パスワードを忘れた? アカウント作成

kondouさんのトモダチの日記みんなの日記も見てね。 Idle.srad.jpは、あなたの人生において完全な時間の浪費です。見るなよ、見るなよ。

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人工知能

kondouの日記: (ミクさん|AI)を調教する 5

日記 by kondou

少し前に「調教する」といえば、初音ミクを調教する(上手い具合に歌うように入力する)ことをさしていた。最近は、AIに学習させることをそう呼ぶらしい。

流行り物には5周遅れの「Laggards」のポジションで追従することにしているので、そろそろ手を出すことにした。調べてみると、nvidia-docker ベースで環境を作るのが堅そうだ。

まだ、サンプルで遊んでいる段階なのて、実感はわかないが、新しい物は苦手でも、模倣・学習能力は非常に高い。よく知られた成果として、ゴッホ風の絵を書くAIなどが発表されている。

ここから類推すれば、タイトルの通り、既存の曲を本物そっくりに歌う初音ミクや、メロディと歌詞の入力で、既存のXXXのようなアレンジのオケと歌い方のミクさんが生成され、YouTubeの再生回数で自己学習する楽曲が席巻する近未来が確実にやってくる。当然、PVは生成されたVRだ。

そうすると、人間がすることは、新たな思想の表現(Rockだ)か、演奏することによる自己満足か、握手してくれる実体しかなくなる。

ミュージシャンではなくエンジニアの仕事はどうなるだろう。

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宇宙

kondouの日記: 土星

日記 by kondou

Tamron 70-300 + EOS 70D
300mm, f/9.0, 1/125s, ISO1600
三脚+手ブレ補正 APS-C 2020万画素 LiveViewでピント合わせ Raw現像して等倍切り出し

https://www.dropbox.com/s/239hel75n3ipkpz/20170707-saturn.jpg?dl=0

実は、土星には、輪が有りました。

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日記

kondouの日記: 賢者の石、売ります 1

日記 by kondou

完訳 日本奥地紀行 ★★★
『ふしぎの国のバード』元ネタ。バード一筋20年の研究者が訳した。第一部(横浜〜新潟)、第二部(新潟〜青森)読了。
バードが書いた部分は率直な紀行文として非常に興味深いが、さすがにマンガの方は味付けされていて、文章の方は単調だ。同じような繰り返しが見られる。本書の半分は訳文で、半分は注釈。さらに訳者による解説文もたくさん付いてくる。原著者の書籍の訳書というより、訳者の研究論文である。昔、コンピュータ関係の書籍の翻訳者に岩谷宏と言う人がいたが、そんな雰囲気だ。

賢者の石、売ります ★★★★
朱野帰子、2冊目。相変わらず不愉快なまでに現実の生活が思い出される。主人公は科学が好きだが、家電メーカーでマイナスイオンドライヤーの企画をしており、商人たろうとしていて、疑似科学が大嫌い。周りの登場人物は、科学の研究者、家電メーカでマイナスイオンドライヤを企画してヒットした人、事業部長、疑似科学が大好きな家族。ぐらいまでは書いてもネタバレではないだろう。疑似科学に対してキレすぎな点、STAP細胞という時事ネタ、描写や最後の風呂敷の畳み方は改善して欲しいが、筆者が書きたかっただろう話題に対しては、自分も考えるところがある。
マイナスイオンが人気ならばマイナスイオンドライヤーを売っていいのか?水素水が人気ならば売っていいのか?癌患者に対して病院を否定して安心と疑似科学を売りつけてよいのか?

火星の人 ★★★★
映画『オデッセイ』の原作。映画も面白かったが原作も面白い。映画オリジナルの表現も良かったが、映画では省略されていたり、変更されていたり、ひとコマしか出てこなかったりしているストーリーも大事である。著者にとっては本作がデビュー作、ネット公開→電子書籍→紙の本→映画と、すごいスピードで大人気になった。シン・ゴジラもそうだが、人間ドラマや恋愛要素なんて無くても、科学的な考証を積み上げることで面白い話は作れる。
見て見て!おっぱい!ー>(.Y.)

