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NECは海外ではあまりコンシューマに出てないんでしょうか?
売り上げでは、米国ではDellやHPの足下にも及ばないですね。
NECは海外ではCRTメーカーとして有名だったはず。日本じゃぱっとしませんが、海外ではそれなりに認知されてた模様。
ガラパゴス文化というのは否定しないけど、日本国内では日本語を使う必要性からやむを得ない部分もあったのでは。なにしろ世界的には2バイトコードさえ満足にサポートされてなかったわけですからねえ。ATOKなみのFEPなど望むべくもない。
>ただ単に独自規格で囲い込むことでNECが楽して儲けて、国民が高いPC買わされ続けただけだと思う・・。囲い込まれた原因は規格ではなくキラーアプリでは?
つまり一太郎を使うために98を買っていたのですよ。
>ほとんどグローバルスタンダードであるPC-AT規格なのに、違う独自の新規格だとNECは言い張り、営業トークなんて、そんなもんですよ。Vistaでさえも、営業的には「画期的で使い易い新OS」ということになってるはずですよ。
うーん……。当時のNECのやり方を全肯定するわけではありませんけど、それは少々偏った観点じゃないですかね?
オープン戦略で世界的に勝利したIBMの真逆を行く、
いわゆるPC/AT互換機がデファクト・スタンダードになったのは事実ですけど、それを「IBMの勝利」と位置づけるのはちょっと賛成しがたいです。IBMにはPS/2における「オープン戦略転向&再囲い込み」の失敗という過去がありますし、その後のPC規格における主導権も失ってしまったわけで。
DOS/Vが登場した時期よりも前に2バイト文字をVRAMなしで表示できていたと他の方が書いておられますが。
DOS/V登場前にも確かに漢字をグラフィックVRAMで表示するマシンはありました。8ビット機はほとんどがそうですね。(同じNECのPC-8801シリーズが該当)でも、漢字テキストVRAMはそれと比較すると、圧倒的に早かったんです。16x16ドットの文字をグラフィックとして扱うには、モノクロでも32バイト、8色カラーでは96バイトのVRAM書き込みが必要です。しかし、2バイト文字を扱えるテキストVRAMでは、文字コード通常4バイト(PC-9800とFM-R)+アトリビュート操作だけで済みます。長らくPC-9800シリーズの標準だった「VM以降」という基準がありますけど、このCPUはV30の10MHzでした。当時のCPUパワーで見ると、この差は非常に大きいのです。グラフィックVRAM全体の画面スクロールは、波打つのが目で見えるほど時間がかかりました。逆に言うと、DOS/V機の台頭はCPUパワーの向上あってこそ、です。
更に言うのなら、当時のPCソフトではOSの存在は微々たる物でした。フロッピー/HDDへのアクセスやFEP(漢字変換)こそOSの元で行うものの、グラフィックは全てVRAM直書きですし、外部ハードウェアのサポートもOSではなく各ソフトが行います。(マウス/プリンタ/スキャナのドライバ類、機種毎に全部自分で書きましたよ。orz)この状況で、PCハードウェアが国内1機種に集約しているのは、ソフトハウスにとって便利なことだったのです。
結局、国民機を作り上げたのは悪の帝国NECではなく、当時の事情でしかありません。(EPSON潰しは確かに嫌な感じでしたけどね)
「IBMの勝利」と位置づけるのはちょっと賛成しがたいです。
業界を牛耳ることが勝利じゃないだろ。 IBM(lenovo)はNECなんかと違って、今でもグローバルなシェアを持っている。 規格としては他を圧倒して大勝利したし、そのおかげでIT企業といえば元祖IBMという 多大な宣伝効果を得られた。 そして自由競争により価格が下がり、誰でもPCを買えるようになるなど一般人にも大きな恩恵があった。 もし、IBM互換機が存在しなかったら、日本では今でもPC-9800シリーズが40万円からとかいう 馬鹿げた価格で売られていて、コンピュータを誰も買えないという事態になっていたかも。 (ウィキペディアによるとコンパックショック以前は「40万円くらいがあたり前」だった98シリーズ、との記載あり)
2ちゃんねるのレスなので信頼性の程は分かりませんけど、やはりIBM PC互換だという話を見つけました。
http://www.23ch.info/test/read.cgi/i4004/1101117445/431-434 [23ch.info]
HitachiWebCafe [hitachiwebcafe.com]というサイト(日立オフィシャルなのか、単なるファンサイトなのか不明)に、ベーシックマスター16000のカタログ画像が置かれています。434氏のコメントにある「書見台」は、フロッピーの隣のスペースを指しているようですね。(写真を見ると、確かに本のページを押さえるアームらしきものが確認できます)
# おじさんの方も捨てがたいですが(^^;)
PC98-NXシリーズをNECがPC/AT互換機と異なる独自の新規格だと言い張っていたという主張は事実なのか
ああ、すいません、ちゃんと答えてませんでした。 当時、NECの幹部は「PC98-NXはDOS/Vではない」「世界の新標準規格である」と発表し、混乱を招きましたが、 AT互換機ではないPC98準拠規格という意味で「独自の新規格」と主張していたと思いますが。 Wikipediaにはソースがないですが『「PC-9800シリーズでもPC/AT互換機でもない独自のシリーズ」とうたった』と書いてあります。
「PC98-NXはDOS/Vではない」や「世界の新標準規格である」はレガシーフリーでありPC97/PC98デザインガイド準拠のことでしょう。ここまでに混乱はありません。
それを指して「独自の新規格」と言えば混乱はするでしょうがどういう場面で言ったか想像が付きませんね。
>次世代地球シミュレータもまた競争なしの随意契約なので、>海外の同等スパコンのおよそ100倍のコストをかけて作るそうです。
海外に、・ベクタ型演算器搭載・共有メモリ・既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能なアーキテクチャのスパコンがあるんでしょうか?
