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ビジネス

トヨタ、国内販売手法を見直し 47

ストーリー by hylom
ライバルは増え、市場は縮む 部門より
maia曰く、

トヨタの国内販売の大変革が行われる。2022年から2025年にかけて、車種を絞り込み、全販社で全車種を取り扱うようになる(販社のブランドは残す)。

ダイアモンド・オンラインの記事に詳しいが、変革はそれに止まらない。旅行業の視点も取り入れるらしい。背景は2025年問題というが、要は少子高齢化と、シェアリングエコノミーといった消費の変化を踏まえた改革。もちろん、国内市場のシュリンク予測という大前提がある。また自動運転の普及も大きな要素となるはずだが、それはもう少し先の話か。とりあえずトヨタが出した答えがこれ。

状況は同じはずだが、他社はどう対応するのだろう?

販売やサービス内容についても見直しを進める。その1つとして、税金や保険の支払いと車両のメンテナンスをパッケージした「月額定額サービス」の提供も発表されている

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  • ドミナント戦略とディーラー同士食い合い防止を両立させるためだったのかね。
    まあどう考えても客目線ではなくディーラーのための施策。

    • by Anonymous Coward

      車会社は「社会ステータス」と「車種」を関連付けたい思惑があるんだよ。だから、新卒と役員を同じ店でもてなすことにはメリットがなかった。このやり方を始めたGMでもシボレーとキャデラックは別の店だし、社内でも事業部が完全に独立してる。あとは、展示スペースや試乗車を考える混ぜることはデメリットだし、分けると販売員が覚えるべきことも減らせるメリットがある。200万の車を買うつもりの客に営業努力で1500万の車を買わせるのは無茶だからな。

      でも、車種を増やし過ぎてよくわからなくなってるからこういう方向になるのは当然で、昔はホンダもプリオとかベルノとかあった。面白いのは、トヨタは製造ではカイゼンしていけるのに、販売では柔軟性がないこと。客の利便性を考えれば当たり前のことなのに、シェアトップが最後尾を走ることになった。

  • トヨタが乗り換え放題の定額サービス「KINTO」を展開 [kakaku.com]

    2019年初から東京地区でトライアル開始ですか。月額いくらなんだろう。本体だけじゃなく、ガソリン代以外全部込みだからどういう価格設定になるのか。乗り換え放題にもルールが必要だろうし...

    • by Anonymous Coward

      ルノー連合なら家から目的地近くまではリーフやアウトランダーに乗って行って、レジャーはエクストレイルやD5に乗り換え。帰りは充電の終わったリーフやアウトランダー、みたいな公共交通機関+レンタカー的な使い方が出来そうだけど。
      トヨタだと普段はアクア、週末の遠出は大きいハイブリッドって感じになる?
      そこまで細かく乗り換え出来ないんだろうか。

    • by Anonymous Coward

      レンタカーやカーシェアリングに対するサブスクリプションの利点ってなんだろう。
      乗り換え促進して、じゃんじゃん廃車にして、じゃんじゃん造る?

      • by Anonymous Coward on 2018年11月15日 11時38分 (#3515769)

        正確な定義はわかんないけど

        ◆レンタカー
        時間・距離辺りのコスト:大
        費用:年会費等は発生しないスポット利用が普通。時間貸しの従量制
        契約期間:数時間~1ヶ月程度
        契約方法:借りる時に都度契約をして、有人の店舗で処理する。
        ランニングコスト:税金・メンテ・消耗品類はレンタル料に込み、一般に燃料代などは借りた人が持つ。
        占有・乗り換え:使う車は固定されないので、占有はできないが、自由に都度選択ができる。
        下取りなど:不可
        費用科目:経費

        スポット利用ができるので、使用頻度が低い場合に。企業では出張利用など。
        ただし予約がいつも取れるとは限らない、店舗などが限られる、予約が大変などのデメリットも。コスト的には割高。

