Get The Factsキャンペーン開始 183
統計は省かれた部分こそが興味深い 部門より
one-one曰く、"雑誌などでも広告をうっているのでご存じの方も多いとは思いますが, マイクロソフトが 『Get The Facts』キャンペーンを開始しました. 内容は
WindowsとLinuxについての事実検証というページをご覧下さい. このページには2002年の『エンタープライズコンピューティングにおける Windows 2000 と Linux の比較、ビジネスバリューを複数のワークロード(作業負荷)から検証』というIDCによる報告書[PDF]と
『Internet Information Services (IIS) 6.0 を使用した Microsoft Windows Server 2003 と Linux との Web サーバー性能比較』というVeriTestの報告書[PDF]があります.
IDCの報告書は 当時/.-Jでもコメントがあったのですが, Windows 2K ServerとLinuxにかかったコストについてアンケートをとって5年分のTCOを比較するもので 結果はWindowsの方に軍配があがっています. ちなみに5年前なら現役だったNTには注目していない(p.26)とのこと. 僕の見た雑誌の広告は上記ウェブサイトへの誘導とそこにある報告書のデータをグラフにしたものが載っていて『Windowsの方が安くつく』と宣伝しています.
/.-JでもLinuxのTCOはWindowsの半分以下と 両者のTCOが話題になりましたが, その時とは反対にWindowsに軍配があがっています. IDCの報告書の中身は
ITProの解説なども参考になります.
Linuxの敗因を簡単に言ってしまうと『管理者のコストがかかる』ということです. この報告書からすでに1年以上経ちLinuxベースのRouter, NAS, HDDレコーダなど特化したシステムであれば初心者でもLinuxを使っているとも言える現在この差はどの程度埋まったのでしょうか? VeriTestの方は まだ雑誌の広告などで言及されてはいないと思いますが RedHatベースのLinux/Apache(+Tux)よりも Windows2003 Sever/IIS6.0の方が効率がよいという報告です.
このVeriTestという会社を知らない人も多いと思いますが, 同じ時期に同じ機材で行ったファイルサーバのベンチマークに関しての批評などもありますので参考にしてください.
さて, この『Get The Facts』キャンペーンはまだ始まったばかりです.
次々に新しい「事実」が公開されていくと思いますが 新しい発見はあるでしょうか?"
いま一度この言葉を… (スコア:4, おもしろおかしい)
#これに関するウェブ上の記述はこれ [topica.ne.jp]の他手で数えられる程度。
Linus氏も似たようなことを言ってましたな。「統計」を「ベンチマーク」に置き換えただけでしたが。
#適切なポインタ示せなかったけど一応IDで。
関連情報 (スコア:3, 参考になる)
# 調査相手に問題ありとして批判を受けていた。
Get The Facts(第二弾)とそれへの批判 [cnet.com]
# 適切な相手にアンケートとっていないのではないかということで。
もっと詳細に検討してから、MSの"Tha Facts"は受け取りたいと思います。
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:関連情報 (スコア:1)
世の中そういう人ばかりではありませんので……
特に雑誌っていうのが ミソですよ……
でも比較の部分は置いといたとして Linuxなどの欠点を管理者のコストと指摘しているのは それほど間違っていないと思いますけどね.
ってことで Webminとかに頑張ってもらいましょう:-p
5年分のTCO by IDC (スコア:3, すばらしい洞察)
Windows2K Serverって何年くらい使ってます?
という余談を省略されてしまった:-p
まぁ タレコミ分が長すぎでなおかつ余談なので仕方ないんですが
5年間使った人がいるのか知りたかったんですけど:-p
Re:5年分のTCO by IDC (スコア:2, 参考になる)
Windows 2000 が出たての頃に導入したユーザですら、来年の冬まで使いつづけないと5年の稼動実績にはならないですね。 こちらでは NT4 の部門サーバを使って5年になります (ハードウェア移行は一回だけやった) が、そろそろ後継ぎを探さないとヤバイ状況です。 Windows サーバを5年間使い続けるという比較の前提自体が、そもそも現実 (or 大多数の Microsoft の顧客) を無視しているような気がするのですが。
# あ~、でも Windows 2048 ってきっと主記憶 64EB くらい要るんだろ~な~...
Re:5年分のTCO by IDC (スコア:1)
そうなんですよ
しかも NTは含めないと書いてあるので 5年って数字はどこから出てきたのか知りたいとこなんですが.
