モリブデン-99 が足りない 51
ストーリー by reo
原子炉で作られていたとは 部門より
原子炉で作られていたとは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
放射線医薬品の原材料となるモリブデン-99 が、カナダ原子力公社 (AECL) の原子炉 (NRU) のトラブルにより、5 月 25 日以降、製造元からの輸入がストップし、ピンチになっている (asahi.com の記事より) 。
モリブデン-99 は RI アンギオグラフィー、シンチグラフィ、レノグラフィといった放射線造影手法で利用される、体内診断用放射性医薬品はこれまでも輸入依存が危惧されており、全て輸入に頼ってる体勢に疑問が投げかけられている。
これ以前より、日本原子力研究開発機構は、昨年より産学協力によりモリブデン-99 の国産化に向けた技術的検討を始めたばかり (材料試験炉 (JMTR) を用いたモリブデン-99 (99Mo) の国産化に向けた検討を開始) だが、到底間に合うはずもない。
問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:2)
これ、備蓄できるなら輸入でもいいと思いますけど、備蓄しておけないですからねえ。
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:3, 参考になる)
5/25が最終入荷とすると今日で88日=2112時間なんで1/(2^32)にまで減ってるのか・・・
#やたらきれいな数字になったのでビビった。
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:5, 参考になる)
まあ、使用される量の2^32倍もの放射性物質を普段から在庫してるわけがないので、そんな昔の生産分はとっくに消えたに等しいです(笑)
5月に発生したこの事故の事情については、核医学学会やアイソトープ協会のサイトに詳しく書かれています。
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,11917,110,116,html [jrias.or.jp]
http://www.jsnm.org/node/536 [jsnm.org]
なんでいまさら朝日新聞がこの問題を取り上げたのかわかりませんが、この故障はかなり昔に発生した話であり、特に南アフリカが増産で最大限頑張ってくれたのが効いて、もう現時点で臨床面でそんな重大な影響は出ない程度になってたと思うのですが、違いましたっけ。特に代替検査がなく臨床的に重要なTc-99m骨シンチなんかは最優先で供給されたので、6月の一部を除いて [jrias.or.jp]大した影響は出ませんでした。
個人的にはこういう珍しい物質は世界5カ所で分散して作られているなら十分だと思いますし、そもそも核医学関係の薬品のほとんどは、急いで何かしないと直接生命に関わるようなタイプの薬ではなく、ないならないで代替手段があるような薬品が多いです。だから、政府の怠慢だとかインフルワクチンに絡めてどうだ、とかいう話は、ちょっとピントがずれている気もします。
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:5, 参考になる)
この問題は昨日今日の話ではなく、かなり昔から騒がれてていました。
平成7年の閣議決定において原研でのRI製造に制限がかかり
それを原研のRI製造部は受け入れ、現在は事実上解散状態です。
その後も国内で製造されているRIはありますが、ほとんどを輸入に頼っている状態で
安定供給に関してかなりの疑問が持たれていました。
そういう中で、カナダはRI製造を積極的に行っていたのですが
新規で設備投資をするとコストが見合わないというカナダの都合を踏まえ
当面、日本はMo-99をカナダから購入し続けて他のルートでは原則購入しない
という”安定購入”を条件に”安定供給”を受けることになりました。
安定購入が確約されて初めてコストが見合うようになるという事です。
これが足かせになり、日本ではカナダとの約束のために国内でRIを製造しようとしません
カナダの原子炉はどんどん老朽化します。
安定購入が確約されても、新規で原子炉を作るほどは儲かりませんので
今の原子炉が朽ちたら、カナダはRIの製造を止めると言い出しています。
でも、安定購入の確約を揺るがさない為に、国内製造の検討を国は進めません
そう言う中で、原子力機構において廃炉が決まったJMTRを復活させる為の口実の一つとして、
原子力機構が強く危機感を訴え、やっと検討課題として乗るようになりました。
その後も原子炉以外にMo-99を抽出する方法や、Mo99-Tc99mジェネレータの作成等に問題を抱えており
いろいろあって、頓挫しかけている状態です。
医療メーカーは国内生産に乗り気でないとか・・・
コストの都合でインドネシアの原子炉を借りて日本の技術でMo-99を製造して輸入しようとか・・・
そう言う中で
大強度陽子加速器を使った新プロセスの方が効率がよいかもしれない
照射対象を同位体濃縮すれば効率が上がるかもしれない
等という案も出てきており、現在も検討と予算申請を繰り返していいます。
この事象が起きる直前の4月にも、私が知っているだけで3つのグループが
それぞれ「カナダの原子炉が止まったらどうするだ!」騒いでいました。
これだけ前から、これだけ具体的にやってもこんなオチになっているんですよねぇ
せめて金だけでも積んで欲しいものです・・・
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:1)
そうなのですか…運の問題だと思ったのですがやっぱりお金の問題だったのですね。
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:2)
いやマテマテ、この場合 1/2^n になっているところまでは必然です。:-)
# (88 * 24) / 66 = 32 なのは確かにきれいな偶然。
Re: (スコア:0)
#CTやPETを検診でするとか考えられない
Re: (スコア:0)
現場で製造せざるを得ないほど半減期(122分)が短いからしかたがないんだけど...