        ◆カーシェアリング
        時間・距離辺りのコスト:中
        費用:一定の会費を支払った上で従量制で支払うのが普通。
        契約期間:会員は1ヶ月単位、利用は数時間~数日程度
        契約方法:事前登録のカードなどを利用し、一般に無人でかり出せる
        ランニングコスト:税金・メンテ・消耗品から、燃料代まで込みのケースが多い
        占有・乗り換え:使う車は固定されない。占有はできないが、自由に都度選択ができる。
        下取りなど:不可
        費用科目:経費

        週末のみ使うなど、定期的に使うが頻度が比較的低い場合に。企業では都市部の社用車の変わりに。
        無人処理が可能なので比較的拠点が多い。
        ただし予約がいつも取れるとは限らない、掃除などが行き届いてない場合もあるのがデメリット。利用頻度が高い場合には、コストメリットも無い。

        ◆サブスクリプション
        時間・距離辺りのコスト:今のところ大
        費用:1ヶ月単位などで決まった金額を払う。従量制は行わない。
        契約期間:数ヶ月といった短期間契約ができ、契約の終了期間は事前に定めないのが普通
        契約方法:最初に取り決めておいて、都度契約などは行われない。
        ランニングコスト:税金・メンテ・消耗品は込み。さらには燃料代まで込みのケースもある。
        占有・乗り換え:回数や期限の制限内で交換できる。
        下取りなど:一般に不可
        費用科目:経費

        日常的に車を使う人や、トップシーズンなどでも安定的に車を占有する事ができる一方で、ライフタイルや目的に合わせて乗り換えも可能。
        メンテナンスなどを業者にお任せにできるので、それらの手間を考えなくても良い。費用科目は経費にできるので、企業で役員車などにも需要あり。
        ただし、今のところ高級車向けのプランのみでかなり割高。

        ◆リース
        時間・距離辺りのコスト:中
        費用:あらかじめ一定期間で一定の支払いを約束して支払う。従量制は行われない。
        契約期間:事前に契約期間を定めるのが普通。半年から数年単位。
        契約方法:最初に取り決めておいて、都度契約などは行われない。
        ランニングコスト:メンテは込みの場合が多い。消耗品や燃料代、保険料は利用者持ち。税金は科目による
        占有・乗り換え:使う車は完全固定。契約期間中の乗換は原則できない。
        下取りなど:一定額支払えば下取りする事ができる仕組みがあるのが普通
        費用科目:場合によっては資産計上が必要になる

        日常的に車を使う人や、トップシーズンなどでも安定的に車を占有する事ができる。メンテナンスなどを業者にお任せにできるので、それらの手間を考えなくても良い。
        一方で、単純に購入するよりも一時的な金が不要になるなどのメリットもあり。費用化できるかはリースの種類による。
        基本的に安価な軽自動車から、高級車まで幅広く扱いがあり、上手く利用するとコスト削減にはなる。

        ◆購入
        時間・距離辺りのコスト:小
        費用:購入の金額がそのままかかる。
        契約期間:特に定めは無い。
        契約方法:購買契約となる。
        ランニングコスト:基本的に全て所有者持ち。ただしメンテナンスパックなどの商品もある。
        占有・乗り換え:使う車は完全固定。乗換は売却を意味する。
        費用科目:資産

        完全に所有できる一方で、保険、税金の処理からメンテナンスまで全部自分で行う必要がある。ただ、メンテについてはパックプランなども最近は登場(割高)。
        ただし、費用的にはやはり最も低コストになる。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2018年11月15日 14時10分 (#3515846)

          車種や移動距離にも依りますが毎日乗るのでなければタクシーが意外に安いです
          特に都市部だと駐車場代もかかりますし…

          軽自動車100万の軽自動車を10年使うにしても
          2年おき車検+毎年各種税+ガソリン代+タイヤ代+保険代でトータル150万以上は確実にかかる

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            こう言うのどっかで簡単に比較できるようなサービス無いかな。

            車種と利用距離、利用回数を入れてやると、タクシーから購入まで、どれぐらいの費用負担になるか算出してくれるようなの。
            まじめにやればExcelとかでも十分試算はできそうだが

