Anonymous Coward曰く、"多機能なフリーの国産ダウンローダ、Irvine が一時開発停止になったようだ。
開発停止の理由とソースコードについては掲示板のWolfy氏(作者)の書き込みを参照。引き継いで開発してくれる人を募集している。
IrvineはIriaの後継として登場したダウンローダ。
一時期シェアウェア化の話もあったようだが、結局フリーのまま更新され続けていた。
分割ダウンロードや細かい機能、とくに独特(?)なキュー管理は、人によっては手放せないぐらいの強さがあったように思う。
もう十分完成された感のあるソフトウェアだが、ソースが公開された今後の展開に注目したい。"
タイムスタンプの維持 (スコア:1, 興味深い)
自分も (スコア:1)
あと、複数のものを同じところからダウンロードする時に自動的に逐次処理出来て有り難いですよね。
大きなファイルだと複数のものを同時にダウンロードするのは気が引けるし、一つ一つ待つのは時間が勿体ないし。
Re:タイムスタンプの維持 (スコア:1)
Re:タイムスタンプの維持 (スコア:1)
Windowsでwget使えと?
Windowsでwgetを使うくらいなら、Irvineだけ使った方が楽そうな気がするが。
Re:タイムスタンプの維持 (スコア:1)
私が言いたいのはそういう事ではなくて、わざわざWindowsでwgetを使うだけの理由があるのか、という事です。
Re:タイムスタンプの維持 (スコア:1)
Windowがいちいち1つ余計に出現したりしないという点を気に入って
(cygwinの)コマンドラインなソフトを使うことは、よくあります俺。
あと、我々にとって残念ですが、わざわざwgetのためにWin以外を使う、という選択肢が
色々な事情で非現実的である、という場合も結構有りまして…
Re:ダウンローダなるもの (スコア:2, 参考になる)
・レジュームができる
・ページ上のリンクを抽出してダウンロードできる
・分割ダウンロードは高速回線では有利(らしい)
・ダウンロード終了時にPCを落としてくれる
と云った理由で、私はIrvineを使わせてもらっています。
先日のWin2Ksp3も、これがなかったらダウンロードしなかった
でしょう。4度ほどレジュームしました。
Treason, like beauty, is in the eye of the beholder.
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1, 興味深い)
レジュームだのなんだの分割ダウンロードでもリンク抽出でもダウンロード時のシャットダウンでも、たいていのダウンローダでも実現できますし、たとえば、UNIX でも標準的な wget などのツールでもスクリプトをちょっと書いていろんなツールと組み合わせれば何でもできます。
ですから、問題はそういう「機能」的な意味じゃなくて、「ユーザーインターフェース」を含めた意味でのデザインというか、使い勝手そのものが圧倒的に便利であるという点じゃないでしょうか。ダウンロードキュウにたいして、キュウフォルダというものを導入しているというセンスだけでもすばらしい。そういう細かいところが実に快適で気持ちよいから Irvine を使うのです。DLするものをセーブする指定にかんしてもそう。考えられる限りの要求にこたえられるように作られている。
最高のツールです。用途によっては、そりゃ wget の方が便利な場合もあるが。GUIというものに対するひとつの文化の極値である。という見方をしてもらいたい。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
毎度のことだけど、的は射るもの、得るのは当。
(-1:オフトピック)
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
私も同様の理由でIrvineを使うことが多いようです。
元々はダウンローダの利用法に対する返答のつもりでしたので、
とせず、「ダウンローダを使わせてもらってます。」と書けば良かったかもしれません。
もしIrvineに触れるならば、それの特長にも言及しなければ片手落ちですものね。
ご指摘、ありがとうございました。
Treason, like beauty, is in the eye of the beholder.