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:4, 興味深い)
現場で製造せざるを得ないほど半減期が短いのは
C-11は20分、N-13は10分という状況です。
そういう中、F-18は122分"も"半減期があるので
直前に作らなくてよかったり、隣町の病院になら運んでいける!
という事でF-18の利用により技術的な問題が緩和され、保険の件との
相乗効果で一気に普及が進んだのです。
また、Mo-99は基本的にサイクロトロンでは製造が出来ません
事実上中性子を当てる必要があり原子炉が必要となります。
原子炉は数十億円~数百億円
サイクロトロンなら数億円です。
陽子を当ててMo-99を効率的に製造する核反応プロセスが昨年(?)考案されましたが
実際は、数百億かけて陽子加速器を作っても十分な量が取れるか怪しいぐらいです。
Re: (スコア:0)
冷凍しておけばいいじゃん。
使うときは電子レンジで「チン」で。
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:2, 参考になる)
原子炉がその「電子レンジ」なわけで
家(日本)にその電子レンジが無いのが問題でもあるわけで
Re:問題の本質は半減期の短い放射性物質というところか (スコア:1)
Re: (スコア:0)
フリーズドライの方が手軽に保存できていいと思うな。
エレメントハンター? (スコア:2)
インフルエンザのワクチンも (スコア:1, すばらしい洞察)
インフルエンザワクチンの製造方法も昔ながらの卵を使うなど、
足りなくなることが十分に予想できていたにも係らず、
政府は何の策もしていませんでした。
ほんとに、必要なところにお金が回る仕組みってできないものでしょうかね。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:3, すばらしい洞察)
実際に足らなくなるより前に、足らなくなる危険性を認識してどうにかすべきと言っていた人ってどれくらいいるのでしょうか。
今、実際に問題になったので「予算が回らない=政府の怠慢」という考え方が成立しますが、必要な予算を十分に割り振って、
問題を未然に防いていたならば、下手したら「予算の無駄遣い」としてやはり批判の対象になることだって考えられます。
# Y2k問題の対処に費やしたコストを無駄だったと言う人がいるように。
問題の認知度が低く、なんとかすべきという世論を形成するに至っていないのであれば、社会全体にとっては優先度の低い問題です。
政府与党が民主党であったとしても、予算の見直しの中で優先度が低いとして後回しにされる案件でしょう。
政府与党がどこであっても変わりませんよ。
それが民主主義ってものだと思います。
# だから、「問題がある、どうにかすべき」と思う人は声をあげて行かないと駄目、というのはまた別の話。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:5, 参考になる)
モリブデンから出来るテクネシウムは、心臓や脳のSPECT、骨シンチに使われていて、すぐには困らないけれども月単位で使えないとそれなりに不便です。現在は南アフリカからきたモリブデンがあって、不足ながらも何とかなっています。
今回は期間という点では長いのですが、原子炉の故障で供給が止まることはこれまでも何回もあったので、関係者は「ああ、またか」という感じではあります。
現在は1社がほぼ独占的に供給しているのですが、こうなったときのために南アフリカとコネクションを作ってあったという点では、危険性を認識して可能な対策をたてた人がいたということと思います。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:3, おもしろおかしい)
マッチポンプが最も評価される、それが日本式だもの。
トラブルを起こして、必死になって対処するのが一番評価される。
いっぱいバグを仕込んで、後から残業してデバッグ
→ 朝から晩までまじめに仕事をする熱心な奴
へんてこ仕様にして他人から相談されまくる
→ いつも他人から相談される、頼りになる奴
感染症に罹ったのに、出社して病原体を撒き散らす
→ 病気に負けずに働く気概のある奴
この素晴らしき、体育会系の世界。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:2, 興味深い)
http://www16.ocn.ne.jp/~obk-2/makoto.140/hondai.html
