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テクノロジー

「空飛ぶ消火ホース」を東北大らが開発 46

ストーリー by hylom
火元に打ち込め 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

やや旧聞となるが、東北大学大学院の田所諭教授らのグループが「空飛ぶ消火ホース」を開発したそうだ(MIT Technology Review)。

動画を見ると分かるが、水圧でホース自体を飛行させて消火活動に使おうというものらしい。「ドラゴンファイヤーファイター」と名付けられており、消火ホースに連結された複数の噴射ノズルを制御することで、水をジェット噴射のように放出してホースを浮上させる。

プロトタイプでは、柔軟なホースを安定して浮上させ、方向を制御する技術が実証された。今後はホースの長尺化や耐火性能、消火性能を向上させ、3年後の実用化を目指しているとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 原付バイクを改造した消防車両 本隊に先行して現場へ、状況確認や初期消火で迅速な展開に期待 [itmedia.co.jp]
    こいつに搭載できたら使い勝手が良くなるかも。
    裏路地からしか入れない場所でも3~4階くらいの高さから放水できるようになるから、入り組んだ下町とかですごい威力を発揮しそう。

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    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward

      これの役割はサンダーバード一号なので、機動性を良くして早く現場に駆けつけて状況把握することが重要かと。
      なので、これ以上重くなるのはダメでしょう。
      そういう意味では原付き1種じゃなくて2種にして制限速度上げたほうが良いと思うのですが。

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 15時58分 (#3430450)

    命名: エアホース

  • 一時間半ほど前に、消防団の訓練から帰ってきたところです。
    実用化・普及すれば、訓練内容もずいぶん変わるんだろうなと思いました。

    // 当然、自治体消防が先ですが。

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    死して屍 拾う者なし
  • これじゃなきゃダメだって状況が思いつかぬ
    • 火災の規模が大きくなると強い上昇気流が発生するためヘリで近づくのは危険らしい。
      固定翼機やドローンも空気の力を利用して飛んでいるため、構造的に強い気流にはあおられやすい。
      水圧で浮上するホースなら、気流を受け止める面積が小さいのでコントロールしやすいのかも。

      あと空中からの散水は積載重量の制約がとても大きい。火災現場と水源を何度も往復しないといけないこともある、
      この空飛ぶホースなら、地上の水源から継続的に水を供給できるというのも利点ですね。(この点だけならはしご車と同等)

      --
      うじゃうじゃ
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      • by Anonymous Coward

        小さな飛行機だから乱流の影響を受けやすい訳で
        KC-767のような大型機に積めるだけ消火剤積んでより高空から散布するような使い方はどうだろうか。

        • そんなに数を用意できるわけでもないので何日も燃え続けるような大規模な山火事ならともかく、大抵の火災には間に合わないのではないかと思いますね。
          大きな水タンクと散水のための装備をつけたものを何機も配備するのは維持費もかなりかかるでしょうし。

          --
          うじゃうじゃ
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            機動力がない在来地上消防組織と違って、消火飛行機部隊(50機=P-3C最大配備数の半分程度?)は中央政府の消防庁や自衛隊で一元配備した基地(2箇所程度)から、全国何処でも(希望があれば近隣国にも)消火に即展開・出動できますから、後は予め給水設備(当然給油能力は既存)を可能な限り全国の空港に国費=消防領の予算で設置すれば良い。
            なお一箇所の火事に対応する前線飛行場は一つとは限らない。
            消火飛行機は在来地上消防組織より桁違いに足が長いですから、火災地から半径200km程度内の空港数箇所から、反復消火飛行が可能です。
            当然火災地から遠い空港程消火能力は低下しますが、空港一箇所の給油給水離発着能力の限界がある以上、実際には複数空港を使う事が普通でしょう。
            これは在来地上消防組織の予算・組織・人事利権ともろにぶつかりますから、当スラドでも実に反対意見が多いですね。
            同じ国土交通省案件でも、有人測候所を削減して、気象衛星に頼る事に反対する主張と同じですが、消火関係は総務省利権が余分に絡む分反対は強固です。

            # 今の日本で消防団を維持できるの?

            • まあ現実には火災のほとんどは地上からのホースで十分なわけでして、住宅地などの火災なら消防車の方が早く対処できることも多いでしょう。
              火が建物内部にとどまっている段階では上空からの散水はほとんど無意味ですし、航空機による消火活動はあくまで地上からでは対処できない場合の補完手段であって主力にはできないと思います。

              考えてみるとこの空飛ぶホースなら横からの放水ができるので、ビルの中層階部分が燃えてる場合などにも対応できますね。
              はしご車が入るスペースがないような場合に使える。

              --
              うじゃうじゃ
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    • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 20時43分 (#3430610)

      「ルーク、ホースを使え」とどこからともなく声が聞こえた時

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ルークに対してではないが、
        マスターニャーダはそう言ってたよ

