あるAnonymous Coward 曰く、頭痛薬や鎮痛剤として広く使われている「ロキソニン」について、「重大な副作用」として「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう厚生労働省が指示を出したそうだ(ハフィントンポスト、メディ・ウォッチ)。なお、「重大な副作用」というのは副作用が高確度で発生するという話ではなく、あくまで人によっては稀に発生する可能性があるというレベルであるため、使用について問題があるというわけではない。
心当たり (スコア:2)
症状に心当たりがありすぎる……
Re: (スコア:0)
心当たりがと思って解熱剤を見たらイブプロフェンだった
Re: (スコア:0)
心当たりがと思って解熱剤を見たら「やさしさ」だった
Re: (スコア:0)
ロキソニンと関係なく発症している可能性の方が高かったりして
Re:心当たり (スコア:1)
今まではロキソニンと関係ないと思ってたし、実際関係ない可能性も高いんで、
ただの「心当たり」程度の表現。
まずはロキソニン使った日と、その日の腸の調子の関連性を調べようと思います。
Re:心当たり (スコア:1)
小腸・大腸の潰瘍に伴う閉塞・狭窄なんておこったら、
心当たりとか腹の調子がどうのこうのとか言うレベルでなく、病院行って即治療な気もしますが。
あと、何十万人も飲んで6例(しかも因果関係が否定できないというレベル)しか観測されてない症状なんで、
人類のために今すぐ研究素材になるべき。
Re: (スコア:0)
腸の調子には心因も大いに関係するので、まずブラインドテストに組まなくては。
錠剤を見分けがつかないように粉にすりつぶして包装しなおし、イブプロフェンやアスピリンベースの
鎮痛剤も同様にして粉薬にし、第三者に頼んで各包装にID番号を振ってその対応表を……。
それにもちろん食事の内容や運動も関係するので、その影響を排除できるほど実験数を多くとるか、
あるいは毎日全く同じ物を摂取し、規則正しい生活を送るか。
Re: (スコア:0)
国民総投薬制度というのを設けて、きっちりと実証すればよいのではないか。
// 人類史上最大の虐殺事例になりそう
Re: (スコア:0)
便秘は、これが原因かな
まあ、ありえるけど (スコア:2, すばらしい洞察)
ロキソニンなどのNSAIDsと呼ばれる消炎鎮痛薬に消化管粘膜(特に胃)を障害する副作用があることは常識中の常識レベルで知られています。
これと胃薬とが一緒に処方されて飲んでいるという人も多いと思います。胃潰瘍ができて吐血したとかいう話であれば稀ではありませんでした(近年は胃薬も進歩したので酷いのは珍しいですが)。
今回報告されている下部消化管閉塞も、長期にNSAIDsを服用している人で因果関係の否定できない消化管潰瘍から狭窄/閉塞に至った症例報告が数個でてきた、ということらしいので、既知の副作用のレアな劇症版という理解でいいようです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005436786 [nii.ac.jp]
http://altmetrics.ceek.jp/article/www.jstage.jst.go.jp/article/jaem/32... [altmetrics.ceek.jp]
個人的には「まあそういう症例も稀にあって何ら不思議ではないし、報告があっても大して気にされていなかっただけ」くらいの感触です。
消化管閉塞自体は実に様々な原因で日常茶飯事レベルで見る病態であり、手術までしなくても改善するものも多いので、なかなかNSAIDsとの関連がどの程度かを見積もるのも難しいですが、「たくさんある原因のうちの1つとして、こういうのもあるかも」と専門家が心に留めていれば十分かと。
とりあえず普通の人が副作用を気にしたいのであれば、こんなことより胃粘膜障害とかの普通の副作用を気にすべきです。
うちの常備薬なんだが (スコア:0)
まぁ年に1回2回飲む程度なら大丈夫だろう・・・
Re:うちの常備薬なんだが (スコア:2)
これってそういうもんなんですか.
一回飲んで大丈夫な人は何回のんでも大丈夫,
ダメなひとは一発アウトなもんかと勝手に思ってたんですが.
