テンアートニが独自に Redhat LinuxのErrataを有償提供 66
ストーリー by Oliver
こういうのを使うのも手 部門より
こういうのを使うのも手 部門より
Anonymous Coward曰く、"Redhat Linux のErrata提供期間が短くなったことは既にご存知かと思いますが、テンアートニがRedhatの提供期間終了後3年間独自でErrataを提供するサービスをはじめました。
Redhatは徐々にサービスを有償化する傾向にありますがこれもその一環と言えるでしょう。このサービスは現実的に需要がありそうですね。個々の会社の技術力を収入に変えるという意味ではソリューションサービスより確実かも?"
src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:3, 参考になる)
GPLだとバイナリを受け取った者からのソースコードの請求にはバイナリを提供したルートと同じルートで提供する必要があったと思います。
また、その際もそのバイナリをビルドするときに使用したフルソースツリーが必要です。
コミュニティ(この場合UpStreamのこと?それとも宣伝をかねて自力公開?)に還元すればよい、という問題ではないはずです。
コミュニティの成果物の上前をはねるだけより遙かに良心的といえますが…
むしろ、GPLはコミュニティ(というかUpStream)への還元を要求しているのではなく、コードそのものの自由さを要求するライセンスですよね?
FYI:GNU GPLに関してよく聞かれる質問 [gnu.org]
# 10art-niに所属していたことがあるけどID
# rm -rf ./.
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:2, 参考になる)
同じルートで提供しない場合は、
物理的メディア+実費で最低3年間は提供することにして、
その旨を記した文書を添付することでも良いようです。
GPLの第3項を見てみてください。
GPLFAQには、ネット経由ですべての人がソースを得ることができるわけではないので、物理的手段でもソース提供できるようにすることが望ましいような記述があったような気がします。
今となっては、時代遅れな気もしますが、、。
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
$ set -o vi
改良後のソースを完全に無料公開しなければならない (スコア:2, 参考になる)
「 ソースコードは、サービスの範囲内としては提供されませんが、修正差分は積極的にコミュニティに公開する方針です。 [10art-ni.co.jp]」 ではGPL的に問題がありますね。
コミュニティーに対してだけでなく バイナリーを受け取る者やその他全ての対してソースを提供しなければなりません [gnu.org]。 ソースの入手はバイナリーと同等に容易でなければなりません [gnu.org]。 そのソースは変更差分の断片情報群にて構成されるものではなく 受け取った人が同じバイナリーをリビルドできるような、 配布されたバイナリーそのものに対応したコードを供給しなければなりません [gnu.org]。 また オリジナルとの差分ではなく完全なソースコードを提供する必要があります [gnu.org]。
すなわち、このサービスを行うならば、 有償会員だけでなく、 金を払ってもいない世界中の全ての人に対して、 改良後のソースを完全な形で公開しなければならないわけです。
その言い方はGPLに対する誤解を招くよ (スコア:2, 参考になる)
GPLなソフトについて、テンアートニがソースの配布義務を負うのは、バイナリを配布した先だけでしょう。
金払っていない人が、テンアートニにソースを直接要求はできないと思います。(元投稿者も出来ると直接言ってませんし。)
配布された者が再配布するのなら、その者がソースの配布義務を負いますね。
ルートさえあれば、無料でゲットすることも可能でしょうが。
このように始めの配布者が有料で配布したものでも、配布された側が再配布できるのはGPLの性質なのですが、
この性質が商用に全く適さないのなら、Red Hatのような有料ディストリが商売できなくなるでしょうね。
今現在は、商売できてるようなので、このようなエラッタだけの有料配布も商売にはなるのでしょう。
Re:その言い方はGPLに対する誤解を招くよ (スコア:1)
はい、そうですね。GPLのもののバイナリのみ配布する場合は、
(商業的か、そうでないかにかかわらず、第一配布者となる場合、)
誰にでもソースを提供する必要がありますね。
訂正します。
ソースを同時に顧客に公開して、第3者へのソース公開の手間を忌避するか、
誰にでも物理的にソースを提供するか、
商業的にはどっちが安いかですね。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1, 参考になる)
FAQの該当する文の後半を読んでないのはわざとですか? 嘘をまきちらすのはやめましょう。
まさにその項目のその直後の文にかかれている通り、具体的にソースを 渡すのは、直接ライセンスした相手のみでかまいません。そこから さらに先にソースを開示する義務が生じるのはバイナリを再配布した人です。
すなわち、サービス提供側は、直接サービスを提供した有償会員から ソースの請求があれば、その人にのみソースを提供すればそれで 必要十分です。その有償会員が、GPLのもとそのバイナリをさらなる 第三者に配布した場合に、ソース開示義務を負うのはGPLを行使した その有償会員であり、最初のサービス配布もとではありません。