言ってはいけない ★★★
行動遺伝学という学問分野があって、それの主張は、身長や皮膚の色などの形態的な特徴だけでなく、性格や能力などの精神的なものも遺伝する、ということ。ある種の精神疾患が器質的なものであると言われている以上、取り立てて騒ぎ立てることもない説であるが、それをセンセーショナルに言っている本。

よくわかる人工知能 ★★★
人工知能、とくにディープラーニング方面の最先端の研究者へのインタビュー集。最先端の研究者がどのような未来を見ているのかがよくわかる。その研究がなされている背景については筆者(インタビュワー)の解説が補われている。

戦争中の暮らしの記録 ★★★★
雑誌「暮らしの手帳」の昭和43年の特集号の保存版。主に戦時の記録記事と体験記事の投書から構成されている。皇国でも反戦でもない本当の生の声だ。後記にも書かれているように、永久に読みつがれていって欲しいものである。
映画「この世界の片隅に」の副読本として。映画の再現率が非常に高いことがよくわかる。

激安食品の落とし穴 ★★★
やまけん氏のブログとほとんど同じ主張だが、2015年時の細かい数値データを元に検証しなおしている。食料生産者の苦しい状況がよくわかる。提案されている解決策については、家計の問題もあり、全面賛成はしづらいが、違いがわかる消費者になって本物の食品を買おう、ということなのだろう。

下級武士の食日記 ★★★
幕末生活もの。バードは東北を旅して日本食をボロクソに言っているが、江戸の判四郎は楽しく生活し、旨いもの食べて昼から飲んでいた様だ。

宇宙はなぜこのような形なのか ★★★
宇宙の曲率の話ではなく、NHKの「コズミックフロント」という番組の書籍化。最先端の天文学の解説ドキュメンタリーだが、それが100回以上も続いていることが近年の宇宙論の発展を示している。
一番興味深かったのがマゼラン雲の話。銀河系の伴銀河ではなく、マゼラニックストームを伴って銀河近傍を通過中の、銀河系とは関係ない大規模星生成領域だということ。
本書は最新の科学的知見の紹介に注力してまとめてあるが、テレビ番組番組は開発者や失敗過程も描いているという。そちらも興味深い。

脳が壊れた ★★★
脳梗塞で脳の一部が壊れた人のセルフレポート。壊れた箇所が運動野ではなく認知や感情を司る高次機能であることが興味深い。先天的な発達障害や、そこから復帰しない痴呆の状態の苦しみは、健常状態と比較して語られることが無かったが、もともと健常で、障害になり、復帰できた振り返りとして解説されている。余計な情報をフィルタリングして肝心なことに集中すること、優先順位をつけること、感情を出すことや抑制することなどにも、対応する脳のハードウェアが有り、それが壊れたらその機能が失われること、リハビリにより代替回路が構成され回復することが素晴らしい。
リハビリの有効性も再確認したが、現状の医療において、制度、器具の発展、本当に必要な人(リハビリすれば生産性が向上する人)への届け方などの課題も確認できた。

いやな気分よさようなら ★★★
鬱の認知療法の古典的教科書。診断がある人は、素人療法に頼らず、医者にかかるべきだが、一般的な対処方法を知っておくことは無駄にはならないだろう。薬物に関する非常に詳しい資料集も付いている。

働かないオジサンの給料はなぜ高いのか ★★★
タイトルの勝利。サブタイトルの通り、人事コンサルタントが日本の会社の人事評価の仕組みについてまとめた本。コアとなる主張は、若手は専門スキルを磨きたがるが、それは出世とは関係なく、偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる。もし私が若かったときにこれを知っていたら、専門スキルの習得に割いた時間を部落内での評価を獲得するために使っただろうか、それとも、本能のままに専門性に向かっていただろうか。

手紙屋 蛍雪編 ★★★
勉強する意味を見失っていた高校生が、勉強の意味や将来の希望を見つける話。図書館で予約が詰まっていたが、私は、どこでこの本のことを知り予約したのだろう。文体やレイアウトのせいか、内容のわりに説教臭さが無い。わりと、スッと頭に入ってくる。子供にも読んで欲しいが、どうだろうか。

うつヌケ ★★★★
鬱とそれを脱出した経験談をマンガ形式で。どういな人が鬱になりやすいのか、鬱になったらどういう自覚症状があるのかなどが、非常に具体的にわかりやすく書かれている。誰しも鬱になる可能性があり、基本的な知識として知っておいたほうがいい内容だ。脱出方法は人それぞれだが、仕事をやめるのは、わりと共通している様だ。鬱は「心の風邪」ではなく、死に至る病なので仕事どころではない。

