jasnabe 曰く、 防衛省のお知らせより、先日、次期輸送機とともにロールアウトした次期固定翼哨戒機が初飛行に成功したそうです。飛行時間は約1時間で、航空自衛隊岐阜基地を出発し再び同基地に着陸したとのこと。また、次期固定翼哨戒機の試作機の形式番号は「XP-1」に決定され、量産機は「P-1」となることも確定したとの事です。
割り切り (スコア:4, 興味深い)
固定翼 (スコア:3, おもしろおかしい)
固定翼って、じゃあ可変翼哨戒機ってジャンルもあるのか?知らんかったぁ!
かっこいいぜ!
……と思ってから一分後に回転翼に対する固定翼だと気付いた orz
恥ずかしいけどIDで
#ちなみに、可変翼機は翼の形状を変更できるが固定翼機とされる場合が多い。(Wikipediaより)なんだって、知らなかった。 orz
Re:固定翼 (スコア:1)
Re:固定翼 (スコア:1)
対潜に強い訳ではないので哨戒機とは呼び辛いですが。
まあ、あんまり意味ないよといえばその通り…。
ゆっくり長く飛ぶには低出力エンジンを数多く積んでいる方がいいですからね。
そうするとエンジンは翼に吊るしか配置のしようがない訳で。
軽量化を突き詰められる無人機なら違うアプローチもあるかな。
#可変翼大好き
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:固定翼 (スコア:0)
自衛隊ならSH-60Kなど。
朝日新聞 (スコア:2, 参考になる)
初飛行の動画 (スコア:2, 参考になる)
タキシング、離陸、着陸の映像があります。
Re:初飛行の動画 (スコア:1, 参考になる)
伴走していたP-3Cに比べて、音が静かだなぁ、というのが最初の感想でした。
# いつもはF-15がバリバリ、ブイブイ@各務原市
搭載電子機器 (スコア:2, 興味深い)
これが大切で、実はP-8(米軍他)とP-X(日本)と、詰める餡は「ほぼ」一緒で、片方は「最中」片方は「どらやき」という感じ。
ドンガラの仕様がちがっても、基盤が一緒というと、自作パソコンに似ているか?
Re:搭載電子機器 (スコア:1)
基本的には、将来に於いても米海軍と、収集した情報や指揮系統の面で共同行動を十分に取るために自前の情報処理システムが米軍のシステム、特にDDXやらP-8やらが中心になった部隊とXP-1を軸とした海自側のシステムとの情報リンクの面でのマッチングをさせるための研究。って事でしょう。
但し、米国のP-8の開発自体がコンセプト的に無理があったのが祟ってか、スケジュールも予算も破綻しまくっている様なので、今後どうなるか予想が出来ない辺りもあるように思いますけどね。
# 皮肉なことにF-35計画も似た状況になりはじめている…アメリカの工業全般の産業基盤の足腰の
# 衰え方やその速度が尋常ではない方に関心を持ちますけど。
まぁ、XP-1の場合、機体技術の中で一番の技術的な難関であり最新技術でもある、純国産エンジン+フライバイライト制御と言う組み合わせでの実際の飛行試験・特に被弾してダメージを受けた場合を想定した試験や強引に離着陸をやる場合の試験で問題出しがほぼ出来て、対策も打てたので…と言うのが予定を大幅に遅れなければ、
逆に開発自体が破綻していて先行き不透明になりつつあるP-8計画の代替機として米海軍などに売り込み掛ける可能性は否定できませんけど…それでも中身の電子機器とかは違うでしょうから。
# 所謂「モンキーモデル」のような根本の能力を落とした機体で売るというよりはアメリカ側の
# 都合で、自国企業が稼げるように中身を米国製に総入れ替えする可能性の方が高いですけど。
Re:搭載電子機器 (スコア:1, 興味深い)
># 皮肉なことにF-35計画も似た状況になりはじめている…アメリカの工業全般の産業基盤の足腰の
># 衰え方やその速度が尋常ではない方に関心を持ちますけど。
おいおい、アメリカの産業基盤の足腰が衰えてるって…
アメリカがどれだけ大規模に、広範囲に渡りリソース費やしていると思っているの。
今回のP-Xなんて川重が前回のP-X以来暖め育て続けたアイディアを
日本の航空産業界(産学含め)全リソース費やした集大成ですよ。
失敗したプロジェクトなんぞ掃いて捨てるほど存在しながらも大量なリソース費やしてきて今のアメリカ航空産業界があります。