ただまぁ、一番の問題は、咳エチケットを初めとした常識を教えない家庭と学校にあるわけですが、昭和四十三年の香港風邪と昭和五十二年のソ連風邪が死亡率が高くなかった状況でインフルエンザに対する危機意識が低下し、ちょっとひどい風邪程度の意識しかなかったことも拍車をかけているでしょうねぇ。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:2, おもしろおかしい)
有能な人間が被選挙権を行使して政治家になったり、採用試験を受けて公務員になったりすればいいんだよ。簡単だろ?
Re: (スコア:0, フレームのもと)
有能な人間でも、政治家や公務員の身分に数年いると無能に変わるので、そう簡単にはいきません。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
つまり非正規公務員を増やせばおkと。
Re: (スコア:0)
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:2, すばらしい洞察)
これまでのワクチンの経緯を調べてみたらいかが?結局はマスゴミと無関心な大衆のせいですよ。
インフルに限らず、リスクに対する認識や議論が全く進まないどころか、退行してます。
副作用や薬害のリスクはゼロにはできないんで、無過失補償などの体制をとるべきなのに、
日本では「任意」だから「自己責任」などということになっています。
マスクをすれば安心とか、ワクチン打てば安心とか、単純に考えている人もいっぱいいますね。
マスクもまた品切れパニックになりかかってますね。
マスゴミはセンセーショナルにあおることしかしません。
認識を深める、議論をするなんて観点はないです。
政府が無理矢理どうこうすべき?それはそれで批判がすさまじいでしょうね、日本では。
身動きが取れず、被害は増える一方だと思います。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
最初の1文以外は同意なんですが
じゃあなんで、補償についてもっと大きく打ち出してワクチン接種を奨励しないんですか?任意だって逃げをうってるのは何で?
実際は補償を受けるのに厳しい審査やら手続きがいるのでは?
http://medg.jp/mt/2009/08/-vol-198-1.html [medg.jp] という記述もあります。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
>じゃあなんで、補償についてもっと大きく打ち出してワクチン接種を奨励しないんですか?
以前、ワクチン接種について民からの反対があったためだ。
反対している人が居る以上は、任意にしないとね。
それとも、反対していた人はもう居ないとか、反対とか言いましたが嘘でしたと撤回したのかな?
民意って、結構うつろうものだからね。でも、民意には逆らえない。
じゃ、反論している人は接種しないでいいよ、接種したい人には補償もある程度でるので、ご自由に..ってことな。
補償がでるっていっても、被害が消え去って元通りになるわけではないからね。
リスクを甘受できる程度に薄める程度はしておいて、接種した方がよいだろうが、
最終的に受けるかどうかは、本人/保護者という責任を持つ立場に任せるのは、当然だと思うよ。
Re: (スコア:0)
> 反対している人が居る以上は、任意にしないとね。
> でも、民意には逆らえない。
おいおい、ご都合主義なことを。反対している人がいる以上任意なんて理屈が通れば裁判員なんて集まりますか?反対している人がいようといまいと行政として全員に義務づける必要があるものはやる、不要なら任意、これ以上の論はありません。
ダウンロード違法化、大衆薬の通販などなど政府の方針に反対している人がたくさんいましたがどうなりましたか? こういうときだけ「民意を重視」なんていっても説得力はないです。
> 最終的に受けるかどうかは、本人/保護者という責任を持つ立場に任せるのは、当然だと思うよ。
社会的に感染拡大を防止するという目的を達成するためには自己責任論じゃだめでしょう。
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
>おいおい、ご都合主義なことを。
いえいえ、民意というモノに従わざるをえないのが主権在民ですからね
反対する民がいないことや、反対した連中を全員殺すなりしないことには、できませんね。
>社会的に感染拡大を防止するという目的を達成するためには自己責任論じゃだめでしょう。
反対という民意を発した国民全体の自己責任ですよ。
声がでかい気違いが人を殺す方向に民意を作ってしまった結果なわけですけどね。
国が悪い!...うん、この件については、悪質な結果を招く民意があり、それがそのまま出たという結果。
よい民意にのみ従え、悪い民意には従うなとか?