まさか、FLOPSの値だけ比較して同等とか言ってないですよね?
なんか三つほど挙げてますけど、用は最後の「既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能」が目的であって、その上の二つは手段でしかないですよね。
その、既存のアーキテクチャを保存するためだけに
なものを莫大なコストという名の税金をかけてやる意味がどこにあるのか大変疑問です。少し前なら日本の産業を育てる意味でも十分有益だったでしょう。しかし、今はどうでしょうか?その「既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能」という事に何のメリ
ベクタ型+共有メモリなスパコンと、スカラ型+分散メモリなスパコンでは、そもそも適するアプリケーションが大きく異なるのです。
気象シミュレーションなど、各ノードでの演算結果が他のノードの演算結果と密接に関係する種類のアプリケーションでは、分散メモリ型アーキテクチャでは実効性能が出せないので、地球シミュレータではベクタ型が選択されたのだと理解しています。(国内産業の保護という観点も無かったとは言えないでしょうが)
地球シミュレータの話じゃなくって、次の選定の話ですよ。地球シミュレータもバージョンアップで大幅にノード数が減ってますよね。このように地球シミュレータ稼働当時とはまた状況が異なります。当時は他に選択肢がなかったから作った、だけど今は?
そりゃ、最高級のものを専用設計して作ればすばらしい効果が現れますよ。研究者ですからそういう夢を持つのは良いことだし、そうじゃなくっちゃ研究者なんて茨の道を選ぶわけがない。だけど金のでどこは税金なわけで、専用設計しなくても、ある程度の規模の縮小や効率が落ちたにしたって、数十分の一とかとんでもない費用の圧縮効果が見込めるならそちらを選択するのもありじゃないですか。つまり金がかかりすぎるんですよ。他のことに使えとは言いません。だけどその金でもっと汎用的なHPCを数多くの研究機関に配置し、たくさんの研究者が使えるようにしたらどんな効果が見込めるのか、そういうことを考えると、とてもじゃないけど適正とは思えない。特定のところに集中的に金を使いすぎなんですよ。とにかく絶対的な効果じゃなく、かかった金に対する効果の見込みが低すぎる。
「すべてはもう決まっている」「お前が知らないだけ」「すべてはもう検討済み」ただ、それを説明することはできないと。
一体誰が信用しますか。そして、そんなすばらしいアーキテクチャなら、なぜ世界に普及しないのか、そして、世界はなぜそれを必要としていないのか、それがないところではどうやってそれらの研究を進めているか。そういったシンプルな疑問に答えたものなどないでしょう。
#Webに上がっている以外の資料も読んでるが、反対の意見から書かれたものを一度も読んだことがない。そんな資料が役に立つのか?#井の中の蛙、大海を知らず、としか言いようがない。だがそれに巻き込まれるのはまっぴら。
ベクタ型スパコンにおいてもっとも重要な技術は、実はベクタプロセッサではなく、大量の演算データを滞りなく供給するためのメモリシステムと、演算結果をやり取りするためのノード間結合技術の方なのです。
メモリの最大搭載量を増やすのは、スパコンにおいては決して低コストではないはずですよ。
>ノードが半分、つまり計算速度が半分になるので、>スループットも半分にできます。
ダウト。
ノード数を減らしても、単一ノード内での計算速度は変わりません。
スループットを上げずにメモリ容量だけ増やしても、扱える問題の規模が大きくなるだけで、計算速度は向上しないのですが。
>単一ノード内の話ではなく、全体の話ですよ。
なんでノード数を半分に減らせば、システム全体の計算速度が半分になる、なんて乱暴な計算をしてしまうのか、理解に苦しみます。
各ノードの理論計算能力の総和は半分になるとしても、実アプリケーションを実行した際のパフォーマンスがどのように変化するのかはアプリケーションによる、としか言えないでしょう。
>EPSONユーザーだったから知ってますが、互換機を叩き潰すために訴訟を起こしまくっていた んですよね。(笑)>オープン戦略で世界的に勝利したIBMの真逆を行く、>反資本主義的な、>素晴らしいガラパゴス的企業努力の賜物だと思いますよ、ええ。
コレ言ったら、ソフトメーカーのほとんどが、反資本主義的なガラパゴスじゃねえ?PC-DOSもOS/2も結局オープンにしなかったIBMもそうか(笑もちろん、MSもガラパゴス。Oracleもガラパゴス。
あーあとappleも反資本主義的なガラパゴスな。
事実誤認と思い込みで形成されたひどいコメントですね。一部正しい情報も入っていますが、こうも間違いや思い込みが混入していると、読む方はどこを信じていいかわからず、結局全体がごみにしかなりません。
総じて、NECに不当に叩かれた(と思い込んでいる)、国民機ユーザの悪意のみで書かれた文章という印象です。
(NECが)国内市場のデファクトスタンダードを確立するためにどのように戦ってきたのかEPSONユーザーだったから知ってますが、互換機を叩き潰すために訴訟を起こしまくっていたんですよね。(笑)オープン戦略で世界的に勝利したIBMの真逆を行く、反資本主義的な、素晴らしいガラパゴス的企業努力の賜物だと思いますよ、ええ。
自分もEPSONユーザだったので知ってますが、互換機潰し(という言い方は語弊がありますが)を始めたのは、PC-98が国内のデファクトになってからでしょ?当時のことがうろ覚えだったとしても、EPSONの立場で考えてみれば、デファクトになってない規格の互換機を出す意味がないことぐらい、わかりそうなもんですが。
で、オープン戦略を挑んだIBMのPC製造部門が、当時から現在に至るまで利益を生み出さない部門(※)としてお荷物扱いされた挙句、とうとうLenovoに売却されたという事実はどうお考えですか?他のコメントにある「IBMの勝利とみなすにはどうか」という意味は、そういうことだと思いますが。少なくともNECは自社の利益は最低限守ろうとしたわけで、それを叩くのは筋違いかと。※)そらそうです。規格が公開されることで安くて性能のいいPCが他メーカー(COMPAQとかGATEWAYとか)から出るんだから、消費者はそっちを買います。
に対するコメントは、「でしょう」とか「はずですが」とか「可能性が非常に強い」とか、悪意と思い込みに満ち溢れているとしか思えず。この段落が一番ひどいですね。
実際、地球シミュレータの受注の時にはNECが仕様書を書いてNECしか落札できないようにするという偽装入札を行っていたんですよね。
こんなことどこの業界でも日常茶飯事です。(倫理的に)やっていいこととは思いませんが、だからといってIBMを賞賛しNECを貶める材料には使えません。
ガラパゴス規格のためにガラパゴスハードウェアとガラパゴスソフトウェアが必要になったと。(笑)まさしく車輪の再発明で大いなる無駄です。
ガラパゴスと車輪の再発明という言葉を使いたいだけとしか。ハードウェアとソフトウェアとSIをごっちゃにして、ITと乱暴にまとめるのはやめてもらえませんかね?