13187494 journal
日記

kondouの日記: Rustで組み込み 9

日記 by kondou

組み込みの分野では C が用いられることが多い。ベンダからのツールやライブラリはほとんどが C だ。

個人的には C は好きだ。スラスラ読み書き出来るし、隠れた動作をしないのが良い。組み込みから、OS、アプリまで幅広く(Linuxの場合はCとマクロだ)こなせる。

C++は、データ構造が複雑なアプリに向いている印象。Turbo C++のぐらいの時に少し触ったが、モダンなC++と標準ライブラリはほとんどわからない。CのコンパイラはC++も理解できるので、ベターCとしてライブラリを呼び出すことがたまにある。

C/C++の一番の欠点は、自由度がありすぎてバグを生みやすいことだ。これによる損失は、個人的なものも社会的なものも、甚大だ。それの解消を目指して、いくつかの言語が提案されている。

C#。Windowsのプログラミング言語としてC++をあっという間に駆逐した。Visual Studioが優秀すぎて下手なコードを書くことが出来ない。

Swift。Rust言語の作者がRustの次に作った言語として興味深い。しかし、Appleが嫌いなのであまり興味がわかない。

Go。Googleが押しているが、Javaっぽくて…

Rust。次に示すキャッチコピーが私の希望とぴったりだ。

Rustは安全性、速度、並行性の3つのゴールにフォーカスしたシステムプログラミング言語です。 ガーベジコレクタなしにこれらのゴールを実現していて、他の言語への埋め込み、要求された空間や時間内での動作、 デバイスドライバやオペレーティングシステムのような低レベルなコードなど他の言語が苦手とする多数のユースケースを得意とします。 全てのデータ競合を排除しつつも実行時オーバーヘッドのないコンパイル時の安全性検査を多数持ち、これらの領域をターゲットに置く既存の言語を改善します。 Rustは高級言語のような抽象化も含めた「ゼロコスト抽象化」も目標としています。 そうでありつつもなお低級言語のような精密な制御も許します。

他にも、標準のコマンドラインツールで、ほとんどの範囲がカバーされていて迷い無い、多言語インターフェイスがわかりやすく、ライブラリ不足を補える、などが良い。言語制約が強く、まだ、うまく書けないことも多いが、それこそが Rust のメリットなのだろう。

結構な数の人がRustで組み込みにトライしている。

私もやってみた。

https://github.com/nkon/rust_blinky

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モニター

kondouの日記: パソコン2017

日記 by kondou

ディスプレイ
2003年11月16日から使い続けたいた EIZO L567(17" 1280x1024) を EIZO EV2750(27" 2560x1440)にリプレースした。
当時は、勤務先などで一般的だったディスプレイは、ほとんどが1024x768のLCDだったが、ディスプレイだが、がんばって高解像度、とくに高さがあるものを選定した。当時からEIZOのディスプレイはペーパーモードのような青味を抑えるモードがあって見やすいのと、スタンドが優れていて、目線より下に設置しやすいのが特徴である。ドットピッチは0.264mm。
近頃は職場ではノートPCと、デスクでは外付け26インチ(1920x1200)を併用していて、外付け画面で、横に2つのウィンドウを並べて作業する(それとノートPCの3ウィンドウ)ことの便利さに慣れていた。1920x1024(FullHD)が多い中、縦が1200ドットあるのは、コダワリポイントである。4Kディスプレイも登場していたりで、自宅ディスプレイの更新も検討していたのだが、大きさや見やすさなどで決定打がなく、購入しないでいた。
EV2750は、フレームレスで画面サイズのわりに横幅(600mm)が小さく、ギリギリ机の上に乗ること、ペーパモードや環境光調光など見やすい画面、接地面積が小さく画面を下げれる優れたフレームなどが特徴。これを見た瞬間に、私が求めていたものだ、と思って購入を決意した。4Kでないが、ドットピッチは0.233mmと高DPI対応ソフトでなくても通常利用で広い画面、という設計。ワイド画面(2560x1440)でタテのドット数も十分。通常は、横に2画面並べて、映画や写真はフルスクリーンで調度良い。前機種ではHDMIが無くDisplayPort接続だったりしたのが改善されたのも良い。どうでもよいけど、スピーカー内蔵。
旧ディスプレイがあればデュアル動作も可能だが、置く場所が無いのでL567は廃棄か?

