masakunの日記: 今夏天の川銀河の中心部が50倍に輝く 32
日記 by
masakun
ことし夏ごろ銀河系の中心部にある超巨大ブラックホールに、巨大なガス雲が近づき、太陽の50倍ほど明るい光を放つとする予測を東京工業大などの研究チームがまとめ、春の日本天文学会で発表することを報道各社が伝えている。(47News、京都新聞)。
銀河系の中心に位置する「いて座A*(Sgr A*)」の一部である超巨大ブラックホールの周りを「G2」と呼ぶガス雲が公転しているが、地球時間の2013年7月1日にブラックホールに再接近する(G2 (星雲) - Wikipedia # 2013年のブラックホールへの最接近)。報道発表によれば、このとき太陽の50倍ほどの輝きが起こると考えられているのだが、残念なことに地球から目視することは不可能らしい。
目では見えない (スコア:3, 参考になる)
観測が予定されている望遠鏡は、すべて可視光以外の物です。
http://v1.jmlab.jp/~saitoh/G2/Press/ [jmlab.jp]
塵に邪魔されて可視光で見えないのは何とも残念です。
織姫と彦星 (スコア:2)
二人を分け隔てる川がさらに輝くことでどう思うんだろうか
Re:織姫と彦星 (スコア:1)
わし座とこと座の間だけ気にしてるので
いて座あたりはどうでもよいのでは。
これでいいの? (スコア:1)
地球より約3万光年離れた銀河系中心部付近で
太陽の50倍に輝く
つまり地球からは肉眼じゃ確認できない
これでファイナルアンサー?
Re: (スコア:0)
ストーリーの最後に書かれとるやないか。
暗黒星雲を吹きとばせ! (スコア:0)
だれか肺活量の大きいやつ!!はやく!!!
Re:暗黒星雲を吹きとばせ! (スコア:1)
40 億年 [srad.jp]待てばもっと派手な光景がみられると思うけど。
実際は3万年前の話? (スコア:0, 興味深い)
>超巨大ブラックホールの周りを「G2」と呼ぶガス雲が公転しているが、地球時間の2013年7月1日にブラックホールに再接近する
「今」近づいたらそれが観測されるまでに1万年以上かかるんじゃないの?
#Wikipediaだと「太陽から銀河中心までの距離は約26,000 - 35,000光年と見積もられている。」
だから正確には最接近したのは何万年か前の話であって、
それが地球上で観測されるのが「地球時間の2013年7月1日」という話だと思うんだけど。
Re:実際は3万年前の話? (スコア:1)
記事中のリンク先 G2 (星雲) - Wikipedia # 2013年のブラックホールへの最接近 [wikipedia.org] にも、
と脚注がありますね。
Re: (スコア:0)
相対論によれば、「今まさに最接近している」という時空間になる観測系もあるから大丈夫だ!(何が)
Re:実際は3万年前の話? (スコア:1)
最接近している状況で放たれて、
地球で観測される光がそうなるのかな?
全部現在形で表すようにしよう、みたいなSF小説があった気がする。
目視不可能 (スコア:0)
> 目視することは不可能らしい
そりゃそうだ.
太陽の50倍もの明るさ,直接見たら目がつぶれますよ!
Re:目視不可能 (スコア:2)
それ以前に, 銀河中心方向は分子雲などの塵(いわゆる暗黒星雲)の密度が高く可視光領域での見通しがききません [u-gakugei.ac.jp].
そのため近年の赤外線天体観測 [wikipedia.org]や電波干渉計の発達以前は, 最も近い渦巻き銀河でありながら, その中心部の構造はアンドロメダ銀河よりも分かっていない謎の領域だったわけで.
Re: (スコア:0)
太陽と地球の間よりもずっと距離が離れているから、直接見ても大丈夫だよ。
りゅうこつ座のイータ・カリーナ星は太陽の約40万倍の絶対等級だが、地球から見ると6等星の明るさにしかならない。
Re: (スコア:0)
「50倍の明るさ」が絶対等級なのかどうかぐらい書いてくれてもいいよね。
#絶対等級なら大して明るくないし。
Re: (スコア:0)
プレスリリース [jicfus.jp]だと絶対等級で50倍とあるね。
地球から数十光年の範囲なら明るいだろうが、3万光年も離れていては明るいどころか、大型の望遠鏡や電波望遠鏡で何とか観測できるかどうかって感じ。
Re: (スコア:0)
我々地球人類の多くは、地球上から観測できる太陽の明るさが条件によって異なる事を経験的に知っているので、その意味でも「太陽の50倍」と言う表現に如何なる意味があるのか、どの様な意図を込めた表現なのか推察が困難で困惑せざるを得ない
Re:目視不可能 (スコア:1)
太陽光度
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E5%BA%A6 [wikipedia.org]
って単位があるんだよ。
こいつの50倍ってこと。
地球は微妙に楕円軌道を描いているので太陽からの距離は変動するけど、1AUって単位のといっしょ。
可視光? (スコア:0)
X線とかガンマ線じゃないの?
Re: (スコア:0)
ガンマ線バーストで人類は滅びる!!
いろはにほへと (スコア:0)
>>銀河の中心部が50倍に輝く
じゃなくて太陽の50倍に輝くだけですよね
タイトルが日本語になってない気がする
Re: (スコア:0)
日本語にはなってるけど間違ってるね。
ついでにtypo
「再接近する」→「最接近する」
タイムスケール (スコア:0)
銀河系の中心の事象って、数ヶ月~数年レベルのタイムスケールなん?
万年単位かと思ってた
Re:タイムスケール (スコア:4, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
ちょっと言葉足らずだったかも。
今から約3か月後の7月1日をピンポイントで指定しているけど、万年単位で動いているものがそんな精度でわかるんかなぁ・・・という疑問です。
実際にそこまでの精度があるのかもしれないし、単に計算の結果がそう出ただけかもしれないけど
Re: (スコア:0)
あの付近はブラックホールの重力の強さの関係で恒星とかも密集してますし、惑星くらいの公転周期でまわってたりします。
そういった天体の接近などの現象はかなり短いスパンで起こります。
そういうわけで我々のタイムスケールでもいつ何が起こるかわかるものもあるんです。
Re:タイムスケール (スコア:1)
天体の変光のタイムスケールは、大雑把に変光に関わっている部分のサイズ(距離)を光速度で割れば、時間のオーダーがわかります。
この場合125天文単位(記者会見用資料 http://v1.jmlab.jp/~saitoh/G2/Press/presentation20130.19.pdf [jmlab.jp])ですから0.7日、ざっと1日程度の変光現象だと予測が付きます。
Re: (スコア:0)
上の説明の補足ですが、上のタイムスケールの見積もりは、これ以上細かい変光は見えにくいという最小単位の変光(細かい変動)に関するものです。全体的な変光のタイムスケールは、上記記者会見用資料のグラフにある通りで、年のオーダーの現象のようです。
Re: (スコア:0)
どこに数ヶ月とか数年とか書いてあるんじゃい?
Re: (スコア:0)
>万年単位かと思ってた
万年単位というのはいろんな理由で
天文学でも観測にかかりにくいオーダーです。
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主系列星の寿命が100億年スケール
大質量星の寿命が100万年スケール
惑星形成のタイムスケールが数百万年
超新星爆発が0秒〜数千年スケール
射手座 (スコア:0)
射手座 (2013年7月1日)午後9時 Don't be late
Re: (スコア:0)
もってっけぇ~
#おいてけぇ~ だと怖い