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
ケーブルもDSLも届かなくてモデムを使わないといけなくて、かつ大きい物をダウンロードする必要がある時にはダウンローダがないとダウンロードもできません。ブラウザだと途中で電話が切れちゃうとまたはじめからやり直し。運がよければ10メガぐらいのダウンロードだとブラウザ経由でも問題ないですがそれ以上になるとまずブラウザでは無理です。
ということでダウンローダは常用してます。
#右クリックで十分に間に合う場所に引っ越したいものです。でも金がない。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
mozillaもしてるような気がするけど、検証してないす。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
> mozillaもしてるような気がするけど、検証してないす。
mozillaもあるよー。
ツール→ダウンロードマネージャー
分割ダウンロードはさすがにしてくれないけどね。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1, 参考になる)
Opera は使ったことがないので何ともいえないが、たとえば、タブ機能とういタブブラウザ的なものでも Mozilla 程度のしょぼいタブ機能で満足できる人と。Win におけるタブ戦争を勝ち抜いてきた力のある優れた機能とインターフェースを持ったタブブラウザとを比較するもんでしょ。(Galeon の新しいのとかはわりと普通っぽいタブブラウザになってくれるが、まだ足りないね。基本的な機能というかセンスが。もう一息で普通になれる。がんばれ。)
だから問題は表面に見える機能ではない。そのツールのすばらしさというのは。(機能も含めた意味でのUIかな、言ってみれば)。がちんこの UNIX 使いはその辺のところがわからない感がある。少なくともGUIツールに関しては Windows の文化は UNIX より7年くらいは先んじています。(CUIやらプログラマブルなテキスト処理といういみでは、何十年も遅れているっぽいが・・・というか意図していない)。OSそのものは特に Win95/98 とかは少なくとも安定性とかは使うに耐えないが、アプリケーション、練れたGUIツール群は圧倒的です。もっと UNIX ユーザーも。そういうGUIツールのレベルで問答するならば、もっと広く世間を知ってくれと思うよ。で、よりよく取り込んでくれ。うちのこのツールでもできるよ。って、そういうレベルの話じゃないと思う。
プログラマブルに wget を使うとかそういう話ならば、(用途によっては)そりゃ圧倒的にUNIX が便利ですが。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
マシンの電源を切ったり。
便利ですよ。
ADSLになってからは使わなくなりましたけど。
李 露星
サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1, 興味深い)
もちろんソフトウエアに罪はなく、使い手のモラルの 欠如が問題なのである。
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1, 興味深い)
だれか Apache で同一IPからの複数接続はじくような
設定知らない? もしくはそういったモジュールある?
おしえてください。おながいします。
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:2, 参考になる)
そのようなサイトの対策として、 (スコア:2, 参考になる)
-------- tear straight across --------
Re:そのようなサイトの対策として、 (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1)
もちろん設定によるのですが、Mozillaだと
Advanced->HTTP Networking
にEnable pipelineというのがありますね。
サーバの設定でできるできないというものらしいですが、普通のブラウザでやりかねない状況からすると、ただはじくというのも難しいですね。ちゃんとしたブラウザだったら許可する、とかだと偽装機能ががんばってしまうかもしれないし。
-- やさいはけんこうにいちば〜ん!
HTTP request pipelining [Re:サイト開設者にすれば・ (スコア:1, 参考になる)
HTTP request pipelining というのは、HTTP/1.1 の Keep-alive を使って1つの TCP 接続で連続してファイルを取得する (TCP の繋ぎ直しという重い作業をしないのでネットワークにもサーバにもやさしい) 時に、1つめのファイルの転送が終了する前に2つ目のリクエストを送っておくことを指すはずです。
サーバが1つ目のファイルを送信終了し次第すぐに次のリクエストを読み出せたり、あるいは1つめのファイルを送信中に次のファイルを用意できるようになるので、リクエスト間のタイムラグをなくしたり、TCP の通信効率を上げたることが可能だと思われます。
# Mozilla のソースは読んでいないので万が一くらいは違うかも
# 知れないけど、少なくとも HTTP/1.1 (RFC2068) で規定した
# 単語だし、Keep-alive を切ると無効になる設定項目なので、
# これで間違いないと思います。
サーバ側の処理は (わざわざ凝ったことをしなければ) 相変わらず同時には1ファイルしか送らないので、サーバへの負荷は「回線がちょっと速くなったみたい(回線遅延が減った)」という程度しか変わらないのではないかと思います。
Mozilla で注意書きがあるのは、サーバの設定云々というよりは、(1) HTTP/1.1 サーバの誤実装 or (2) HTTP/1.0 サーバで2つめのリクエストをクライアントからのゴミだと認識する (or (3) Mozilla のバグ(?)) のどれかで現状ではうまく動かないことがある、ということだと思います。
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1)
# 使ったことないけど。
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1)
MaxRequestsPerChild は、Apacheの子プロセス一つが
何回リクエストを処理したら kill されるか、を設定するためのものですので。
Re:サイト開設者にすれば・・・ (スコア:1)
ダウンローダを使ってるんですけどね。
(いまどき64Kなので、いっぺんに落とせないし)
Mac用のIEだと複数ダウンロードを指定しても
1つずつチマチマ落とせるよう設定を変えられるのに
なぜかWin用だと見当たらないんで、
NetAntsというダウンローダで1つずつチマチマ落としてます。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1, 参考になる)
デスクトップフォルダへの移動がある。
CDのISOとか落としたことがある人は分かるだろうが、大きいファイル
の移動はすごい時間がかかるし二度手間な感じ。
それに比べてダウソローダーだとそのような事は起こらない。
どうでもよさそうで結構大事。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
鵜呑みにしてみる?
