CCCが武雄市図書館の蔵書問題についてコメントを発表 128
ストーリー by headless
蔵書 部門より
蔵書 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
先日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する武雄市図書館で蔵書購入リストが意味不明と話題になったが、これについてCCCがコメントを発表した(ニュースリリース)。
2013年4月のリニューアル開館前に追加納入した蔵書は、当時CCCが出資していたネットオフ等から商品リストを確認して購入したもの。しかし、追加納入した蔵書のうち1,630冊について、2015年9月9日までの約2年半で一度も借りられていないことが判明したという。そのため、CCCは1,630冊を新たに選書して寄贈するとしている。また、「より精度の高い選書を行うべき点があった事を反省しております」とも述べている。
そもそも、その意義や効果を数値として表しにくい図書館を経済的原理で活動する民間企業の理論で運営していくこと自体が難しいことだと思うのだが、今後も図書館の民営化は進んでいくのだろうか。
追加納入した蔵書は10,132冊で、装備費や物流費を含めた納入金額は760万円とのこと。
図書館が予算不足を理由に古本を買うな! (スコア:5, すばらしい洞察)
全般に呆れるしか無い話なのだが、今回新たに出てきた問題がこれ「予算が無くなったので古本にした」 [takeo.lg.jp]というところ。
図書館はその高い公共性(知識へのミニマムアクセスの提供を通して人権の保証をしている)から、著作権に関してはほぼ丸ごと無視できる非常に高い権限を与えられている。この権限は著作権者などの知的財産権を制限して成り立っている。
だからこそ、今でも新本で流通がある本については、古本なんかじゃ無くて最低限著作者と出版社に還元が行われる新品の本を正規流通で買うと言うのが最低限の配慮じゃないのか。
今までもいろいろと、図書館というのは書籍の無料貸本屋でいいのか、といった議論になっている。
http://magazine-k.jp/2013/07/09/what-is-wrong-with-free-public-libraries/ [magazine-k.jp]
http://book.asahi.com/news/TKY201105120091.html [asahi.com]
http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/21/library-reservation_n_4486803.html [huffingtonpost.jp]
http://d.hatena.ne.jp/xiao-2/20121002/1349132479 [hatena.ne.jp]
寄贈の場合も新刊本を買ったものだから百歩譲って良いとしても、古本とはどういう事か。
こいつら、図書館が何故誰かの財産権を制限できる高い権限を与えられているか、その引き替えに期待されている公共性とはなにかと言う事を全く考えずに、単に法律の穴を付いた客寄せアトラクション程度に考えているのではないのか。地域振興などの名目でそのような施設は増えているときき、そこにはCCC系の建物が併設されるとか。なんだそれは。
いま図書館は電子書籍化の波にさらされていて、大きく動こうとしているのに、こんな馬鹿共を放置していたら図書館という存在その物の問題に再燃しかねんぞ。図書館業界はそろそろこいつらをなんとかしろ。自浄作用がないのか。
Re:図書館が予算不足を理由に古本を買うな! (スコア:4, すばらしい洞察)
図書館業界と言うより武雄市と言う自治体に自浄作用が無いと言う話では?
CCC(ツタヤ)関連会社に天下ったと非難されている樋渡啓祐元市長が元凶なんだし
Re: (スコア:0)
私は血税の有効利用の観点から古書でも構わないと思うが、その選書・入手先は後ろ指を指されぬ事が肝要。
増して廃棄される図書の方が遙かに貴重と断じられるようでは論外。
Re:図書館が予算不足を理由に古本を買うな! (スコア:1)
誰かの財産をみんなで山分けするようなのは理由が無けりゃ許されませんよ
血税だからなんてのはいいわけになら無い。
Re: (スコア:0)
武雄市内のことに
法規定にない良識を求めるたって。。。
# 法規定があったとしてもあそこは。。。
Re: (スコア:0)
ゴミを買うようなことをやっても業務の発注停止にならないなんて、市には監査役みないな人がいないのか?