そもそも2バイトコードをまともに扱えるグローバルスタンダードがいつの時点で登場したと思っているのか。DOS/Vが登場した時期よりも前に2バイト文字をVRAMなしで表示できていたと他の方が書いておられますが。
ほんとに国民機を使っておられました?当時の状況を覚えているのなら、DOS/V機での漢字表示が使い物にならないことくらい自明だと思っていたのですが?すでにPC-98では一太郎や松もあり、企業がPC-98を捨ててDOS/Vを導入するはずもなく。#当時ビジネスでPCを導入する場合、まずワープロとして使えることが大前提でした。
「出来る」と「使い物になる」はイコールにはなりません。当時のDOS/Vで漢字が表示できたのは事実ですが、より使い物になるのは、専用VRAMを装備しワープロソフトも百花繚乱のPC-98であったのも事実です。
日の丸なんたらが大好きなコスト度外視の中央省庁がガラパゴス規格を延命したことで失われた国益もかなり多いのではないかと思いますがね。不思議なんですが、当時のガラパゴス島には独占禁止法がなかったんでしょうか。
意味不明です。失われた国益とは具体的に何か挙げてもらえます?それと、PC-98がデファクト化していた十数年間の、日本ソフトウェア産業の発展は完全無視ですか?あと独占禁止法は日本に存在することは自明ですし、それとPC-98の延命とはまったく関係ありません。
IBMがオープン戦略をとったのは後発だったからな事情とか、その世界的に勝利したというIBM自身がPC市場から一時撤退したとか5550も中期以降はともかく、当時はスピードのために上位機ではハードで漢字を出さざるを得ない技術状況だったとかそういうの、フル無視っすか
NECをけなすのはもっとやれと思うけど、対抗馬としてIBMを持ちあげるのは、なんかねえ。
…と俺が思うのは、ゴミと化したMCA規格の私怨なだけかもw
PC-9801が出た当時でIBM PCで漢字が実用的な速度で出せたとは思えないけど。漢字VRAMを載せずにビットマップ方式で表示するようになったのってX68000とかPCでもAX規格とか出てからだし。長く続けすぎた感はあるけどPC-9801シリーズが不必要だったとは言えないなぁ。
AXは漢字VRAM方式ですね。末期ではVGA上での仮想86モードを使ったエミュレーション方式が出ましたけど。
標準的な機能として日本語をサポートしたパソコンというと、アーキテクチャ別に見れば、ビットマップ方式 1985: SHARP X1F (NEW BASIC) ←漢字ROM搭載すれば旧機種でも NEW BASIC は利用可能 NEC PC-8801mkIIFR(N88-漢字BASIC) ←漢字ROM搭載すれば旧機種でも 漢字BASIC は利用可能 富士通 FM-77L4(F-BASIC 3.5) ←ただし、FMシリーズは最初期のFM-8から、文字表示をビットマップベースで行っていた 1986: Apple Macintosh Plus(漢字Talk1.0) 1987: SHARP X68000 1988: アスキー 日本語MSX-DOS2 1990: IBM DOS J4.0/V漢字VRAM方式 1982: NEC PC-9801、三菱 MULTI-16 1984: SHARP X1turbo、富士通 FM-16β 1985: SHARP MZ-2500 1986: 東芝 J-3100 1987: IBM PS/55、富士通 FM-R 1988: 各社 AXぐらいですかね。
X1/PC-88/MSX は「既存のアーキテクチャでそのまま漢字表示を出来る」ようにするために、しかたなくビットマップ方式を採用したもので、当時としては「漢字VRAM」を使わないと「実用的な速度で漢字表示」できないのは常識でしたね。日本語表示非対応のパソコンでも、アプリ独自の機能として日本語をビットマップで表示する「日本語ワープロソフト」は出てましたが、漢字VRAM搭載機種とのレスポンスの差は歴然としてました。
それに、第1水準+第2水準合わせて約6400文字、16x16で200KB。こんな「大容量」なものはハードウェア上にROMで持たせるしか出来ず、DOS/Vより前のビットマップ方式であっても「フォントROM」というハードウェアが必要なのが当たり前だった。
それが、ストレージとメモリの増加のおかげで、DOS/Vでは「純粋にソフトだけで日本語表示ができる」ようになったのが画期的でした。
補足としてここにぶら下げよう。
DOS/Vが開発されたのは1990年。 国内で広く認知されるのはMS-DOS/V5.0、Windows3.0Jが出た後で、これが1991年。初代PC-9801が1982年。対DOS/V機のPC-9821は1992年。ちなみに、80486(i486)の発売は1989年。
日本語の使えないPC-AT機は論外なのですが、PC-AT以外をガラパゴスと呼んで忌避したら、1991年まで、私たちは何を使っていれば良かったんでしょうね。
>1991年まで、私たちは何を使っていれば良かったんでしょうね。Macintosh、とか(ごめんなさいごめんなさい
1989年か90年かに大学の研究室に入りましたが、SE/30とClassicとIIciがありました。ワープロソフトはMacWordで、やや禁則処理に怪しいところがありましたがきちんと日本語は使えました。でも卒論以外のレポートは書院で書いていたかなあ。学生はSE/30、IIciは分析機器の制御用で「触っちゃだめ」と。
唯一あった非Mac機がPC98(多分VX)で、ただ一人だけそれを「好んで」使っていたのが、後の秋保窓の管理人でありました。
1982: NEC PC-9801、三菱 MULTI-16
細かいツッコミですが、PC-9801 は漢字 ROM 非搭載です。まあ、普通はセットで買っていたと思いますが。
うちの場合は、第二水準漢字 ROM は持ってなかったです。
当時は頭悪かったので、ハードウェアで漢字が出力できない DOS/V や Winodws が受け入れられるわけがないと本気で信じてました。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
あれはないの? (スコア:4, 興味深い)
NECは海外ではあまりコンシューマに出てないんでしょうか?
