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ある Anonymous Coward 曰く、
いささか旧聞に属するが、Visual Studio 2010 でコンパイルされた全ての単体 MFC アプリケーションが、Windows XP 以前の PC 上での実行において脆弱性を持っているとのこと (ACROS Security Blog の記事)。
この脆弱性は以前話題になったDLL ハイジャックの問題から来るもの (ロードしてしまう DLL は dwmapi.dll)。問題は VS 2010 の MFC ライブラリにあり、Microsoft は Visual C++ 再頒布パッケージへのパッチを提供するとのことだが、MFC ライブラリと静的リンクしているアプリケーションは修正された VS 2010 で再コンパイルしない限り対処できないとのこと。
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cheez 曰く、
本家 /.「Are Games Getting Easier? 」より。
いまの時代のゲームは、昔よりどんどん簡単になってきているのではないだろうか ? PC 用、ゲーム機用問わず、同じ傾向にあるように思う。今日のゲームはコンプするのも容易、挑戦も少ない。買って来たその日にクリアできることだって少なくない。Halo や Modern Warfare 2 などはその最たるものだ。特に Medal of Honor は酷く、数時間でクリアすることができるようなゲームであり、自分がこの記事をタレコもうとおもった理由でもある。数時間でクリアできるようなゲームの一体どこに面白さがあるというのだろう ?
/.Jer も「簡単になってきている」ゲームに辟易しているだろうか ? ゲームの面白さの種類は時代と共に変化してきていると思うのだが、/.Jer の皆様がいま「面白い」と感じるゲームの「面白さ」はどこにある ?
ちなみに本家では「面白さはマルチプレイヤーにある」とのコメントに 5 点がついている。
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hylom 曰く、
10 月 28 日、日本版の Google ショッピングが公開された (Google Japan Blog の記事) 。
オンラインショッピングサイトで販売されている商品を横断検索できるものだ。UI は Google 検索とまったく同様で、キーワードを入力して検索を行うと商品の写真や説明、販売店、価格が表示される。価格で検索結果をソートすることも可能。
「多くのオンラインショッピングサイトとのコンテンツパートナーシップのもと実現」とののことで、オンラインショップ運営者が商品を登録することもできるとのこと。ユーザーだけでなく、集客に悩むオンラインショップにとっても有用なツールとなるかもしれない。
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greentea 曰く、
国境なき記者団が毎年出している、報道の自由ランキング 2010 年度版が今月の 20 日にリリースされていた。
上記リンクのページ内にある PDF には、より詳細な情報がかかれている。日本は昨年度の 17 位から順位を上げて、デンマーク、リトアニアと並んで 11 位となった。これは非常に喜ばしいことだが、日本でもネット規制への動きなど報道の自由を妨げる要素は依然として存在している。
/.Jer たちは、日本の、そして世界の報道の今と未来をどう考える ?
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hylom 曰く、
当初は 2010 年中に発売されるとしていた iPhone のホワイトモデルだが、また発売延期となった (ITmedia News の記事) 。
Apple は来春に発売と述べているそうだが発売延期の理由を明らかにしていない。白いガラスパネルへの塗装が安定していないことが原因などとの噂もささやかれている (ITmedia News の記事) 。また、WIRED VISION の記事によると、「ホワイトモデル用のボタンを出荷したアジアのサプライヤーが、フェースプレートとマッチしない色のものを出荷してしまったせい」という話もある。また、Apple 本社にはホワイトモデルが溢れるほどあるという噂だ。
一方、ホワイトの iPhone 本体自体は流通していないが、部品や試作サンプルについてはどこからか流出したのか秋葉原ですでに販売されている (AKIBA PC Hotline の記事) 。さらに、これらの保守部品を使ったと思われる完成品のホワイト iPhoneまでも出回っているようだ (もちろんこれらを利用した場合 Apple の保証は受けられない) 。
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hylom 曰く、
CNET Japan の記事によると、Google が「参照リンクの中に検索クエリを含んで受け渡すことにより、利用者のプライバシーを侵害している」として訴えられたそうだ。
少々分かりにくいが、Search Engine Land によると、問題になっているのは Web ブラウザが Web サーバーに送信する Referer 情報とのこと。Google の検索結果からリンクをクリックして別サイトへ移動すると、Web ブラウザは移動先の Web サーバーに Referer として検索に使われた URL を送信する。Web サーバーはこの URL をチェックすることで、ユーザがどのような検索キーワードで検索を行ってサイトを訪れたのかを確認することができる。
しかし、原告側は「サードパーティが検索ユーザーのクエリを収集し、IP アドレスなどの個人を特定する情報を結びつけることで検索者の個人情報を大量に取得できる」と述べ、これを問題視している模様。しかし、これはどちらかというと Web ブラウザの問題であり、Google 側に非はないような気がするのだが……。ちなみに「原告団は、2006 年 10 月 25 日以降に Google で検索して結果をクリックした人なら誰でも参加してもらい、この訴訟を拡大したい」と述べているそうだ。