グラフィックボード
MB(Gigabyte B75M-D3H)では1980x1200までしか出力できなかったので、グラボを増設。ゲームをするわけではないが、すこしCUDAやディープラーニングに興味があったので最低ランクである、GTX1050を購入。アマゾンで安かった玄人志向にて。外部電源ケーブルが不要なことが良い。UbuntuではPPAからドライバが供給されているのでインストールで躓くことは無い。
Linuxでは、まだまだ、アプリでCUDAを活用できる場面(エンコードやフィルタなど)は、パッケージソフトでは少なそうだ。ffmpeg+NVENCは自前ビルドが必要っぽい。

OS
Ubuntu14.04LTSで長らく運用していたが16.04LTSにバージョンアップ。それに伴い、デスクトップ環境をXfceからCinnamon に変更した。ウィンドウマネージャは Adapta、アイコンは Windows 10、GtkテーマはWindows 10 Light。
右下にマウスを移動するとウィンドウリストが出るが、画面が広くなって、ようやく、有り難みがわかった。

スピーカー
前はソニーのスピーカを使っていたが接触不良を機に買い替え。サンワサプライの400ーSP067というものをアマゾンでポチった(1500円ぐらい)。アナログ入力、ヘッドホン出力付き、電源+ボリュームコントロール、電源はUSB。結論から言えば失敗だった。ディスプレイと机の間に置きたかったのだが大きすぎた。右が本体で左がサテライトの構成。従来との互換性からいって、左が本体で右がサテライトの方が良かった。ヘッドホン端子は、入力スルーで音が、ボリュームや電源の制御と無縁だ。これが最も使い勝手が悪い。メカニカルにスピーカーとヘッドホンをオフしたいのだがそれができない。スピーカー自体の音質はまぁまぁ。ディスプレイ内蔵よりも十分に良い。

キーボード
年代物の Realforce106(PS/2)を使っているのだが、最近、打鍵音が大きいのが気になっている。最近、Realforce の静音モデルが出たので、気にはなっているのだが3万円弱なので、やや躊躇。

会社PC
Panasonic CF-SZ6。今年になってSZ6が発売になっているが昨年発注なのでSZ5。20万円以内に収めるために、メモリ8GB、SSDはSATA256GB。転職者が会社にする質問「開発マシンのメモリは?」に当てはめると全く不十分なスペックだが仕方がない。最初は VAIO13でBTO見積もりしたら30万円超えていたし。良い所は、軽い、頑丈、バッテリーが持つ、に加えて、1920x1200と、縦に高解像度であること。

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プログラミング

kondouの日記: 実用Cプログラミング

日記 by kondou

実用Cプログラミング ★★★★★

昔の本。なんの変哲も無い書名だが私の人生に大きな影響を与えた本である。

最初に購入したのは大学生のころ。初めてのパソコンとしてPC9801互換機を購入して、TurboCで Hellow World やらタートルグラフィックスなどの練習問題をやっていた。ところが、大学生協で見かけたこの本は、Cインタプリタ、常駐プログラム、マルチタスクカーネル、テキストエディタ、データベースを作っていた。つまり、練習問題ではなく本物のプログラムの作り方が、ソースコード全掲載で書かれていたのだ。もちろん、今から思えば本物ではなく、教材レベルなのだが、当時は衝撃を受けた。オトナの世界を覗いた気分だ。金欠学生だったが、悩みに悩んで購入して、写経して、元はIBM-PC用のプログラムをPC98に移植した。
それから、プログラミングに興味を持った。

全部写経したあと、友人に勧めまくって、押し付けるように貸したら帰ってこなかった。
近頃、Amazon で古書を買い直したのだ。まさしく、大人買いだ。
もちろん、今は(PC98ではなく)IBM-PCを使っているがMS-DOSでは無い(Linux)ので、本書を写経するようなことはない。しかし、私の一部分を構成する書籍として、ぜひ手元に置いておきたかったのだ。
元は英語の本で、原題は『Born to code in C』。雰囲気がある。

なぜ、いまさら、この本を思い出したかというと、
自作エディタをつくる Advent Calendar 2016という記事を見たから。
Cの初心者と思われる筆者が、調べたり苦労しながら、コンソールテキストエディタを製作している。途中から、プルリクやらコメントでの指導が入って、チャレンジした本人としては、とてもよい経験、よい冒険ができている感じが素晴らしい。

emacs の構造について調べて、それがギャップバッファというデータ構造を使っていたり、内部がLispインタプリタでありキーを押したら (self-insert-command) が実行され、それが1970年代に考案されたアルゴリズムだと聞いて、秘術に触れたように感じたことも思い出される。