Re:あれはないの? (スコア:1)
売り上げでは、米国ではDellやHPの足下にも及ばないですね。
Re:あれはないの? (スコア:1)
NECは海外ではCRTメーカーとして有名だったはず。
日本じゃぱっとしませんが、海外ではそれなりに認知されてた模様。
Re: (スコア:0)
#売ってしまったような・・・
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:あれはないの? (スコア:4, すばらしい洞察)
漢字表示をする必要があること、PC-8801との互換性もある程度もたなければならないことから、PC-9801が独自アーキテクチャになるのは必然です。
NECはその後もPC-9801への互換性を維持しつづけたに過ぎません。
ガラパゴスなどというバカの一つ覚えはいい加減にして欲しいものです。
Re:あれはないの? (スコア:1)
まさか XT バスか? 8bit で、筐体を開けないとボードの取り外しできないのを。
それも本の 1年前に出たばかりの 1機種用のバスを。
天下の IBM 様が出した機種なので、いずれ世界がそれに統一されるだろうと言う
鬼が笑い時に死そうな「妄想」に従えと。
TomOne
Re:あれはないの? (スコア:4, すばらしい洞察)
ガラパゴス文化というのは否定しないけど、日本国内では日本語を使う必要性からやむを得ない
部分もあったのでは。なにしろ世界的には2バイトコードさえ満足にサポートされてなかったわけ
ですからねえ。ATOKなみのFEPなど望むべくもない。
>ただ単に独自規格で囲い込むことでNECが楽して儲けて、国民が高いPC買わされ続けただけだと思う・・。
囲い込まれた原因は規格ではなくキラーアプリでは?
つまり一太郎を使うために98を買っていたのですよ。
>ほとんどグローバルスタンダードであるPC-AT規格なのに、違う独自の新規格だとNECは言い張り、
営業トークなんて、そんなもんですよ。
Vistaでさえも、営業的には「画期的で使い易い新OS」ということになってるはずですよ。
Re: (スコア:0)
|営業トークなんて、そんなもんですよ。
当時はお子さまだった方が多いようなので一言.
パソコン誌の記事などで,NXがPC-98の事実上のDOS/V化であることはみんな知ってた.
今までDOS/Vを否定してきた行きがかり上,NECとしては公式にDOS/V転換宣言などせずにひそやかに国民機からの移行を進める他はないのだ-という解説記事もいっぱいあって,みんな読んでたよ.
日頃パソコン誌を読みあさってるマニアしかパソコンを買わなかった時代,パソコンショップに女性客がいたら好奇の目でジロジロ見られた頃の話ですが.
Re: (スコア:0)
98NXの場合は省略したインターフェースもあったわけだし、互換性もアレだったし。
FMVもAT互換機を名乗ったわけではありません。
Re: (スコア:0)
キーボードのコネクタが、ATではなくPS/2になっている、とか。
AT互換機とかDOS/Vパソコンとか、
本来の意味とは違った指示代名詞になっていたのではあるけれども、
それは消費者が俗称として使っていたものであって、
メーカーが言えるものではないと思う。
--
他コメントで、地球シミュレータの件を叩いている人がいますが、あれは明らかにNECのSXスパコン救済プロジェクトでしょう。しかし、叩く前に、なぜ救済すべきだったのか理由を調べるなり考えるなりすべきです。
ちなみに、SXは海外に
Re:あれはないの? (スコア:4, すばらしい洞察)
なんでPC-9801シリーズが牛耳れたのか(NECは労せずして牛耳ったのか、独占を楽々維持していたのか)、なぜ独自規格が繁栄したのか(ガラパゴスという定義はいつの時期を指すのか、そもそもPC-98がいつ誕生したと思っているのか、PC/AT互換機はいつから日本のデファクトスタンダードとなり得たと考えるのか?PC/AT互換機誕生以前は?)、国民はPC-98を無理矢理買わされていたのか(他に選択肢は無かったのか、それともあったのにPC-98を選んでいたのか、であるならば何故なのか)、そもそもPC-98シリーズが誕生時から終焉に至るまで他製品と比べて割高であったという見解に疑問を挟む余地は無いのか、PC98-NXシリーズをNECがPC/AT互換機と異なる独自の新規格だと言い張っていたという主張は事実なのか(ハイフン入れないPC98ってそもそもどういう意味だか調べてみようぜ)…
率直に言って、知識不足、認識不足、事実誤認、偏った先入観に基づく酷い決めつけオンパレードですね。
納得できそうな箇所がパッカードベル買収が失敗に終わった点とPC98が紛らわしいという点だけ。
redwine氏はNECが政府だか官僚だかとの癒着か何かで独占的支配を与えられた闇の企業か何かだと思っているのですかね。PC-98シリーズが長年の規格乱立した混沌とした国内市場のデファクトスタンダードを確立するためにどのように戦ってきたのか、そのソフトウェア互換性維持のためにどれほどハードウェア&ソフトウェアの開発リソースを割き続けてきたのか、それによってユーザはどれほど恩恵を被ってきたのか。そもそも2バイトコードをまともに扱えるグローバルスタンダードがいつの時点で登場したと思っているのか。
…挙げだしたらキリがないな。いずれにせよ当時の状況まともに見てきた人間ならばアンチPC-98ユーザでもこんな馬鹿なこと書かないよ。書けないよ。
# オフトピだが、カルマボーナスデフォにする文化を定着させたいのだったら、マイナスモデも積極的に入れる文化も定着させるべきだと思う。今のままだと「説得力のある論理的主張や豊富な知見」より「声のでかいヤツの主張」が蔓延することになるぞ。エンジニア系アレゲ雑談サイトでなく政治的イデオロギー主張サイトなら後者で合っているんだろうけれどね。
# 本音はカルマボーナス設定を以前に戻して欲しい、なんだけど。
Re:あれはないの? (スコア:4, 参考になる)
うーん……。
当時のNECのやり方を全肯定するわけではありませんけど、それは少々偏った観点じゃないですかね?