しかも その5年間たってたら下手すりゃNT→2000→2003と3種類になってるかもしれなくて その中の一つだけに着目されても……ねぇ
LinuxとWindows (スコア:3, すばらしい洞察)
たとえば手元にWindows2kProfessional+正規ライセンス、
Debian GNU/Linux Network-Install Disk、古いメーカー
製マシンがあって、すでにWindows XP Homeばかりで構成
されているマシン3台のネットワーク内にNASを作れって
言われれば時間的にはLinuxのインストールで苦しむより
Windowsをさくっと入れたほうが圧倒的に早い&後も楽な
わけで。
Linuxはとにかく外へ晒す「必要最低限のおうちサーバ」
にするのに向いた堅牢さがウリでしょうけど、外へ晒さ
ないサーバには値段のことさえ気にしなければWindows
のほうがいいのではと思う今日このごろだったりします。
#だけど、値段の差はバカにならないわけで(w
餅は餅屋なので (スコア:1)
Re:LinuxとWindows (スコア:1, おもしろおかしい)
WinもLinuxも関係ないだろ…
Re:そんなライセンスが認められるのか? (スコア:1)
「こんなことに使っちゃいけません」とライセンスに書いてある場合、黙って従うか、別途ライセンサと独自の契約を結ぶか、別の OS を使うのが筋というものです (他にも選択肢があるかも)。
タダ働き (スコア:3, すばらしい洞察)
人件費が高い比較しても全然ダメでしょうに。
専業主婦の労働賃金のように査定すれば別の答えが出てると思うよ。
#ウィルス対策も年間で結構いってる気がするけどね。
今後の5年間については? (スコア:3, 参考になる)
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[Windows 2000 Serverが現役引退へ]
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0312/22/epic01.html
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折角ですのでLinux の導入事例を [Google Search: Linux システム 事例 [google.com]] で検索してみました。
結構、大手で採用されているケースが目立ちます。
#通りで MS が焦るわけだ。
Mc.N
結局のところ (スコア:2, すばらしい洞察)
双方の公平な評価としてではなく、"Microsoftから見たLinux相手の広告戦略の一つ" として読むべきものでしょう。堂々と「Sponsored by マイクロソフトコーポレーション」と書かれている時点で明快ではありますが。
細かいレベルまで指摘をしたらキリがありませんが、まさに常套句「秀丸ってLinuxにあるの?無いんならダメだね」の集大成の域を出ていないように思います。
たとえば、Microsoft Management Console(Windowsサーバ系OS用管理インターフェイス)のようなものと全く同じ機能をLinuxに求めて、存在しないことを根拠に「管理ツールの成熟度が低い」と切り捨てるのはあまりにも評価作業が浅いのではないかと思います。
Linux(Unix)にしか存在しない、シェルを利用したスクリプト系の強みを全く評価していないし、しようとしていないのでは評価ではなくて「あら探し」でしょう。
何よりも「LinuxサーバおよびWindowsサーバともに、システム停止の頻度はきわめて低い」という一文には笑わせてもらいました。毎週のようにパッチをリリースしていて、当たり前のように再起動を求めるシステムがよく言うもんですな。。 Windows Server 2003 でも相変わらずだし。
オフトピ( was: Re:結局のところ (スコア:2, おもしろおかしい)
私の友人(当時女子高生)は、初めて触ったのがSolarisで
「Windowsってviないのー?」
とのたまったそうです、いやはや。
# オフトピなので適当にモデっといてくだせぇ
Re:オフトピ( was: Re:結局のところ (スコア:1)
vimがあるじゃないかっ
#Linux版秀丸もひとつなんとか
人件費の比較 (スコア:2, おもしろおかしい)