Re:図書館が予算不足を理由に古本を買うな! (スコア:1)
監査逃れのために情報公開をサボタージュするようなところですから…
少なくとも (スコア:5, すばらしい洞察)
郷土資料等、取り返しがつかない書籍を処分した件についてだんまりを決め込んでるあたり、信頼性はありませんがな。
Re:少なくとも (スコア:2)
「借りられない本がありました」というを反省点に上げてるんだから、
借りられない郷土資料=価値はないとCCCが判断してると思えば考え方自体は一貫してますな。
反省ポイントがズレてて、糞食らえとしか言いようが無いですが。
Re: (スコア:0)
ホントこれ、どう責任とんだよ?全部集めなおすんだよな?
Re:少なくとも (スコア:1)
出版社もなく(~委員会とかが作成した資料)、ISBN引かれてない資料もあったようだから国会図書館に収録されてない可能性は十分にある。
そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:5, すばらしい洞察)
「2年半で一度も借りられてない」のが問題じゃないんだよ。
たとえば『日本の水力発電所』て本があったとしてもそんな本は誰も借りない。10年間誰も借りなくても不思議じゃない。
でも中学生が「ダムの歴史はどうなってるんだろう。いつからダムは作られるようになったのかな」と調べたくなったときに、この本は図書館にないと困るわけだ。『日本の水力発電所』の参考文献にある『嘉瀬川水系開発史』って本について調べたくなったときに、その本が図書館に無かったらどうする?
つまりTSUTAYA図書館ってのは「貸し出し回数によってしか図書を評価できないレンタル屋」でしかないんだ。
調べ物をしたり、知らないことを知ろうとする人を助けるという図書館の役割を全く果たしてないし、果たす気も無い。そもそもTSUTAYAや経営母体のカルチュア・コンビニエンス・クラブ社には図書館にそんな役割があるなんてことすら自覚してないんじゃないか?
TSUTAYAには司書の資格や学芸員の資格を持った人材はいないのか?
「10年前の資格試験の参考書」「15年前のパソコンのガイドブック」を「貸し出し実績がない」から購入したのは間違いだった、と判断するってのはそういうことだよ。貸し出し実績がないから問題なんじゃない。資料的価値がないから問題なんだ。
その判断ができないってのはつまり、TSUTAYAには図書館を運営する資格がないってことだ。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:5, すばらしい洞察)
そもそも「貸出回数」で判定って、館内で読まれていたらカウントされないわけで、本気で貸本屋と区別付いてないよね。
# だから禁帯出本も平気で捨てるんだね。とか皮肉りたくなる所業。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
地域の図書館の蔵書にそこまで求めるのかってのはある。極端な話、国立の蔵書に対するアクセシビリティを上げた方がいいのかも知れない。上の方で著作権がどうのと出てたけど、そこまで言うならとっとと国立での全蔵書の電子化と公開でも求めた方が、調べ物には適当だよね。
図書館って言っても全ての図書館が同じわけじゃない。地域の公立図書館は地域の人の娯楽って側面もあるわけで、貸し出し回数なり手にとってもらってる回数なりを一つの指標とすることは悪くないんじゃないかな。中学生が調べる以前に、その地域で楽しく生きてもらわないことには、お先真っ暗だよ。
今回の件、過激派 vs. 原理主義者みたいな具合になっちゃってる。どちらかというと原理主義者の方がヤバくて、こっちは明らかに確信犯なんだよね。どーしたものか。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
>中学生が調べる以前に、その地域で楽しく生きてもらわないことには、お先真っ暗だよ。
それもそうなんだけど、ハリーポッターの最新刊を90冊も購入するのは図書館の仕事じゃないと思うんだよなー(ちなみにこれは横浜市立図書館でのハナシ)
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
それって横浜市立図書館全体で90冊ですよね?
18箇所ある図書館に均等に割り振ったとして5冊ずつだし、人気考えるとそこまで馬鹿げた仕事でもないような…
(ソース見つけられなかったんで頓珍漢言ってたら申し訳。)
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
>国立の蔵書に対するアクセシビリティを上げた方がいいのかも知れない
いいともここ [library-kunitachi.jp]から検索したまえ。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
国会図書館の蔵書電子化はガンガン進んでるよ?
今は書籍が~1968、雑誌が~2000まで完了。
合わせて電子貸出・返却システムの開発予算も付いてるね。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:2)
趣味の多様性の進んだ現在、書籍による娯楽だけを行政が提供する意義は何?