いわゆるPC/AT互換機がデファクト・スタンダードになったのは事実ですけど、それを「IBMの勝利」と位置づけるのはちょっと賛成しがたいです。
IBMにはPS/2における「オープン戦略転向&再囲い込み」の失敗という過去がありますし、その後のPC規格における主導権も失ってしまったわけで。
DOS/V登場前にも確かに漢字をグラフィックVRAMで表示するマシンはありました。
8ビット機はほとんどがそうですね。(同じNECのPC-8801シリーズが該当)
でも、漢字テキストVRAMはそれと比較すると、圧倒的に早かったんです。
16x16ドットの文字をグラフィックとして扱うには、モノクロでも32バイト、8色カラーでは96バイトのVRAM書き込みが必要です。
しかし、2バイト文字を扱えるテキストVRAMでは、文字コード通常4バイト(PC-9800とFM-R)+アトリビュート操作だけで済みます。
長らくPC-9800シリーズの標準だった「VM以降」という基準がありますけど、このCPUはV30の10MHzでした。当時のCPUパワーで見ると、この差は非常に大きいのです。グラフィックVRAM全体の画面スクロールは、波打つのが目で見えるほど時間がかかりました。
逆に言うと、DOS/V機の台頭はCPUパワーの向上あってこそ、です。
更に言うのなら、当時のPCソフトではOSの存在は微々たる物でした。
フロッピー/HDDへのアクセスやFEP(漢字変換)こそOSの元で行うものの、グラフィックは全てVRAM直書きですし、外部ハードウェアのサポートもOSではなく各ソフトが行います。
(マウス/プリンタ/スキャナのドライバ類、機種毎に全部自分で書きましたよ。orz)
この状況で、PCハードウェアが国内1機種に集約しているのは、ソフトハウスにとって便利なことだったのです。
結局、国民機を作り上げたのは悪の帝国NECではなく、当時の事情でしかありません。
(EPSON潰しは確かに嫌な感じでしたけどね)
Re:あれはないの? (スコア:2)
業界を牛耳ることが勝利じゃないだろ。
IBM(lenovo)はNECなんかと違って、今でもグローバルなシェアを持っている。
規格としては他を圧倒して大勝利したし、そのおかげでIT企業といえば元祖IBMという
多大な宣伝効果を得られた。
そして自由競争により価格が下がり、誰でもPCを買えるようになるなど一般人にも大きな恩恵があった。
もし、IBM互換機が存在しなかったら、日本では今でもPC-9800シリーズが40万円からとかいう
馬鹿げた価格で売られていて、コンピュータを誰も買えないという事態になっていたかも。
(ウィキペディアによるとコンパックショック以前は「40万円くらいがあたり前」だった98シリーズ、との記載あり)
Re:あれはないの? (スコア:1)
Re:あれはないの? (スコア:2)
Re:あれはないの? (スコア:1)
2ちゃんねるのレスなので信頼性の程は分かりませんけど、やはりIBM PC互換だという話を見つけました。
http://www.23ch.info/test/read.cgi/i4004/1101117445/431-434 [23ch.info]
HitachiWebCafe [hitachiwebcafe.com]というサイト(日立オフィシャルなのか、単なるファンサイトなのか不明)に、ベーシックマスター16000のカタログ画像が置かれています。
434氏のコメントにある「書見台」は、フロッピーの隣のスペースを指しているようですね。
(写真を見ると、確かに本のページを押さえるアームらしきものが確認できます)
# おじさんの方も捨てがたいですが(^^;)
Re:あれはないの? (スコア:2, 興味深い)
ああ、すいません、ちゃんと答えてませんでした。
当時、NECの幹部は「PC98-NXはDOS/Vではない」「世界の新標準規格である」と発表し、混乱を招きましたが、
AT互換機ではないPC98準拠規格という意味で「独自の新規格」と主張していたと思いますが。
Wikipediaにはソースがないですが『「PC-9800シリーズでもPC/AT互換機でもない独自のシリーズ」とうたった』と書いてあります。
Re: (スコア:0)
「PC98-NXはDOS/Vではない」や「世界の新標準規格である」は
レガシーフリーでありPC97/PC98デザインガイド準拠のことでしょう。
ここまでに混乱はありません。
それを指して「独自の新規格」と言えば混乱はするでしょうが
どういう場面で言ったか想像が付きませんね。
Re:あれはないの? (スコア:2, すばらしい洞察)
>次世代地球シミュレータもまた競争なしの随意契約なので、
>海外の同等スパコンのおよそ100倍のコストをかけて作るそうです。
海外に、
・ベクタ型演算器搭載
・共有メモリ
・既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能
なアーキテクチャのスパコンがあるんでしょうか?