# 給料の値上げ交渉しなきゃ!
#「世の中ではUNIX使えると給料高いらしいですよ。だってMicrosoft様が言ってましたもん」
予想される会話 (スコア:3, おもしろおかしい)
ましたもん。だから給料上げてください。
上司:ということはお前の代わりにWindows専門の管理者を雇えばいいだけだな。
部下:(((( ;゜Д゜)))
結局給料は上がらない(上げられない)罠:-)
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スケーター12号〜(┌ ┌ ┌ ´Д`)┘
Re:人件費の比較 (スコア:1, 興味深い)
UNIX/Linuxの設定,管理は下っ端プログラマがやっちゃうことも多いですが、Windows周りは大抵ベテランエンジニアがつきますし。
Re:人件費の比較 (スコア:1)
システムベンダ側の努力次第? (スコア:2, 興味深い)
4社から見積りとって、ぶったまげました。
3年間の保守契約費用を比べた時に、10倍以上の差がありました。
ハードウェアは保証範囲の違いがあるので、そこは差し引いての話です。
安かったのは、昔(っていっても95年前後だったかな?)からLinuxを扱っていた
商社系ベンダ。
「安すぎないですか?」という質問には、「要求された保守内容に
対してなら、これだけもらえれば大丈夫です。
初期トラブルさえ越えればあとはいけますから」とのこと。
高かったのは、国内で公共機関向けにつよい大手メーカー。
(あれ?ここもLinuxに力をいれてる宣言してたよーな...)
「安心して運用していただくには、これだけの保証がどうしてもいる」と。
どちらも、いままでの経験からどれくらいの保守工数がかかるかを
見積もったことを強調していました。
具体的な工数見積り内容を見たわけではないのですが、現場に近い
技術者がLinuxを扱えるかどうかが、外部へのコストの差になり、
最終的な価格差にでていたようです。
Re:システムベンダ側の努力次第? (スコア:3, 参考になる)
全く同じ内容で10倍も差はでないものですよ。
保守契約って基本的に人件費(人月)で差が出るものなので、
駆けつけ時間とか対応内容によってピンキリです。
専属ありで24時間365日2時間以内駆けつけ、
障害検知から基礎切り分けまで対応となるとそれこそ青天井ですし、
ビジネスアワーのみ、障害時は有無を言わせずH/Wもろともセンドバック&交換品は翌日発送なんて言うととことん安い。
営業はソレを聞いて保守費用を見積もるのですが、
そもそもここに意識の差があると「要求が満たされていない保守契約」が発生します。
でも、大体の人が「詳細の契約内容を見ないで契約」してしまうようで、
障害が発生して現場が大騒ぎする、なんてよくある話です。
保守契約は値段ではなく詳細な中身で判断しましょう。
自分が要求する要件に合わない場合は、
自分の要件をその契約に合わせるか、
さらに高い契約を結ぶしかないですけどね。
Microsoft陰謀説(笑) (スコア:2, おもしろおかしい)
↓
Linux勢が「それは違う」と反論
↓
Linux管理者の人件費が下がる
↓
残業時間が増える
↓
Linuxのhackができない
↓
MS側(゚Д゚)ウマー
#あ、管理者がhackしてるとは限らないか(笑)
コスト比較と言いますが (スコア:1, 参考になる)
もっとも、それを意図しての比較でしょうけど>MS
CGIだけじゃなくて (スコア:1)
Re:CGIだけじゃなくて (スコア:1)
個人的には ISAPI [nifty.com] というのがVeriTestの報告書にあるのですが, これとmod_perlとの対決もみたいとこです.
とタレコミ文に書こうとしたのですが すでに長すぎるのでやめました.
『mod_perlを知らない人のために簡単に説明すると Perlで書かれたCGIの起動時のオーバーへッドを抑えることにより スピードを数倍から数十倍まであげることの出来る 界王拳のようなものです』という解説まで考えたんですが, 最近解説ばっかですし:-p
Re:CGIだけじゃなくて (スコア:1)
ISAPIを利用するperlモジュールなら、Active Perl [activestate.com]に付いてきますよ。
で、mod_perlのWin32版はこの辺 [apache.org]経由で手に入るようなので、試してみるのは誰にでもできそうです。
きちっと条件をそろえて比較するのは大変なので、私は言ってみるだけですが(w
Re:CGIだけじゃなくて (スコア:1)
ApacheでISAPIなぞ使う必要はないでしょう.
