米最高裁、Facebook上に元妻殺害のラップ歌詞を投稿した男性を4年の禁固刑に処する 15
定期的にこういう話が出るようなface 部門より
ペンシルバニア州ベツレヘム在住の男性が、元妻を殺害することを具体的に綴ったラップ歌詞をFacebook上に投稿したことから連邦法違反で逮捕され、およそ4年間に及ぶ禁固刑に処された(HuffingtonPost、Slashdot)。
最高裁判所では、合衆国憲法修正第一条(言論の自由)のもとに保護されるべきかが争点となった。Anthony Elonisは、問題の歌詞は感情のままに勢いで書いたものであり、元妻を脅迫するために書かれたものと解釈するべきではないと訴えた。しかし裁判所は、脅迫であるどうかは、理性ある人間が脅迫されていると感じるかどうかに委ねられると判断。
Elonisの投稿の一つに、「お前を愛する方法は一つあるが、お前を殺す方法は一千通りある。お前の体が切り刻まれた傷から湧き出る血にまみれ、お前が死ぬまで俺はやり続ける」といったものがあり、人気ラッパーEminemの影響を受けていたという。
最高裁判所はこれまで40年間以上に渡って、「真の脅迫」は修正第一条のもとに保護されるべきではないという立場をとってきた。