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アニメ・マンガ

KAMUIの日記: 集英社、『鬼滅の刃』の複製原稿を作り直し。 113

日記 by KAMUI
朝日新聞デジタルの記事に依ると、昨年末に集英社が発売した『鬼滅の刃』の複製原稿について「制作過程に問題があった」として作り直した上で販売済みの商品と交換するとのこと。(集英社のニュースリリース

複製原稿は第204話(最終話の1話前)の原稿33枚を複製したもので、昨年末にオンラインで発売された際の商品説明では「原画に忠実」とうたっていたが、実際はジャンプ本誌や単行本に掲載されたものを拡大し直した様な品質で、原稿両端のキャラクターが見切れていたりするものも。購入者の手元に届き始めた4月頃から問い合わせや苦情が寄せられていたが、当初集英社では「商品に問題はない」として希望者に返金対応を取るなどしていた。

総販売数472部のうち35%にあたる166部が返金されるという状況が動いたのは6月。作者の吾峠呼世晴氏が制作経緯の説明を求めたため集英社が社内調査を行なったところ、担当した社員に漫画の複製原稿についての知識がキレイサッパリ無いというとんでもない事実が発覚したという。「掲載されたものが完成形で、それに忠実であればいい」と考えたらしいと言うのだが、それは「複製原稿」とは言わないし、そんなものに38,500円は出さんだろうフツー。

集英社は購入者に対して交換対応を取るが、すでに返金した購入者に対しても再度購入可能とするそうだ。なお、昨年5月にジャンプ誌上で応募者全員サービスとして販売した最終話の小型版複製原稿・75,692部(3,850円)も作り直して交換するとしている。
  • こちらのまとめ [togetter.com]によると、この"複製原稿"は元原稿から改めてトリミングして制作されており、本誌や単行本では写っている部分まで切れているとのこと。一方通販ページ [goods-onlineshop.com]のサンプル画像では元原稿そのままに紙面の端まで絵が写っています。「掲載された完成形」以上のものを提供すると謳って未満のものを提供したのでは、購入者から不満が出るのは当たり前ですね。

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  • その商品の何が売りになると思ったのか知りたい。杜撰な品質管理とか誤解とか経験不足とかそういう問題ではない。担当者は明らかに客をナメている。

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  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 16時50分 (#4073523)

    商品として販売する以上は複数人の目に付いてると思うのですが、件の担当以外は誰も変だと思わなかったのでしょうか?

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    • > 当初集英社では「商品に問題はない」として希望者に返金対応
      これも件の担当社員の独断だったんだろうか。
      んで、

      > 作者の吾峠呼世晴氏が制作経緯の説明を求めたため集英社が社内調査
      これで初めて明るみに出たの…?
      出版社って右から左に渡すだけの簡単なお仕事なのかね。

    • いや、コメントの本文は妥当だけど、コメントのタイトルがおかしい。
      少なからぬ買い手が手工業的な方法で作られてると思ってたモノが大量生産品だったから、返品の山だったのでは??

    • by Anonymous Coward

      少なくとも印刷所の人は気づいている訳だよね。
      下手したら印刷所のミスとされかねないから当然指摘はするよね。
      闇だね。

      • 印刷所は関係ないんじゃないすか。校了ゲラが間違ってるんだからどうしようもない。
      • by Anonymous Coward

        印刷所はただ指示通りに印刷するだけだろ。
        内容に口出す印刷所なんて聞いたことないよ?
        もし印刷所の人で何か経験があって話してるなら、どういう事か教えて欲しい。

        • by Anonymous Coward

          印刷所が気になって確認を取ったとしても、担当者が「掲載されたものが基準」としてGoを出したら従うしかないよね。

        • by Anonymous Coward

          お客様の声|同人誌印刷|同人グッズ|コーシン出版 [ko-sin.co.jp]