テキストエディタは、一度は作ってみるものなのだろう。
写経もするべし。

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日記

kondouの日記: 達人プログラマ 2

日記 by kondou

オンラインゲームを支える技術 ★★★★
タイトルの分野に関連する人にとっては、まず初めに読むべき教科書。実務の基本的なところが丁寧に解説されている本書は貴重だ。私は門外漢だが、通信(UARTであっても)や効率化、並列処理に関係している人は読んだら気付きは多いと思う。

外道クライマー ★★★★
セクシー写真部の舐め太郎。ブログの調子そのままで「冒険」が描かれている。なぜ筆者は冒険するのか、筆者にとって冒険の意義とは、山岳紀行文、の3つが良い感じに混ざり合っている。

スーパー望遠鏡アルマが見た宇宙 ★★★★
タイトルのとおり、アルマそのものの話ではなく、アルマの天文学的な成果をPRする本。かなりPR色が強いが、最先端の科学的成果に触れることはとても興味深いことの連続だ。

男の子の本当に響く叱り方ほめ方 ★★★
書店で、トビラ4コマを見たら、息子とそっくりだったので、図書館で借りてみた。中身は割と普通。一般的に言って、子供は親とは別の人なので別の人格が実行されている、とういうだけ。

鈴木さんにも分かるネットの未来 ★★★★
川上量生。筆者のネット観や住民の生態、バズワードの解説が、わかりやすく述べられている。例によってどこまで本音かよくわからないが、筆者は実際にネットビジネスの開拓者であり、その背景にある考え方の一部だと思う。

ジブリの仲間たち ★★★
鈴木敏夫がどのように映画を宣伝したかという仕事の記録。筆者の考えとして、あくまで作品を尊重する(宣伝のために作品を曲げない)が、ヒットには、作品、宣伝、流通が必要とのこと。宣伝と流通がうまく行かなかったから失敗した、という経験談も語られている。事業のためには作品だけではダメだ、というのはよく言われることだが、それの実例として参考になる。

大阪高低差地形散歩 ★★★
ブラタモリ。大阪で地形というと、やはり上町台地がメインになる。それ以外の地形についても触れられている。地形に興味がある人にとっては、良いガイドブックになる。

宇宙の一番星を探して ★★★★
タイトルが非常にキャッチー。子供たちがつい手にとって見たくなっていた。中身は、タイトル通り宇宙論の話で子供たちにはやや難しいかもしれないが、大人にとっては平易に書かれている。理論面だけでなく、スバル望遠鏡やHSTによる観測の結果とその意義や解釈について、丁寧に書かれている。これが130億光年先の銀河です、と写真を示されても、ふーん、というだけなのだが、ドロップアウトの原理と波長バンド別の写真があるのでありがたみが増す。

惑星気象学入門 ★★★
研究者本。金星を中心に、地球、火星、木星の気象について解説したもの。生じている風や温度の現象が、それぞれ、太陽からの光エネルギー、雲や大気組成、自転の影響などから、現実とマッチするモデルを作り上げて検証してゆく。遠い星のわずかな観測データから理論を組み立てていくのはとても面白そうだが、入門だけあって、その過程は紹介されておらず結果を示すだけであった。同著者による、タイトルに「入門」が付かない本もあるそうだ。

最新惑星入門 ★★★★
タイトルにもあるが、2016年時点での「最新」の太陽系の太陽以外の天体の情報を、分かりやすく、かつ、密度濃く解説した本。内容が盛りだくさんで、最新以外の情報でも全く知らなかったことも数多く書かれていた。前半が、太陽系の成り立ちと、水星から天王星まで、後半が小惑星や外縁天体、宇宙塵などについて。主な惑星については探査機が飛ばないことには研究成果が出にくく、最新の情報ということでは限られる。それ以外の太陽系天体について、近年の研究成果が多く、それによって太陽系の成り立ちが、より明確にわかってきたことがよく分かる。

日本人はどこから来たのか ★★★★
国立科学博物館のクラウドファンディングプロジェクトで、台湾から与那国島に航海する話があったが、まさしくその話。アフリカを出たホモ・サピエンスが、シベリアルートと、ヒマラヤ南ルートを通って東アジアにやってきた。そこから日本へは、対馬、北海道、沖縄という3つのルートで入ってきた。一番早かったのは対馬ルートだが、それでも航海は必要。さらに、沖縄ルートでは黒潮を越える航海が必要。それを、人類学、考古学、地学などの研究を総合的に組み合わせ、限られた遺跡や人骨などの証拠から生き生きと描き出す。アマゾンの書評をみたら、縄文人の核DNAの解析への考察抜けのツッコミが入っていた。同業者からだろうか?

