パナソニックがブラウン管事業から撤退 61
ストーリー by hylom
まだ生産していたことに驚き 部門より
まだ生産していたことに驚き 部門より
pidgin 曰く、
主要国内メーカーでは、最後までブラウン管の製造・販売を行ってきたパナソニックが、ブラウン管事業からの撤退を発表した(プレスリリース、 ITmedia の記事)。
リリースによると、パナソニックの子会社が出資している中国の合弁会社の株式をすべて中国側の企業に譲渡するとのこと。1954 年から続いたパナソニック(松下)のブラウン管事業はこれで幕を下ろすことになる。
ソニーは 2008 年の 3 月に撤退、日立は 2007 年に撤退のニュースが出ており、パナソニックの撤退によって、ブラウン管の製造・販売を行っている国内主要メーカーはなくなった。
放送用カラーモニターも? (スコア:4, 参考になる)
池上はCRTが残っているようですが、これも製造中止になるのでしょうか?
http://www.ikegami.co.jp/products/broadcast/monitors/detail.html?product_id=30
放送業から離れて、早11年・・・・・
ブラウン管は無くなる運命? (スコア:1, 興味深い)
測定器用は静電偏向、
だったかな。動作原理が違うんです。
もちろんディジタイズしちまえばあとはTFTなり好き放題なのですが、
けっこうレーダー画面などは読み取りが職人芸な人がいるので、
トラディショナルな人に合わせるエミュレーションに苦労しているそうです。
あとは色再現もまだブラウン管を完全再現できていないんだっけかな?
んで、CAD系の人はCRT探して使う人もいるとか。
最近のデバイスは良くなってるのかしらん
分からないなら調べてから書けば? (スコア:1, すばらしい洞察)
>色再現もまだブラウン管を完全再現できていない
色再現は既にブラウン管を越えている
画面の更新速度も、問題ない
あとは残像と内部処理の高速化(による遅延)のみ
Re:分からないなら調べてから書けば? (スコア:2, 参考になる)
速度的にもまだまだ問題あるって。
液晶の応答速度のカタログ値は基本的にピーク値で、実際はもっともっさりしてる。
下頁の各液晶駆動方式の立ち上がり応答スピード参考。
http://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/index2.html#LCDtype [miyahan.com]
リフレッシュレート60Hzを維持しようとすればGtG全域16ms以上の応答速度が必要になるけど、
オーバードライブ無しにその応答速度をたたき出せる液晶は未だ無いし、
オーバードライブのかけ過ぎで色が狂う液晶ならあるけど、問題無しとはとても言えないでしょう。
あと、色再現云々言った人はおそらくコントラスト比の事とごちゃ混ぜになってるんだと思う。
確かに暗所コントラストにおいてCRT以上のデバイスは無いかもしれませんが、
古いCRTはカツ入れが効き過ぎて全体的に絵が白っぽくなるので、
そのへん期待して中古CRTとか買うとかなり馬鹿を見ます。
CRTディスプレイが壊れて液晶について調べ始めたら今まで知らんかった事が出るわ出るわ・・・
リンク先のサイトは遅れた知識の取り戻しに凄く役に立って感謝してます。
安物液晶とブルーレイのコンビが10bit化を足止めしてる気が。 (スコア:1)
現状でPC上から扱えるディスプレイが液晶ぐらいしか無いんだもの・・・
有機ELが普通に使えるようになるまであと何年かかるやら。
さらに値下がりを待つのに何年かかるやらといったところ。
プラズマディスプレイはちらつくし高解像度化に向かない。
SEDも小型化に不向きだしFEDも状況としては似たようなもん。
性能的に違うとは言うけれど、
フィールド周波数60Hzをきっちりこなせるパネルは未だに無いよ。
オーバーシュート出まくりのインチキパネルならあるけどさ。
それに、昨今の安液晶はTN真っ盛りで階調は未だ6bit。
HiFRCによる疑似フルカラーだって事は殆ど書かれてない。
ディスプレイは6bit、グラフィックカードは8bit、
そこに来て民生向けの超高画質メディアが8bitと来りゃあ、
一般人が10bitディスプレイを活用出来る機会は無い。
なお、10bit入力対応の製品なら今は普通にあったりする。たとえばこんな。
http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cCG243W/?tab=4 [eizo.co.jp]
でもディスプレイだけ10bit化してもどーしようもないやね。
オンボは当然のこと、GeForceとかRadeonも10bit出力は出来ない。
えっらい高価なFireGLとかQuadro辺りでよーやっとって具合だ。
WindowsのGDIは8bitまでしか考慮されてないから、
必然的にOSはOSXかVistaになる。それを活用出来るアプリも凄く限られる。
よって最低構成で50万は下りそうにない状況、
しかもそこまでやって出来る事は作ることであって見る事ではない。
これじゃもはや一般人は買うまいて。
っていうかそれ以前に、
それを必要と感じる人が居なさそうなのが一番痛い!