          そんな脱力しかかってる時にコーシン出版さんは連絡をくれます。
          「○ページ○コマ目ペンダント描き忘れてます。」
          「セリフでは左手と言ってますが、右手に持っています。」
          「このコマ眼鏡描き忘れています!」
          すっごい読んでくれてる!??
          何度助けられたことか…本当にありがとうございます…!
          ※注 校正を保証されるわけではありません。

          反例としてひとつだけ挙げましたが、割とどこでも聞く話ですよ?
          特に複製原稿なんて特殊な物は編集者と印刷所が二人三脚で作るものですから、ただ指示通りに印刷する機械なんてこと有り得ません。

          • by Anonymous Coward

            それは同人誌という、それこそ家庭内手工業的な世界に限った話でしょう。
            それこそ集英社みたいな大手なら、校正は出版社内でやるもの。専任の人もいます。
            それをいちいち印刷所から問い合わせが来てたら「余計なことしてないでさっさとやれ」となる。

            出版社じゃないけど社内向け資料を印刷所に依頼することをしてたことあるけど、
            そんな問い合わせきたことがなかったです。

    • by Anonymous Coward

      お知らせのPDFを読む限り、「複製原稿」の認識を誤っていたのは担当した社員ではなく編集部ですね。

      38,500 円は多分、編集部が「複製原稿」という商品名の冊子を制作する時のコストは相応に掛かってるのではないかと思います。
      ぼったくりと思われそうですが、複製原稿商品自体がそういうものなので。

  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 16時52分 (#4073526)

    「掲載されたものが完成形で、それに忠実」なだけでは複製原画じゃないってのは厳しいね。

    単純にジャンプや単行本はサイズが小さいから、複製原画は原寸大で、原画をコピーしたものだと思ったけど、違うようだし、もしかして、一枚、一枚、原画をもとに模写するのか?
    でも、それだと38,500 円は安い気がする。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 18時19分 (#4073570)

      既に解説されてるが、一般に「原稿」と言えば描いた絵にセリフの文字を貼ったり
      漫画の絵に手で線を描き加えたりした状態のものを指し、「複製原稿」と言えば
      それをそのまま高精細モノクロコピーしたものを指す

      漫画を印刷する時はその「原稿」を何段階かコピー・修正・印刷した後、元の
      「原稿用紙」から引き継いできた位置合わせマークで断裁、製本する
      その「原稿」現物から裁断された漫画雑誌までの過程のうち、中間マスターの
      適当な部分を何枚か余計に刷ってこっそり配ったり少部数をファンに売ったり
      していたものが「複製原稿」だった

      特にアナログ制作の時代は、鉛筆書きの文字、編集者の訂正、修正液の跡や
      切り抜いたセリフの影など制作の舞台裏が垣間見えるというありがたみがあり
      それが最終的な紙の雑誌や正規印刷物に対する付加価値だった

      「複製原稿」が欲しい人間はそういう「憧れの作者の仕事部屋から出てきたホンモノ」
      が欲しいのであり、漫画が読みたいわけでもきれいなだけの絵が見たいわけでもない
      こうして印刷済の完成品からスキャンして加工した絵を「複製原稿」として出されたら
      それは「中間出力物をあげますよ」と言って「加工済品」が来てるのだからただの詐欺

      という事が分からんやつが編集者をやってるというだけの話なのか
      編集者はハッタリを利かせて反発をねじ伏せる奴しか務まらんのか
      それが炎上で焼き尽くせる時代になったということかだな

    • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 22時00分 (#4073652)

      ワンピース展で複製原稿の展示をしたときは、スクリーントーンの指定やホワイト修正の跡、写植が分かる状態でしたよ。
      ジャンプ作品を含め、色んな漫画作品の原画展を見ましたが「複製原稿」はすべてその形式です。
      大昔は生原稿を展示してくれたけど、版下がデジタルになった影響か、最近の展示は複製原画が主流で、その代わり複製原画を販売する商売が生まれたみたいな流れですね。