ソーシャルもうええねん ★★★
総裁。ブログをまとめた本なので、書かれていることはほとんど既知の話ばかり。しかし、改めて読むとフリーランスとしての生きてゆき方として端的に良く書かれていると思う。

イザベラ・バードの東北紀行 ★★★
『ふしぎの国のバード』という漫画がある。史実として明治書記にイザベラ・バードと言う女性が横浜から北海道まで旅をして『日本奥地紀行』という本を記した。本書はその「奥地紀行」の足取りをたどる。いろいろ解説がされているのは良いが、やはり原典を読みたくなる。

女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか? ★★
すイエんサーという番組の舞台裏解説。昔、子供をスイミングスクールに入れていたとき、休憩室で土曜日の昼に放映されていた番組だ。番組は面白かったが、発想法という意味ではほとんど役にはたたない。

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ ★★
糸井重里と邱永漢の対談。タイトルとはほとんど関係ない。

多面体百科 ★★★
タイトルのとおり、多面体に関する様々な項目を辞典形式で収集したもの。多面体マニアが書いた(そもそも、こんな本はマニアでないと書かない)だけに、コメントがニンマリできるものが多い。

達人プログラマ ★★★★★
原題は『The Pragmatic Programmer』。オッサンプログラマが贈る教訓集。初版は2000年発行で新装版が2016年。今でも通用する内容であり、職場のプログラミンググループの人はぜひ読むべきだろう。しかし、内容は理解して身に付けるべきだが、繰り返し参照するような本では無いので、買って回覧することはしない。

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日記

kondouの日記: Gitbooks 6

日記 by kondou

本文にも書いているとおり、勤務先で20ページほどの書類をMS-Wordで書くことになった。
元来、パソコンが苦手なので非常に苦労している。この書類はレビューされ、前回からの改版履歴も必要で、勤務先では、ワードの「校正」機能を使うことになっている。

しかし、段落番号とかインデントスタイルとか校正機能とか、私が使うとちゃんと動かないことばかりなのだが(番号がずれる、インデントがずれる、ハングアップする)普通の人はちゃんと使えているのだろうか?

GitHubなら差分もレビュー&マージも簡単だし、ハングアップもしない。

TeXは学生時代を最後に書いていないので、さすがに忘れた。
最近、Markdown による出版プロセスというのもいろいろできているらしいので、
いろいろ調べてみた。

その結果、Gitbooks というサービスが手軽にPDF生成できるので良さそうだ。

しかし、スタイルをいじるための情報が、特に日本語ではまだ少なく、
なかなか希望のスタイルにはならない。

https://nkon.gitbooks.io/samplebook/content/

トライ&エラーなどして、まだ日本語ではほとんど見つからない設定のやりかたを見出したので、せっかくだから記事にしてみた。

Windows環境で動くもので、論文、書籍に適したマークアップ〜製版ワークフローをご存知の方は教えてください。

12973493 journal
日記

kondouの日記: ビールの泡はなぜ白い?ビールはなぜ黄色い?

日記 by kondou

夕食時にビールを飲んでいると、ビールについての「なぜ?」が話題になることがあります。私の理解不足と説明技術の不足により、正確でない例えになってしまった、論理をすっ飛ばしているところがあるのが残念です。また、会話の内容はまとめるために、編集してありますが、私の興味に応じて、こういった話を時々してはいます。

間違い点や説明の改善などのご指摘は歓迎します。

ビールの泡はなぜ白い?

子「ビールってなんで黄色いの?」「ビールの色が違うのは?」

私「それについては、後から説明するけど、その前に、ビールは黄色のに、泡は白いのはなぜだろう?」

私「黄色いビールの泡が白い理由は、黒いコーラの泡が白い理由、透明なサイダーの泡が白い理由と同じだ。さらに言えば、雲が白い理由や冬に吐く息が白いのと同じ理由だ。」

私「泡という、光の波長よりも大きいが人間が見分けるには小さい構造によって、光が散乱されるとき、散乱は光の波長(色)によらずに起こる。つまり、全ての色の光が同じように散乱される。光の三原色と同じ働きで、全ての色が混ざって白色に見えるのだ。これをミー散乱と言う。」

私「散乱する粒子が小さくなると、青い光が散乱され赤い光が散乱されない。小さい粒子というのは、PM2.5のような粒子ではなく、空気の分子のこと。空気の分子によって、青空は青い光が散乱され、夕焼けは赤い光が透過して雲を照らす。雲を照らさずに反対側の大気を照らすのがビーナスベルトという現象だ。皆既月食の月が赤いのも、大気で散乱されなかった赤い光によるもの。これレイリー散乱という。」