            • 車種にコンフォートって入れたら一気に選択肢が絞られますね。
              というのは冗談としても、車種によっては自分で買うしかない場合もけっこう出てくるからこの手の比較をしたい人にとっては大まかなカテゴリだけで十分なのでは?
              それに利用申請してから実際に利用できるまでのタイムスパンも重要だし、購入の場合は家族との共用による制約もあるかもしれない。
              そんな風に量的な評価が難しい要素もけっこう多いですよ。

              --
              うじゃうじゃ
              親コメント
      • スマホと同じで(違うけど)手元にあるので、「愛車」になるんじゃないですかね。リースの規約を少し調整する感じでいいかな。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2018年11月13日 12時38分 (#3514586)

    トヨタの動きが最後では?
    他社では販社ブランド別専用モデルは疾うに廃止され、販社ブランドも統一済。
    少なくとも一方トヨタの「レクサス」は、今後も残る。

    • マツダは1989年に販売系列を5つに増やす試みで大失敗して、その後系列を減らしました。
      参考資料「マツダの野望「ユーノス、アンフィニ、オートザム」」 [ancar.jp]
      日産の販売系列の統合は 「日産の店舗にも歴史あり...」 [wedrive.online]をどうぞ。

      親コメント
    • 少子高齢化、市場(販売台数)の縮小、シェアリングエコノミーの進展、という状況(予測)に対して、他社はどう考えているんでしょうね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ここ最近は、軽自動車以外では日本向けの企画はしない(北米向けをちょいとカスタマイズするだけに留める)ってのが基本方針になっちゃった会社ばかりだと思いますが。

        シェアリングエコノミーは、国内の抵抗勢力が頑張っている間に先走った他国で負の面が色々見えてきた、という状況で、ハイプカーブを下り始めた感じ。再度上りに差し掛かる時にどのような形に変貌しているのか、見極めの時期じゃないですかね。

        • by Anonymous Coward

          日産の「AD」(最新型の呼称はNV150AD)も、乗用モデルのウイングロードが生産終了。
          このモデルで終わりかな?

          • by Anonymous Coward

            次期プロボックスはハイブリッド化するらしいし、NOTEのワゴン版としてAD存続もありえなくはないかも

            • by Anonymous Coward

              NV200でいいんじゃないか?
              高さ155cmまでとかの古い立体駐車場で困るか…?

              • by Anonymous Coward

                次はカングーベースになるらしいよ

              • by Anonymous Coward

                カングーのオーナーって、毎年イベントが開催されるくらい熱いけど、こっちはそんな事にはならなそうだなw
                それでもMTを用意しているところは感心するが
                #英国でのMT需要が減っているらしく、欧州車のMTがどんどん減って行ってる……

        • by Anonymous Coward

          シェアリングエコノミーって要は貧困の進展で古き良き時代が形を買えて戻ってきたってだけだよ

    • by Anonymous Coward

      ホンダは2006年ですね。
      ベルノ、プリモ、クリオの3系列を統合してホンダカーズに一本化。

      景気悪化に伴い、軽自動車(プリモ専売だった)を他の系列でも売りたい、って要望から統合したっぽいですが。
      いきつけのクリオ店が、軽自動車売れるようになったんですよー、ってうれしそうに言ってたな。

      • by Anonymous Coward

        クリオ使わないなら商標を手放せよ、とルノー・ジャポンは思っているに違いないw

  • そりゃ売れないように作ったら売れんわ

    • by Anonymous Coward

      >皿<

      • これか
        ウェブサイトで嘲笑されるレクサスのスピンドルグリルとデザイナー [livedoor.jp]
        (記事中にもあるように、元ネタは5年前のCarscoops [carscoops.com])