ISAPIと同仕様のもので比較ということではなくて Apache上で動的ページを生成する際に 高速なものってことで mod_perlを考えました.
CGIだとHTMLとくっつけるのがめんどくさいとか問題はありますけどね
Re:CGIだけじゃなくて (スコア:3, 参考になる)
一応、公平を期すために Oracle 9iAS と .NET のベンチマーク結果 [oracle.com] (PDF 英文) と、それに対する Microsoft の反論 [microsoft.com]にもリンクしておきます。
Debianベースなら (スコア:1)
あくまで個人として使用するデスクトップ用途でしか導入/管理したことないですけど、メンテナンスは圧倒的にDebainの方が楽ですよね。
サーバー用途だと事情が違うんでしょうか?
PDFはともかく (スコア:1)
>関連情報を入手する
Word DOCはやめれ。:)
Re:PDFはともかく (スコア:1)
今回のキャンペーンの場合はターゲットが違います.
それにむしろLinuxな人間に読んでもらいたくないかもしれません. やってしまった過去があるだけに…… ってのは邪推かな
と言ってもねぇ… (スコア:1)
Re:そのうち (スコア:1)
クラッカーの眼中にさえ無ければ、べつにMSにかまってもらわなくても…(´・ω・`)
And now for something completely different...
Re:そのうち (スコア:1, すばらしい洞察)
ちゃいます。
BSDを叩くとHotmail他のサービスを提供できなくなるので(叩いたOSをサービスに使ってるなんて言えないでしょ)黙っているだけです。
ところで、タレコミ文にもある「管理者のコスト~」云々は詭弁。
まともな管理者を雇えばLinuxだろうがWindowsだろうがコストはかかる。Windowsなら管理者のコストがかからないなんて言ってる奴は、現場を見ていないかサービス残業の上に胡座をかいている奴だ。
Re:そのうち (スコア:2, 参考になる)
すでにWindows2000に移行 [microsoft.com]したそうでございますよ。
自分hotmail使ったことないんでよくわかりませんが。
Re:そのうち (スコア:1)
ライセンス違反ではないとはいえ、WindowsにはBSDから流用しているコードが含まれているんで、ストレートには叩きにくいのではないかと。
一例として、Windows XP Professonal付属のftp.exeに含まれる文字列を、cygwinのstringsを使って拾い出してみると、
なんていうのが引っかかります。いわゆる宣伝条項付きのBSDライセンスが適用されたコードを使ってるんでしょうね、これ。
Re:そもそも (スコア:3, 参考になる)
日本では、「比較広告で主張する内容が客観的に実証されていること」「実証されている数値や事実を正確かつ適正に引用すること」「比較の方法が公正であること」が満たされていない広告はダメ(公正取引委員会 [jftc.go.jp])だそうです。
そうだとすれば、日本においてこれは比較広告と呼んで良いのかどうか、思ってしまいました。
Re:放っておくサーバなら (スコア:2, すばらしい洞察)
そんなの嘘ですね。頻繁かつ沢山出てくる脆弱性 [linuxsecurity.com]にはきちんと手を打っておかないと。実際クラック [srad.jp]されてしまった事 [srad.jp] 例 [srad.jp]には事欠きません [srad.jp]。
Windowsについては、これまでの被害のおかげでユーザーおよびMSともにセキュリティに関する意識が急速高まっている。これだけ力を入れて取り組んでいるわけで、数年もすれば現状と比較してだいぶ良くなるでしょう(もちろん完璧というのはありえないですがね)。
むしろ「Linuxなら放っておいてもまず大丈夫」というように盲信している態度の方がかなり危険です。ま、優秀な技術者ならそんな態度を取ることなどは無いのですけれど、スラドを見れば一目瞭然なように、残念ながらバカなヤツが多いですし。
Windows2000Proでは・・・ (スコア:2, 参考になる)
場合、ライセンス的にマズイんじゃなかったかな?
