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アメリカ合衆国

中国のステルス技術、99 年墜落の米軍機から技術を習得 (拾得 ?) か 52

ストーリー by reo
生き馬の目を抜く攻防 部門より

  曰く、

先日、/.J 記事 でも掲載された中国が開発する第 5 世代ステルス機「殲20」について、日本経済新聞の記事によると、99 年に墜落した米軍機から技術を得た可能性がある、とのこと。

中国が収集したとされるのは 1999 年のコソボ紛争時にセルビアで墜落した F117 ナイトホーク。地対空ミサイルで撃墜された機体は農地に散乱し、その多くの部分は付近の住民らが記念品として拾い集めていた。これを中国の工作員が積極的に買い取っていたことをクロアチア軍の当時の参謀長が把握していたという。

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  • 基本だろ (スコア:5, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2011年01月25日 10時30分 (#1893023)

    入手したどんな破片からでも得るものがありそうなら徹底的に分析する、基本だろ。
    だからこそ海に沈んだ新鋭機は大金を投じてでも引き揚げて回収するのだし、
    放棄せざるを得ない秘密兵器は可能な限り破壊するよう、具体的な方法までマニュアル化されている。
    身近な例では、米国防省準拠のHDD消去手順もそのひとつ。何も驚くような話ではない。

    • by ma_kon2 (9679) on 2011年01月25日 10時35分 (#1893027) 日記
      はやぶさ再突入の時の回収もいろいろありましたよねえ。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ざっと検索しても見当たらない。

        • by Anonymous Coward

          幾つかの国や組織(具体的になんだったかは忘れた)が、
          先に回収して成果を奪い取ってしまおうと動いていたとか何とか。
          当時そういう話が出回っていた気がする。
          # 伝聞な上に眉唾なネタなので話半分で。

          • by ksyuu (4917) on 2011年01月25日 23時23分 (#1893432) 日記

            NASAは,搭載した火薬が劣化しパラシュートの展開に失敗するところを見学したかった [nikkeibp.co.jp]ようです。

            他の組織のことは知らない。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            横取り計画を立てていたのは韓国だったはず
            天文ファン?がネットでウーメラ砂漠の演習地に忍び込んで
            カプセルが発するビーコンを受信して位置を探り当て
            先にカプセルを回収する計画が発表され、その為の人員を
            募集していたとか

            噂が出ていたのは自国のロケット打ち上げが失敗した直後の
            時期だったので、傷ついた自尊心に敵視している日本のロケット
            打ち上げと世界初のソーラーセイル展開成功など派手な宇宙関連の
            相次ぐ成功とはやぶさのサクセスストーリーは彼らのコンプレックスを
            大いに刺激したはず

            何かと常日頃から日本を敵視している連中の事なので
            カプセル奪取計画はあながち嘘ではないと思う

            • by Anonymous Coward
              ソースがないと、そういうことにしたい電波な主張にしか見えないなあ
      • by Anonymous Coward

        真偽はともかく、カプセルが撮影禁止だったり、間近で見れないようになってたのは、その辺も関係してるんですかね。

        • 耐熱シールド技術が大陸間弾道弾の弾頭に転用できそうではあるが、
          ガセじゃなイカ。

        • by Anonymous Coward

           そらまあ、マッハ数十で大気圏突入して、燃えずに残らせる技術なわけで、まんまICBM応用可能技術ですからなあ。

          • Re:基本だろ (スコア:3, 興味深い)

            by Yohsa (2572) on 2011年01月25日 13時26分 (#1893164) 日記
            回収カプセルの再突入体と弾道弾のそれとでは目的がそしてそこから派生する材質も形状も異なります。
            回収カプセルは大気との干渉で最終的には正面投影面積に応じた終端速度まで減速して目標上空に到達したい訳ですが、片や弾道弾は極力減速せずに目標上空に到達したい訳です。でないと打ち落とされちゃいますからね。
            その目的の違いから回収カプセルの進行方向の形状は平たい曲面ですが、弾道弾は三角錐を構成しています。
            と言う訳で形状一つとっても回収カプセルの技術は弾道弾には応用は利きません。

            #弾道弾の再突入体の材料探しの派生の1つがパイレックスなのは結構有名だったり。
            親コメント
            • それは違う (スコア:5, 参考になる)

              by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2011年01月25日 14時24分 (#1893190) 日記

              >再突入体の材料探しの派生の1つがパイレックス

              Pyrexはもっと古い(1915年)んで違います.耐熱温度は500 °Cぐらい.
              弾道ミサイル用として開発されたのは結晶化ガラス(ガラスセラミック).こちらの耐熱温度はpyrexよりもうちょっと強いぐらいで,さらに急熱・急冷に結構強い.でもって今はガラス製調理器具などに利用されている奴ですね.

