Apple、マルチタッチの特許を取得 24
ストーリー by hylom
影響は狭いのか広いのか 部門より
影響は狭いのか広いのか 部門より
6月21日、Appleがマルチタッチインターフェースに関する特許を取得した(CNETの記事、Gigazineの記事)。この特許は2007年12月19日に出願されていた。ちなみに初代iPhoneの発表は2007年1月9日で、同年6月29日に米国発売開始。
ITmediaの記事がやや詳しいが、特許のAbstractを読んでも曖昧でよく分からない。要点を抜き出すと、
...on the touch screen display. An N-finger translation gesture is detected on or near the touch screen display. In response...
...An M-finger translation gesture is detected on or near the touch screen display, where M is a different number than N. In response...とのことで、確かにN指ないしM指での操作を意味するようだ。
あんまり真面目に読んでいない範囲ですけど (スコア:3, 参考になる)
と思います。
Re:あんまり真面目に読んでいない範囲ですけど (スコア:3, 参考になる)
クレームにざっと目を通した程度ですが、
> 一般的なマルチタッチがカバーされるというのは言い過ぎ
というのはその通りかと思います。
成立しているクレームを見てみますと、
一般化されて広めの Claim 2 の内容が、
フレームコンテンツとそれ以外のコンテンツで構成されているページに対して、
N本の指の移動ジェスチャーの検知により、フレームコンテンツとそれ以外のコンテンツを同時に移動させ、
M本(≠N本)の指の移動ジェスチャーの検知により、フレームコンテンツのみを移動させる。
(Itmedia の記事だと translation gesture を「変換ジェスチャー」と訳していますが、「移動ジェスチャー」の方が適切かと思います。)
というもので、典型的には N=1、M=2 で、フレームコンテンツはマップやスクロールリストなど。
1本指で操作するとページ全体がスクロールし、
2本指で操作するとページ内のリストのみがスクロールするような操作系のイメージ(Fig. 5B と 5C を参照)。
というわけで、少なくとも今回成立した特許については、
マルチタッチがなんでもかんでもカバーされるような権利内容にはなっていないと思います。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
まぁ彼の会社の技術自体は、ベンチャー毎お買い上げしたもので、
そのベンチャーはMicrosoftその他の会社と長年(マルチタッチの)技術を
競いあってたそうですから、基礎部分は既に一般化してるはずです罠。
Re: (スコア:0)
具体的に言えばなんて言うベンチャー?
他社さんピンチです。 (スコア:2, おもしろおかしい)
ピンチイン・ピンチアウトで狭くも広くもなるでしょう。
とりあえず (スコア:1)
それじゃあ (スコア:0)
ノータッチの特許をとっておこう。
Re: (スコア:0)
Re:それじゃあ (スコア:1)
おっぱいぷるんぷるんゲーが出るというのに箱○におっぱいもみもみゲーが出ないのには失望したよRe: (スコア:0)
http://www.teatime.ne.jp/infor/mousou/page_21.htm [teatime.ne.jp]
いつものここで、我慢してろ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
areが抜けてる。
実際に想像してみると (スコア:0)
1本指操作は関係なし。
2本指以上の操作でも、単純なピンチイン・ピンチアウトは問題なし。
また、同じくジェスチャーではない操作
(ゲームコントローラのメタファー画像上でコントローラ操作、など)も問題なし。
正直な話、じゃあ引っかかる操作は?っていうと
いったいどんな操作なのか想像がつかないなぁ、というのが想像してみた結果。
少なくとも現時点では使ったためしがないような操作なんでしょうね。
Re:実際に想像してみると (スコア:1, 参考になる)
Macのマルチタッチトラックパッドの
1本指スライド:ポインタ移動
2本指スライド:スクロール
3本指スライド:進む/戻る
とかかな
Re: (スコア:0)
iPad も(まだ隠し機能の段階で、正式なリリースは iOS5 からの様ですが)、
4本指左右でタスク切り替え、上下でマルチタスキングバー表示なんてものがありますね。
Re: (スコア:0)
Re:実際に想像してみると (スコア:2, 参考になる)
>くぱぁは引っかかるんじゃないかと
他コメントにもありますが、重要なのは
タッチポイントの数によって「処理対象が」変更されることであって
「機能が」変更されることではありません。
また、タッチする位置が適切に操作したい対象の上で行われるなら、
処理対象が変わることも問題ありません。
なので、
「1本指スライドでは全体をスクロール。2本指ピンチインでは全体を拡大」
は問題ありません。対象は全体のままだからです。
また、
「ブラウザでテキストボックスに入力中。
ブラウザフレーム上でピンチインしたらブラウザのフレーム内容が拡大、
ソフトウェアキーボード上ではフリック入力」も問題ありません。
適切にタッチする位置で対象を指定しているからです。
ここで、
「1本指スライドでは全体をスクロール、2本指スライドでは下フレームをスクロール」
「2本指ピンチインでは全体を拡大、3本指ピンチインでは下フレームを拡大」
「ソフトウェアキーボード上でピンチインしたら、
ソフトウェアキーボードではなくブラウザフレームが拡大」
などが引っかかってくることになります。
他社はバカだね。 (スコア:0)
アップルより先に開発、特許を取得していれば、
iPhoneを潰せたのに。
Re: (スコア:0)
防衛特許だといいけどね。
アップルがそんなことをするわけないかな。
Re:他社はバカだね。 (スコア:1)
(いつもの通りだと)もし防衛特許だとしたら製品より先に公開されているはずですから
今回は本気なんでしょう。まあ有効かどうかは多分裁判待ちでしょうけど
曲解? (スコア:0, オフトピック)
その1:
いいか、英文の表現をよーくみるんだ。
> An N-finger translation gesture is...
> An M-finger translation gesture is...
finger(単数形)であってfingers(複数形)ではない。
しかし、MはNと異なるという。
すなわち、Appleは親指から小指まで一本一本区別できる技術を開発したんだよ!
# 実現したらむちゃくちゃ便利そうですが
その2:
googleで検索しまくるとよく分かるが、N-fingerなんて言葉は普通使われない。
唯一、生物学の文脈ででてきて、「DNAのN末端」を指す。
Nと異なるM-fingerは何を指すかと言えば、当然「DNAのC末端」だ。
すなわち、遺伝子の種類と向きを使って操る、画期的なUIをAppleは開発したんだよって、
なにそれこわい・・・
Re: (スコア:0)
はわわ~ (スコア:0)