GPLの特性上、ソース公開をライセンス的に「止める」ことは できませんが、バイナリ配布者はソースをパブリックにおかなければ ならない義務はどこにもないのです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:2, 参考になる)
それはバイナリとともにソースを配布した場合です (GPL 3. a を選択)
もし、バイナリしか配布しないで要求があれば実費でソースを配布するという 選択(GPL 3. bを選択)をした場合、もしそのバイナリの再*配布をうけとった 人がソースを要求した場合、それに応じる必要があります。だいたいその有償会員が ソースをうけとってなければソースを配布できないじゃないですか。
GPL FAQの この「いかなる第三者に対しても法的に有効な書面によるオファー(written offer valid for any third party)」とは何のことですか? これは、世界中の誰もが、GPLが適用されていればどんなプログラムのソースでも手に入れられるということなのでしょうか? [gnu.org] ですね。
商業的配布なので GPL 3 c は選択できないですよね。 有償会員がGPL 3. cを選択してバイナリを再配布することになるはずです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
どの文の後半ですか?
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
# 10art-ni とこのサポートの顧客間の契約条件次第では、さらに GPL に顔しかめさせることができる気もしますが、そこはそれ。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:2, 興味深い)
バイナリの再配布を禁止する=GPL違反です。
そもそも「いやならソースから自分で作る」人を対象にしたサービスじゃなさそうなんですけど。
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
#リンクなんかとは話が違いますよ。例えばあるベンダが GPL なエンジンと、GPL でないゲームデータを持つデータをつくって、ゲームとして売り出したとします。エンジンの部分の関連部の開示義務が生じますし、場合によるとエンジンの部分の自由な再配布できることもあるでしょう。でも、ゲームデータを無条件に再配布していいことにはならない。それと同じことです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
つまり、src.rpm に入っているソースコード本体+それに手を加えたパッチすべてが揃って居る必要があります。
解釈が難しい点ですが、Buildする際に作ったMakefile(に相当するscript)も出す必要があったような。
現実問題として、そんなことするぐらいならsrc.rpm出した方がマシです(笑)
また、alpさんのたとえでは不適切です。
リンクで示したかったのは「制限を緩めることは出来るが強めることは出来ない」という点です。
codeそのものに手を加えるpatchと、できあがりのバイナリを運用する時に使うデータは別の話です。
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
GPLなソースと、プロプラなソースから、1つのバイナリ(パッケージ)を作ると、
バイナリ(パッケージ)全体は再配布可能にならないということですね。
(プロプラなソースがGPLなソースに依存してない場合とかでは)
まー、Red Hatのrpmだと、ありえない状況だとは思いますが、
バイナリ(パッケージ)の再配布をめんどくさくする手段としては使えるのかもしれないですね。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
「10art-niがupdatesを有償配布するけどsrc.rpm出しません」という事に対する話の流れのところをいきなり説明為しに一般化されても…
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
プロプラなパッケージを作成されたらそれこそ10art-niで手が出る範疇じゃないでしょ。
大体、貴方が例としてあげた物は殆どRedHatのサポートが切れたら意味をなさなくなる物じゃありませんか?
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
「再配布してもいいけど、発覚したらサービス切るよ」は
できますね。GPL の世界で一番強いのは、何のしがらみもない
一匹狼です。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
差分の提供というあたりを危惧していたのですね。
確かに、差分を公開する。としか書かれていませんね。
あの文からはsrc.rpmを公開するのかどうか読めませんねぇ。むむん。
$ set -o vi
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
GPL FAQを読めばわかりますが、オリジナルからの差分だけではNGなんすよ。(そのオリジナルがいつまであるかわからないから)
そう言う意味ではバイナリとnosrc.rpmしか出さないのもまずいことになるんじゃないかな?
