人視点からみたとき下手すると劣化ウラン弾みたいな核兵器にもとられかねません。

    なに核兵器送りつけてくるんじゃどアホウ

    と星間戦争の引き金にもなりかねません。で、そんな中にあったレコードを再生して「なめとんのかワレ」となったりして。
    一応こいつ [wikipedia.org]とかこういう人 [wikipedia.org]とか、宇宙戦争になってもいいような備えをするとか、ボイジャーを回収するとかそういった行動をしておいた方がいいかもしれません。備えあれば憂いなし。
    --
    RはRevolution・Return・Rememberの意味です
    • いや実際、昔のSF小説では敵意のありそうな宇宙人とのファーストコンタクトにおける
      最重要事項は、「いかにして母星の位置をさとらせないか」であったのだがなぁ。
      わざわざ地球の位置を乗せてボイジャーを発進させる時点で、子供心に
      「この人たちは(地球人と類似した)宇宙人の存在なんて信じてないんだな」と
      思ったよ。
      親コメント
      • まあ確かに拾われる可能性が非常に低いだろうというのは考えられていたでしょうが,
        それ以外にも

        ・十分進歩した文明はそれなりに理性的であろうという推測(願望)
         まああまりに攻撃的な文明は長期間存続できないのでは?ということでもある.

        ・そもそも長距離の侵攻は無理/やる理由がないだろうという推測
         時間がかかりますし,(少なくとも人類の想定できる範囲での科学/技術では)それほど
         大量な物資を運搬できるとは考えられない.凄まじい長距離に,現地の膨大な物資に打ち
         勝つだけの規模の軍を派遣する必要がありますから.

        ってのもありますね.
        特に後者なんて,数百/数千/数万年かかるところに,惑星一個と渡り合えるだけの軍を送り出さ
        にゃならんわけで.挙句の果てに勝っても得るものはほとんど何もありませんし.

        惑星の資源は無意味です.鉱物資源に関しては,そんな大規模宇宙開発の出来るような文明
        ならわざわざ重力井戸の底から持ち出すよりも,そこらに浮いている岩塊から持っていく方が
        楽です.(しかも母星には持って帰れない)
        エネルギー資源なら同様に恒星のエネルギーでも直接使った方がマシです.
        生物資源は……そもそも基礎構造から違う生物種がどれだけ利用できるものやら.少なくとも
        食べるのはやめておいた方がいいかと思います.(他惑星で食用になる植物が生えていると
        いう描写の,なんと荒唐無稽なことか!)
        移住に関しても,生態系を全部再構築せにゃなりませんし,大気なども問題になりますし,
        結局惑星丸ごと改良する手間がかかりますので,あまりお手軽ではありません.
        気を付ける必要があるとしたら,戦争が熱烈な趣味/義務であるような性向/宗教(のような
        もの)/文化を持ったような存在ぐらいなんじゃないでしょうか.
        親コメント
      • by TarZ (28055) on 2007年08月22日 2時53分 (#1208108) 日記
        「この人たちは(地球人と類似した)宇宙人の存在なんて信じてないんだな」
        存在は信じていても、実際に拾われることになるとは思っていないでしょう。

        あのレコードは、「オレは確かにここに存在したぜ。でもって、こんな機械を宇宙に送り出したんだ」という
        ケルンみたいなものじゃないですかね。

        # あとは、一般市民の宇宙探査に対する興味の喚起。(これ重要)
        親コメント
  • 今でも飛び続けており (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年08月21日 19時31分 (#1207977)
    もし飛ぶのをやめたらそっちの方が大ニュースだと思うのだが。

    #それを確認できていることには驚愕
  • ヴォイジャーは、タレコミ本文にもあるとおりイロイロとハツタイケンしているから、魔法使いにはなれないとオモイマス。
  • by Anonymous Coward on 2007年08月21日 19時05分 (#1207963)
    という話が昔あったような気がするんですが追加予算はついたのでしょうかね?
    現状米国のDSNはかなり大量の衛星との通信を担っていて、パンク寸前で
    さらに予算の緊縮でアレシボ閉鎖って可能性が出てきたので、遠すぎて
    信号解析やコマンド送信にかなりの時間をとられるボイジャーの観測を
    やめちゃおうか、という話が過去ありました。

  • どっかの引力圏に捕らわれる予定とかあるんでしょうかね。すげぇ先の話としても。
  • by gonta (11642) on 2007年08月21日 23時04分 (#1208055) 日記
    冥王星よりも外の星でスイングバイして・・・
    --
    -- gonta --
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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