まさか、FLOPSの値だけ比較して同等とか言ってないですよね?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
なんか三つほど挙げてますけど、用は最後の「既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能」が目的であって、その上の二つは手段でしかないですよね。
その、既存のアーキテクチャを保存するためだけに
なものを莫大なコストという名の税金をかけてやる意味がどこにあるのか大変疑問です。
少し前なら日本の産業を育てる意味でも十分有益だったでしょう。しかし、今はどうでしょうか?その「既存のベクタ型スパコンのソフトを高効率で実行可能」という事に何のメリ
Re: (スコア:0)
海外に、
・(大規模な/粒度の大きいベクトル演算を多用する工学的問題において)地球シミュレータほどの実効性能の高さを持つ
スパコンがあるんでしょうかと言った方が良いと思う
FLOPS値の高さだけでプロセッサの性能が決まるなら,Intel/AMDのプロセッサ搭載のパソコンを販売しているメーカーはけしからん,GPUを使えということになる
Re:あれはないの? (スコア:1)
ベクタ型+共有メモリなスパコンと、スカラ型+分散メモリなスパコンでは、そもそも適するアプリケーションが大きく異なるのです。
気象シミュレーションなど、各ノードでの演算結果が他のノードの演算結果と密接に関係する種類のアプリケーションでは、分散メモリ型アーキテクチャでは実効性能が出せないので、地球シミュレータではベクタ型が選択されたのだと理解しています。
(国内産業の保護という観点も無かったとは言えないでしょうが)
Re: (スコア:0)
特に計算流体力学はどうしてもベクトル機に比べて効率で一桁、二桁落ちてしまう。
PCクラスタを使った研究はもうどこでもやってるけどね。それでうまく行かなくてみんな困っているわけ。
Re: (スコア:0)
地球シミュレータの話じゃなくって、次の選定の話ですよ。
地球シミュレータもバージョンアップで大幅にノード数が減ってますよね。このように地球シミュレータ稼働当時とはまた状況が異なります。当時は他に選択肢がなかったから作った、だけど今は?
そりゃ、最高級のものを専用設計して作ればすばらしい効果が現れますよ。研究者ですからそういう夢を持つのは良いことだし、そうじゃなくっちゃ研究者なんて茨の道を選ぶわけがない。
だけど金のでどこは税金なわけで、専用設計しなくても、ある程度の規模の縮小や効率が落ちたにしたって、数十分の一とかとんでもない費用の圧縮効果が見込めるならそちらを選択するのもありじゃないですか。つまり金がかかりすぎるんですよ。他のことに使えとは言いません。だけどその金でもっと汎用的なHPCを数多くの研究機関に配置し、たくさんの研究者が使えるようにしたらどんな効果が見込めるのか、そういうことを考えると、とてもじゃないけど適正とは思えない。特定のところに集中的に金を使いすぎなんですよ。とにかく絶対的な効果じゃなく、かかった金に対する効果の見込みが低すぎる。
Re: (スコア:0)
ベクトル機という結論が正しいか否かとは関係なく、まずその評価を読み、それに対して反論すべきではないですか。(文部科学省のサイトにいろいろあります)
わたしはあなたの先生ではないので、テキストを用意してあげることはできませんが、
> 数十分の一とかとんでもない費用の圧縮効果が見込めるなら
> その金でもっと汎用的なHPCを数多くの研究機関に配置し、たくさんの研究者が使えるようにしたらどんな効果が見込めるのか
> かかった金に対する効果の見込みが低すぎる
この全てはすでに検討されています。
Re: (スコア:0)
「すべてはもう決まっている」「お前が知らないだけ」「すべてはもう検討済み」
ただ、それを説明することはできないと。
一体誰が信用しますか。
そして、そんなすばらしいアーキテクチャなら、なぜ世界に普及しないのか、そして、世界はなぜそれを必要としていないのか、
それがないところではどうやってそれらの研究を進めているか。
そういったシンプルな疑問に答えたものなどないでしょう。
#Webに上がっている以外の資料も読んでるが、反対の意見から書かれたものを一度も読んだことがない。そんな資料が役に立つのか?
#井の中の蛙、大海を知らず、としか言いようがない。だがそれに巻き込まれるのはまっぴら。
Re: (スコア:0)
適当なこと言ってるだけなんでしょう。笑
Re: (スコア:0)
あなたは他人の話に耳を閉ざし、自分の意見に凝り固まっているので、どう説明したらいいのかわからないんですよ。
どういう説明があれば、あなたは自分の意見を撤回できますか?
客観的なポイントを示して、もう少しオープンな姿勢をとってください。
> それがないところではどうやってそれらの研究を進めているか。
この疑問については、すでにツリーで答えています。見つけよう!