日本はF-35レベルをチャレンジすらできない程、差を付けられてしまっているのが現状です。アメリカ舐めすぎ。
Re:搭載電子機器 (スコア:1)
>日本はF-35レベルをチャレンジすらできない程、差を付けられてしまっているのが現状です。アメリカ舐めすぎ。
90年代半ばまでのアメリカと今のアメリカは自国内の工業の基礎体力自体が違いすぎる。
確かに頭脳部分のコアは残ったけど、他の部分が殆どコスト的な理由から海外に依存している。
アメリカの場合、今配備されている新鋭兵器が計画・開発開始された80年代から経済政策の変化で、あれだけ広い範囲をくまなくカバーしていた産業基盤の殆どが、安い労働力を求めて外国に移ってしまっているあたりが最大の問題だと思うんですよ。
P-8のようなシステムとしてとらえると野心的だけどリスクの高い計画は確かに「アメリカらしい」けど、最盛期のアメリカならば、ここまでややこしいことになる前に計画自体を放棄して新しい機体やシステムの開発に動いていたと思いますが。
他の陸海の兵器に関しても似たような感じで迷走している計画はかなりある訳で(後継戦車計画の迷走は需要が変わったというのもあるんですけど、もともと戦車から自走砲から歩兵戦闘車まで同じベースから開発しようって事自体、強引ではある)、そのあたりに共通しているのは、
現状の手持ちの自国内でのリソースでは出来ない高望みをずるずると引きずり続けてやっている
って一点のように思いますが。
# と言うか、今のアメリカの場合、最大の敵はテロリストや中露ではなくて官民揃っての経済破綻と、それを招いた
# 国内の空洞化では
# …こういう経済問題に軍隊がどう言う兵器でどう戦うんでしょうかね:-p
F-35にしても開発自体は80年代末期から始まっていて、実際今頃は実戦配備する予定でX-ナンバーの時の競作までは行ったけど、その後不具合やら何やら出まくって空軍型は引き渡し可能になりそうだけどF-16の後継と言うには単価が半端ではなくなったし、他の2タイプは今の設計だと実戦で使うにはな能力不足になりそうなのが見えてきて機体を再設計するかどうかまで話が行ってしまっている訳で。
出資した諸外国とどうするのか揉め始めているんですが。
まぁ、経済政策云々について言うならば、日本もアメリカと同じ道を歩んでいて、それらの煽りで工業基盤やそれらに支えられている研究開発部門自体の厚みがかなり薄っぺらくなったというか脆弱になっている訳で、XP-1,C-X,ATD-X…その次に目論んでいるっぽい純国産戦闘機と言う軍用機開発のロードマップが達成できるか安心は出来ないですけど。
逆にいえば、XP-1の開発・量産計画が日本の航空工業が温めつづけてきた物を基に総力を出した結果ならば、この計画が頓挫するかそこそこ量産ラインが回って、運用上の不具合出しと対策が順調に出来る段階を乗りきれるか自体が日本の現状から近未来にかけての工業の基礎体力をモロに反映する訳で…外交的な判断による横槍を棚上げするならば、コケるかコケないかは今かなり弱ってきている基礎工業力や経済力の足腰の部分がどれだけ取り戻せるかにかかってるんじゃないかとは思いますよ。
じゃぁ、
量産打ち切りになったF-2はどうなのよ?!とか言われそうですけど、あの場合には外交的な横槍が入りまくって、日本側独自開発の技術をパテント無視で勝手にアメリカ側が基本的に無料で使えたり(当然、その技術はアメリカの特定企業に還流されて開発した日本側と価格面でのライバル商品になる)、
一機ごとにアメリカが分担して作った分や開発経費と称して単価の半分位アメリカに払うような「縛り」の中で出来た戦闘機ですから、今回の場合とは違っていくら出来が良くてもアメリカとの取り決めが生きている間は、けして支払うお金に見合った見返りが得られない訳で
…ならば、生産を打ちきって(表ではどう動くかとか表の名目どうするかとかはあれどもその部分とは違うあたりで)もっと現実的な選択肢を探しつつ純国産戦闘機開発への技術を熟成させたり他の機種の開発・生産にリソースを廻そう。と言う決断を行う事自体的確だったと思います。
ところで (スコア:1)
と仰って1ヶ月ちょっとしか経ってませんが、どうなさったんでしょうか。artaneさん。
http://d.hatena.ne.jp/artane/20070831 [hatena.ne.jp]
惜しい (スコア:1, おもしろおかしい)
#え?潜っちゃダメ?
それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:2, 興味深い)
収まりが悪い気がしますがまあそれはそれ。
しかし自衛隊は対潜作戦が大好きですね。
現行の対潜哨戒機P-3にしても、100機以上も保有してるのはアメリカと日本ぐらい。
アメリカは世界中で展開して運用せねばならないことを考えれば、この島国に
100機以上も集中運用していることの異常さがおわかりいただけるかと思います。
(まあ、冷戦期にロシアの原潜を封じ込める必要性があった、という事実はあるにせよ
ここまで数を揃えるのはなにかしらの執念があるような気がする)
#そもそも自衛隊の最初の潜水艦の配備理由がすごい。
#海自発足直後にアメリカから旧式の潜水艦(ガトー級)を払い下げて貰ったのだが
#その目的は「対潜作戦の訓練用」。つまり、潜水艦を見つける技術を磨くためには
#なんとしてでも潜水艦が必要だ、と考えるくらいに潜水艦を脅威に思っている、
#てことです。
先の大戦で米潜水艦に輸送船をボカスカ沈められ、国内の工業生産が滞り結果として
真綿で首を絞められるように負けた、という事実を「海軍」としての組織的
トラウマにでもしてるのかな?
もしそうだとすれば、『連合艦隊主義の毒素(*)』を嘆いた旧日本海軍の
海上護衛総隊の大井参謀も今頃草葉の陰で喜んでおられることでしょう。
*:戦艦大和の沖縄特攻作戦に船団護衛の油を取られた大井参謀が
「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統がなんだ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」
と叫んだのは昭和史に残すべき一シーンだとおもう。
(大井篤著『海上護衛戦』(学研M文庫)参照のこと)
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:3, 参考になる)
別の問題であることは他の方が指摘している通りです。
#「この島国」というのは、たぶん国土の狭さをいいたいのでしょう。
#常識で考えれば島国ということは海に囲まれてると言うことで、
#基本的には哨戒すべき海域が増えること(所要哨戒機が増える)を
#意味しますので、そもそも文脈的におかしいのですが。
以下の記述も知識不足をさらけ出してます。
>#そもそも自衛隊の最初の潜水艦の配備理由がすごい。
>#海自発足直後にアメリカから旧式の潜水艦(ガトー級)を払い下げて貰ったのだが
>#その目的は「対潜作戦の訓練用」。つまり、潜水艦を見つける技術を磨くためには
>#なんとしてでも潜水艦が必要だ、と考えるくらいに潜水艦を脅威に思っている、
>#てことです。
潜水艦と言うのは基本的に攻撃兵器なので、専守防衛にはそぐいません。
逆に潜水艦は海上交通にとっての深刻な脅威です。
海上交通を守るのは海軍(or 海自)の最も重要な任務です。
対潜作戦(ASW)を訓練するのは当然であり、高度な訓練のためには高性能の潜水艦が必須です。
海自が潜水艦を、ASW訓練用として取得しようとするのは、至極当然と言えます。
ちなみに「専守防衛」の縛りの無い韓国でさえ、初期の潜水艦取得目的はASW訓練です。
訓練目的の潜水艦取得は、動機としてはごく当たり前なんですよ。
#サヨクのデムパな批判を鵜呑みにしちゃったのかな?