ブルーレイのバンディングノイズを気にする人がどれだけ居るんだ・・・
4bitから24bitまではトントン拍子だったのになー。
映画業界はメディアの高画質化を嫌ってるフシがあるし、
積極的に動いてはくれないんだろうなぁと思う事しきり。
メディアの交代まで15年はかかるだろうからもはや絶望的。
アナログディスプレイが生きてりゃ、どっかが先走るだけで次のステップを踏めたかもしれないのに、
階調表現が苦手なデジタルディスプレイが主流になっちまったせいで完璧に停滞してしまった。
ディスプレイはRGB各色10bitの信号が来ても対応してなきゃ映りすらしない。
ビデオカードは今になってMatroxのParhelia欲しいなんて人居ないだろうし、FireGLを買う一般人はそうそう居ない。
AVメディアは10bitサポートの新しいメディアが出たところでBlu-rayで良いじゃんとか言われそう。
PC周りは取り敢えずモノがあるからあとは普及を待つだけだろう。
しかしAV機器から変わらない事に普及は二進も三進もいかなそう。
そんなこんなでRGB各色10bitはえげつなく遠い未来になる気がする・・・
( ´Д`) <はぁー
Re:安物液晶とブルーレイのコンビが10bit化を足止めしてる気が。 (スコア:1)
色々書かれてますが、全て需要の問題で、アナログディスプレイなら解決することって無いと思います。
データの伝送がアナログ/デジタルか、パネルの駆動がアナログ/デジタルかが混ざっている気もしますが、
どちらにせよアナログのまま高解像度、多階調化するのは無理です。
短残光でインパルス駆動って点を生かすなら、CRTにも強みがありますが、
解像度と階調は弱点でしか無いと思います。
Re:安物液晶とブルーレイのコンビが10bit化を足止めしてる気が。 (スコア:1)
今使ってるのはT966ですが、Full HDレベルになるともうフリッカとゴーストが悲惨。文字も殆ど読めません。
階調データとして正確かといえば、アナログ特有のノイズが有るため正確性においてはCRTの方が分が悪い。
でも、一応10bit化の恩恵を受けることは出来て、バンディングノイズは出ないように出来る。
ドットマトリクスで無い分、ボケ味が階調のエッジを隠すので元々目立ちはしないんですけどね。
ただそれだけの話でしか無くて、今更CRT有利を唱えるつもりはさらさら無いですよ。
劣化したブラウン管の特性は応答速度と視野角を除いて液晶に劣ります。
無劣化のブラウン管の特性なら、さらに暗所コントラストが加わります。
つまり、これら3点の課題を解決した次世代ディスプレイが10bit化してくれれば、
汎用ディスプレイ用途としてのCRTはいよいよ役目を終えられるのかなぁ、と。
使ったことのないのに決めつけるのやめたら? (スコア:1, おもしろおかしい)
一部のプロフェッショナル用途、それも印刷分野に限られるけどね。
> 画面の更新速度も、問題ない
あなたの用途ナラね。
>あとは残像と内部処理の高速化(による遅延)のみ
CADよりCGアニメーション系ですが、
使い物になる液晶ディスプレイは限られていて
条件を満たす製品は高価すぎる。
パーティクルなど動きの激しいモーション作成には使えないので
未だにブラウン管を使ってるところは多い。
相対的にみるとまだ液晶ディスプレイはブラウン管に劣る。
自宅のパソコンなら液晶で十分でしょうが。
映像を見て楽しむ側とそれを作る側とでは妥協できるレベルが違う。
映像を作る側って… (スコア:1, すばらしい洞察)
千と千尋のDVDが赤っぽくなったのは、制作側が妥協出来なかったんだね。
妥協できる数百万人の消費者を無視しても、妥協できなかったんだね。
# 映像を作る側が常に正しいわけではない。
Re: (スコア:0)
ブラウン管の時でもモニター画面なんて今のハイエンド液晶よりずっと高かったでしょうが。まさかブラウン管なら全部よかったって勘違いしてる?ピンキリだったでしょ。
今の民生用液晶でも足りない用途のモニター画面なんて、100万では効かなかった。今はそのレベルのもの、いくらで売っているかご存じか?