Re:あれはないの? (スコア:1)
それはやはりノードは可能ならば少ない方が良いという証明だと思うが。
大体置き換えるのは同じベクトル型だし。
頑張って SX-5 を 1チップにして地球シミュレータ製作
↓
やっぱベクトル型凄い
↓
ベクトル型の引き合い増加。
↓
新機種 SX-9 発売。
↓
SX-9 で地球シミュレータのノード置き換え←今ここ
決してパソコンベースの機種に置き換える訳じゃないですよ。
と言うか、クラスタリングで十分と言う人は、一度アムダールの法則を
勉強して欲しい。
台数を 100倍用意しても効率なんて全く上がらない。
逆に遊んでる時間が 100倍増えるだけ。台数が 100倍になれば、
消費電力も故障率も 100倍上がるし。
Top500 が Linpack じゃなくて、姫野ベンチとかで競争すれば
もう少し世界は変わると思う。
ちなみに今のトレンドは GPGPU や Cell。言わばスカラー型とベクトル型の中間。
TomOne
Re:あれはないの? (スコア:1)
ベクトル型作るには、CPU もメモリもバスも I/O もコンパイラも、
何もかも作って、総合性能を出す必要がある。
所が、米国のメーカーというのは小さな所ばかりで、
チップ単体は作れるかもしれないけど、総合性能を要求する物は
作ろうと思っても作れなかった。
そして、一口に HPC と言っても、粒度の小さい計算から多きい計算まで幅広い。
それなりの性能が出れば良い分野というのもある。
そしてそれなりの性能ではすまない分野、スカラー型ではどうやっても
性能が出ない分野にベクトル型が残り、その分野が狭かったという事でしょう。
TomOne
Re:あれはないの? (スコア:1)
ベクタ型スパコンにおいてもっとも重要な技術は、実はベクタプロセッサではなく、大量の演算データを滞りなく供給するためのメモリシステムと、演算結果をやり取りするためのノード間結合技術の方なのです。
メモリの最大搭載量を増やすのは、スパコンにおいては決して低コストではないはずですよ。
Re:あれはないの? (スコア:1)
>ノードが半分、つまり計算速度が半分になるので、
>スループットも半分にできます。
ダウト。
ノード数を減らしても、単一ノード内での計算速度は変わりません。
スループットを上げずにメモリ容量だけ増やしても、扱える問題の規模が大きくなるだけで、計算速度は向上しないのですが。
Re:あれはないの? (スコア:1)
>単一ノード内の話ではなく、全体の話ですよ。
なんでノード数を半分に減らせば、システム全体の計算速度が半分になる、なんて乱暴な計算をしてしまうのか、理解に苦しみます。
各ノードの理論計算能力の総和は半分になるとしても、実アプリケーションを実行した際のパフォーマンスがどのように変化するのかはアプリケーションによる、としか言えないでしょう。
Re:あれはないの? (スコア:1, すばらしい洞察)
>EPSONユーザーだったから知ってますが、互換機を叩き潰すために訴訟を起こしまくっていた んですよね。(笑)
>オープン戦略で世界的に勝利したIBMの真逆を行く、
>反資本主義的な、
>素晴らしいガラパゴス的企業努力の賜物だと思いますよ、ええ。
コレ言ったら、ソフトメーカーのほとんどが、反資本主義的なガラパゴスじゃねえ?
PC-DOSもOS/2も結局オープンにしなかったIBMもそうか(笑
もちろん、MSもガラパゴス。Oracleもガラパゴス。
あーあとappleも反資本主義的なガラパゴスな。
Re:あれはないの? (スコア:1)
NECのPC-9800シリーズは非創造的な単なる高コストローカライズ版でしかなかったら影響力を失ったんだよ。
ネタにマジレス? (スコア:1)
事実誤認と思い込みで形成されたひどいコメントですね。
一部正しい情報も入っていますが、こうも間違いや思い込みが混入していると、読む方はどこを信じていいかわからず、結局全体がごみにしかなりません。
総じて、NECに不当に叩かれた(と思い込んでいる)、国民機ユーザの悪意のみで書かれた文章という印象です。
自分もEPSONユーザだったので知ってますが、互換機潰し(という言い方は語弊がありますが)を始めたのは、PC-98が国内のデファクトになってからでしょ?
当時のことがうろ覚えだったとしても、EPSONの立場で考えてみれば、デファクトになってない規格の互換機を出す意味がないことぐらい、わかりそうなもんですが。
で、オープン戦略を挑んだIBMのPC製造部門が、当時から現在に至るまで利益を生み出さない部門(※)としてお荷物扱いされた挙句、とうとうLenovoに売却されたという事実はどうお考えですか?
他のコメントにある「IBMの勝利とみなすにはどうか」という意味は、そういうことだと思いますが。
少なくともNECは自社の利益は最低限守ろうとしたわけで、それを叩くのは筋違いかと。
※)そらそうです。規格が公開されることで安くて性能のいいPCが他メーカー(COMPAQとかGATEWAYとか)から出るんだから、消費者はそっちを買います。
に対するコメントは、「でしょう」とか「はずですが」とか「可能性が非常に強い」とか、悪意と思い込みに満ち溢れているとしか思えず。
この段落が一番ひどいですね。
こんなことどこの業界でも日常茶飯事です。
(倫理的に)やっていいこととは思いませんが、だからといってIBMを賞賛しNECを貶める材料には使えません。
ガラパゴスと車輪の再発明という言葉を使いたいだけとしか。
ハードウェアとソフトウェアとSIをごっちゃにして、ITと乱暴にまとめるのはやめてもらえませんかね?
ほんとに国民機を使っておられました?
当時の状況を覚えているのなら、DOS/V機での漢字表示が使い物にならないことくらい自明だと思っていたのですが?
すでにPC-98では一太郎や松もあり、企業がPC-98を捨ててDOS/Vを導入するはずもなく。
#当時ビジネスでPCを導入する場合、まずワープロとして使えることが大前提でした。
「出来る」と「使い物になる」はイコールにはなりません。
当時のDOS/Vで漢字が表示できたのは事実ですが、より使い物になるのは、専用VRAMを装備しワープロソフトも百花繚乱のPC-98であったのも事実です。
意味不明です。
失われた国益とは具体的に何か挙げてもらえます?
それと、PC-98がデファクト化していた十数年間の、日本ソフトウェア産業の発展は完全無視ですか?