敢えて言おう。カスである!と。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:0)
親コメントの当部分
は世界中へ展開する米軍に比べて活動範囲が狭いはずの日本の自衛隊で100機も必要な理由がわからない、という事だと思います。100機という数字の根拠があれば私も知りたいです。
#具体的な運用の話に踏み込む必要があるとまずいのかな
##
最近はわずかでも自衛隊に対して否定的なニュアンスを読み取るとすぐにサヨクのレッテルを貼るするコメントがつくので前もって釈明しますと、少しですが軍オタ属性を持っているので装備の根拠に興味があるというだけです。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:1)
日本の排他的経済水域(いわゆる200海里)は、国別でみて世界第6位 [wikipedia.org]の広さがありますね。
アメリカが100機運用しているというなら、面積比では40機あたりまでは妥当な線でしょう。
それより多いのは、警戒すべき隣国の近さあたりが原因かなぁ…
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:2, 参考になる)
潜水艦に限っては、訓練目的を除けば、ほとんどそぐいません。
そこが潜水艦の本質です。
「戦略型」や「攻撃型」潜水艦はあっても、「防御型」潜水艦なんてあまり聞かないですよね?
どうしてかと言うと、潜水艦というのは「どこにいるか分からない」というのが最大の長所で、
見つかったらその時点で一方的に狩られる側に回ります。
発見された潜水艦と言うのは、水上艦や水上機に勝てません。
だから空母などの高価値目標や護衛のいない艦艇、民間船以外はふつう攻撃しません。
だから敵海上打撃力(敵艦隊)への防御戦闘には、潜水艦はふつう使いません。
あ、潜水艦は機雷を放出できるので、機雷敷設なら「防御的」かな?
でも味方水域なら水上の機雷敷設艦使った方が早いし、
潜水艦で機雷を敷設するのは主に敵性水域及びその近辺だしなぁ。
#空母打撃群などに随伴する潜水艦はちょっと話が違います。
#(めんどくさいので割愛しますが)
>仮想敵の艦船の海上交通を容易でないものにする、
>という点では潜水艦は防御的に用いることができます。
そういうのはふつう「攻撃的」に分類されるのですがw
敢えて言おう。カスである!と。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:1)
海江田艦長なら勝てる。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:3, 参考になる)
>100機以上も集中運用していることの異常さがおわかりいただけるかと思います。
戦時の防衛対象が間違いです
仮に近隣諸国と戦争状態になった場合に守る必要があるのは国内施設・政治家だけではなく
日本と輸出入している商船の安全も確保しなくてはあっという間に敗戦になります。
(国民?生き残った人だけでも復興できるから大丈夫でしょう)
兵糧攻めされたら日本って何年戦えると思いますか?