たぶんもう身近にブラウン管が無いので全然覚えてないんだろうけど。もうその状況はここ2,3年で代わってる。比較対象が脳内ブラウン管・脳
Re:使ったことのないのに決めつけるのやめたら? (スコア:3, 参考になる)
>見る側にもうブラウン管が無いのに、液晶パネルでどう見えるかなんて考えないんですか。
じゃなくて、エラーを素早く発見できるかが問題なわけです。
たとえば1フレームだけエラーがあって気づかないでいると、後工程になってから分かっても修正がエライ大変になったりする。
CGムービーで言えばアニメーション付け→レンダリング→コンポジット→編集という工程を踏み、当然最終段階では液晶でチェックする。でもアニメーション付けの段階では動きや破綻のチェックの方が優先になるし、コンポジットでは色再現の方が優先になるっつーことで。
プロは一人で作ってるわけじゃないからなあ。
Re:使ったことのないのに決めつけるのやめたら? (スコア:1)
3DCG はワイヤフレーム表示で作業することが多く、さらに親コメの「パーティクル表示」ではそれが単なる「点」となり、高コントラストの中「線」と「点」がディスプレイ上を動き回ることになります。
この際の残像感が許せるかどうかでしょうね。
#ま、許せる許せないの前に、壊れたら液晶しか選択肢はないのですけどね。
#消費電力に関しては、ほぼ同サイズの液晶に対してビックリするほど高い、という程は無いと思いますが。
#その前に CPU と GPU が電力バカ食いしてるので、そもそも業界自体がエコじゃないですね。
ん? 俺、今何か言った?
Re:使ったことのないのに決めつけるのやめたら? (スコア:1)
私が読んだ限りでは、元コメの人は「液晶パネルでどう見えるかなんて考えない」とは書かれていないようです。
それと、あなたは我々一般人向けの画作りを前提として考えているようですが、ひょっとしたら元コメの人はフルHDよりすぐれた画面向けの画を作成されているのかもしれません。
例えばエヴァンゲリオン劇場版・序などはBDに納めるときRGB各色10bitではマッハバンドが出てしまい、BDに納めるときにそれなりの丸め処理をしたそうですが(IT mediaかAV Watchかマイコミジャーナル当たりに載っていたと記憶しています)元コメの人がそのような一般向けのフォーマットには収まらない業務向けの画を作ったりしているならば、用途に合わせてLCD(或いはプラズマ)とブラウン管(またはトリニトロン管)を使い分けていることは充分にあり得ます。
# 有機ELやSEDが使えるようになるとまた変わってくるのかな?
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re:使ったことのないのに決めつけるのやめたら?(蛇足) (スコア:1)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090526_169966.html [impress.co.jp]
これかな。Blu-rayはRGB各色10bitから8bitに
ダウンコンバートする際にカラーバンディングが発生してたらしい。
10bitでカラーバンディングが出てた訳では無いので念のため。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0909/24/news001.html [itmedia.co.jp]
記事がナナオの提灯というのは置いておいて。
ダウンコンバートする際に表現として意図しない階調の変化を描く事が問題なので、
LUTがちゃんとしてるモニタなら8bit256階調でも
一般人がカラーバンドを意識する機会は無いんじゃないかな。
それに、現状で構造上や原理上、液晶以上にちゃんと色を扱えるデバイスは無いんじゃない?
CRTは原理上無限色扱えるが、通常の製品でデータ通りの表示が期待出来るかと言えば答えはNOだし、
有機ELやSEDは新品なら良いだろうけれど、輝度劣化がセル単位で起きる。
液晶になってから、スクリーンセーバーの本来の存在意義を忘れきってる人は多いんじゃない?