Re: (スコア:0)
脳症を起こしてから雀の涙ほどの補償金貰ったって、家族全員地獄なんだよ
地域からは当然偏見を受けるし、税金泥棒とネットごしに叩かれることもある
#生きていれば必ずいいことがあります(笑)ですか
Re: (スコア:0)
>補償についてもっと大きく打ち出してワクチン接種を奨励しないんですか?任意だって逃げをうってるのは何で?
これは、マスコミにたたかれてしまって畏縮しているのかなと。私もその記事を読んでますが、今声の大きな団体は薬やワクチンを早期に導入しようという人よりも薬害側なんですよねえ。ただマスコミが以前よりもまともな報道するんで、かろうじて任意でうちましょうとまでには言われるようになっただけましになったといってます。
>実際は補償を受けるのに厳しい審査やら手続きがいるのでは
本当は、全ての副反応がでた生
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:2, 参考になる)
卵を使わない方法の開発に成功していたら、ワクチン不足を回避できるのでしょうか?
(ワクチン製造なので)クリーンな環境の生産ライン増設が間に合うのかとか、ラインを増設したとしてそのための設備投資を回収できるのか(計算上回収できなければ、製薬会社はそのような「無駄な」設備投資を行わないでしょう)とかいろいろと考えなければいけない問題があると思います。
インフルエンザ対策だけを考えると、国の政策としての児童への(一部の無定見な圧力に負けて)インフルエンザワクチンの接種をやめたのが間違いの元で有ったと正式に発表し、この制度を復活させる。……といったことを行うことで一定のワクチン需要を確保し、(今回のモノに限らない)「新型」インフルエンザ発生時にも無理のないワクチン増産で対応できるようなバックグラウンドを用意するべきなのでしょう。
但しこの結果、国家財政における医療費が増える可能性があるので、これが今後も起こりうる「新型」インフルエンザ発生と、これによって起こるであろう経済損失を防ぐために充分効果的な投資であるか否かを見積もる必要があります。
# 当然この見積もりは「専門家」であるはずの厚生労働省の役人がやるべきものなので、省庁としての予算増のためにお手盛りの見積もりを行うことがないよう、見積もり関係者全員の責任の明確化は必須ですね。またこの見積もりの責任ある定期的見直しも。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re: (スコア:0)
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1, オフトピック)
「国防」のことをちゃんと考えてない自民・民主が日本を牛耳ってる限り無理だろ
少し…頭冷やそうか…
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
Re: (スコア:0)
造るのは民間の製薬会社だろ、何で政府を攻撃する?
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:1)
>国民の生命と財産を守るのが国家の機能だから。
そういう機能ではなくて、それが目的だからね。
民間製薬会社という民間でどうとかなるのならわざわざ国が動く必要もない。
民間製薬会社という民間でどうとかならないなら、動くわけだ。
生産能力の調査くらいはしているだろうね。
足りないなら、原因を「民間に」やる様に指示する程度だね。
死にが足る民については、民の意思ってのを尊重するってのがあるだろう。
主権在民の一種だね。
Re: (スコア:0)
Re:インフルエンザのワクチンも (スコア:2, 参考になる)
国民の利益を守ろうとするから戦争が起きるんですよ。
あなたは、アヘン戦争がどんな理由で起きたのかご存じないのですか?