もともと、諸書簡に認められる娯楽性というのは、
娯楽性を伴う事を排除するべきではないぐらいの意味合いでしょう。
皆の税金で運営するなら、一部の人の読書趣味の費用負担にするのではなく、
教育と弱者救済を中心に備えるべきで、その意味がないというなら個人的にはそんなものやめちまえとしか思えないですね。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
あなたの想定する「非娯楽」の本というのはどの程度を想定していますか?
純粋な資料(論文や教科書、六法・JIS規格書・辞書や辞典など)のみですか?
中世の娯楽小説(源氏物語など)の古文で記された物は可ですか?
上記の物の真面目な現代語訳は?桃尻語版は却下?
ぐっと近代に来て夏目漱石や森鴎外は?戦後の作家は?
子供向けの学習漫画は?
まんがサイエンスは(一般コミックの)ノーラコミック扱いだから学マンじゃ無い?
思春期の男子が好んで借りる(性教育の)本は娯楽本?
#今の子供はわざわざ借りなくてもネットでいくらでも、というツッコミはさておくw
なんて感じで書いていくと、結構娯楽本を定義するのは難しいですよ。
また、老若男女貧富問わず住民に読書の習慣を推進し、よって教育水準を向上させるのも図書館の重要な役割ですし、
多少の娯楽は手段のうちだと思いますが。
今でも本屋や漫画喫茶をまともに利用できるほど裕福ではない家庭が少なくなく、
況んやその子女をやということです。
#私自身、図書館が無ければ今の自分は無かったと思います。
いうまでもないですが、国民の識字率や文章を読むことへの慣れの程度を高めること自体、
直接に国力を高めることになります。
勿論、その結果として知識の水準が高まればその効果は更に高まります。
ということを理解していないのがヤバイ由縁でしょう。
Re: (スコア:0)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re: (スコア:0)
武雄市の郷土資料は廃棄されたのではない恥辱のあまり朽ち果てたのだ
Re:紙が全ての問題の根源 (スコア:1)
ウェブ上の情報の保全性が確保されるのであればそれでいいと思う。
紙の書籍は複数の図書館で蔵書することで、そのうち一か所で火災などが起きたときにも情報が完全に失われることを防止できる。
それと同程度のバックアップ体制を確保した上での話なら賛成できるな。
ウェブに上げるってのが、情報の保存場所を集約して効率化みたいな経済的な施策を伴うなら反対。
単なるサーバーのバックアップではなく、複数のサーバーをそれぞれ個別に運用・バックアップも当然確保するのを前提にして欲しいところ。
重要なのは情報だから、その情報が失われることだけは防がなきゃいけない。
そのためには金もかけるべきだし、利用の便利さよりは情報を失わないことを優先すべきだろう。
重要なのは情報の保全で、コストの削減じゃない。
Re:紙が全ての問題の根源 (スコア:2, 興味深い)
そりゃバックアップ取るのは当然だろう。サーバ上の情報ならバックアップなんて簡単にとれる。
紙は何をするにも馬鹿みたいにコストがかかる。このストーリーだって結局のところコストの問題だろう。
紙に記録された情報にアクセスする手段を提供するためにあちこちに図書館を建てると言う考え方がもはや時代遅れ。
メディアとメディアに記録された情報を分けて考えられない人が多すぎ。
Re:紙が全ての問題の根源 (スコア:1)
てか、元コメントはサーバーそのものを一系統でなく複数用意してバックアップもそれぞれ個別にとるべきって話をしてるんだと思うけど。
デジタル化するならするで過剰なぐらいの措置を取らないとデータを保証できないってコメントに対して、
いや紙は高い、紙の書籍へのアクセス手段を確保するために図書館立てるのが非効率ってのは話がかみ合ってないと言わざるを得ない。
#2881516)は、バックアップに過剰なくらいの措置をとったとしても、
それでも紙書籍のための図書館よりはコストが安いっていう主張でしょ。
Re:紙が全ての問題の根源 (スコア:1)
いや、別にネットワークはいくら壊滅しようとも、電子データは全く損傷を受けませんが。
インターネットは本当に上空の雲(クラウド)の中に特別な知識集積体があって、
地球のみんなはそこにアクセスしてデータを得ていると思ってる?