CRTの利点は他に沢山あって代替の効かない分野も実際にあるだろうから、
MISSIONさんの文意について意見があるわけではないのだが、一応。
さらに蛇足だが、もののけ姫の辺りだったか、
宮崎駿御大が色数の不足を理由にCGは駄目だと言っていたのを思い出す。
当時でだって結構なトシだろうに、よく見えてたもんだよね。
なお、この頃の環境はCRT全盛です。
さらにさらに蛇足だが、Windowsは95から実に14年! かかってWindows7にてようやく8bit以上の色数がサポートされます。
この14年の間、2003年頃には2D性能は飽和したとか言われてたぐらいだし、半導体の能力的な問題では無かったはずだ。
つまり、色彩表現についてディスプレイ側が追いついていなかった事の証左とは言えまいか。
さらにさらにさらに蛇足だが、ハイカラー(RGB 5,6,5bit)中、
256色パレットのゲームの画像でも普通に綺麗なグラデに見えたもんだ。
http://www.furukawadenki.net/images/kurokamirebirth_05.gif [furukawadenki.net]
人間の目って本当に適当だって事がよー解る。もっとも、こちらはLUTではなくディザリングだが、
てかこれと同じ発想のテレビがあったな。東芝の魔方陣アルゴリズムとかいうのがそれか。
どうせ当分の間は放送波もブルレーもPCも8bit階調カラーのまんまなんだし、
色の正確さを期さない場面で魔方陣アルゴリズムみたいな考え方はPCディスプレイでアリだと思う。
とはいえPCディスプレイにREGZAはでけぇなぁ・・・
それはそうとSX2462W-PXGY欲しいです( ^ρ^ )
Re:使ったことのないのに決めつけるのやめたら?(蛇足) (スコア:1)
>それはそうとSX2462W-PXGY欲しいです( ^ρ^ )
私はそこまで贅沢言いません、MultiSync LCD2490WUXi2-BKにDisplayPortをつけた奴が欲しいです。できればLCD3090WQXi(BK)が欲しいなんて口が裂けても……。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
Re: (スコア:0)
これは、恥ずかしい><
Re: (スコア:0)
激しい動きのある映像をみると、
とてても画面の更新速度が間に合ってるようには見えませんが
ブラウン管に比べると圧倒的に劣る
それとも、一般人には手が出せないような超高級モデルのはなしですか?
Re: (スコア:0)
> 色再現もまだブラウン管を完全再現できていない
誰もブラウン管を使っていないならそもそもブラウン管を再現する必要はないでしょう。再現する必要があるのはブラウン管に映し出されているモノとか印刷物の発色では?
# そもそも印刷することを想定していないとか被写体の存在しないCGとかだとまた話がややこしくなりますが
目標はもっと上にある。 (スコア:0)
例えば、ダイナミックレンジの下限の話。
画面真黒にして、夜、部屋を暗くして、
画面になにも光が無くなったら、黒再現は完成でしょうか。
ブラウン管だと、電子線をカットオフしちまえば良いわけで。
#ばかだなぁ、一般ユーザーよりスペック上じゃなきゃチェックになんないだろ
#映像、音響、なぜプロ用スペックがあるのかかんがえてみろよ。
Re: (スコア:0)
普及品の話なら、普及品ブラウン管TVの質はそんなに高くなかったと思うが。
夜に、入力信号のないブラウン管TVはぼんやり光っていた。
んで、映像を作っている現場でも、「やっぱりCRTっしょ」という昔気質もいるが、
実際保守やらの問題で液晶にリプレースされ、それで品質に差が出たという話は
聞いたことがない。
Re: (スコア:0)
そんな単純でもなかったような。
その昔、マスクの色がバイオレットなブラウン管が売られてたけど
あれは確か黒が締まるという触れ込みの技術だった筈。
視覚の残像効果なども勘案しないと単純に黒は出せないというのをその時に意識した覚えが有ります。
Re: (スコア:0)
うちの仕事関係のCG屋CAD屋は既に大半がCRTから液晶にシフトしてます
色味的な面ではきちんとキャリブレーションしていれば印刷用に使用しても問題無いレベルまで来ていますし
画面で見るものに関しても、別コメでも書かれていますが既にパソコンもTVも大半が
液晶にシフトしており、今後も当然それが加速するのでブラウン管を再現する必要はありません
(理屈では色域的に問題は無いわけですし)
あと温度の影響は多少ありますが、地磁気の影響がほぼ皆無なのも手軽で良いです
解像度面では業務使用に耐えうる高解像度モデルは高価ですが時間とともに解決されつつあります
CRTモニタを手に入れるにしても生産終了間際に生産された新品が手に入れば良いですが
長年倉庫に眠っていたような新古品や中古品を使う位なら比較するまでもなく液晶を使います
コピペが流行りのようなので (スコア:1)
とりあえずURL置いておきますね。
http://srad.jp/hardware/comments.pl?sid=386525&cid=1278227 [srad.jp]
#アナログ技術が無くなった時、何が残っているのだろう。
#壮大なストーリ。空転するアイディア。
オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:0)
テレビのほうはもう要らないだろうけど。
http://www.instek.co.jp/product/oscilloscope/analog/ [instek.co.jp]
これはCRTって書いてある。
http://www.instek.co.jp/product/oscilloscope/digital/ [instek.co.jp]
こっちはTFTだそうだ。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:5, 参考になる)
日本だと岩通、TEXIO(旧ケンウッド)がアナログを手がけてますね。