        --
        私は理力世代

      • by Anonymous Coward

        別作品だが,メガフォース [wikipedia.org]の日本公開時,あちこちで「メガホース」表記を見たような記憶が.
        # 年がバレる

    • 下に吹き付けるんで、屋根が邪魔で水が掛からない状況とかに便利かも。
      以前も倉庫火災で、壁壊して放水なんて事があった。ビルの中層階とかにも使えるか?
      あと、ソーラーパネルの下から放水出来るのも地味に良さげ。

      --
      -- Buy It When You Found It --
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    • by Anonymous Coward

      頭にカメラつけて室内をニョロニョロとってのはアリじゃない?
      まあ燃えなくとも水で無茶苦茶になるパターンだけど、そりゃ火災時には覚悟の上って事で。

    • by Anonymous Coward

      これ単独で済ませるんじゃなく、例えばはしご車の先端に付けたら、消防士が危険を冒さず屋内にホースを進入させることができるんじゃないかな。

      • 他には有毒ガスが出てそうとか爆発の危険があるとかで
        「近くまで機材を持ち込めるけど人が入るのは危険、人命救助の必要はない」ってケースなのかな。
        今回のもの自体は技術サンプルだとしても、「この仕組みで放水することに意味があるシチュエーション」がなかなか難しい。
        でもコレに限らずいろいろ試していけば、内視鏡がサンプリングも手術もできるよう発展したように、無人ホースが色んなことができるようになるんでしょうね。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      消防士が直接入らなくても済むようになるじゃないか。
      大きな負担軽減は想像に難くない。
      ある程度水巻いて勢いを殺してから入るだけでも、結構楽になったりするんじゃない?

    • by Anonymous Coward

      しかも消火に必要な水が有り余っている場合。

    • by Anonymous Coward

      むちゃくちゃ面白そうで、とても将来性ありそうに思えるのに、否定的意見が多くて驚いてますよ。

      #こんなんだから、ドローンとか先端おもしろ技術、他国にもってかれちゃうんだよ…。

      • by Anonymous Coward

        「否定」じゃなく「なんとかして使うとして、どこで使えばいいんだろう」でしょ。
        そうやって他人をくさすんだったら他のコメントのように有効なシチュを提案しなさいよ。

    • by Anonymous Coward

      水圧で這いずりながら前進して必要なところで頭持ち上げればいいんじゃないのか
      階段とか瓦礫とか気にせずに数百メートルとかすぐ進めるんじゃないかな

    • by Anonymous Coward

      そもそもヘリとか飛行機とかだと持ってける消化剤の量が限られるでしょ。
      コストの点を無視しても、消火用としては最弱。

      これは普通に熱や有毒ガスや瓦礫で近づくのが危険な時に、「棒を伸ばす」感覚でホースを送り込むことが
      できるからとても有望に見える。消防用ホースなんてかなりの水圧かかるから、消防士が力尽くで
      押さえてないと使えないけど、これなら人間は安全なところから台車を動かすだけですむもんね。

      #最初は大型のドローンでホースをぶら下げてビルの窓あたりからホースを送り込んで、
      #その後放水とかすんのかと思った。考えて見りゃそりゃムリか。

    • by Anonymous Coward

      ヘッドを頑丈にして攻城(?)槌にしたらどうだろうか
      沢山のホースが自ら火元に飛んでって刺さるの

      • by Anonymous Coward
        光や電線と違って曲げ自由度が極端にないので、難しいね。
  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 15時06分 (#3430420)

    完全浮遊を目指すのではなく前後方向はプッシュロッドをつければいいのではなかろうか?
    相当自分に水かかっているみたいだし

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 15時15分 (#3430423)

    VTOLの排気で敵兵焼くの逆パターン

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 15時49分 (#3430441)

    ドバイでは消防士がウォータージェットパックで飛んで消火する [fundo.jp]
    こちらのはそれと同じ原理で無人化した感じかな。

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 16時23分 (#3430461)

    水圧で関節や長さを固定しながら伸びていくのかと思った・・・。
    #これはこれで水撒きながら進むから効率的とは思うけど

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 16時46分 (#3430473)

    適度な大きさのクレーンみたいなのにホース付けたほうが効率良さそうに思えるんですけど。

    • クレーンは大きくて重いから、どうしても運用に制限が多いだろ。
      たとえば、路地裏なんかには入りにくい。
      ホースが自立してくれるなら、そもそもクレーンみたいな支えは不要なんだしな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      たとえば
      ビル4階の窓、までは梯子車を使うとして、その先だよ。
      窓から先の、曲がりくねった廊下や部屋までホースが伸びる。

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 16時58分 (#3430483)

    Fire Hoos Rodeoというのがあるんだが……
    詳しくはYouTubeで探して見てほしい
    無茶するなぁ、って思うのと、やって見たいというワクワクがあるよ

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 17時21分 (#3430501)

    一瞬、空飛ぶスパゲティモンスター教のお仲間かと思ったぞ。

  • by Anonymous Coward on 2018年06月22日 17時27分 (#3430506)

    普通のホースの何倍くらい水を消費するんだろ?
    倍くらい?
    タンク車が倍必要になりそう

    消防設備に限らず色々応用が利きそうなので、そちらに期待

  • by Anonymous Coward on 2018年06月24日 21時04分 (#3431349)

    自慰の後の陰茎のようだな

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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