商船を守って安全に輸出入する為には滞潜哨戒機は日本の経済水域全部を網羅する必要があるのですよ。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:2, すばらしい洞察)
そこを定期的に護衛艦が巡っているための、あるいは今や核保有国となってしまったパの国を「こちら側」に引き止めるための
例のアレなはずだったのですが。それがダメで人死にがふつーに出ているISAFに出るのは良し、という某党は……
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:0)
それはそうと現状でも出してる護衛艦は戦闘行為できないでしょ。だからあれを巡っているから安心なんて思うのはさすがにお花畑だよ。
潜水艦?ASMでしょ。 (スコア:2, 興味深い)
ましてや、領海侵犯の相手 [mod.go.jp]まで付き合わなければならないのだから。
上陸を許して戦うほど、国内の環境が整っているわけではなく、侵攻部隊を海でなんとかしなければならない。陸攻化(ASMなどの水上艦艇対応)が求められるのも、要求仕様として、世界的に異質となるが、これもしかたない。
日本列島ごと、ニュージーランドとチリの中間線に引っ越せば、こんな苦労はいらないのに。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:2, すばらしい洞察)
あるいは北からの船舶全般。
純粋なボートピープルから、偽装難民船まで、今後増加してもおかしくはないしね。
何せ国土が狭いから、上陸されると厄介だし、海域で落とせるだけ落とす
という戦略自体は間違っていないと思うよ。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:1, 参考になる)
>>100機以上も集中運用していることの異常さがおわかりいただけるかと思います。
哨戒すべき水域の広さと,敵対する国と近い距離にあることを考えれば全くもって正常。
限定的ながらも対地攻撃能力を持つ対艦ミサイルを搭載できる哨戒機を多数配備するのは
離島防衛にも有益なことです。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:1)
いつ頃からか海上自衛隊の「対潜哨戒機」は「哨戒機」に名称が改められて、今はP-3CやSH-60J/Kも「哨戒機」 [mod.go.jp]と呼ばれています。
SH-60Kではヘルファイア2 [jda.go.jp]や機銃が搭載できるようになったりと、潜水艦だけなく不審船を初めとする対水上艦戦(ASuW)対策が必要になってきたということがあるんでしょう。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:0)
あれはラ国や輸入はほぼオリジナルで
国産だけ別扱いで順番つけてるだけです。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:0)
C-1は既にいる [wikipedia.org]ので、C-Xが制式採用された暁には、兄弟機なのにかたやP-1でかたやC-2になってしまうということですね。
# F-1 [wikipedia.org]とT-2 [wikipedia.org]の例もあるから別にいいのか。
Re:それにしても対潜好きだな、自衛隊 (スコア:0)
米海軍のC-2 [wikipedia.org]と名前が重なってしまう。この機種は日本じゃ使ってないんだけど
日本でも運用しているE-2 [wikipedia.org]から派生した輸送機なのでなんだか少しだけこんぐらがりそうです
ネーミング (スコア:0)
費用対効果 (スコア:0, フレームのもと)
自国開発に固執しなくても、製造元企業/国家を複数にすることによって、買い手優位の契約に持ち込むことは十分に可能だ。しかし、今のような米国べったりの状態では、世界中どの企業からしても”足許を見る”ことができて、日本に不利な契約になる可能盛が極めて大だろう。
日本にそんな国家戦略があるかどうかは極めて疑わしいが。
Re:費用対効果 (スコア:5, すばらしい洞察)
いくつか疑問があります。
・「自国開発に固執」してるのに「米国べったり」なんですか?
・「米国べったり」なのに、米国以外の「世界中どの企業」からも「足許を見」られ得るのでしょうか?
・「米国べったり」を抜けるための「自国開発」なら「世界中のどの企業」も関係ないのでは?
・そもそも国と企業が比較対象になっているのは適切なのでしょうか?
・国防に関わるのであれば、多分最低限の要求性能とか機密保守とかあると思いますが、
そういった面も含めた上で「コスト計算」をすると、
自国開発や米国に固執しなくても、頼ることのできる国(企業)は限られるのではないでしょうか?