              親コメント
    • by Anonymous Coward

      米軍もロシア製兵器を相当買ってますし回収もしている様ですしね。
      #で、そのうち要らなくなると払下げされてeBayに出てきたりするんだ。戦闘機でも偶にって程度には有るよね。
      世の中に有る物を知らないで本当に良い物を作れると思っているんだろうか?
      その辺りの研究が足りないから自衛隊の銃器なんぞは他国の技術者から時代遅れとか言われる。
      短機関銃なんぞ「第一次対戦時の設計?」とか迄揶揄されてたり。

      他国の技術は盗んでも、って事がスパイの発祥みたいなもんだけども、その程度も奇異に思うほど平和ボケが進んで来ているのか?

      • by Yohsa (2572) on 2011年01月25日 11時25分 (#1893057) 日記
        自衛隊が使ってる短機関銃と言うとM3所謂グリースガンと9mm機関けん銃な訳ですが、前者はアメリカでWW2当時に開発、後者はミニUZIのデッドコピーな訳で、一体「第一次大戦時の設計?」と言われたとか言う短機関銃はどこの短機関銃なので?
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          海自ではいまだに、トンプソンが一部残っているらしいから、これのことかもw

          #って原型はWWIの頃の設計です、って言い返せばいいのに
      • by Anonymous Coward

        そもそも地球人類史上初の短機関銃ベルグマンMP18が第一次世界大戦末期(戦争終わりかけ)のころに少量配備されたものであって、
        短機関銃というのは事実上は第一次世界大戦後に出現したもの、軍事的に採用されたのは第二次世界大戦とかんがえるのが妥当です。
        #1893045はどこの平行世界のタイムトラベラーの方ですか?

    • by Anonymous Coward

      デミフレアナパームで焼き尽くさないと。

      • by Anonymous Coward
        回収して再利用できるレベルでエンジン焼け残ったら駄目だろ
    • by Anonymous Coward

      http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20110123/1295733202 [hatena.ne.jp]
      分解して得たのだろうか

    • by Anonymous Coward
      落ちた機体から情報を集めるのはあたり前でも、あの時のF117が中国ステルス機開発の
      ベースになったという情報自体は当たり前の話ではない。
      なんか筋違いなコメが多いなあ
  • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 10時02分 (#1893017)

    日本から [new-akiba.com]?

    #ソースがよくわからなかったのでタレこみませんでした。

    • by You.T.(from BMR) (31262) on 2011年01月25日 10時18分 (#1893022) 日記

      確かにそんな記述がなされている [baidu.com]ようですね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        いや、それ「wikipedia記事“のみ”をソースにタレこみました」と同レベルかそれ以下になっちゃうから・・・やめたんです。

        • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward

          確かに信頼できるソースかどうかは不明だが、こんな 商品をダシに関係ないことをだらだらとタレこむ馬鹿とそれを採用する馬鹿編集者 [srad.jp] よりはマシだと思う。

          • by AZUCO (32400) on 2011年01月25日 12時12分 (#1893095) ホームページ
            いろんな情報をタレこむのは多様性の観点からも大事で、それをコントロールするのが編集者なんだから、タレこみ人までどうこう言うのはひどくないですか?
            他人に対する不寛容は罪ですよ。
            親コメント
            • by Anonymous Coward

              >いろんな情報をタレこむのは多様性の観点からも大事で
              だからと言って、関係ないことを書いてもいいってことにはならないのでは?

              >それをコントロールするのが編集者なんだから
              確かにあれは編集者の怠慢と責められても仕方のないところはありますね。

              >タレこみ人までどうこう言うのはひどくないですか?
              あなたの「いろんな情報をタレこむのは多様性の観点からも大事で」というのと同様に「いろんな意見を言うのも多様性の観点からも大事」だと思いますよ。

              よって、
              >他人に対する不寛容は罪ですよ。
              というのは、あなたの意見ではありますけど、あなたが決め付けることではないですよね。

    • by Anonymous Coward

      じゃあ相手の戦闘機は、フジツボを装備してたら安全。
      特定の子に手を出すのが早いのも似てるか・・・
      律は日本?アメリカ?
      そういえば恥ずかしがりやで目立たないように努力しているところも似ている。

  • ので、余り文句は言えないのでは、ないだろうか?
    • by Anonymous Coward
      あれは限界を超えるための無茶な設計を目の当たりにして、習得すべき技術などどこにもないことを確認したって方が正しいかな。
      • by Anonymous Coward

        だね。習得したのは傾向と対策。
        技術そのものではなく、手持ちの技術で対抗機を作るための方針と、
        敵機の苦手を突く戦い方の研究が主なもの。

      • by Anonymous Coward

        自分たちの考え方とは「方向性が全然違う」ことへの驚きはあったんじゃない?

        「驚異のオーバーテクノロジー」ということではなくても,
        「現物を見て得たもの」は大きかったわけで.

        • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 17時41分 (#1893278)
          本当にやるとは思わなかった的な驚きはあったかもな。
          日本製航空機エンジン自慢のメタノール噴射機構とかも、アメリカから見たらオクタン価上げればいいだけなのにエンジンの寿命縮めて何の得があるの???って感想だったらしいし。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2011年01月26日 2時58分 (#1893495)

            ありとあらゆるところを肉抜きして、それでも足りなくて防弾板まで軽量化して、
            量産に向かない上に生存率度外視でクレイジーだ、と思われたらしい。

            速度が欲しければ大きいエンジン積めばいい、航続距離が欲しければ機体を大きくすればいい、
            というわけでアメリカは2千馬力級の戦闘機を大量生産して投入しました。
            馬力で3倍、図体も大きくて装甲も厚い、勝てるわけが無い。

            つまり戦前戦中の日本にはゼロ戦がやっとの工業力しか無かったんですよ。
            戦前から自動車の大量生産をしてたアメリカとは、基本的な工業力が違いすぎたんです。
            戦前の日本は「資源がないなら植民地を食べればいいじゃない」と言う方針で、
            日本が自動車輸出だ技術立国だと言われるようになったのは戦後数十年経ってからのことです。

            #で、中国はいつ頃になったらスーパークルーズできるエンジンなんて作れるの?

            親コメント
          • by Anonymous Coward
            > メタノール噴射機構
            最初の747を飛ばすためにはこれが不可欠でした
    • by Anonymous Coward

      アメリカが収集したとされるのは 1947 年にロズウェルで墜落した機体。墜落した機体は農地に散乱し、その多くの部分は付近の住民らが記念品として拾い集めていた。これをアメリカの工作員が積極的に押収していたことをガセッタ岡は把握していたという。

  • 数十年前の日本だってアメリカの技術をパクるために、いろいろやっていたでしょう。
    某電気メーカはIBMの新製品が出ると、1台買い付けて、研究所に運び込んで
    徹底的にばらして、ビス一本まで調査してました。
    やり過ぎて、米国でFBIのおとり捜査に引っ掛かって、捕まってしまいましたが。

    自動車会社も同じようなことしてました。

    中国の今後の課題は、そうやって米国や日本に追いついたとして、
    リーダーとしてやっていけるかということでしょう。
    案外、追いついた後は目標がなくなって、空中分解するんじゃないでしょうかね。
    「共」の国が唐や清より長い歴史を刻めるのか見ものです。
    • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 16時03分 (#1893246)
      >某電気メーカはIBMの新製品が出ると、1台買い付けて、研究所に運び込んで
      >徹底的にばらして、ビス一本まで調査してました。

      IBMのメインフレームを買い付けて、研究所に運び込んで徹底的にばらすことは出来ません.
      リース販売の装置を勝手にばらすのは契約に反するし、そんなことをしたら裁判で徹底的に絞られます.
      (ディスクアレイなどの周辺機器をどこかから入手してリバース・エンジニアリングすることは可能でしょうが)

      >やり過ぎて、米国でFBIのおとり捜査に引っ掛かって、捕まってしまいましたが。

      その一件の目的はリバース・エンジニアリングではなく、IBM機との互換性維持のための技術情報入手です
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        IBMのディスクアメリカで裏ルートで購入してひっそりと日本に輸入して分解してデットコピーしていた。しかも発売までにIBMで開発が間に合わず、将来取り付ける予定の未発表の部品スペースまでデットコピーしていた。これ以上は王様の耳はロバの耳。
      • by Anonymous Coward
        スパイが契約や法律を守るとでも思っているのですか。
    • by Anonymous Coward

      >追いついた後は目標がなくなって、空中分解するんじゃないでしょうか

      やあ、現在の日本を見るようだ

    • by Anonymous Coward

      そうそう、ネジ一本のレベルまでポルシェを分解してプラモ作ったりとか。

  • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 10時37分 (#1893028)
    F-117は70年代の技術だし、たいして役に立たなかったのでは。 Mig-1.44ベースにしか見えないし。
    • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 11時56分 (#1893081)

      あの機体はマネできないだろうし、
      すぐ転用するとしたら塗料か?
      でもあの塗料もメンテがとってもめんどくさかったはず。
      頻繁に塗り直しが必要で、土足では機体に上がれなかった。
      しかも塗料自体はステルス性能にそんなに効く訳ではなく、機体デザインの方がステルス性能に影響していた。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      戦闘機開発にはとても長い年月がかかります、最新ステルス戦闘機で世界最強と言われるF-22は70年代から計画がはじまってます。
      古いことには古いですがステルス技術の取得と研究には役立つと思います。
      ステルス機は塗装だけではなく機体構造からして違います。
  • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 12時38分 (#1893115)
    あの空飛ぶ変態装甲車を戦闘機といわれるとムズムズする
  • by Anonymous Coward on 2011年01月25日 15時13分 (#1893218)
    機体の傷も含めてコピーした
    • by Anonymous Coward
      ぢゃないと粛清されちゃいますから。
      パラノイ屋コピーだったんですよ。
    • by Anonymous Coward

      この間それを本気で信じちゃってる高校生が電車内でドヤ顔しながら(周りに聞こえるように)友人に話してるの思い出したわw

      • by Anonymous Coward

        電車の中で高校生を見ながらニヤニヤしている人を想像したわw

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