# rm -rf ./.
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
GPLって実際には気にしなくてもいいんじゃないんですか?
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
コミニュティからは完全にシカトされる可能性があり、
その会社の今後のLinuxに関連したビジネスに大きく影響を
与えるでしょう。
ま、事件が大きくなればFSFが訴訟を起こすかもね。
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
場合、コミュニティ以外の市場の割合が大部分を占め、コミュニティに
無視されてもビジネス的には全く痛くなかったりするかも。
(現状では、市場も小さいので痛くなくはないでしょうが。)
# でも、GPL無視が横行するような状
結論として (スコア:1)
GPL物の保守を商売にするのは, ライセンス的な取り扱いが面倒で高コストになるため, 手を出さない方が無難. おいしい商売にはならない.
ということでよろしいでしょうか?
Re:結論として (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:結論として (スコア:0)
RedHatのAdvanced ServerやEnterprise Linuxは高額な商品だけど、SRPMはまるごと出してるよ。
Re:結論として (スコア:0)
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
「エラッタを提供」といってるのはたれ込んだACであって
10art-niは「アップデートファイルを提供」と言ってるんだが。
あと、慨出 [srad.jp]
慨出?(オフとぴ-1) (スコア:1)
-- どう思いますか?
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
元は「既出(きしゅつ)」の間抜けな誤読で一部のコミュニティでジョークのネタとして
限定的に使われてたけれど2chで同じ間違いをやった奴が居て一気にメジャーになった。
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:0)
既出(きしゅつ):一般的な日本語。参照:国語辞典 [ 既出 ] [goo.ne.jp]
既出(がいしゅつ):誤読。勿論一般的な日本語ではない。
概出(がいしゅつ):上の「がいしゅつ」に別の漢字を当てたもの。他に「外出」などがある。同じく一般的な日本語ではない。
# 完全にオフトピックだ。
Redhatのサポート期間 (スコア:1)
販売されてから3ヶ月後に購入して、3カ月間開発してたら、稼働後残されたサポート期間は半年だけですか???
それとも、購入から1年間限定で延長できないってこと?
まあ、自力で集めれば良いのかもだけど・・・
Re:Redhatのサポート期間 (スコア:1)
Re:Redhatのサポート期間 (スコア:0)
Redhat が1年でサポート打ち切りってのは前にもトピックになったし。
Techstyle [techstyle.jp]のメルマガが簡潔にまとまっていたのだけど、、バックナンバー見れないのね。
Redhat的には長期サポートを望むなら AdvancedServer なりを選択しなさいってこと。
Errata? (スコア:0)
Re:Errata? (スコア:0)
MSはそれで「ほ~らLinuxにはこんなにバグバグだよ~ん」って宣伝できる。
# というネタはさておき、「Errata情報(あるいは修正)を有償提供」が正しいですね
Re:Errata? (スコア:0)
Re:Errata? (スコア:0)
それよか "Redhat Linux"って何? "Red Hat Linux"の偽物?
#とか書いてみるテスト
Re:Errata? (スコア:0)
Red Hat releases Errata Alerts in three categories: Security Alerts, Bug Fix Alerts, and Enhancement Alerts. Each Errata Alert is comprised of a summary of the problem and the solution, including the RPM package(s) required to fix the problem.
http://www.redhat.com/apps/support/errata/ [redhat.com]
Redhat Errata はRPMパッケージを含むと書いてありますな。
Re:Errata? (スコア:0)
どこに?
メリットが分からん (スコア:0)
ちなみに、私はEnterprise Linux Workstation [redhat.com]を買いました。
Re:メリットが分からん (スコア:0)
それ以前に、Entry Serverって日本で売ってる?
www.redhat.co.jp [redhat.co.jp]にはAdvanced Serverしか載っていないんだけど・・・
Re:メリットが分からん (スコア:0)
このトピから宣伝の臭いがします (スコア:0)
#マイナスモデしておいてください
Re:このトピから宣伝の臭いがします (スコア:0)
ツッコミどころ満載で鐘一つだ。