kenketsuの日記: 次のPCではストレージをどうしよう 13
何となく考えたことのメモ。
今回のHDD増設で、7~8TBくらいのファイルコピーに、16時間くらいかかった。何だかんだで、データの保存媒体を変更する際のデータ移動では、容量は違えども、いつも大体同じくらいの時間がかかっている気がする…。
今はHDDで増設しているけれど、いずれ今のPCを買い替えるタイミングでは、ストレージをどうすべきか。遅くとも、Windows 10サポート終了のタイミングでは買い替えると思うので、2025年後半くらいを想定。自分の場合は、多分、32TB程度は必要になっているのではないか。
IF規格について念頭に置くべきは、2022年時点でも、NVMe・USB4・10GBASE-Tなど、個人で普通に扱えるIF規格が、軒並み二桁Gbps以上であること。そして、SATAは今(6Gbps)以上に速くならない。さらに、2025年くらいなら、PCI Express 5.0が普通になっていそう。それにしても、USBや(個人向けの)Ethernetが、SATAより速いのが普通になるとは。分かっていたことだとは言え、少々感慨深い。
現時点の傾向がそのまま続くなら、個人で使えるPC向けの規格が前提だと、大容量のストレージを高速に扱う場合の最有力は、やはりNVMeのSSDか? 他にその類の規格が出てきているという話も聞かないし。
でも、NVMeのSSDは、今だと容量は大きくて4TB、これが3年後に10倍とかに容量が増える気配はしないし、それに大容量なものは当然値段も高い。普通のマザーボードだと、NVMeスロットとPCI Expressのx16以外のスロットを合わせて4つくらい使えるだろうから、そこそこの容量のものでRAIDかJBOD?
それか、USB4の外付けドライブ? HDDだと結局遅そうなので、SSDになるだろう。SSDだと容量的にRAIDかJBODが必要そう。
NASだと、Ethernetの速度に左右される。普通のマザーボードだと、2025年なら10GBASE-Tは標準搭載されている気はする。でも、25GBASE-T以上のものが搭載される未来は、個人的には見えない。その場合は拡張カードか。
HDDは、1ドライブあたり32TBくらいのものなら、3年後なら普通にありそう。大容量モデルだと48TBくらい? 64TBくらいのものも、もしかしたらあるかも。
でも、自分の場合、一番良さそうなのは、ため込み用と普段使いのドライブを分けること、な気がする、結局は。ため込み用はSATAの大容量HDDで、障害対策としてマザーボード上でRAID1か、USB4の外付けHDDでたまに同期。普段使いはそこそこの大きさのNVMeで、必要に応じてため込み用からコピー、でいける気がする。
USB外付けRAID5ケース (スコア:2)
をデータ専用ドライブとして使用しています。現在は8TB×5発で32TB。予備で4TB×5発で16TB。
基本的にメインマシンで使用しています。ごくたまにノートPCに刺したりもします。
LAN内で運用したいときはルーターのUSB端子に接続すればいいやと割り切ってNASは購入していません。とりあえず速さはUSB3.0以上あれば十分と感じています。
Re:USB外付けRAID5ケース (スコア:1)
コメントどうもです。
やはり、外付けだとそういう融通が利いていいですね。それに、メインメモリをガン積みすれば、キャッシュが十分に効くことが分かってしまったので、USBでもいいのかもしれません。
でも、32TB+16TBですか。容量が多くてうらやましい。それだけ多ければ(私としては)安心ですが、そこまで行くのに、お金がそれなりにかかりますねぇ…。
外付け USB を用いて FreeBSD の ZFS を使っています (スコア:1)
大切なデータは RAIDZ を使い、バックアップの複製は単発です。バックアップの複製は全て行っているわけではないので。写真や動画とシステムのバックアップが主なのでスピードはあまり気にしていません。USB にしたのは特定の機械に縛りたくなかった為。実家に長期に帰る時は、新しい動画や写真などを追加、保存してある動画と写真の共有の為に、持って帰っていました。
一度、USB が不慮の事故で一気に抜けてしまい、データ復旧に手間取りました。電源が落ちてしまったのかな。ファイルシステムは壊れてしまいました。必要なデータは出せました。