あと独占禁止法は日本に存在することは自明ですし、それとPC-98の延命とはまったく関係ありません。
Re: (スコア:0)
IBMがオープン戦略をとったのは後発だったからな事情とか、
その世界的に勝利したというIBM自身がPC市場から一時撤退したとか
5550も中期以降はともかく、当時はスピードのために上位機ではハードで
漢字を出さざるを得ない技術状況だったとか
そういうの、フル無視っすか
NECをけなすのはもっとやれと思うけど、対抗馬としてIBMを持ちあげるのは、なんかねえ。
…と俺が思うのは、ゴミと化したMCA規格の私怨なだけかもw
Re: (スコア:0)
メインストリームになると思ってなかったんでしょうね
Apple2が、拡張スロット開放で売れまくったというのがあったかもしれませんね
まぁVisicalcのおかげでしょうけど
>IBM自身がPC市場から一時撤退したとか
今は無き(HPに買収された) compaq の互換機に食われちゃいました
日本に来たときはPCが10万円台で買えるんだーーーって感じでしたね
#コンパックショック
>ゴミと化したMCA規格
初期のAIX機に使われてましたね(今は知らないけど)
Re: (スコア:0)
特定の企業だけしか応札出来ないように仕様書を書くことはよくあります。
下手に正規の入札やって安物のがらくたを納入されたらたまらないもの。
ベクトル機が必要なのに(ベクトル機から撤退した)富士通やら日立やらにも
門戸を開けってのは乱暴だし、高性能を目指すスパコンをアメリカから買っても…。
国内企業の開発促進、という面もあるし。
#1/5くらいは公共投資かと。
Re:あれはないの? (スコア:2, すばらしい洞察)
PC-9801が出た当時でIBM PCで漢字が実用的な速度で出せたとは思えないけど。
漢字VRAMを載せずにビットマップ方式で表示するようになったのってX68000とかPCでもAX規格とか出てからだし。
長く続けすぎた感はあるけどPC-9801シリーズが不必要だったとは言えないなぁ。
Re:あれはないの? (スコア:1)
AXは漢字VRAM方式ですね。末期ではVGA上での仮想86モードを使ったエミュレーション方式が出ましたけど。
標準的な機能として日本語をサポートしたパソコンというと、アーキテクチャ別に見れば、
ビットマップ方式
1985: SHARP X1F (NEW BASIC) ←漢字ROM搭載すれば旧機種でも NEW BASIC は利用可能
NEC PC-8801mkIIFR(N88-漢字BASIC) ←漢字ROM搭載すれば旧機種でも 漢字BASIC は利用可能
富士通 FM-77L4(F-BASIC 3.5) ←ただし、FMシリーズは最初期のFM-8から、文字表示をビットマップベースで行っていた
1986: Apple Macintosh Plus(漢字Talk1.0)
1987: SHARP X68000
1988: アスキー 日本語MSX-DOS2
1990: IBM DOS J4.0/V
漢字VRAM方式
1982: NEC PC-9801、三菱 MULTI-16
1984: SHARP X1turbo、富士通 FM-16β
1985: SHARP MZ-2500
1986: 東芝 J-3100
1987: IBM PS/55、富士通 FM-R
1988: 各社 AX
ぐらいですかね。
X1/PC-88/MSX は「既存のアーキテクチャでそのまま漢字表示を出来る」ようにするために、しかたなくビットマップ方式を採用したもので、
当時としては「漢字VRAM」を使わないと「実用的な速度で漢字表示」できないのは常識でしたね。
日本語表示非対応のパソコンでも、アプリ独自の機能として日本語をビットマップで表示する
「日本語ワープロソフト」は出てましたが、漢字VRAM搭載機種とのレスポンスの差は歴然としてました。
それに、第1水準+第2水準合わせて約6400文字、16x16で200KB。
こんな「大容量」なものはハードウェア上にROMで持たせるしか出来ず、
DOS/Vより前のビットマップ方式であっても「フォントROM」というハードウェアが必要なのが当たり前だった。
それが、ストレージとメモリの増加のおかげで、DOS/Vでは「純粋にソフトだけで日本語表示ができる」ようになったのが画期的でした。
Re:あれはないの? (スコア:1, すばらしい洞察)
補足としてここにぶら下げよう。
DOS/Vが開発されたのは1990年。 国内で広く認知されるのはMS-DOS/V5.0、Windows3.0Jが出た後で、これが1991年。
初代PC-9801が1982年。対DOS/V機のPC-9821は1992年。
ちなみに、80486(i486)の発売は1989年。
日本語の使えないPC-AT機は論外なのですが、PC-AT以外をガラパゴスと呼んで忌避したら、
1991年まで、私たちは何を使っていれば良かったんでしょうね。
Re:あれはないの? (スコア:2, 興味深い)
>1991年まで、私たちは何を使っていれば良かったんでしょうね。
Macintosh、とか(ごめんなさいごめんなさい
1989年か90年かに大学の研究室に入りましたが、SE/30とClassicとIIciがありました。
ワープロソフトはMacWordで、やや禁則処理に怪しいところがありましたがきちんと
日本語は使えました。でも卒論以外のレポートは書院で書いていたかなあ。
学生はSE/30、IIciは分析機器の制御用で「触っちゃだめ」と。
唯一あった非Mac機がPC98(多分VX)で、ただ一人だけそれを「好んで」使っていたのが、
後の秋保窓の管理人でありました。
Re:あれはないの? (スコア:2)
地方公務員だった親父の職場は FMR でした。
TomOne
Re:あれはないの? (スコア:1)
細かいツッコミですが、PC-9801 は漢字 ROM 非搭載です。まあ、普通はセットで買っていたと思いますが。
うちの場合は、第二水準漢字 ROM は持ってなかったです。
当時は頭悪かったので、ハードウェアで漢字が出力できない DOS/V や Winodws が受け入れられるわけがないと本気で信じてました。
Re: (スコア:0)
私が現物を使ったのはマルチステーション5550の中盤に出た286機でしたが、
同一のモノクロ2値のビットマップVRAM上に、文字とグラフィックスが描画されました。
黄色い長残光モニタにインタレースで24ドットのフォントで漢字が美しかったのが印象に残ってます。
長残光ということもありますが、文字の描画は遅かったですよ。
Re: (スコア:0)