(まぁ、とうのイギリス議会においてすら真っ二つに意見が割れたそうですが)
物事が交渉だけでうまく回らなくなったとき暴力で無理やり納得させると言う方法は、
もっとも単純かつもっともシンプルで確実な方法です……負けさえしなければ。
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大渦よりの来訪者
大渦よりの来訪者
Re: (スコア:0)
事実ではないですね
Re: (スコア:0)
>負けさえしなければ
そうなんだよねえ。
60年前の戦争を悔いる言葉のうち、
「戦争そのもの」を悔いる人と
「戦争で負けたこと、負け戦だったこと」を悔いる人とが、居るんだよね。
そりゃ人によって捉え方は色々だろうけど、
後者の人が望んだとおり、つまり勝ち戦、になっていたならば、日本が今も
●米国のように戦争漬け(麻薬のように)の国家であること
●旧日本軍のように偏執的なイジメ体質が国の中枢に残ること
●天皇(主権)制とかの国民にとって鬱陶しい制度が残ること
であったろうことのデメリットについてはどう考えてるのか、
私としては素朴に疑問に思っています。
Re: (スコア:0)
ヒエラルキーほど美味しいものはない。
Re: (スコア:0)
>私としては素朴に疑問に思っています。
以下が私なりの回答です。
>米国のように戦争漬け(麻薬のように)の国家であること
戦争漬けってのはそれはアメリカだからですよ。同じ戦勝国のイギリス、フランスはそんな事無いですよ。
>旧日本軍のように偏執的なイジメ体質が国の中枢に残ること
自衛隊だって軍隊ですが?
>天皇(主権)制とかの国民にとって鬱陶しい制度が残ること
GHQですら天皇の重要性を理解していたのに、それを鬱陶しいの一言で済ませるのはいかがなものかと。
貴方にとって、歴史、文化、伝統は無価値な物なのかもしれませんが、多くの日本国民はそれらを大切にしたいと考えているでしょう。
そもそも天皇は明治以前から実質的な政治的な権力は失っていたと思います。
これはあくまで例えですが、天皇は、国を治める国王という立場よりも、ローマ法王の立場に近い気がします。
Re: (スコア:0)
横レスですが
・前提を間違えたまま議論を進めています
そもそも、あれは軍の中枢でも最後は負けるという悲観的予測は出ていた訳ですからね。
「もし勝てたら」という予測を、それなりに実現性あるものとするには、
サヨク的似非平和主義に囚われず、ウヨク的天皇制維持シナリオにも囚われない、
もっと根本的なパラダイムシフトをする必要があるはずなのです。
だから
>●米国のように(略)
云々というシナリオにはならない可能性のほうが大きいのです。
貴方の挙げている問題は、どれも敗戦の遠因にこそなれ勝因と結合しないからです。
所詮、貴方は物量的限界が許さない事、精神論の枠でしかない事
Re: (スコア:0)
> それが真実ならこの世に戦争なんて無いと思いますがいかが?
国民の生命と財産を守るためには外国を攻めるしかない場合だってあるから。
# 外国が攻めてきたとき、というのは除きますね。その場合、攻める国の側に立って同じ
# 質問をすればよいのだから。
外国を攻めることでしか守れない財産っていったい何だよ?というところもポイントかもね。
豊かな生活を続けるためには、外国からいろんなものを収奪しつづけないといけない、とか。
もちろん、国民の利害がいつも一枚岩であるとは限らない。ごく一握りの国民の財産のために
戦争が起こるなんてことも多いだろうね。「国民イコール仲間」意識を植え付ける(という
ことはどこの国でも行われていると思われるが)ことでそれをごまかしたりとか。
Re: (スコア:0)
製造されたワクチンを検査して合否を決める役目が国ですよね。だったらワクチン待ちでいいじゃん。
というか、いまワクチンがないないというけどこれって国が怠慢だったからなの?どうもそこらが未検証のまま騒ぐのはいい加減すぎるぞ。きちんと「国は○月○日にはこういう行動ができたはず」とか具体的に指摘しなきゃ意味ないよ。
Re: (スコア:0)
陰謀論がお好きなようですが、文章が頭悪すぎてついてけんわ。