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
鵜呑みにしてみる?
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
で、前にISO imageを落とそうとした時に、/tmpの容量が足らなくて、
/homeの下のこの広い所に置けと言っているのに、何故/tmpに置く!
とキレかけたことがあります。結局、約1年振りに起動したNN4で回避しましたが。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
だいたいの回答を見てみると、Winodowsを使っている人たちが使っている方々にとっては重要なツールみたいですね。
「OSが落ちるかも」「ブラウザが落ちるかも」「回線が落ちるかも」といった不安がこういったツールへの必要性を喚起していると。
ちなみにうちではWin2kを使っているときは、前述の落ちる3要素に対しては、「ま、しかたない。再挑戦あるのみ」っていう基本姿勢で接してますし、ブラウザがどうも不安定なときはCygwinでwget [gnu.org]を使ってみたりもします。
OSが落ちるかも~、なんて心配なときは別パーティションに入っているLinuxに切り替えてwgetですね。
同時に複数のコネクションを張りたくなるようなことはなかなかないですねぇ。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:2, 興味深い)
Irvine も wget も使ってない(GetRight を使っている)んで、外しているかも知れませんが、「ブラウザがどうも不安定なときは Cygwin で wget を使ってみたりも」する人が、同じようなダウンロードツール Irvine を「こういうソフトの使われ方ってピンとこなかった」というのは、私には理解不能です。
ひょっとして、「Cygwin + wget」があれば、rohi さんには Irvine がいらないという意味なのかな。どちらにせよ、「Cygwin + 」という所で、MS-Windows ユーザの大多数には受け入れてもらえないでしょう。 rohi さんが「ここは wget の使いどころ」と思った時が、そうした大多数のユーザには Irvine の様なツールの出番ということになるのではないでしょうか。
そもそも ダウンローダーなるものの需要がなかったら wget 自体存在意義がないですよね。(笑) rohi さんが wget を使う意味、それこそがこういった ソフトの Windows 上での基本的な存在意味ではないかと思います。
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
また、以前からWindows以外のOSでwgetはよく使ってたことと、Windows系のツールについてよく知らないことから、ブラウザ右ボタン保存か、それじゃなかったらwget使っちゃうなぁって人なんです。ま、ここを理解不能っていわれてるわけですが、べつにこういう事実があるだけで、事実を認識してもらえればさいわいかと。
で、ぼくのコメントを発端とした「煽りじゃないのか」とか「客観的に書け」とか「wgetが必要なようにダウンローダだって必要なんだ」といったコメントが続いてますが、そんな中からひとつ感じ取りました。
それは「emacsってどういうふうに便利なんですか?当方viでぜんぜん困らないんで」っていうのは、フレームへの入り口になる可能性をもつ発言だとは思ってましたが、「ダウンローダってどういうふうに便利なんですか?当方wgetでぜんぜん困らないんで」っていうのも、もしかして同じくらい、フレームへの入り口になる可能性があるんじゃないかってことです。
フレームのもとってモデレーションが付いたのを見て、そんなふうにちょっと想像してみました。
で、ぼくの最初のコメントがまさに後者の「ダウンローダって…」な意見に読まれてしまったとしたら、それはまったく意図していないことなんです。
vyamaさんへのお返事としてemacs vs. viフレームのときの答えのように「どちらもいいところがある。自分にあったものを使うがよろし」ってことになると思いますよ。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
なので、客観的には書けないですが、読み手に自分の意図を正しく伝えることのできる文章は書くようにしますね。
# と、メタな指摘に相手してみるの巻
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
それと同じでいろいろ機能があってダウンロードが便利になるのです
自分はでかいファイルを落とすときや重いサーバーから落とすときは
利用します
一家に一つあると便利です
この機会に皆さんもお一つどうですか?