岩通は名実共にアナログオシロのトップメーカーといっていいでしょう。
岩通は測定用ブラウン管を自社で製造しています。TEXIOは岩通のOEM
という話をちらっと聞いた記憶がありますが良く知りません。
海外の安いアナログオシロは中国製のものが主流になってるようです。
測定用ブラウン管はかつて(大昔)秋葉原などでも新品が手に入りましたが
いまでは大変なレアアイテムでして、新品はなかなか手に入りません。
なんでロシア製のを輸入して遊んだりしてる人がいるようですよ。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:2, 参考になる)
興味があったのでWEB検索してみるとヒット。
【企業探訪】第1回 国内で唯一CRT製造の専用工場をもつオシロスコープの老舗企業 (岩崎通信機) [gicho.net]
だそうな。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:1)
# 個人的にはあれ、レーダーっぽくて好きなんだけれど。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:5, 参考になる)
液晶を使うのはほぼすべてデジタルオシロですけど、デジタルオシロは
ナイキスト周波数が測定限界になる上、現実に近い波形を得るには
測定する周波数より遙かに高いサンプリングレートか、それが無理なら
等価サンプリングに頼らざるを得ません。等価サンプリングを行う
対象は周期的な信号に限定されます。
アナログのブラウン管であればたとえ単発現象であってもアナログ帯域の
範囲であれば表示に反映されるということはあります。
ただ、単発現象じゃ表示されても目の方が追いつかないですから、
岩通のオシロはスキャンコンバーター管と呼ばれる、要はブラウン管の
表示をCCDでデジタル化するデバイスでもってデジタル化し記憶させる
(ストレージスコープという)ことで単発現象の測定を可能にしています。
その他、デジタルオシロには量子化誤差というようなこともありますから
場合によってはアナログが重宝することもあったりもします。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:2)
こういった使い方の場合、ブラウン管に代わるデバイスって、将来的にはどういうものが考えられるのでしょう。
「電子ビーム・偏向・蛍光体」の代わりに、例えば「レーザー・MEMSミラー・投影スクリーン」になるのでしょうか。それとも、ずっとブラウン管が使われ続けるのでしょうか。
# うーむ、アナログで駆動できるMEMSミラーってあるのかな…。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:4, 興味深い)
あ、こういう用途であれば、投影スクリーンも要らないか。「レーザー・MEMSミラー・撮像素子」あたりでいかがでしょう。
軽く検索してみると、MEMSミラーはアナログ制御できるようですし。
# いっそ、製品化が近いレーザー+MEMSミラーのプロジェクタに、アナログ制御機能も追加してほしい。
# ご家庭で、本物のベクタスキャンの Atari Asteroids が遊べる!
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:1)
静電力でモノを動かす点では測定用CRTもMEMSミラーも同じですが、
動かす対象が「電子」と「鏡」では質量差が…
高周波では、測定用CRTは当分残ると思われます。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:3, 参考になる)
>輝点方式のブラウン管じゃないとだめな測定って
オーディオ帯の波形観測(w
量子化ビット数の多いクソ高いストレージなら見える場合もあるけど、アナログオシロの方が多少くたびれてても小さなゼロクロス歪とかグリッチノイズみたいな物は観測し易い(見つけ易い)。
疑似残像機能(Tekのデジタルフォスファみたいな)が発達してきてるから、アナログじゃなきゃダメって事は少なくなってるようには感じるけどね。ノイズ源が特定できてる場合はそれをトリガにしてアベレージで取り込むなんてのもストレージじゃなきゃ出来ないし。
結局ストレージの方が色々便利で手軽、再現性が良いからアナログオシロは去りゆく運命かしらね。ストレージなら表示管に拘る必要も無いわけだし、液晶なら焼きつかないし(w
ストレージとかリードアウト付オシロなんかの表示管は常に同じ位置に似たような表示をし続けるから焼きついちゃってね・・・
凛々しく、あほらしく。
Re:オシロスコープ用とか輸入に頼る? (スコア:1)
オーディオ用でも結構前から、業界標準の測定器はデジタル化されてます。
高分解能が必要とはいえ、所詮100KHz程度までしか必要ないので。
そもそもモニタが付属して無くて、PC上で波形確認ですね。
高周波向けのオシロにしても、ほぼ全てデジタル化されてて液晶モニタですね。
帯域の問題も、力業で高速サンプリングして、全部メモリに格納すればいいって方向です。
アナログオシロだと、動作が安定するまで時間がかかる、校正が大変、再現性が低い、
というように欠点ばかり目立ってしまいます。
Re: (スコア:0)
まぁ、そのレーダっぽいといわれるレーダ指示器も軍用を含めて
PPIからラスタースキャンになり、そのお陰で液晶化が進んでき
ています。
表示される情報量が増えてきて残像でどうにかなるのは厳しい。
ラスタースキャンならもうブラウン管にこだわる必要もないと。
ちょっとずれるけど質問 (スコア:0)
この前、ブラウン管がお亡くなりになって
とりあえず余ってた液晶モニターで代わりをしてるんだけど。
液晶モニターにアナログRGBで繋いだ時に(たぶんデジタルでも同じだと思うんだけど)
表示している縦サイズを縮めたいんだけど、左右はあるのに上下はない。
こういうモノなの?