      集英社は何度も複製原画の販売をやってるのに、出版物と同じもの送りつけて、客が大騒ぎしてやっと対応とはお粗末すぎます。
      担当の経験が浅いなんて苦しい言い訳してますけど、鬼滅のファンを嘗めてるか、人気作品が旬なうちに金儲けしようってことなんですかね。

    • by Anonymous Coward

      × 複製原画
      〇 複製原稿

      • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 17時16分 (#4073541)

        複製原稿ってのもレベルがいくつかある。
        ・完成原稿を原寸大にB/Wで印刷しただけのもの
        ・上記に加え裁ち落とし線より外まであるもの
        ・スミベタの塗りむらや、トーン貼り、ホワイトを入れた感じが分かるようスキャンしたもの
        ・出版社指定の原稿用紙の水色の印刷まで再現したもの。
        期待されてるのはどれだろう。
        (デジタル原稿で、レイヤ毎に別々に印刷したものだったら笑う。)

        • by Anonymous Coward

          油気絵画も、実物は立体で写真とは別もんというし、漫画の原画も、
          アナログのものなんかはホワイトやらトーンやらで立体造詣なんでしょ?
          まだ見たことないけど機会があったら一度見てみたいです。

        • by Anonymous Coward

          とある漫画家さんがフルデジタルで仕上げしてプリントしたものを編集に渡して、
          そこから戻ってきたものを「これはオリジナル原稿?複製原稿?それともそうじゃないなにか・・?」と悩んでいるという話がありまして

          雑誌掲載時のあれこれとかコミックスにするときに雑誌掲載時に貼った柱が剥がれてるとかあるらしいけど・・

          #小さい出版社ではデジタル入稿できなかった時代ならでは

    • by Anonymous Coward

      (原稿)ファクシミリ版といえば間違いなかったのではないか

    • by Anonymous Coward

      アナログの場合、プロ用原稿用紙はB4サイズで四方が裁ち切りされて掲載されます。多くの場合裁ち切り線の外にも絵は続いています。
      また見開きの場合、原稿用紙を貼り付けるので、B3サイズより少し小さめになります。
      あと、原稿には水色の鉛筆で下書をすることが多いので、複製原稿はカラーである可能性もあるかもしれません。

    • by Anonymous Coward

      最終的に原稿の内容をすべて表したものを印刷するなら何枚刷ってもコストは同じだから33枚38500円でもいいと思う。
      手法まで全部模した精巧なレプリカなら1枚38500円でもいいかもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 17時23分 (#4073546)

    フルデジタルだとそもそも原画にあたるのが存在しない
    塗り・トーン貼り等の仕上げ工程だけデジタルの作家は、塗りやトーンを貼る前?それともデジタルで仕上げたあと?

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  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 18時12分 (#4073565)

    商品の企画、開発、設計、試作、生産どの段階でも何一つチェックをしないという、驚異的な産業。
    それが出版。
    いやいや、校正くらいするでしょって?君は甘いなぁ(Q感)

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  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 18時30分 (#4073572)

    とある出版関係者2名それぞれの言い草。
    「誤字脱字乱調落丁が絶対無いようにしろ!」→原発は絶対安全で無いと許さない系の人かな?
    「今季目標もあるからなるべく早めに仕上げろ。校正は1回だけでいい」→リーンスタートアップとか好きそうですね貴方。

    まぁね、だからそういう業界だなんて言うつもりは無いですが。
    でも別に珍しくないですよ。役付だからその業務や業界を熟知してるとは限らないんです。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年07月18日 18時57分 (#4073589)

    あれだけブームになっていたのにこれしか売れていないというのに驚いた。
    原稿と言ってもしょせんコピー品だからってことなのかな。

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    • by Anonymous Coward

      複製原稿は一応原稿って体裁だから大量には出さないよ
      全編から作者のこだわりが見えるところを一枚か二枚選んで出す

typodupeerror

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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