MSからすると不特定多数からTCP/IPで接続される可能性のあるOS
にはServerを入れてくれ、ということだったような。
というわけで、linuxの特徴に
・ライセンスを気にしなくて良い
を追加してくれぃ。
Re:Windows2000Proでは・・・ (スコア:2, 参考になる)
ライセンスの問題については MSKKとのミーティング [apache.jp]とか 電話で聞いてみました [apache.or.jp] なんてのが参考になるでしょうか?
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
Mailはともかく Webの方は適当なdistributionをinstallしたら使える状態になってたりしませんか?
ある意味それって問題だと思うんですけど:-p
あとは DocumentRootのアクセス権限まわりを設定してやればコンテンツ公開だけならすぐ出来そうです.
CGIとかを使いたい時は場合によってはhttpd.confをいじる必要あるかもしれませんけど.
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
ps [linux.or.jp]を使えば 他のものが動いているか確認できますけど これで安心できますか?
起動時の設定については distributionに依存するので 興味があればそれを調べて欲しいのですが, Redhat系ならば chkconfig というコマンドを調べてみるとどうでしょう?
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
# いっそ、Linux 導入相談スレにしてみるか、ここ。
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
# そんな奴に apache なり sendmail なりを与えるのは
# 基地外に刃物だ、論は敢えてここではご容赦を。
昔はこの手の要望には「Run Run Linux でも買えば?」と答えれば済んだような気がしますが、今様にはどう答えればいいんでしょうね?
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
元ACさんは設定に四苦八苦のようですから sendmailでも勝手に動いてればいいだろってことでもなさそうですが……
ましてや sendmail.cf なんてさすがにしんどいのではないでしょうか?
Re:素人としてはですね。。 (スコア:1)
WWW の方は (Slack 系なら) /var/www/htdocs の下に *.html を放り込めばいいので難しいことはないでしょうが、確かに sendmail は難題でしょうね。
おうち LAN のメールサーバにするだけでも、少なくとも /etc/mail/relay-domains [sendmail.org] を書いて中継の設定をする必要があると思います。 ただ、m4 を持ち出す必要まではなさそう (デフォルトで FEATURE(relay_hosts_only) されてるはず) なので、普通の家鯖なら sendmail.cf までは手をださなくてすむのではないでしょうか?
元 AC 氏はそういうところとは無関係に、ユーザの追加とかファイルの読み書き権限とか、そちら方面の問題で四苦八苦なのかもしれませんが。
Re:結局、 (スコア:1)
# でも先立つ物がないので放置の予感...
Re:古いOSの話を持ち出して恐縮ですが (スコア:1)
私は先ごろ購入した PC を XP Home Edition から 2000 Professional に入れ替えましたが、それはあくまで XP Home ではやりたいことができなかったからで、XP だからというわけではありません。 XP Home/XP Professional は Me/2000 Professional と比較してコストパフォーマンスが悪いとは思えないのです。
「XP は要らない」と言い切れるのは、既に Me なり 2000 なりのライセンスを台数分持っていて、かつ、自組 PC のように頼みもしないのに OS が勝手についてこない (これも最近怪しいが) マシンを常用している人くらいではないかと思います。
よろしければ「コストパフォーマンスが悪い」点を具体的に指摘していただけると嬉しいです。
Re:管理コストの点でTCOを比較するなら (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:Windows でプログラムしていて何がおもしろいのか (スコア:2, 参考になる)
ダメなものなら、なおのこと勉強する価値がありますよ、反面教師として。
特にNT3.1(初期リリース)からのAPI変遷の歴史を勉強すると面白いですよ。
「不具合があればAPI仕様に準拠する方向に修正する(=場合によっては既存のアプリケーションを書き換えなければならない)」ではなくて、「不具合があれば現状動作している有名アプリケーション(例: MS Office)の振る舞いに影響のない方向に修正する」という当初からのポリシーが変わっていないことがよくわかるはずです。
だからこそ細かい部分での矛盾点(ウインドウメッセージの処理まわりとか)が多くて「情報が開示されていないUn-documentedな部分がありすぎ」だとか言われる原因なんですけど。