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
というのが個人的には一番の理由だったりしますが。
ブラウザでの保存の場合、保存先のダイアログが開く時点でMIME情報を取得したりして待たされることがあったりするので。
複数のページを巡回しながらダウンロードしていくとき、ブラウザではダウンロードの直列化ができなかったりする、というのもあります。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
で、ダウンローダーと呼ばれるツールには、この制限を回避するためのいろいろな工夫(環境変数の偽造など)が凝らされています。
-------- tear straight across --------
Re:ダウンローダなるもの (スコア:2, 興味深い)
たしかに、そういう wget を駆使したスクリプティブなものは用途によっては実に強力なのはたしかなんだが。(僕もよく多用する)。Web をみながら特定の url のリンクの塊を抽出しながら登録したり、登録するキューをキューフォルダで管理しながらとか。Web 上の不特定多数の膨大な数のファイル(リンク)を分類しながら自由に DL しつづけるという点において容易さと、便利さは Irvine は wget などとは比較にならない力を発揮します。無論特殊なサーバーからのDLなども。Linux では aria なるものが真似しようとしているけどまだまだの感がある。
なんというか、GUI インターフェースに関しては windows はユーザーが多い分要求が多くて、そのぶん使い勝手や機能といった面でそのツールが成熟している漢がある。プログラマブルにテキスト処理を中心という意味では、そりゃ UNIX 系の文化は圧倒的に快適なんだがね。Linux であっても、GUI を前面に押し出してきている昨今。これら優秀な Windows アプリのインターフェースをみて勉強する必要があると思う。けっこう、適当なんだよな。その辺。使い勝手が悪いことこの上ないツールが多い。ユーザーの絶対数が少ないからそういうぶ部分の成熟度合いが低い。というかまだ固まってないからしかたがないんだろうが。
古典的な UNIX 的な幸せは成熟されていて、ユーザーの脳みそ次第でいくらでも幸せになってすごく好きなんだが。おき楽に直感的な GUI-GUI はまだまだ子供だね。
Re:ダウンローダなるもの (スコア:1)
>、世間を知らないのかどちらか。まぁ、それに関しては素人さんということですな。
#以下、あくまで寓話ですからね。「あなたへの」他意は無いですからね(^^;
では、「あなたが知らない第3(第n)の使い方」を知らなくても幸せなあなたは、やっぱり素人さん?
まぁ、その手の話は、言い出せばきりが無いですよ。
余談:
GUIというか「Interactiveな」UIを持つアプリの、決定的な(つまりそれ以外のものでは実現不可能な)メリットといえば、
やっぱり、モノの選択とかをユーザーが任意にその場でやれること、ですよね。
たとえばファイルDLなら、どのファイルを選びたいかを、アルゴリスティック(?)に決定したほうが快適な場合と、
手作業でちまちま決めるほうが楽な場合(たぶん名前とかにこれといった規則性が無い場合でしょう)と、が有るはずで。
え?vi?まぁその…(^^;
Re:過去の遺物 (スコア:1)
>この手のツールなんてもう誰も使ってないんじゃないの?
ダウンローダーって言ったって、別に「そういう」ファイルを落とす用途だけじゃないでしょ。
(あーちなみにP2Pも「そういう」ファイルを交換する用途だけじゃないよ。お間違いなく・笑)
#私もIrvine使わせてもらってます
Re:過去の遺物 (スコア:1)
といいつつ、公式サイト以外からドライバやアップデータを入手するのって、改竄とかそういったリスクは気にならないんでしょうか?
# U.S.Robotics の古い ISA カードモデムとか S3 のオーディオチップとか
# Aureal のオーディオチップとか、けっこう泣かされています……
Re:過去の遺物 (スコア:1)
あとは、ここ [drivermuseum.com]とか、Webアーカイブ [archive.org]とか?
-------- tear straight across --------
Re:過去の遺物 (スコア:1)
使い方: wget [オプション]... [URL]...