Re:うちの常備薬なんだが (スコア:5, 参考になる)
Re: (スコア:0)
頻度が低いため何がどう関わっているか現時点では推定できません。
なので、例えば「ある臓器が元気がない時だけ発症しやすい」のか「ある食べ物を食べた時だけ発症しやすい」のか「ある遺伝子を持った人だけ発症しやすい」のか「ある精神状態の時に発症しやすい」のか、あるいは「単なる偶然の重なりで薬のせいではない」のか、なんとも言えないのです。
なので、どちらかと言えば「飲んだらこういうことが起きるかも」と恐れるための情報というより、「関連する症状が出たとき、この薬の副作用を疑い、服用を止めてみる」みたいなことを判断するための材料って感じです。
あと腸の病気の人に投与する時要注意、とか。
(元々胃が荒れる薬なので胃が荒れてる人に投与すんなよ、みたいな)
Re: (スコア:0)
アレルギーみたいに許容量超えたらアウトーなやつもありそうじゃね? これがどーいうタイプか知らないが
Re: (スコア:0)
市販のロキソニンは病院で処方されるやつより弱いよ。
病院で処方されるロキソニンは解熱鎮痛としてはかなり強い部類。
熱や頭痛が酷くない時にむやみに飲んではいけないやつ。
Re:うちの常備薬なんだが (スコア:1)
市販薬は即時に効かないとすぐ見捨てられるから逆に医療用よりも強い成分を入れることもありえますよ。で、好ましくない副作用を抑えるための成分なども多量に含んでいたりします。
医療用のは、どちらかというと純粋でソレしか入っていないから、他の薬と組み合わせた場合の状態を考慮しやすい。
Re: (スコア:0)
しれっと嘘つかない。
以下、第一三共ヘルスケアのQAから
「ロキソニンSは、医療用「ロキソニン」と成分、成分量、添加物、錠剤の大きさ、剤形 いずれも同じです。」
そもそも (スコア:0)
強い薬や第1類医薬品は、専門医に行くために飲むもので、高頻度で飲むものではない。特に、頭痛は細かく区分すると約200種類あって、それぞれ効く薬が違ううえに、ある頭痛に聞く薬が別の頭痛を悪化させるという組合せが多過ぎのため、原因を突き止めて治療しないと痛い目に合う。
まずは頭痛外来に相談、と言いたいところですが、20世紀の古い知識で診察している医者も多いので…。
Re: (スコア:0)
>まずは頭痛外来に相談、と言いたいところですが、20世紀の古い知識で診察している医者も多いので…。
ほんとこれ。
10年以上偏頭痛の薬が全然効かず、鎮痛剤を飲むしかなかったのが、頭痛外来でいいお医者さんを見つけてからは頻度も痛さも劇的に緩和しました。
ここで特定の医院を勧めることはしないけど、安直に最寄りの内科の先生に頼るのではなく、頭痛の本を書いたり講演したりブログ書いたりしてる先生を探すといいかもしれません。
Re: (スコア:0)
> 頭痛の本を書いたり講演したりブログ書いたりしてる先生を探すといいかもしれません
それはそれでなんかトンデモな医者に当たりそうだからなあ。
口コミも、あまり当てにならないし。歯医者なんかの口コミで
「全然痛くありませんでした」とかは、単に十分な治療をしなかったって
こともあるんで、素人が医者の善し悪しを判断するのは難しい。
Re:そもそも (スコア:1)
素人判断で間違った事をする確率と、トンデモ医者に当たる確率のどちらが高いかというお話かと。
まあ医者の良し悪しは難しいですが、心配ならセカンドオピニオンとかも
Re: (スコア:0)
問題なのは本を書くような医者には偽医者が後をたたないということ。
スイッチOTC薬控除 (スコア:0)
そんななか、来年からOTCユーザーに嬉しい税控除の登場です。
http://diamond.jp/articles/-/84543 [diamond.jp]
頓服ではリスクがとても低い (スコア:0)
j-castが取材しています [j-cast.com]が、症状が出たときのみ一時的に服用する頓服の用法では腸の狭窄などといった症状は報告されていないそうです。
つまり、頭痛の時のみ、たまに服用するレベルであればさほど心配はいらないということ。