        ブス顔だけじゃなくて、どうにも車体全体のデザインに凡庸さが感じられるんだよね。
        だから狙ったはずの重厚さが出し切れなくて、鈍重で洗練されていない印象を受ける。
        (車体の大きさの割に貫録や威圧感が無くて、そこは悪くないと思う。)
        街中でレクサス見ても、他の高級車やクラシックカーを見た時のような
        「お、やっぱ良いなー」なんて感想が全然出てこない。

        でもまあ、性能・乗り心地・安全性は最高で、そこが一番重要なんだろうけど。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          ひたすら誠実に、自社顧客の嗜好に合わせたら、こうなったんだと思う。
          だからこそ支持されるし、買わない人に媚びても仕方ない。

          #欧州車のナリで、中身がトヨタの車が欲しいよ。
          #オリジンみたいな奴もう一度出してほしい。

        • by Anonymous Coward

          社用車にシワシワのクレーマーの顔が付いてるような感じ
          とにかく何かに怒っていることだけは伝わる

        • by Anonymous Coward

          シエンタのケツもババア顔、>n< [toyota.jp]
          前のモデルのほうがよかった・・

    • by Anonymous Coward

      アニヲタ?

  • 販社で車種絞ってるせいで、客から不満が出てる。
    よさそうな新車種が出たと思ったら、近くのひいきのトヨタディーラーでは扱ってませんとかなってしまって。トヨタブランドで売ってるのに、トヨペットとかネッツとかカローラとかで分かれてるなんて知らねえよとなってしまう。

    • 地域販売会社ってトヨタ自動車だけの資本じゃなくて、ほとんどが合弁企業なんだね。

      まさに歴史的経緯って奴なんだけど、その手法で地場の企業や自動車会社と合弁で系列を伸ばし、販売量を増やしてきたってことがある。
      当然一通り需要が一巡すると今度は整理したくなるんだが、合弁会社なのでなかなか好きにはできなかったりして、思ったように再編ができない、再編しようとすると反発を喰らって上手くいかない、と言う状況が長年続いてきた訳よ。

      まぁ、客からしたらまさに「知らねえよ」って感じだけど。だから是正されてめでたい。

      おそらくトヨタとしてはこれを足がかりに、より統廃合を進めていくんじゃないか。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        地元資本のフランチャイズじゃなくて
        トヨタとの合弁なの?

    • by Anonymous Coward

      トヨタはたくさんのチャンネルがあるためチャンネル間の競争も激しくて、プリウス初期のころは他にハイブリッドの車種が出てもイメージ的にプリウスばかり売れるもんだから、プリウス扱えない販社からの突き上げがすごかったらしい

      • by Anonymous Coward

        2代目が出たころ、プリウスに興味があるとカローラのセールスマンに言ったら、
        うちの店は中古車も扱っていて時々プリウスも入ってくるので紹介しましょうか
        と言われた。

  • by Anonymous Coward on 2018年11月15日 8時39分 (#3515667)

    その時間帯の80%の自動車が出していた速度レンジなら
    罰金をメーカーが補填

    これで田舎なら勝てる

  • by Anonymous Coward on 2018年11月15日 17時44分 (#3516002)

    いま自動車業界はパラダイムチェンジ直前の極めて重大な局面に入ってる
    素材面ではナノセルロースが来てるし
    それ以上に根本的なものとしてEVが来てる
    今のところネックはバッテリーだが
    来年中には車載用全固体電池が来る
    これで燃料電池は苦しくなるので両方に投資しているトヨタは痛し痒しなんだが
    問題なのはその全固体の中身
    日本勢は硫化物型一択なんだが
    性能を考えると良い選択といえるのだが
    一部に安全性を懸念する声も出ている
    現状のLiBみたいな爆発が起きるわけじゃないので一見経営判断として当然と見えるんだが
    世界的に見ると他の方式を採用している大手が結構いたりする
    結構博打的な要素が大きいので正直どっちに転ぶか何とも言えない不確定要素が大きいんだよな
    そういう意味ではどちらの目が出てもいいように販売体制を見直しておくのは賢明だと思う
    まあ一番賢いのは勝ち組に乗るき満々で様子見てるいすゞやマツダだと思うけどね

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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