Re:紙が全ての問題の根源 (スコア:1)
データフォーマット程度は、一瞬で復元できる。
今、暗号化して保存したデータでさえ、近い未来にはあっさり解読される可能性さえあるんだから。
たとえ石器時代に戻ったとしても、コンピュータや電力供給の基礎技術は
かなりのアホでも知っているから程なく復旧するだろうし、一度低速でもコンピュータが
動き出せば、電子データの遺跡からの発掘復旧は今までの開発の歴史より断然早い。
紙データのように朽ち果てる可能性と電子データの磁気情報が飛んでしまう可能性と
どちらが高いかは環境次第で結構微妙かも。
Re:そもそもどこが問題なのかがわかってない (スコア:1)
製品の当時のトレンドとかそういうのならまだ分からんくもないが、
エクセルの使い方、みたいな書籍はなぁ…
学術的な色が(今のところ)かなり薄いし、それこそ国会図書館に押し付けとこうよ。
民間委託の問題じゃなくて“CCCとTSUTAYA”の問題でしょうに (スコア:5, すばらしい洞察)
図書館の民間委託は、紀伊國屋書店やTRC(図書館流通センター)がずっと昔から地味にこなしている事業で
全国数百カ所の公営図書館の委託運営を問題なく実施している実績があるんですが。
後発のCCCが新規参入で割ってはいるために、ズブズブの前市長を通して競争入札を廃して指名受注したり、
図書館資料を廃棄して有料レンタルビデオスペースを拡充したり、無茶なスタンドプレーを噛ますのが全部悪い。
CCCの社是「やったもん勝ち」は、真面目にやってる他社にとって本当に迷惑極まりないです。
そんなCCCをここまで大きくしたんだから (スコア:3, おもしろおかしい)
でも消費者も悪いんですよ(AA略
Re:民間委託の問題じゃなくて“CCCとTSUTAYA”の問題でしょうに (スコア:1)
海老名市の図書館はCCCとTRCが組んで参入したね。
どういう契約なんだろうか。
もう手遅れ (スコア:0)
一発目でこんなやらかしたら、次からTSUTAYAに委託するところなんか現れないでしょ。
今回限りの単発事業なら問題ないだろうけど、今後も広げていくつもりだったならとんでもない無能としか。
Re:もう手遅れ (スコア:5, 参考になる)
そんな訳ないでしょ。おめでた過ぎ。
首謀者の樋渡が天下って美味しい汁すってんだから、俺も、私もって政治家は幾らでもいる。
http://srad.jp/comments.pl?sid=664659&cid=2863830 [srad.jp]
CCC図書館、検討中の自治体。
この内、松阪市は市民が頑張って廃止にしたけど、かなりギリギリだった。
市民の中にも賛成派は沢山いる。sradでも図書館なんて欲しい奴が金払って作れとかいう人がいる位だし、興味ない人は、図書館ひとつ潰して観光地化すれば、観光収入が入るって事で賛成する。市民の知識レベルなんてことまで考えない。
さらに、この辺の問題は殆どテレビや新聞で報道されない。CCCが頑張って根回ししてるから。テレビからしか情報を得ていない層は今でも武雄市図書館はイイモノって思ってる。
前のストーリーを一通り読むとそんな甘いものじゃないって分かると思うよ。
Re:もう手遅れ (スコア:1)
ただ一方で、いち地方公務員に「選書をやれ、何の本を買うかお前が決めろ」というのも無茶振りなのよ。
さらに公務員は、3年おきに部署ローテーションかかるしさ。来年は税務に行ったりする。
選書はTRCにやらせて、ハコモノ設計とオペレーションはCCCがやるとか、そういう分担もあると思う。
Re:もう手遅れ (スコア:1)
ただ一方で、いち地方公務員に「選書をやれ、何の本を買うかお前が決めろ」というのも無茶振りなのよ。
そういう仕事をするために司書って仕事があるんじゃないの?
市立図書館の司書さんは三年後に税務課に行ったりしないでしょ?