3台液晶モニターあるけど、どれも上下拡縮の設定がないのです。
(左右拡縮と上下左右の位置調整はある)
# 16:9の地デジの画面を4:6のモニターに映すと、上下が間延びするので
# 前は上下を縮めて見てたんだけど、これが出来ないで困っている
# ブラウン管の修理・・・はムリだからワイドモニター買わないとダメなのかな?
Re:ちょっとずれるけど質問 (スコア:2)
「液晶では上下の調節は絶対に不可能」ってことはないと思いますけど、まあそういうモノなのだと思います。
デジタルだと左右も不可じゃないかな。ドットバイドット表示でないときにどのように画面を拡大するか、という設定ならあるかもしれませんが。
Re:ちょっとずれるけど質問 (スコア:1)
辺り(2490、2690等も)は一応調整機能があります。
#デジタルでしか試してないですがアナログRGBでも多分大丈夫かと
Re: (スコア:0)
そんな所まで作りこむほど予算も暇もないし給料ももらってないし忠誠心もない
Re: (スコア:0)
水平方向はまだしも、固定画素のディスプレイで垂直方向の縮小をするには
追加のロジックや高速なプロセッサが必要だもの。
ブラウン管の場合はビームの振幅範囲を調整するだけだから実現しやすい。
(画質はさておき)
SF作品のテレビをしのぶ (スコア:0)
・サイド6で、低酸素症のテム・レイたちが戦場ライブ中継を見ていたテレビ
・攻殻機動隊の式典(沖縄事件慰霊祭?)会場のテントにあったテレビ
あれ・・・もっとあった気がするのに思い出せない。
Re:SF作品のテレビをしのぶ (スコア:1)
オネアミスの翼で国王の演説とか、
宇宙軍主催のパーティを映し出したシーンとか?
国王の演説は実際にTVを見てたけど、パーティのシーンは映像だけだったかな。
Re: (スコア:0)
> 宇宙軍主催のパーティを映し出したシーンとか?
この場合は、「地球とは違う別の惑星」の
「地球でいえば1950年代くらいの科学技術」
なので、ブラウン管でも問題ないかと。
人類初の宇宙飛行が題材なSFで3Dホログラフィだったりする
描き方も面白いですが。
あの作品では文化・科学進化の方向性の違いを、縦長で折り畳む新聞とか
上流/公式の言語が庶民/日常ものと違うとか描いてたのでアリではあります。
Re:SF作品のテレビをしのぶ (スコア:1)
2010年のHALの中の端末。
#Apple//cとLCDモニタの完動品ってまだ存在するんだろうか?
#て言うか5インチフロッピーも貴重品だ。
Re:SF作品のテレビをしのぶ (スコア:1)
アポロ11号の着陸シーンが艦内(司令室のコンソール?)の
TVモニタに流れていたのを思い出した
# もうすぐ地球
Re: (スコア:0)
TOSのトリコーダー。通信席あたりのディスプレイもそうだったような気も。
Re: (スコア:0)
フレネルレンズ(?)で拡大してみるのがイカしてた。
Re: (スコア:0)
ガンシューティングゲーム (スコア:0)
Re:ガンシューティングゲーム (スコア:2)
Wii方式どぞー。
Re: (スコア:0)
ブラウン管テレビはガンコンが元から使えません。
例えばソニーのDRC。
テレビ内部でNTSCの走査線の数を倍にして表示している。