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犯罪

より「本物っぽい」封筒で届く架空請求 21

ストーリー by hylom
でも偽物です 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

郵便ハガキを使った架空請求が最近増えているという話が以前話題になったが、さらに昨今では封筒を使ってより「本物っぽい」請求を装うケースが増えているそうだ(Togetterまとめ)。

この架空請求は消費者金融業者を名乗って請求を行うもので、住所も消費者金融業者のものが使われていたが、書類に記載してある電話番号を検索したところ詐欺である事が判明したそうだ。

封筒には「親展」「重要なお知らせ」に加え「至急開封」との朱書きがあり、また封筒の窓を赤枠にするなど、詐欺ではない本当に重要で急ぎの封書に使われる、受取人の注意を惹く見た目となっており、「料金別納郵便」とすることで、差出人に法人感を出している。

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  • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 15時15分 (#3539252)

    最近は聞かないですが
    少額訴訟を適当なでっち上げで訴えて
    被告欠席=自動的に敗訴確定、上訴もなし
    もとは適当な訴えなのに支払わなければいけない責任が発生してしまうという事件も

    全部詐欺と疑わずきちんと確認することも絶対に必要だったりはする

    • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 15時46分 (#3539282)

      裁判所からの訴状は特別送達という形で届きます。
      簡単に言えば、本人受け取り限定と同様に本人が直接手渡しで受け取り、受取印を押します(サイン可)。
      なのでポストに投函されているというのは有り得ません。

      逆に、これが来たら必ず対応しないといけませんが、
      督促異議の文書を提出すれば通常の民事裁判になるので
      大抵の詐欺業者は顔バレを嫌がって取り下げてきます。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 22時01分 (#3539524)

        つまり「真っ当に対応すればいい」んだけど、
        架空請求という言葉が一般に認知されて「無視すればいい」と思われ始めたところで
        この方法が使われたもんだから、成果出ちゃったんだよね。

        振り込め詐欺も当初は電話で振り込ませるだけで、人同士の接触はなかった。
        それが「電話での振り込み要求に注意しよう」となると、「代理人が受け取りに行くから渡して」となり、
        警察がその受取人を捕まえるようになると、警察を騙って接触してきて
        「受け取ったところを捕まえるのでとりあえず相手に渡して」という手法まで出始めた。
        こうすればよいという対応策があると考えていると、その隙を付くように新技が登場する。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          面白がってはいけないことではありますが、
          そういう執念で理を突き詰める業務プロセス設計の姿勢ってある意味 参考にはなります。。

          無視するという対抗策はリスク管理に対する思考停止でもありますね。

    • 今でもそうなのかな?
      詐欺っぽいのはもちろん、そうでなくても身に覚えがなければ無視するべき的な対処が広まったんだから、確定してからでも、場合によっては蒸し返せたりしないのかな?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      訴状は絶対に「特別送達」で届くので、そこを知っていれば開封しなくても判別可能。

    • Re: (スコア:0, 既出)

      by Anonymous Coward

      素人の方が本物かどうか判別するのは難しいし、もし本物だった場合に無視すると不利益が発生しますので、
      裁判所に直接真偽を確認することが良いかも。
      その場合、配達された「訴状」に記載してある電話番号に電話するのは危険なので、
      ホームページや電話帳などで裁判所の連絡先を確認して電話する方が良いです。

    • by Anonymous Coward

      うちに来ましたが、特別送達じゃないとか以前に
      文章があまりにも稚拙だったので、よくもまあこんなので騙せるもんだと感心しました

  • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 15時19分 (#3539257)
    個人でも料金別納の郵便物を出せるとのこと
    例としてよく引き合いにでるのが結婚式の招待状
  • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 15時24分 (#3539264)

    ここまで手の込んだことして割に合うのかなぁ
    電子メールで通信料が実質無料ならまだわかるけど、本物っぽい手紙ってコストかかり過ぎない?

    多額のポイント還元という餌でQRコードで支払うスマホアプリに釣られちゃう人の名簿とかあれば効率いいとは思うけど

    • by nemui4 (20313) on 2018年12月25日 15時40分 (#3539278) 日記

      >ここまで手の込んだことして割に合うのかなぁ

      どこの業界にも手間隙かけることを美徳とする職人は居そう

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2018年12月25日 15時46分 (#3539281)

      今後この手法が、流行るなら益、廃れるなら損、てことなんでしょうね

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      安価で大量に送信可能な詐欺メールよりは、信憑性を感じて払ってしまう人の人数は多いかもしれませんね。
      ・メール送信ツールを使う→安かろう、悪かろう
      ・葉書や封書を使う→手間とコストがかかるが、結果が出やすい
      というのは、最近ならアリかもしれません。

      別に支援してるとか褒めてるわけではないですよ。
      でも、「怠惰を求めて勤勉に行き着く」の典型のような気がしてならんのです。
      偽物が本物に限りなく近づいたとき、真偽を見極めるのは難しくなりますからね。

    • by Anonymous Coward

      まさに名簿があるって話っぽいよ

      10年以上前、200万ぐらい詐欺にあって騙されたらしい人がいるんだけど、その時の名簿が出回ってるとかで、未だにピンポイントな詐欺電話がかかってきたり、書留郵便で詐欺郵便が届いたりするらしい。

      で、個人情報も割れているので、家族の名前や、当時勤めていた会社の名前なども利用した詐欺を仕掛けてくるとか。子どもがしっかりしているので、実際に被害にはあってないようだけど。

      • by manmos (29892) on 2018年12月26日 10時25分 (#3539760) 日記

        カモリストですね。うちの親のところも載っているのでしょうか、よくかかってくるようです。

        まあ、今のところ、電話には「はいはい、また着たねpgr」と「本当の詐欺」には引っかかっていないようですが、アンチウイルスのソフトには3重課金ぐらいされていました。(私の気がつくのが遅かった)

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        仕入れた名簿の情報を元に追加調査とかして、(詐欺に用いた場合の)成功率を高めた名簿を売る、闇の名簿屋が居るそうな。

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