zpool replace でデバイスとして交換出来るのが利点ですが、実際に行うのは数年に一度です。
Re:外付け USB を用いて FreeBSD の ZFS を使っています (スコア:1)
コメントどうもです。
参考になります。RAID5なり6にすれば安心感が高まる反面、やはりコストがかかるのですよね。まあ、どれだけの安心感があればいいかは人によるでしょうから、もうちょっと考えたいです。
トラブルについても、共有ありがとうございます。そういうトラブルだと、SSDはどうなんでしょうね…。
Re:外付け USB を用いて FreeBSD の ZFS を使っています (スコア:1)
上記の問題は不慮の事故による電源でした。3.5 インチの外付けを単発で ZFS。電源スイッチの付いている延長コードに、物を落したらスイッチに直撃が原因でした。
ファイルシステムは問題なかったのですが、ファイルの移動中だったのでいくつか破損。破損したファイルは代替が効いたので、復旧に手間取った以外の損害は無し。ここが訂正部分です。
その後は、2.5 インチのディスクと raidz に容量の都合もあって移行しました。容量自体は足りなくなったことはありますが、バックアップのやり方を変更して、利用量を減らしたので、五年ぐらい経っていますが拡張はしたことはありません。
NVMeの規格 (スコア:0)
PICeのVer. UPによる転送速度向上で転送速度はドンドン上がるので、別規格を作る必要性が無いのです。
DIMM化はサーバーですらほとんとないので来ないみたいですし。
Re:NVMeの規格 (スコア:1)
コメントどうもです。
ああ、なるほど。現時点でもPCI Expressは7.0まで話が出ていますし、NVMeは当面は安泰ですね。次のPCは、システムドライブとワークドライブを、NVMeにすると思います、多分。
それにしても、7.0だと128GT/sですか。正直、よく分からない速さです。
で、今の流れだと、おっしゃられる通り、DIMM接続型の不揮発性メモリがPCのストレージとなる時は来ないかもしれません。個人的には面白そうなので来て欲しいものですが、果たしていつになるのでしょう。
そして、さらにその先にあるのは単一レベル記憶(SLS)ですが、PCの世界にSLSが来ることがあるのだろうか…。
Re: (スコア:0)
補助記憶装置をDIMM接続する時代は少なくともパソコンにはきそうにないね。
主記憶装置を不揮発にする時代はノートパソコンとかスマホに来てもおかしくないが来るとしても当分先になりそう。
SLSは多分こないだろう。少なくともデータの持ち運び用にUSBメモリやCDのような完全に分離された記憶装置が必要。
# 少なくとも現状大規模データセンター向けのNVMeストレージですらPCI-E4の限界を超えていないので当面NVMe SSDの高速化は問題なく進むだろう。
一般的(アレゲ)家庭のストレージ事情 (スコア:0)
まあSSDとHDDとテープで階層化されたストレージを構築するのが良いのではないかと。
記憶域とかLVMもあるしウィンドウズのライブラリ機能使ってフォルダだけ仮想化してもいいし。
あとrsyncとかxcopyとかで更新されたファイルだけコピーするようにすれば古いドライブを使いながらあまらしい方にコピーできるし。
Re:一般的(アレゲ)家庭のストレージ事情 (スコア:1)
コメントどうもです。
そうですね、考えると、結局は階層化するのがいいのかな、と思います。用途に合った適切な媒体を選んで、組み合わせるという。王道ですよね。
ですが、さすがにLTOでのバックアップは考えていないです。LTOは仕事で使っていたので、信用が置けるのは分かってはいるのですけれど。
Re: (スコア:0)
個人の家でLTOはチョット...
# 自宅ラックサーバ勢はLTO持ってたりするんだろうか
Re:一般的(アレゲ)家庭のストレージ事情 (スコア:1)
コメントどうもです。
LTOのドライブを持っている人は、普通にいそうですよね。でも、さすがに大規模なテープライブラリを持っている人はいないか、ごく少数でしょう…と信じたい。
Re: (スコア:0)
24巻のテープライブラリって中古だと安いのよ、ドライブも2,3世代前のものなら同じく中古でお安く手に入るしね。
問題はテープ自体がが逆に高いんだ…