:
--cookies=off クッキーを使用しません。
--load-cookies=FILE セッション前にクッキーを FILE から読み込みます。
--save-cookies=FILE セッション後にクッキーを FILE に書き込みます。
Re:Slashdotに聞け! (スコア:4, すばらしい洞察)
この場合、あまり場所は問題ではないと思います。一般論として不自由なソフトウェアが開発を終える時にソースを公開した場合を考えてみます。
Windowsではいろいろなライセンスが乱立しています。ソフトウェア作者の数だけライセンスがあると言っても過言ではありません。またいろいろな考えをもった人がおり、単純に無改変のものでも営利/非営利の利用、営利/非営利での配布、配布者の利益の有無などの論点があり、さらに改変したものをどう扱うかということがあります。しかしそのライセンスはそれらの多過ぎる論点を示すには短過ぎ、そして「フリー」などの曖昧な表現しかありません。営利などの判断も曖昧です。Windowsではライセンスの判断が難しいので、ソースが公開されていても改変して再配布というのは、作者とよく話し合う必要があります。下手をすると作者が著作権に対する理解が足りない場合があり、このコストは大きくなります。
UNIXでも、いろいろな考えをもったひとがいます。しかしソフトウェアのライセンスは、おおよそGNU GPLかBSDスタイル(修正BSDやX11など)に収束してしまいます。作者の考えや作者の著作権への理解や作者のライセンスの解釈と、ソフトウェアのライセンスは独立しているので、ライセンスに関するコストは少なくて済みます。
Windowsの場合、メジャーな分野では1つの分野に複数のソフトウェアがあることが多いです。そのため終了したソフトウェアを引き継がなくても、他のソフトウェアに乗り換えるという選択肢があります。
早めに後継者が現れないとユーザーの他への流出は勢いを増します。そして流失すればするほど、後継者になる旨味は減っていくので、ますます後継者が現れなくなります。この流失スパイラルに突入すると、厳しくなります。
Windowsの場合、公開されているソースは少ないですし、ある程度の書籍や文献が揃っているのである程度まではソースを見る必要がありません。そのためWindowsプログラマにはソースを見る習慣がないと思います。それに対してUNIXでは他人のソースを参考にしないとある程度のものは作れません。その辺の違いがあるので他人のソースを引き継ぐ後継者が現れ難いと思います。
UNIXでは元々ソースが公開されていて、そのソースを前から見ていた人が後継者になることがあると思います。最後にすべてのソースが一度に公開されても、それを一度に見ることはできません。ソースを見ているうちに流失スパイラルで後継する時期を失ってしまいます。
Irvineの場合、今できることはライセンスを明確にすることだと思います。ライセンスについて議論するコストを減らすために、既に有名なライセンスを採用すべきだと思います。GNU GPLか修正BSDです(使っているライブラリとか、その他の権利関係を考えると修正BSDが妥当?)。
一般論として、あらかじめソースを公開しておけば終了時の引き継ぎが容易になる可能性もあります。ソースを公開してオープンな開発体制をとっていれば、競合するソフトウェアを作る予定だった人が、ソースを見たり、ソースを改変する可能性があるからです。
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:1)
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:1)
LinuxではKylix 2 Open Edition。
ライセンスが若干違いますが、どちらも無料で利用できて重宝します。
脳味噌腐乱中…
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:2, 参考になる)
無償(要登録)で手に入れられるようになってます。
サイズは59MBです。興味のある方はIrvineで落としてはどうでしょう?
http://www.borland.co.jp/delphi/personal/ [borland.co.jp]
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:1)
DelphiとKylixがどれだけの互換性を持っているのか分からないので、外していたらすみません。
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:3, 参考になる)
Delphi には VCL(Windows 専用) と CLX(Linux/Windows ソース互換)の 2つのライブラリがあり、どちらを使ってるかで移植性が変わります。残念ながら Irvine は VCL を使っていて、かつ Windows 専用のフリーコンポーネントをいくつか使用しているので、即 Linux 対応というわけにはいきません。
あと、CLX は下位レベルで Qt を使っていて、そのライセンス上、Delphi6 Personal には付属していません。なので CLX にポートするにも Professional 以上が必要です。
Re:ソースを落としてみたわけですが (スコア:1, 興味深い)
GUIとWindows固有の部分も代替えできると思うし。