私「構造がさらに薄くなり、光の波長よりも小さくなると、シャボン玉のように虹色に見える。これは、膜の表面と裏面の距離が光の波長と同じぐらいになると干渉して虹色に見えるのだ。」

子「虹のこと?」

私「虹は干渉ではなく、プリズムと同じ屈折で光が別れる現象だ。それは干渉ではなく分散と言う。虹色に見えるのは、原因が2つある。」

私「ちなみに、ビールの缶をプシュッと開けた時に白い煙が出るが、これはナニだろう?」

私「缶の中の炭酸が急激に放出されて圧力が下がる。圧力が下がると温度が下がる。それによって水蒸気が結露して煙になるのだ。これは雲と同じものだ。同じようなことは自転車のタイヤの空気入れのノズルを外した時にも見られる(特にフレンチバルブの場合)。これは、上昇気流によって、空気の圧力が下がって、冷えて、雲ができる原理と同じだ。逆に空気を圧縮すれば温度が上がる。自転車の空気入れのシリンダーが熱くなっているのは、摩擦熱もあるが、空気の圧縮によるものが大きい。これは高気圧で雲が消えて空が晴れるのと一緒だ。」(これは話が長くなるので、またこんど)。

ビールはなぜ黄色い?

私「それでは、なぜビールは黄色いのか?」

私「その前に、ビールの作り方は?」

子「麦のお粥を発酵させる。」(前に話をしてある)

私「そのとおり。麦はデンプンでできている。一方、発酵するための酵母は糖を分解してアルコールと二酸化炭素を作る。つまり、デンプンから糖にしなければならない。日本酒の場合は麹菌という菌でデンプンを分解して糖を作る。ワインはブドウの糖をそのまま使うので、デンプンを分解する工程は不要。」

私「ビールの場合は、タネが発芽するときにデンプンを糖に分解して成長のエネルギーとする酵素が使われる。麦の芽のことを麦芽と言う。つまり、ビールの元は麦のお粥ではなく、麦芽のお粥なのだ。」

私「ただし、放っておいたら麦芽はどんどん成長する。だから、芽が出た瞬間の麦芽の状態で熱風をかけて乾燥させ成長を止めるのだ。」

私「このときに、若干こげて黄色くなる。こげ具合によっては黒いビールになる。」

子「なるほどー。白っぽいビールは?」(このときは、銀河高原ビールを飲んでいた)

私「大麦の代わりに小麦を使うと、白ビールといって、白っぽいビールになるのだ。さらに、これは、無濾過なので、酵母が残っている。雲が白いのとおなじく、酵母のツブが光を産卵しているので、白く見えるのだ。」

このビールはなんという種類?

私「ほかにも、IPAというビールがあって、昔、インドにビールを輸出するときに、長い航海で腐らないように、アルコール度数を高くして防腐剤のホップをたくさん入れたものだ(今では俗説とされているらしい)。インディア・ペール・エールを略してIPAと言う。どこから輸出した?」

子「イギリス。インドはイギリスの植民地だったから。」(前の話を覚えておいている)

私「イギリスから、アフリカ大陸の喜望峰を回ってイギリスに航海していたのだ。スエズ運河ができる前は。」

子「『セッション』ってどういう意味?」(琉球セッションの缶を見て)

妻「セッションというのは合同して、とか、集会という意味だよ。」

私「IPAを飲みやすくするためにアルコール度数を下げたのがセッションIPAというものだ。」(ビールからブレない)

私「そもそも、エールというのはビールの種類。日本の普通のビールはピルスナーといって、チェコ(ヨーロッパの中央部)で作られていたものを元にしている。それとは別にイギリスやアイルランドといった北部で作られていたエールというビールがある。マンガの『七つの大罪』で地元の酒としてエールが飲まれているが、北欧神話を土台にしている部分があるからなのだろう。」(と子供が好きなマンガに関連付ける)

私「物語を作るにしても、ゼロから自分で考えることは少なく、そのように既存の物語をベースに自分の物語を作っていく方法が多いのだ。」

私「それ以外に、ビール、発泡酒、第三のビール、という種類の分け方もある。」

私「麦芽のお粥を発酵させたものがビール。しかし税金が高い。税金を安くするために、麦芽を減らして米やコーンスターチつまりトウモロコシのデンプンなどを混ぜたものが発泡酒(だいぶ説明が適当)。しかし、人気が出た結果、発泡酒の税金が上げられたので、さらに税金を安くするために2つの方法が考えられた。」