Re: (スコア:0)
愛知県小牧市では住民投票にかけるようですね
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/10/takeoshi-ccc_n_8117678.html [huffingtonpost.jp]
なんとか否決されてくれると良いのですが。
Re:もう手遅れ (スコア:1)
こんなことを住民投票しないと判断できないという時点で情けない。
Re:もう手遅れ (スコア:1)
判断を下せる立場にある人々にとって、図書館にとってまずい≠自分にとってまずい、ということがまずあるのでしょう。
だから、判断できないわけじゃなく、決定に責任をおいたくないだけじゃないか?
否決・可決どちらの結果が出たとしても「住民投票の結果である」で済むのですから。
Re: (スコア:0)
正直、教育(対応)レベルの低い自治体ではないかと。
この自治体のうちの1つの近くですが、書店が異様に少ないです。
県の小中学生のテスト結果も悪かったそうです。
Re: (スコア:0)
CCCに委託することの是非は別として、CCCのようなところにつけ込まれる理由は、市民の側にあると思う。
そもそも市民の中に図書館が重要な物だって考える人の割合が減って、普通に維持改修する予算を認めてもらえないんだから。
Re:下関市は民間委託をやめました (スコア:5, 参考になる)
昨年の9月でしたが下関市は特別目的会社「ドリームシップ」への委託をやめて市の直営にしました。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2014/0909/2p.html [minato-yamaguchi.co.jp]
李 露星
Re: (スコア:0)
でも日本の政治を見るに、図書館についてもこういうのが延々と繰り返され、津々浦々に広まっていくのが現実となりそうなのが恐ろしい。
Re: (スコア:0)
自分の自治体がTSUTAYAに委託なんかしたら、抗議の意味をこめて、住民税は別の自治体に全額ふるさと納税しますね
補足の補足 (スコア:0)
これはなに?
> 追加納入した蔵書は10,132冊で、装備費や物流費を含めた納入金額は760万円とのこと。
これのこと?
http://www.city.takeo.lg.jp/information/2015/09/002437.html [takeo.lg.jp]
> 委託業務を進める上で、利用者の安全対策に対応した整備等が緊急に発生したため、教育委員会の判断により委託料の範囲内で調整を図り、中古本(756万円)を購入することで当初予定額(2056万円)を抑え、安全対策を講じることとしました。
Re:補足の補足 (スコア:3, 参考になる)
「委託業務を進める上で、利用者の安全対策に対応した整備等が緊急に発生したため」
ってのは一階に物販スペースを入れるために今まで入ってた書架を二階の回廊に移設、でも面積が足りないので天井までの高書架に交換したのね。天井までの書架なので倒れてくると危険なので移設しただけじゃなくて本が落ちてこないような処置が必要になったんだけど、その安全対策費を計上してなかったので書籍購入費を(勝手に)削って古本でまかなうことにしたとゆーこと。
図書館と古本屋の本の入れ替え? (スコア:0)
その一度も読まれてない「追加納入した蔵書のうち1,630冊」を古本屋に戻して、古本屋から「1,630冊を新たに選書して寄贈」するんだったら、単なる在庫の入れ替えだよね。
Re: (スコア:0)
そして、古本屋に戻された本を別の図書館に納入するのですね。
一度も貸し出しされなかった本を入れ替え保証します、とでも謳えば低コストでいいアピールが出来そうだ。
Re:図書館と古本屋の本の入れ替え? (スコア:1)
「廃棄」の方法の問題では。
普通の図書館が廃棄の時どうするか知らないけど(やっぱ古本屋なのだろうか)、
TSUTAYA図書館の場合明白だ。業者が古本屋もやってるんだから、無料同然で買い取りすればいい。
中に使える本があればまた売れる。
つまりゴミ本返品して別の本を寄付しても、当初のサイクルなので大して痛くない。
本の価格以外のコスト (スコア:0)
そのため、CCCは1,630冊を新たに選書して寄贈するとしている。
代わりの本を寄贈すればよしってもんじゃないでしょう。
ゴミ本にバーコード付けたり書架に並べたり(あと廃棄したり)するにも職員の労働というコストがかかってるんです。
このコストの分もCCCが埋め合わせしてくれるんでしょうか?
Re:刑事事件じゃないの? (スコア:2)