Re:費用対効果 (スコア:2, 参考になる)
Rh120とかPF3とか重迫とかヘリとか航空機エンジンとかではヨーロッパ製のモノを使っている我らが自衛隊ですが、
それ以外の分野でヨーロッパ製品の調達が進まないのは、
タコな製品を買って「これで足許を見られずに済んだ、出来レースじゃないぞ」と誇るワケには行きませんね。
製品や部品が入手しにくくなる可能性がアメリカのそれに比べてかなり高い。
あげく大陸にも同じモノの技術情報やライセンスを売る、といったことを平然とやってのけるので、とてつもなく評判が悪い。
などといった理由があるからで、こういった点が改善されるならヨーロッパからの調達を真剣に検討してもいいでしょうが、
そうでなければ金と時間と人命の無駄です。
Re:費用対効果 (スコア:3, 興味深い)
>自国開発に固執しなくても、
自国開発は考えておらず
>製造元企業/国家を複数にすることによって、
アメリカ、フランス、EUと複数の国にしていますので
>買い手優位の契約に持ち込むことは十分に可能だ。
買い手優位の契約に持ち込む条件はそろっているわけですが、本当に欲しいF-22は今のところ売ってもらえないですね(法律で輸出禁止)。
ですので本当に必要なものはお金がかかっても自分で作るしかないって気もしますが。
次期固定翼哨戒機に関してはアメリカのP-8が開発が難航していて日本のP-Xよりも開発費がかかりそうな気配なので、お得な買い物だったと思います。
Re:費用対効果 (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:費用対効果 (スコア:1)
だから例え同盟国であっても、F-22を売るわけには行かないのさ。
同盟国向けには、変形機構を取り除いたF-22βを開発中だからもうちょっと待ってな。
Re:費用対効果 (スコア:0)
ステルス機能を取り除いたBasicEditionもご用意しております。
Re:費用対効果 (スコア:3, おもしろおかしい)
宇宙対応のUltimate Editionも発売いたします。
Re:費用対効果 (スコア:2, すばらしい洞察)
両方欲しければ高価な F22 Ultimate Editionを買うしか無いんですよね。
なんだいその (スコア:1, おもしろおかしい)
毎月ブラックボックスをアップデートしないと危なそうな名称は。
しかも「こっそりアップデート」である日突然アップデートできなくなりそうだ。
F22は (スコア:2)
必要ですよ。
んで、ステルス塗料なんて当然軍事機密なので日本への輸出許可をするか検討中です。
F22を使い捨てに出来るほど国防予算あったっけ?
Re:なんだいその (スコア:0)
その場合は日付変更線を超えれば [srad.jp]前回終了時の構成に戻らないかなw
機密事項 (スコア:0)
お値段比較 (スコア:3, 参考になる)
いままでの経験を元に一から開発してもうすぐ開発完了のP-X、4機 679億円 [mod.go.jp]
※当然ながら同一条件下での価格ではないが。
コスト度外視だあ? (スコア:1)
マンガの読みすぎだ馬鹿たれが。ブラックゴーストやその他諸々の秘密結社じゃないんだぞ。ああそうよ。こう言う時にこの台詞は使うべきなのよ。
このプロ市民め!アカの手先め!!!
#微妙に中の人だけどID
Re:コスト度外視だあ? (スコア:1, すばらしい洞察)
強度不足は? (スコア:0)
設計ミス?による強度不足があったらしいが、どうなったんでしょう?
ttp://mediajam.info/topic/178569
Re:強度不足は? (スコア:4, 興味深い)
とまあそんな一般論を出すまでも無く、航空機では設計荷重に安全率1.5を掛けた終局荷重に3秒間持てば良し、という設計がなされます。
そして、試作機の静強度試験で終局荷重に3秒より長く耐えた場合、それは過剰品質で重量削減の余地アリ、ということになります。
また、CAD/CAMや数値風洞の発達した現在においても、機体の隅々まで詳細に荷重や強度をシミュレートすることは不可能です。
となれば、まったくの新機種の試作機は、ちょっとばかり余裕を持って作って静強度試験を通し、あとで重量削減に悩むか、
とりあえずシミュレーションどおりの荷重で設計して試験をやり、強度の不足が分かった部位に補強を施すか、ということになるわけですが。
Re:強度不足は? (スコア:0)
# といっても、実際は車の衝突試験のシミュレート [jamstec.go.jp]なので全然難易度が違うでしょうけど。
## それでも最終的に完全に現実とは同じには行かなかったし。