私「ひとつは、さらに麦芽比率を下げる方法。前者は麦芽を使わずに、マメなどを使ってビールのように発酵させたもの。なぜ、米ではなくマメなのかというと、麦にふくまれるタンパク質がビールの旨さのもとなのだ。君たちには解らないと思うが。麦と同じくマメはタンパク質が豊富なので、似たような味が出る。これが『その他醸造酒』と呼ばれているもの。しかし、似てはいるものの、あまり美味くなかった。」

子「麦って炭水化物だよ」

私「米はほぼ純粋な炭水化物だが、麦は15%ぐらいタンパク質が含まれる。捏ねると、それがグルテンとなって、うどんのコシを作ったり、パンの網目を作るのだ。西洋人はパンを食べているので日本人よりも筋肉質なのかも。タンパク質が分解されると、アミノ酸といって旨味のもとになる。味の素のグルタミン酸もアミノ酸の仲間だ。」

私「もうひとつが完全にゼロから作る方法。アルコールと炭酸水と麦エキスをちょうどいい感じに混ぜる。『リキュール(発泡性)1』と書かれている。豆タンパクの味よりも、麦エキスの方が本物に近いので、こちらの方が最近は主流だ。」

私「麦のエキスを抽出して、熱とか薬品で化学的に、さっき話したように、熱風で焦がしたのと同様の反応をさせて色と風味を作る。これは、肉が焼けた味であるメイラード反応とよく似ている。ちなみに、メイラード反応はタンパク質(が分解されたアミノ酸)と糖分が焦げた反応で、糖分のみが焦げるカラメル化とは違う。」

子「父ちゃんって、酔っぱらうとよくしゃべるよね…」(呆れ)

12971378 journal
日記

kondouの日記: 洗濯機購入

日記 by kondou

それまで使っていたモノの調子が悪くなったので、急遽、洗濯機を購入した。

先代機は東芝製。それまで日立製を使っていたのだが、9年使って調子悪くなったので買い替えたのだった。しかし、天板の強度が弱かったり(洗濯カゴを載せただけでパネル破損)、黒かびが繁殖しやすかったりで、イマイチである。息子の選択物のポケットに異物が入っていて、それがバルブに噛んでしまい、止水できなくなったのでご臨終。

2年ほどしか持たなかった。掃除機も安かったので東芝製を使っているが、二度と東芝製は買いたくない。

今回買ったのはパナソニック製。一週間ほど使ってみた感じでは東芝製に比べて各部の動作が確実で良い感じ。ユーザビリティも、細かいところまで配慮されている。購入時は日立製と迷っていたのだが、剛性感を重視して、高価だがパナソニック製にしてみた。これで、冷蔵庫もテレビ(2台)も洗濯機も炊飯器もホームベーカリーもパナソニック製になってしまった。売り言葉を考える精神が根付いているのかな。
http://kuniharuichi.blogspot.jp/2010/06/blog-post_11.html

ついでの思い出話し。

地デジ化にともないテレビを買い替えた時、ネットもテレビで見たくて(家族がググる用)VGA入力があるもの、ということでパナソニック製のテレビを購入した。当時でも、32型で3万円ぐらいだったと思う。ブラウン管からLCDへの買い替えなので、テレビ台も買い替えた。IKEAで探してみたのだが、ちょっと良さそうなテレビ台が3万円したのだ。

ハイテクデジタル製品で、パネル工場への投資が膨大なテレビが3万円。木を切って張り合わせただけのテレビ台が3万円。私は、絶対にテレビを作る仕事はしない、と決めた。
結局、テレビ台は、IKEAの5000円ぐらいのフニャフニャなものをDIYで改造して使っている。
その後、今の職場に、パナの黒物から2人ほど転職してきた。

オモテの、パナがプラズマ撤退のニュースを見て。
https://srad.jp/story/16/11/01/0445205/

ナニを作るか、は商売をする上で、非常に重要。

技術側は、これぐらい作れるぜ、ということでサクッとデモ機を仕上げて商品ができたつもりになってしまう。一方、企画側は、自社技術が入っていないだとか、難しいとか、開発期間がかかる、とかで、どこでも作れそうな雑貨ばっかり企画する。それは販売力のある者の戦略だ。

…ような傾向はありませんか?

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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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